
ヘルスケア×IT企業一覧!業界の将来性や活躍する職種を解説
この記事では、ヘルスケア×IT企業について解説します。近年AIやIoTなどのIT技術は医療現場でも活用されるようになりました。社会貢献性の高い分野や将来性がある業界でスキルを発揮したいエンジニアの方は、求人の探し方も確認しておきましょう。
目次
【大手・上場】ヘルスケア×IT企業例一覧
ヘルスケア業界をITで支えている大手・上場企業をご紹介します。
- 株式会社メドレー
- 株式会社DeNAライフサイエンス
- 株式会社エクサウィザーズ
- 株式会社Sun Asterisk
- 株式会社シーユーシー
以下、それぞれ特徴を確認しましょう。
株式会社メドレー
株式会社メドレーはヘルスケア業界で問題視されている、人材不足をITの力を用いることで解決するシステムを構築している企業です。
システムの名前は「ジョブメドレー」といい、構築から10年経過した今では国内で最も多い案件掲載数を誇るサービスへとなっています。
また医療業界の情報発信などにも努めており、現在ヘルスケア×IT業界を盛り上げている企業です。
株式会社DeNAライフサイエンス
こちらの企業は遺伝子解析サービスを提供している企業になります。この企業が提供しているのが、遺伝子解析サービス「MYCODE」です。
唾液を使って遺伝子解析をし、どんな病気にかかりやすいのかなどを調べることができます。遺伝子分野というのは、多くのIT企業が現在注目している分野です。
Googleなども参入していることからも、とても注目すべき分野となっています。今後も人気が高まっていく分野になるため、転職する際は遺伝子というキーワードで探してみるのもおすすめです。
株式会社エクサウィザーズ
AIを用いて社会課題を解決するというミッションの実現に向けて、プラットフォームや介護課題を解決するアプリを提供している企業です。
ヘルスケア領域では、介護課題の本質的な解決に向け、介護記録AIアプリ「CareWiz ハナスト」、歩容解析AIアプリ「CareWiz トルト」の提供を通じて、ケアをする人も受ける人もサポートします。
株式会社Sun Asterisk
こちらの企業はヘルスケア業界を、クリエイティブエンジニアリングの面や人材育成の面でサービスを提供している企業になります。
ユーザーに使いやすいウェブデザインやシステムやプロダクトの開発など、様々な点からヘルスケア業界のサポートが可能です。
チームの構成もテック・ビジネス・デザインの面から専門家を集めたチーム構成をとっていて、安心して仕事を任せることができます。
専門性を磨いていきたいという方におすすめな企業です。
株式会社シーユーシー
株式会社シーユーシーは、「医療という希望を創る。」というビジョンをもとにヘルスケアに取り組む企業です。
医療と経営のプロが、訪問診療クリニックの支援のほか、大きな変革が必要な病床転換など病院の経営や運営も支えるコンサルティング事業、訪問看護・介護事業所の展開を行っています。
【あわせて読みたい】医療系IT企業の売上・年収ランキングはこちら⇓
\ エンジニアのキャリアに迷ったら! /
ヘルスケア×ITの求人は「Geekly(ギークリー)」で探してみよう
「将来性のある医療分野でIT人材としてスキルを磨きたい!」
「ITの視点から医療に貢献したい!」
大切なキャリアのご相談はぜひ「IT転職のエキスパート ギークリー」にお任せください。
GeeklyではIT業界や職種を熟知したキャリアアドバイザーがどんなお悩みでもお話を伺い、業界特化の46,000件*以上の豊富な求人情報から、あなたに合った求人をご提案いたします。
(*25年9月時点)
\ 希望のIT求人が見つかる! /
Geeklyを利用して転職成功された方の事例
- ご年齢:30代前半
- ご経歴:システムエンジニア⇒バックエンドエンジニア
- 転職期間:サービス登録から約2ヶ月でご転職
Sさんは”ものづくり”にご興味があり、業務改善Webアプリケーションの開発を手がける企業で、システムエンジニアとしてキャリアをスタートされました。
転職を考えたきっかけは、当時関わっていたサービスやプロダクトに共感できなくなっていった点、使用していた言語やフレームワークなどが古く、新しいものへのキャッチアップも困難だったという点でした。
SさんはGeeklyに登録してから約2か月で第一志望の企業から内定を獲得し、迷うことなく入社を決断しました。
また複数社から内定をいただいたのですが、現職の条件や環境が自分と一番合っていたので納得感があったそうです。
【あわせて読みたい】第一志望の企業への転職に成功した事例はこちら⇓
Geeklyのサービスご利用の流れ
STEP1:以下のボタンから転職支援サービスにご登録
STEP2:キャリアアドバイザーとのカウンセリング
STEP3:求人のご紹介
STEP4:書類選考/面接
STEP5:入社/入社後フォロー
IT特化の転職エージェントのGeekly(ギークリー)なら、専門職種ならではのお悩みも解決できる専任のキャリアアドバイザーがカウンセリングから入社後まで完全無料で全面サポートいたします!
