VR/AR企業18選!日本の大手・上場企業から制作会社一覧まで紹介
VR/AR企業や業界の情報は、エンジニアやIT/ゲーム業界に携わる方なら抑えておきたい情報です。本記事では、エンジニアやIT業界で働く方に向けて、VR/AR領域の大手企業や上場企業の一覧やゲーム・エンタメ業界のVR/AR企業、VR/AR業界の将来性について解説します。
目次 [閉じる]
日本のVR/AR関連の大手・上場企業6選
まずは日本のVR/AR関連の大手企業または上場企業をご紹介します。
- KDDI株式会社
- 富士通株式会社
- ソフトバンクグループ株式会社
- 大日本印刷株式会社
- コニカミノルタ株式会社
- ソニー株式会社
新しい技術というイメージのVR/ARですが、大手企業や上場企業も市場に参入しています。将来的にVR/AR企業に携わりたいという人は企業選びの参考にしてください。
KDDI株式会社
KDDI株式会社では、自治体や企業自身でAR/VRコンテンツの作成・配信ができる「KDDI XR Cross Portal」を2022年より開始しています。
これにより、観光地や商業施設でカメラをかざすだけで自分の位置を推定したり、ARによる情報の表示などが可能になりました。
また商業施設では、IoTセンサーと連携して混雑状況や空席状況がリアルタイムで分かるようになります。
富士通株式会社
富士通株式会社がAR/VRの活用で描いているのは、未来工場です。
これは、3Dで作業者の移動距離や姿勢の変化といった動きまでを換算することで負荷を可視化できるツールとして、1つの製品の製造にかける時間だけでなく全体の最適化を促します。
さらにVRヘッドセットを付けて仮想空間内で実際の作業位置に立ち、作業者目線での思わぬトラブルにも対応しています。
ソフトバンクグループ株式会社
ソフトバンクグループでは、5Gのテクノロジーを活用したVRのソリューション提供が行われています。
VRゴーグルを利用することで、手持ちのスマートフォンでVR体験が可能なコンテンツ制作も進められています。
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大日本印刷株式会社
CG制作技術のノウハウを活用して、街や施設の仮想空間を構築する事業に取り組んでいるのが大日本印刷株式会社(DNP)です。
国内外の美術館や博物館にある文化財を仮想空間上で鑑賞できたり、バーチャルな図書館、展示会場などは、将来的に実際に足を運ぶ人を増やそうという狙いもあります。
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コニカミノルタ株式会社
プラネタリウムを運営していることで知られるコニカミノルタ株式会社は、自宅でも鑑賞できるようVR動画での配信をスタートさせました。
動画は高解像度・高フレームレート(60fps)で制作され、ドームサラウンド立体音響をVR専用にリミックスするなど、VR視聴に最適化してプラネタリウムならではの没入感を再現する工夫がされています。
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ソニー株式会社
ソニー株式会社は、世界中で愛用される家庭用ゲーム機のVRデバイス「PlayStation VR(PSVR)」を提供しています。
PC不要でVRを楽しめる点が特徴で、VR元年と呼ばれる2016年に発売されて以降、販売台数を伸ばし続けています。
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ゲーム・エンタメ領域のVR/AR企業6選
ゲーム・エンタメ領域のVR/AR企業をご紹介します。
- 株式会社HIKKY
- 株式会社カヤック
- グリー株式会社
- 株式会社ambr
- 株式会社360Channel
- あまた株式会社
ゲーム・エンタメ領域では、今後VR/ARの活用がますます期待されています。ゲームやエンタメが好きという人はぜひチェックしてください。
株式会社HIKKY
人の創造性を既存の価値観から解き放つ
株式会社HIKKYは主にVR/AR領域においてビックイベントの企画・制作・宣伝、パートナー企業との新規事業開発をメイン業務とするVR法人です。
ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオなども出席する国際的なアワード「VR Awards 2020」のマーケティング部門で最優秀賞、国内では「XR Creative Award 2020」で最優秀賞を受賞しています。
ギネス世界記録認定!世界最大のVRイベント「バーチャルマーケット」
HIKKY社が展開する「バーチャルマーケット」は、VR空間において買い物や遊び、コミュニケーションをとることができるバーチャルイベントです。世界中から100万人以上が訪れる企業ブースでは、新たなマネタイズチャネルとして注目されています。
同時にディズニーやNetflix、JR東日本とも提携したVRソリューション開発や、Comic Vket、Music Vketといった各ジャンルに特化したVRイベントも主催しています。
株式会社カヤック
「日本的面白コンテンツ事業」を手掛ける面白法人
カヤック社は古都鎌倉に位置し、ゲーム・エンタメ関連事業、eスポーツ事業、まちづくり事業など多くのサービスを提供する企業です。
最新テクノロジー×アイデアを掛け合わせた挑戦的な企画を数多く手がけており、話題性や新しい体験を生み出す仕事をしています。
現実の上書き体験をつくるXR技術集団「Rewrite」/「VR部」
カヤック社のなかで、VR・ARアプリケーションの企画開発に特化したクリエイティブ集団が「Rewrite」です。UnityやUnreal Engineをはじめとしたリアルタイムレンダリング表現に注力し、XRコンテンツや映像のクリエイティブに挑戦しています。
また、同社内には「VR部」と呼ばれるVRに特化した部門も設立されています。会社としてVRの今後の可能性に着目し、様々なシーンで活躍するVR技術に取り組んでいます。
グリー株式会社
インターネットを通じて、世界をより良くする。
グリー株式会社はSNSを創業事業として、世界初のモバイルソーシャルゲームを開発など、日本のモバイルインターネットサービスに貢献しています。
『消滅都市』や『アナザーエデン』に代表されるヒットタイトルの開発を行う「ゲーム事業」に加え、直近で展開しているのがメタバース事業。ライブ配信アプリ「REALITY」の開発やVtuberプロデュース、メタバース構築プラットフォーム「REALITY XR cloud」を提供しています。
GREE VR Studio
グリー株式会社はVRコンテンツの企画・開発を行う専門集団として、「GREE VR Studio」を設立。
これは、場所や身体、物理等の限界を超えてVRの新しい世界を提供し、人とコンピューティングの新たな時代を拓いていくことを目指すスタジオです。『釣り★スタ VR』といったプロダクトを提供しています。
株式会社ambr
仮想世界の共創を掲げるバーチャルクリエイティブスタジオ
ambr社は2018年に創業したばかりの企業ですが、ソーシャルVR業界のなかではすでにリーディングカンパニーの一つとなっています。
VRプラットフォームの開発と同時に、法人パートナーとの協業にも取り組んでおり、新しい仮想空間とバーチャル体験の創造に取り組んでいます。
日本発/初のソーシャルVR「ambr」
仮想世界「ambr」は、アバターになって仮想空間上で他ユーザーとコミュニケーションやゲームを楽しむことが可能になるVRプラットフォームです。
アバターの姿になったユーザーは「ambr」の世界の中で様々なワールドへ移動し、遊ぶことが可能になります。
株式会社360Channel
年間500本以上の制作・配信を誇る国内最大規模のベンチャー
株式会社360Channel(サンロクマルチャンネル)は、2015年創立のVRベンチャー企業です。
VRコンテンツ制作・配信のほか、LIVE配信・映画・バラエティ・音楽・スポーツなど、多彩なVRコンテンツを楽しむことができるプラットフォーム「360Channel」の運営を行います。
ワンストップであらゆるニーズに応える
豊富な開発ノウハウを活かした、一気通貫したソリューション提供が強みです。
企画、撮影、編集、CG・XR制作、配信、マーケティングプロモーション、効果測定、システムやアプリケーション開発に対応が可能です。
全工程においてVRに関するあらゆる企業のニーズに応える体制が整っています。
あまた株式会社
世界を、もっと面白く。
ゲーム事業を中心としたVRコンテンツ開発を手掛けるあまた株式会社は、豊富な実績を保有しています。
脱出ゲーム「Last Labyrinth(ラストラビリンス)」などのVRアクションアドベンチャーが有名です。
