
平均月収はいくら?年代・性別・業種別の最新データと手取り額
日本の平均月収(所定内給与額)は約34万円となっています。
ただし、この金額は年代や性別、業種によって大きく変わります。
本記事では、属性別の平均月収一覧に加えて、手取りとの違いや中央値との差、IT・Web・ゲーム業界に特化した職種別の月収データまで、幅広く解説します。
【この記事はこんな人におすすめ】
・自分の月収が平均より高いか低いか、客観的に確認したい人
・年代・性別・業種別に自分の立ち位置を知りたい人
・今の月収に不安があり、今後の働き方やキャリアを見直したい人
この記事のまとめ
- 日本人の平均月収(所定内給与額)は、厚生労働省の調査によると約34万円
- 実際に受け取る手取り額は月収金額のおよそ75〜85%程度
- インフラ関連や金融、情報通信といった業種の月収金額が上位に位置している
目次
日本人の平均月収と実態
日本人の平均月収(所定内給与額)は、厚生労働省の調査によると約34万円となっています。
所定内給与額とは、残業代や賞与を含まない、基本給や諸手当を合計した月々の給与のことです。
年齢や性別、企業規模を問わず全労働者を対象にした数値のため、実感と差がある方も少なくありません。
- 平均月収と手取り額の差
- 平均値と中央値の違い
(参考:厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況」)
平均月収と手取り額の差
平均月収として示される金額の多くは額面であり、実際に受け取る手取り額は額面のおよそ75〜85%程度になります。
額面から社会保険料や税金が差し引かれるため、手元に残る金額は想像より少なく感じられることが多いです。
| 額面月収 | 手取り目安 |
|---|---|
| 20万円 | 約16万円 |
| 25万円 | 約20万円 |
| 30万円 | 約24万円 |
| 35万円 | 約27万円 |
| 40万円 | 約31万円 |
| 50万円 | 約38万円 |
このように、額面と手取りの差はおよそ2〜4割にのぼります。
転職活動や年収交渉の際は、額面だけでなく手取りベースで生活設計を考えることをおすすめします。
平均値と中央値の違い
月収の実感に近いのは、平均値よりも中央値である傾向があります。
平均値は一部の高所得者によって数値が押し上げられやすく、実際の分布よりも高く見えてしまうためです。
一方の中央値は、全体をちょうど半分に分けたときの真ん中の値であり、より多くの人の実感に近いとされています。
自身の月収を評価する際は、平均値だけでなく中央値も参考にするとよいでしょう。
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属性別の平均月収
平均月収は、年代や性別によっても大きな差があります。
年代別や男女別、雇用形態別の傾向を把握することで、自身の属性に近いデータで年収水準を確認できます。
- 年代別の平均月収(20代〜50代)
- 男女別の平均月収
- 雇用形態別の平均月収
年代別の平均月収(20代〜50代)
年代別に見ると、月収は年齢が上がるにつれて増加する傾向です。
20代では経験の浅さから月収が低めですが、30代以降は役職や責任範囲の拡大にともなって上昇していきます。
| 年代 | 平均月収 |
|---|---|
| 20代 | 約27万円 |
| 30代 | 約39万円 |
| 40代 | 約44万円 |
| 50代 | 約46万円 |
50代では管理職や役員などに就く方が多いこともあり、平均月収はピークとなります。
(参考:国税庁「1.平均給与」)
男女別の平均月収
男女別の平均月収を比較すると、男性の方が女性より高い水準にあるのが実情です。
| 性別 | 平均月収 |
|---|---|
| 男性 | 約37万円 |
| 女性 | 約28万円 |
この差が生まれる背景には、以下の構造的な要因が関係していると考えられます。
- 勤続年数の違い
- 管理職比率の差
- 正社員・非正社員の割合の違い
近年は女性管理職の登用や同一労働同一賃金の取り組みが進んでおり、今後は男女差が縮小していくことも期待されています。
雇用形態別の平均月収
雇用形態によっても月収の差は顕著に表れます。
| 雇用形態 | 平均月収 |
|---|---|
| 正社員 | 約35万円 |
| 非正社員 (パート・アルバイト等) |
約24万円 |
正社員と非正社員の月収差は10万円以上にのぼり、賞与や昇給制度の有無も含めると年収ベースではさらに差が広がります。
安定した収入を重視する場合、雇用形態を見直すのもいいでしょう。
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業種・職種別の平均月収とIT業界の実態
業種や職種によっても、平均月収には大きな開きがあります。
- 業種別の平均月収
- IT・Web・ゲーム業界の職種別平均月収
- 経験年数・スキルによる月収の変動
業種別の平均月収
業種別に見ると、インフラ関連や金融、情報通信といった業種が上位に位置しています。
| 順位 | 業種 | 平均月収 |
|---|---|---|
| 1位 | 電気・ガス・熱供給・水道業 | 約40万2,000円 |
| 2位 | 金融業・保険業 | 約38万9,000円 |
| 3位 | 情報通信業 | 約37万3,000円 |
| 4位 | 学術研究・専門技術サービス業 | 約36万1,000円 |
| 5位 | 製造業 | 約32万4,000円 |