転職しようか少しでも悩んでいる方は、お気軽に以下のボタンからご相談ください。
\ エンジニアのキャリアに迷ったら! /
【ベンチャー】ヘルスケア×IT企業例一覧
成長中のヘルスケアxITのベンチャー企業をご紹介します。
- 株式会社おいしい健康
- ユニファ株式会社
- ヘルスケアテクノロジーズ株式会社
- 株式会社ウェルモ
- メダップ株式会社
- ドクターズモバイル株式会社
- 株式会社Smart119
- 株式会社Linc’well(リンクウェル)
- 株式会社クリプラ
以下、それぞれの企業の取り組みについてご紹介します。
株式会社おいしい健康
主に病気の予防・管理・ダイエットなどを目的とした、管理栄養士監修のレシピ検索・献立作成をするサービスを提供する企業です。
もともとはクックパッド株式会社のヘルスケア事業部から始まり、そこから会社分割して生まれた会社でもあります。
有名企業のクックパッド株式会社のバックがあることも考えれば、安心して転職することを考えられる企業です。
ユニファ株式会社
ユニファ株式会社は「家族の幸せを生み出す あたらしい社会インフラを 世界中で創り出す」として、保育現場の課題解決や女性活躍の推進に向けて、最新テクノロジーを提供する企業です。
ICT・IoTを活用した育施設向け総合ICTサービス「ルクミー」を提供しており、子供たちのお昼寝の見守りや、登降園管理などを行えます。
\ 希望のIT求人が見つかる! /
ヘルスケアテクノロジーズ株式会社
ヘルスケアテクノロジーズ株式会社は、オンライン健康相談アプリ「HELPO(へルポ)」を提供しています。
「HELPO」はオンライン健康医療相談や病院検索、一般用医薬品などの購入、オンライン診療の受診など、ワンストップで行えるサービスです。
自治体と協力して、「HELPO」でPCR検査の実施や結果通知を行っており、スムーズな検査の実施に貢献しています。
株式会社ウェルモ
ウェルモは、持続可能な少子高齢社会の実現をミッションに、社会資源情報の活用とケアプラン作成をAIによって支援する企業です。
介護にかかわる情報の検索サイト「milmo net」や、ケアプラン作成業務を効率化する「milmo plan」等を運営しています。
\ 希望のIT求人が見つかる! /
メダップ株式会社
メダップ株式会社は地域医療連携に特化したサービス「foro CRM」を中規模~大規模病院向けに提供しています。
中規模~大規模病院は、他の医療・介護・福祉施設と、紹介・逆紹介・転院などの連携が必要で、そのために患者情報など必要なデータの連携や、データ分析・効果検証などが欠かせません。
「foro CRM」で医療分野の関係構築やデータ分析などの専門家による支援と、最適な連携先管理ツールを組みあわせることで、中規模~大規模病院と地域の関連施設との連携強化を実現しています。
ドクターズモバイル株式会社
病院向け市場の領域で注目企業のドクターズモバイル株式会社では、患者がほしい情報をおみやげとして提供するサービスや、オフラインのPCをリモートで操作するデバイスなど独自の技術を医療に活かしています。
医療系ベンチャーとして話題になっている企業です。
\ 希望のIT求人が見つかる! /
株式会社Smart119
病院向け市場のなかでも救急の領域に分類されているのが株式会社Smart119です。
千葉大学発医療スタートアップ企業として、現役救急集中治療医師によって起業されたという他に類を見ない成り立ちです。音声認識/AIによる救急医療支援システム「Smart119」を手掛けます。
株式会社Linc’well(リンクウェル)
オンライン・オフラインで医療機関と患者やユーザーをつなぐヘルスケアプラットフォーム事業を展開するのがリンクウェルです。
診療クリニック向けテクノロジーと診療所「クリニックフォア」を展開するほか、リモート環境で医療を受けられるオンライン診療システムの開発・運用を行っています。
株式会社クリプラ
クリニック向けのクラウド電子カルテ「CLIPLA」を開発・運営しているのが株式会社クリプラです。簡単な操作と手厚いサポート体制が整えられています。
政府が医療分野のICT化を推進するなか、圧倒的な低コストでの電子カルテサービスを開始したのが同社です。
【あわせて読みたい】医療ベンチャー・スタートアップの注目企業はこちら⇓