制作だけでなく技術サポートにも対応
映像、コミック、メディアなど幅広い媒体でコンテンツ制作実績を持つだけでなく、VRコンテンツの企画・開発も同社が得意とするところです。
モバイルVR、PlayStationVR、Vive、Oculus Rift などのハイエンドVRでの開発やリアルタイム3DCG制作も手掛けます。
外部機器を用いたVRコンテンツ制作のほか、シェーダー制作や最適化などの技術サポートもにも対応しています。
不動産・製造業・その他業界向けVR/AR企業6選
不動産・製造業・その他業界向けVR/AR企業をご紹介します。
- ナーブ株式会社
- ラストマイルワークス株式会社
- サイバネットシステム株式会社
- 株式会社ポケット・クエリーズ
- ナレッジワークス株式会社
- 株式会社ジョリーグッド
VR/ARの活用は様々な業界で広まっています。ゲーム・エンタメ業界にこだわらず、VR/ARなどの最新の技術を積極的に取り入れている会社で働きたいという人もぜひ参考にしてください。
ナーブ株式会社
人々のライフスタイルを変革するサービスの実現
同社は2015年に設立され、VRコンテンツのプラットフォームを提供する企業です。
不動産・観光・ブライダル・教育など、様々な事業分野で利⽤できるVRコンテンツ配信プラットフォーム「ナーブ・クラウド」を企業向けに開発しています。
「住む家は暮らしてから建てたい」「レストランは席から夜景を眺めてから選びたい」等の「買う前に諦めた要望」に対しVR技術を提供することで、「買う」体験を根底から変えていきます。
業界ナンバーワンの「VR内見」
ナーブ者が不動産業向けに提供する「VR内見」は、その物件に実際に訪問しなくても見学ができるという画期的なシステムです。
消費者と不動産会社の双方にとって効率的な物件確認が可能になるのはもちろん、退去前物件の案内も可能になるため、空室対策も可能です。
ラストマイルワークス株式会社
空間コンピューティング技術で世界を繋ぐ。
CGやXR技術を用いた企業のDX支援、デジタルツイン(現実の世界から収集した様々なデータをコンピュータ上で再現する技術のこと)の推進を行う企業です。
同社がリリースしたVR開発プラットフォーム「comony」では、誰もが簡単にVR空間での体験を共有することができます。
不動産業界向け総合VR制作サービス「terior」
CGを用いた未竣工物件のVR化や、バーチャルでのステージングにより、不動産業者と消費者の双方に魅力的な住まいのイメージを提案するサービスです。
撮影の代行やCG画像の加工/制作から、VRツアーの制作まで一貫して提供しています。
【GeeklyReview】ラストマイルワークスの口コミを見る
サイバネットシステム株式会社
技術とアイデアで、社会にサステナビリティとサプライズを。
サイバネットシステム社はCAEソフトのリーディングカンパニーです。
ソリューションプロバイダーとして、SONYやTOYOTAといった大手メーカーを中心とする2000の企業、東大や京大など500の研究機関を対象に、海外ソリューションを提供しています。
日本のモノ作りを底辺から支える重要な企業です。
VR設計レビュー支援システム「バーチャルデザインレビュー」
バーチャルデザインレビューは、三次元CADなどの設計データをVR空間で再現し、場所の離れた複数メンバーでレビューできるソリューションです。
CADの形状をそのままVR空間に投影する独自の方式により、低コストのバーチャルレビューを実現します。
この他にも、メンテナンス対象機器の映像に、作業の手順情報を拡張表示させるARソリューションなど多くのソリューションを提供しており、最新技術にも明るい企業となっています。
【GeeklyReview】サイバネットシステムの口コミを見る
株式会社ポケット・クエリーズ
「ゲーム」 と「Mixed Reality(複合現実)技術」で産業の創造に貢献
同社は先端技術を使ったコンテンツ制作に注力している企業です。ゲームはもちろん、MR、ブロックチェーン・Unityなど最先端の技術に強いのが同社の特徴です。
ビデオゲーム(Computer Vision)とVR・MRの2つのテクノロジーを用いて、バーチャルとリアルの架け橋となるソリューションを提供します。
VRによる遠隔現場支援とトレーニングを可能にする「iVoRi 360」