| 6位 | 卸売業・小売業 | 約29万8,000円 |
| 最下位クラス | 宿泊業・飲食サービス業 | 約25万3,000円 |
業種による差は月収ベースで15万円前後にのぼることもあり、業種選びがキャリア形成に与える影響の大きさがうかがえます。
IT職種別の平均月収【自社データ】
Geekly(ギークリー)のデータから見るIT業界の職種別の平均月収では、40万円以上の職種が多い結果です。
日本の平均月収が約34万円なので、IT・Web・ゲーム業界の月収水準は高めであることが分かります。
特にデザイナーやITエンジニアは月収が高く、経験やスキルの蓄積が収入に直結しやすい業界といえるでしょう。
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経験年数・スキルによる月収の変動
ITエンジニア職では、経験年数が長くなるほど月収は着実に上がっていく傾向があります。
加えて、クラウドやAI関連など需要の高いスキルを持つ人材は、同じ経験年数でも相場より高い月収を提示されることも少なくありません。
経験年数だけでなく、市場価値の高いスキルをどれだけ身につけているかが、月収を左右する重要な要素になっています。
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平均月収から算出する年収と生活費
月収の平均を把握した後は、年収換算や生活費への応用を考えてみましょう。
月収から年収を計算する方法と、一人暮らしに必要な月収の目安をそれぞれ紹介します。
- 月収から年収を計算する方法
- 一人暮らしに必要な月収の目安
月収から年収を計算する方法
年収は、月収に12ヶ月分を掛け、賞与を加えることでおおよそ算出できます。
例えば月収30万円で、年2回の賞与が合計2ヶ月分(60万円)支給される場合、年収は「30万円×12ヶ月+60万円」で420万円程度と概算可能です。
求人票などに「月給25万円、賞与年2回(計3ヶ月分)」と記載されている場合も、同様の計算式で年収の目安を把握できます。
一人暮らしに必要な月収の目安
一人暮らしを想定した場合、手取りで20万円前後、額面月収にすると25万円前後が一つの目安になります。
総務省の家計調査などを参考にすると、一人暮らしの生活費は家賃を含めて月17万円程度が平均的な水準だからです。
これに貯蓄や交際費、急な出費への備えを加味すると、余裕を持った生活のためには手取り20万円以上を確保しておくことが望ましいです。
(参考:総務省「家計調査」)
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現在の月収を上げる2つの方法
現在の月収に物足りなさを感じた場合は、収入を上げるために資格取得や転職を検討するの選択肢の一つです。
- 昇給・資格取得によるスキルアップ
- 転職による月収・年収アップ
昇給・資格取得によるスキルアップ
社内評価を高めて昇給を目指す方法や、業務に関連する資格を取得して手当を得る方法は、月収アップの基本的な手段です。
資格取得は自身の市場価値を客観的に示す材料にもなり、転職時の評価にもつながります。
ただし、昇給のペースは企業の制度や業績に左右されるため、短期間での大幅な収入アップには限界がある点も理解しておく必要があります。
転職による月収・年収アップ
月収を大きく上げたい場合、最も効果的な手段の一つが転職です。
同じ業界・職種であっても、企業によって給与水準は大きく異なり、転職によって月収が5万円以上アップするケースも珍しくありません。
特にIT・Web・ゲーム業界は人材需要が高く、経験やスキルを正当に評価してくれる企業を見つけやすい業界といえます。
転職後の年収アップ額は「IT人材 年収診断」で確認してみよう
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平均月収に関するよくある質問
最後に平均月収に関する疑問にお答えします。
- Q.平均月収と手取りの違いは何ですか?
- Q.IT業界の平均月収は他業種より高い水準にありますか?
- Q.転職で月収を上げるためのポイントは何ですか?
Q.平均月収と手取りの違いは何ですか?
A.平均月収として公表される金額の多くは額面であり、実際の手取りは額面のおよそ75〜85%程度になります。
額面から社会保険料や税金が差し引かれるため、手元に残る金額は少なくなります。
Q.IT業界の平均月収は他業種より高い水準にありますか?
A.情報通信業の平均月収は約37万3,000円と、全業種平均を上回っています。
Geekly(ギークリー)の独自データでも、IT・Web・ゲーム業界は職種によって月収40万円を超える水準が確認できます。
Q.転職で月収を上げるためのポイントは何ですか?
A.自身のスキルや経験を正当に評価する企業を見つけることが重要です。
転職エージェントを活用することで、市場価値の把握から年収交渉まで幅広くサポートを受けられます。
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平均月収の実態把握が今後のキャリア形成に向けた第一歩
平均月収は年代や性別、業種によって大きく異なり、額面と手取り、平均値と中央値にも明確な違いが存在します。
全体像だけでなく、自身の属性に近いデータと照らし合わせることで、現在の年収水準を客観的に評価しやすくなります。
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