【あわせて読みたい】ヘルステック企業はこちら⇓
\ ヘルスケア業界の求人が見つかる! /
ヘルスケア×IT業界の主なサービス
ヘルスケア×ITとは、 IT技術で医療・ヘルスケア分野の課題解決を目指す領域のことです。
超高齢化による医療・介護人材不足などを背景に、需要が高まり、AI・IoT・ウェアラブルデバイスといった先端技術の進化が成長を促進しています。
ITを活用して、ヘルスケア業界は以下のようなサービスを提供しています。
- コミュニケーション分野
- システム分野
- 働き方分野
ヘルスケアxIT業界のサービスはいずれも今後の社会に必要不可欠となるサービスです。
ひとつずつ解説します。
コミュニケーション分野
まず、ITはヘルスケア業界をコミュニケーションの分野で支えています。例えば連絡のやりとりについては、今までは連絡の手段としてFAXなどを多用していました。
現在では、様々な連絡ツールがサービスとして提供されている企業も増えてきています。具体的な連絡ツールとしては、SlackやChatworkが挙げられるでしょう。
こういったサービスの開発にあたってやりとりの円滑化などが進められてきました。
システム分野
ヘルスケア業界では様々なデータを扱います。そこではデータの整理などに大きな人材を割かれている状況です。しかしIT化してデータを管理するシステムを構築することで、AIが代わりにやってくれる仕組みを作ることができます。
そうすることで現在、ヘルスケア業界で様々な人を苦しめている労働問題などの手助けをすることが可能です。
働き方分野
働き方を改善するという点でも、IT×ヘルスケア企業はヘルスケア業界を支えています。
例えば、医療機関に属しているスタッフは、ITサービスやシステムの手を借りることで作業の効率化を図れるため、自分でなければ行えない医療行為などに専念することができます。
つまり、医師などスタッフの仕事をIT化を進めることで軽減することができます。
\ エンジニアのキャリアに迷ったら! /
ヘルスケア×IT業界で求められている人
ヘルスケア×IT業界で求められる人物像は、以下のような共通点があります。
- IT知識を身につけている人
- 実際に現場でIT化を進められる人
- ヘルスケア業界での経験がある人
人によってアピールできる強みは異なるため、自分に合った求人の探し方も確認しておきましょう。
IT知識を身につけている人
まず、IT知識を身につけているということは非常に重要視されます。多くの企業で即戦力となる人材が求められているため、プログラミングなどの知識を持ち合わせていることが大切です。
そうすることで、システム構築やサービス開発といったメインとなる分野で活躍することができます。
実際に現場でIT化を進められる人
次に求められるのは、実際に現場でシステム構築やサービス開発をしたことがある方です。
なぜ経験がある方が求められるのかというと、実際にシステムを開発する能力があったとしても、それを実際に実装できる方は少ないのが現状です。
そのためそういった能力を持ち合わせている方が、IT×ヘルスケア業界で必要とされています。
ヘルスケア業界での経験がある人
IT知識を持ち合わせていなくても、ヘルスケア業界の知識を持ち合わせている方はやはり重宝されます。
システム開発をする能力があるだけでは、実際に現場ではどのようなことに困っているのかなど、深く理解することは困難です。
そこで、実際にヘルスケアの分野で働いたことがある、ヘルスケア業界への知識を持ち合わせているという方が必要となります。
\ 自分に合う働き方が分かる! /
ヘルスケア×IT業界で活躍する職種
ヘルスケア×IT業界で活躍する職種は、以下の通りです。
- アプリケーションエンジニア
- インフラエンジニア
- データサイエンティスト
それぞれどのような職種か解説します。
アプリケーションエンジニア
健康管理アプリやオンライン診療アプリなどが浸透していく中で、アプリケーションエンジニアは必要不可欠な職種となります。
見える部分の開発を行うフロントエンドエンジニア、開発や運用を行うバックエンドエンジニア、どちらの技術もあるとより市場価値が高くなります。
toCのヘルスケアサービスはアプリで管理するものも多くなっているため、ヘルスケアxIT業界には必要な職種です。