MRを活用したリモート形式の集合研修システムや「iVoRi360トレーニング」や、現場支援ツール「iVoRi360遠隔現場支援」を提供しています。遠隔で集合研修や作業支援ができるといったものです。
【GeeklyReview】ポケット・クエリーズの口コミを見る
ナレッジワークス株式会社
飛躍的技術がもたらすイノベーションを鍵に、お客様の次世代を開く
ナレッジワークス社はARソリューションのリーディングカンパニー。それだけでなく、スマートグラスの活用やAIインテグレーションなど、最新技術を活用したサービスを提供しています。
同社の技術力・プロダクトは多くのプロジェクトで採用されており、次世代ARをリードする企業となっています。
汎用ARアプリ「aug!」&ビジネスVRサービス「ROOM」
同社が提供する「aug!」はApp Store/Google Playで上位にランクインしたこともある人気アプリです。
ARフォトフレームによる記念撮影、リアルな3Dによる配置シミュレーションが可能で、商品プロモーションから博物館や展示会などでも採用されています。
「ROOM」はVR空間において、対話型3Dアバターでのコミュニケーションが可能なビジネスVRコミュニケーションサービスです。
対話型3Dアバター(バーチャルヒューマン)を使用し、テキストや音声チャット、ビデオ会議などを用いることで、展示モールの出展や商談を行うことも可能になります。
株式会社ジョリーグッド
テクノロジーは、それを必要とする人に使われて、初めて価値がある。
同社は2014年に設立され、医療業界や介護業界に対して、VR技術を用いたソリューションを提供してきた企業です。
2021年1月に10億円、累計22億円の資金調達を実施するなど、その取り組みが評価されており、テレビや新聞といったメディアの掲載実績も多数あります。
医療業界向けにVRサービスを提供
全国100以上の施設で導入されている、発達障害をもつ方の支援機関向けのソーシャルスキルプログラムサービス「emou」にはじめ、医療現場のVR配信・データ蓄積を同時に可能にする「オペクラウドVR」、介護のVR研修サービス「ケアブル」といった複数のサービスを提供しています。
認知行動療法に基づいた「デジタル治療」を提供する治療VR「VRDTx」の開発も行っています。
その他注目のベンチャー企業
株式会社CharacterBank
ゲーム企画制作をはじめ、施設型・イベント向けコンテンツの企画開発なども手掛けるベンチャー企業です。
対人VR人狼ゲーム「ANSUZ-アンスズ-」や、オンラインVRゲーム「MYSPERYENCE-ミスペリエンス-」などを手掛けています。
株式会社meleap
株式会社meleapは23ヶ国で店舗事業を展開するグローバルな活躍と、ウェアラブル技術を活用したゲームの開発が強みです。これまでのARを超えた臨場感を目指しています。
プレティア・テクノロジーズ株式会社
フジテレビと提携したAR謎解きゲーム『PSYCHO-PASS サイコパス 渋谷サイコハザード』で知られています。インターネットサービスの企画・開発・運営事業まで一気通貫して手掛ける同社はファッション領域へも活躍の幅を広げています。
株式会社シナスタジア
VR・ARコンテンツの制作・技術開発のほかにも、自動運転車内でのエンタメサービス開発なども手掛けています。VRを活用したコミカルシューティングホラーゲーム「HorroRide」は同社の代表作です。
株式会社Pictoria
バーチャルYouTuber事業やバーチャルプラットフォーム事業を中心に展開している企業です。Vtuber「斗和キセキ」を筆頭に、バーチャルコンテンツの制作やプラットフォーム作りを進めています。
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VR/ARのキホン
VR、ARがそれぞれどういった意味なのかを解説します。
今後さまざまなシーンでの活用が期待されているメタバースとの関係性についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
VR(仮想現実)とは
ゴーグル内の仮想空間に飛び込む
VRとはVirtual Realityの略称で、日本語だと、「仮想現実」と訳されます。
仮想空間を用いることで、その空間にいるような体験をすることができます。
例えば、ゴーグル等のデバイスを使ってゲームをプレイすることで、視覚的に「仮想現実の世界」を作りだします。
『PlayStationVR』に代表されるように、ゲームやエンターテインメント業界をはじめとして我々の身の回りでも広く認知されています。
進むビジネス分野への活用
ビジネス分野においても、VRの市場は急速に伸びています。
例えば医療業界や介護業界においては実習者に向けての教育ツールとして活用されています。
仮想空間を用いることで、実際の現場と同じ感覚で経験を積むことができるのです。
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AR(拡張現実)とは
現実世界にコンテンツを投影
ARとは、Augemented Realityの略称で、「拡張現実」と訳されます。
スマートフォンやタブレットなどの機器に映し出される現実世界の映像に対して、位置情報やコンテンツなどのデータを拡張する技術です。
ARの活用例
ARの活用例を見ていきましょう。
『PokemonGO』を例にとると、地図情報にキャラクターの情報などが付与されています。これはARの技術を活用したものです。
VRのように必ずしもゴーグルのようなデバイスが必要なわけでなく、スマートフォンの画面に直接情報が表示されるケースもあります。
MR(複合現実)との違い
似た言葉でMR(Mixed Reality )があります。
MRは現実世界と仮想世界を融合させた世界をつくる技術を指します。
VR・AR・MRはいずれも仮想空間を体験できる技術ですが、それぞれ体験できる内容に違いがあります。
MRでもVRのようにゴーグルは装着します。
ただし大きな特徴は、VRと異なり現実世界で認識している3次元の特徴をデジタルなオブジェクトに反映させ、現実世界で扱うような体験ができる事です。
Microsoft Hololens2やMagic Leap Oneなどのヘッドマウントディスプレイが市販品として登場していますが、近年スマートフォンでも機能が実現されつつあります。
【あわせて読みたい】ARとMR(複合現実)の関係性についてはこちら!
メタバースとの関係性
「VRメタバース」「ARメタバース」というようにVR・ARと関連性が高いのがメタバースです。
アバター達が生活し交流する「世界」であるメタバースに対し、VRやARはその世界に入り込むための「ツール」です。
例えばVRは、仮想空間内で体を動かす事ができるという点においてメタバースと非常に相性が良いとされています。
ただしメタバース自体はVRデバイスやAR機能がないと入れないというわけではありません。
もうひとつよくある誤解として、VRで仮想空間内を体験できるコンテンツは全てメタバースの一種だとされる事がありますが、オンラインの要素がなければ該当しません。
実際に集まる必要があるものについてはメタバースには含まれないため、注意が必要です。
【あわせて読みたい】メタバースについてはこちら!
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VR/ARに携わる求人例
ギークリーでもVR/ARに携われる求人を多数取り扱っています。
具体的にどういった職種の求人があるのか、年収・仕事内容と一緒にご紹介します。
プレイングマネージャーの求人要項
エンジニアリングサービス、ソリューションサービスのほか、エンジニア採用支援・育成も手掛ける企業です。
大規模サービスサイトの深層学習プロジェクト、環境問題やヘルスケアサービスのプロジェクトを手掛けます。
プライム案件を中心にクライアントと直接コミュニケーションを取りながら業務を進めます。
ベンチャー企業だからこそ会社づくりに携わることができ、スキルアップにもつながる経験を積むことができる点がメリットです。
【年収】
600万~900万円
【仕事内容】
WEBアプリ、モバイルアプリ、VRなどWeb業界を牽引する大手クライアントや、注目ベンチャーから受注した案件のプロジェクトマネジメントを行う。顧客折衝からプロジェクト進行における人員管理・進行管理が業務内容。
DX、IoT、ブロックチェーン、5G、AI、機械学習など最新の注目テクノロジーのプロジェクトにおいて要件定義から設計、開発、保守運用まで一連のマネジメントを担うスキルが求められる。
サーバー・クラウドエンジニアの求人要項
大手グループの情報・通信分野におけるソフトウェア開発の戦略企業です。