【あわせて読みたい】フロントエンドとバックエンドの違いはこちら⇓
インフラエンジニア
ヘルスケア領域における様々なサービスを支えるために、インフラエンジニアは必要な職種です。
ヘルスケア領域では、電子カルテや個人の健康情報など気密性が高い情報を多く保持します。
情報を保護するためのネットワークセキュリティや、24時間365日システムを動かす運用など、インフラエンジニアが必要とされるシーンは様々です。
オンライン診療を行う際の通信インフラの管理・運用もヘルスケアxIT領域では必要となります。
【あわせて読みたい】インフラエンジニアについてはこちら⇓
データサイエンティスト
ヘルスケア領域では、顧客やユーザーの個人情報や健康情報など数多くのビックデータを分析する必要があります。
データサイエンティストは、そのようなビックデータを効率よく活用し、健康管理や病気予測・医療の質向上に貢献します。
将来の更なる医療技術発展のためのデータ活用も必要とされるため、社会貢献性が高い職種とも言えます。
【あわせて読みたい】データサイエンティストになる方法はこちら⇓
\ 希望のIT求人が見つかる! /
ヘルスケア×IT業界の将来性
ヘルスケア業界は、超高齢社会の進行や医療費増大への対応として、国を挙げてDXが推進されている分野です。
電子カルテやオンライン診療、ヘルスケアアプリの普及などにより、IT人材のニーズは急増しています。2025年以降も右肩上がりの成長が見込まれており、市場規模は数兆円規模ともいわれている領域です。
今後も安定して需要が続く業界であるため、エンジニアとしてのスキルを活かしながら、将来性のある分野に身を置くことができます。
ヘルスケアxIT領域で現在使われているサービスと、今後必要になるサービスをご紹介します。
今後ヘルスケア×IT業界で必要となるサービス
ヘルスケアxIT業界で今後必要になっていくサービスは以下の通りです。
健康管理アプリケーション
健康管理というのは、いままで医者があって成り立っていました。現在はデータなどをAIに管理させることで、健康管理が自分でできるようなアプリケーションの開発が進められています。
そのため、健康管理のアプリケーションの市場が活発化しており、今後さらに活性化するでしょう。
AIを用いたデータ管理サービス
AIを用いたデータ管理とは、作業を自動化する上でとても重要な内容です。IT化するメリットとは作業を簡単にしたり、楽にしたりするというところが挙げられます。
このような背景から、データ管理サービスという分野はとても人気があります。
個人情報管理サービス
医療機関などにはとても多くの個人情報があるため、そのようなサービスは個人情報の安全な管理だけでなく、システムの構築にとっても価値があります。
個人情報の流出などが起こらないようにするサービスなども、医療×ヘルスケア業界にとっては必要です。
最近ではブロックチェーン技術の発展など、個人情報を安全に管理しやすい技術も普及するようになりました。
人々の健康に役立つIT×ヘルスケア業界は、今後も発展していく分野となります。
凄まじいスピードで進化していくため、IT×ヘルスケアの世界で働くなら、トレンドや市場の動向に注視し、情報収集に力を入れましょう。
\ ヘルスケア業界の求人が見つかる! /
ヘルスケア×IT企業への転職はプロに相談しよう
ITが入ることによって、ヘルスケアの世界は更に広がっていくでしょう。
注目と期待が大きい分野ではありますが、未だに発展途上という面も否めません。そのため、ニーズは今後も拡大する見込みです。
「もっとエンジニアスキルを活かせる仕事に転職したい!」
「社会貢献しながらスキルアップも実現したい!」
「将来性の高い業界・仕事に挑戦したい」
などのキャリアのお悩みは是非、「IT・Web業界の知見が豊富なキャリアアドバイザー」にご相談ください!
IT特化の転職エージェントのGeekly(ギークリー)なら、専門職種ならではのお悩みも解決できる専任のキャリアアドバイザーがカウンセリングから入社後まで完全無料で全面サポートいたします!
転職しようか少しでも悩んでいる方は、お気軽に以下のボタンからご相談ください。
\ IT転職のプロがキャリアもサポート! /
あわせて読みたい関連記事
新着記事はこちら
