情報家電等の組込みソフトウェア分野のノウハウや、同分野のプラットフォーム、クラウドを代表とするシステム開発のノウハウを併せ持ち、IoT関連のサービスを提供します。
ワークライフバランスを実現させる制度が充実しています。
【年収】
600万~800万円
【仕事内容】
大手通信キャリア向けエンタメサービスのサーバーサイド開発を担う。システム企画や要件定義から実装テストまで一貫して開発に携わり、PM/PL業務を中心にリードする存在となる。
バーチャルプラットフォーム、AR/VR関連サービス、動画配信などのサービス開発で、クラウド/インフラ、フロントエンド/バックエンド、データ活用の技術領域の知見が求められる。
ITコンサルタントの求人要項
最新の技術を駆使し、お客様のDX支援する東証グロース上場ベンチャーです。
企業のDX推進のためのコンサルティング、システム開発、プロダクト開発等、最新のデジタル技術を駆使したサービスを提供しています。
社員の約9割がエンジニアで、社内で技術的な知見も豊富に持っています。
【年収】
800万~1,200万円
【仕事内容】
大手企業のDX推進プロジェクトにおいて、戦略/企画立案・市場調査などのコンサルティング業務やプロジェクト推進に関わるPMO業務を担当。
【プロジェクト例】
・大手ゼネコン向け業務DX推進プロジェクト
・大手商社向けグループファイナンス部門のDX支援
・大手通信キャリア XR関連プロジェクトにおけるPMO業務
VR/AR業界の動向と将来性
VR/AR技術と聞くと、ゲーム業界やエンターテインメント業界での利用をイメージされる方が多いです。
実際はVR/ARの技術はまだまだ発展途上であり、今後更なる成長が見込める分野であるため、将来的にさらに幅広い業界で多くの需要が見込まれます。
そのため今後、技術の進歩により更なる市場拡大が期待できるでしょう。
さらに、5G(第5世代移動通信システム)の実現により、映像技術の伝達が早くなるという追い風もあります。
社員教育や研修への導入
VR技術は医療や介護の現場でも2017年頃より注目されています。
例えば、VR技術を用いた仮想の手術による医師の研修や、介護のVRトレーニングなど、医療・介護技術の発展に大きく貢献しています。
「現実」と「仮想現実」を繋ぐVR/ARのデバイスの開発は産業の発展に大きく貢献するものとして、注目されています。
オペレーション現場への導入
VR/AR技術は教育現場だけでなく、オペレーションの現場においても大きく活用されます。
例えば、現場にいるオペレーターが作業の手順に困っても、遠隔で視覚技術を与えることで、リアルタイムに的確な指示を送ることができます。
このような口頭では伝えられない、視覚的な情報を伝達することで、さらに多くの分野への応用も考えられます。
VR/ARの成長分野
VR/ARの技術は、ビジネス分野だけでなく、社会福祉を含む需要を鑑みて、公共部門からの投資が拡大すると見られています。
VR/ARは、タスクを容易にして、情報の提供を効率化し、複雑な問題を解決することができます。
今後数年にわたって世界的にVR/ARの研究が加速されると予測されていますが、その期間に新たな技術革新がもたらされる可能性もあります。
VR/AR業界は未だ成長の発展段階であるものの、今後更なる市場の成長が期待できる分野でもあります。
5G(第5世代移動通信システム)の普及とVR/AR技術の進化
5G(第5世代移動通信システム)では、大容量のデータを高速でやり取りができるようになります。
VR/ARは映像を伴うデータであり、必然的に容量が大きくなってしまいます。
5Gの環境が普及すると、VR/AR技術は今後ますます広まっていくことでしょう。
VR/ARについて詳しく知りたい方は転職エージェントに相談しよう
VR/ARコンテンツは、今後ますます成長が見込まれるコンテンツです。
身近なゲーム・エンターテインメント業界だけでなく、介護業界をはじめとしたあらゆる業界でVR/AR技術の活用が想定されます。
成長著しいVR/AR企業の転職に是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
「エンジニア経験を活かして上流工程に携わりたい」
「IT業界で転職して年収を上げたい!」
「もっと将来性の高い環境で働きたい!」
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