【例文】転職が多い人の職務要約の書き方とは?職務要約を書くポイントを解説
この記事では、転職回数が多い方向けに職務要約を例文付きで解説します。転職回数が多い人が職務要約を書く時のポイントや、気を付けたいNGポイントも解説しています。転職回数が多く、書類選考に通るか不安という人はぜひ参考にしてください。
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【例文】転職回数が多い人向けの職務要約
転職回数が多く、職務要約が書きづらいという人も多いかと思います。ここでは、転職回数が多い人向けの職務要約を例文と一緒にご紹介します。
- 同じ業界で複数社経験してきた場合の例文
- 同じ職種で複数社経験してきた場合の例文
- 途中でキャリアチェンジした場合の例文
シチュエーションと職種別に紹介しているので、該当する例文を参考にしてください。
職務経歴書の書き方に迷ったら、転職エージェントに相談してみるのもおすすめです。
同じ業界で複数社経験してきた場合の例文
新卒から同じ業界で複数社経験してきた場合の職務要約の例文は以下の通りです。
これまで一貫してIT業界で開発業務に携わってきました。
1社目では大手SIerにてJava・Oracleを用いた基幹系システムの開発・改修を経験。2社目の受託開発会社ではPHP(Laravel)・Vue.jsを用いて中小規模の業務アプリを複数開発し、要件定義や設計工程にも携わることで提案力と上流対応力を磨きました。
現在は自社プロダクトを展開する企業にて、React・TypeScript・Docker環境下でのWebアプリ開発を担当しており、保守性と拡張性を意識した設計・実装に注力しています。今後はチーム開発の中核として、中長期的に技術的・組織的に貢献していきたいと考えています。
同じ業界でキャリアを形成してきた場合は、それぞれの会社でどのような経験とスキルを培ってきたのかを簡潔にまとめるようにしましょう。
転職を複数回していても、経歴に一貫性があると転職理由の説得力が増します。
同じ職種で複数社経験してきた場合の例文
様々な業界を経験していて、新卒から職種は一貫している場合の職務要約の例文は以下の通りです。
新卒で入社したSIerでは、製造業向けの基幹システムの開発に従事し、Java・Springを用いたサーバーサイド開発を担当。要件定義~運用保守まで幅広く経験し、業務システムにおける堅実な設計と品質管理の基礎を習得しました。その後、受託開発企業にて医療業界の予約管理システムや教育系eラーニングサービスの開発を担当し、PHP(Laravel)・Vue.jsを中心としたフルスタック開発に携わりました。
現在はHRテック系SaaS企業にて、React・TypeScript・Next.jsを用いたフロントエンド開発に加え、バックエンドのGraphQL API設計やCI/CD整備(GitHub Actions)にも取り組んでいます。今後は、多様な業界で培った視野とスキルを活かし、事業成長に貢献できる開発組織の一員として長期的に活躍していきたいと考えています。
それぞれどのような業界で職種経験を極めてきたのかを簡潔にまとめることで、より読みやすい職務要約になります。
途中でキャリアチェンジした場合の例文
途中で職種を変更してキャリアチェンジを行った場合の例文は以下の通りです。
1社目ではIT商材の法人営業を担当し、顧客課題のヒアリングや提案活動を通じて、課題解決力とコミュニケーション力を培いました。
2社目では受託開発会社にてエンジニアとしてのキャリアをスタート。PHP(Laravel)やJavaScriptを用いた中小規模のWebシステム開発に従事し、要件定義~テスト・運用まで一通りの工程を経験しました。顧客との仕様調整にも積極的に関わり、前職の営業経験が活きたと感じています。
3社目では自社SaaSプロダクトの開発に携わっており、React・TypeScriptによるフロントエンド開発を中心に、機能改善やパフォーマンスチューニング、チーム内コードレビューにも関わっています。非エンジニアとの折衝や仕様整理を含め、プロダクト開発に幅広く貢献しています。
途中でキャリアチェンジした場合でも、それ以降のキャリアに一貫性があれば不自然に感じられることはありません。
直近の経験やスキルが重要になるので、簡潔にスキルを提示するようにしましょう。
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そもそも職務要約とは?
職務要約とは、今までの職務経歴や仕事の実績を端的かつ分かりやすくまとめたものです。
採用担当者は冒頭の職務要約を書類選考に通すか通さないかを判断材料にすることもあるため、職務経歴書の中でも重要なパートです。
応募総数の多い仕事であるほど1枚に目を通す時間は短くなるため、採用と不採用の分かれ道であるといっても過言ではありません。
いかに採用担当者を惹きつける内容を書くことができるかが勝負の決め手です。
職務要約の役割
採用担当者目線では、キャリアや実績を把握し、面接を効率的に進めるために「何を聞くか」を決める材料が職務要約です。
そのため、短時間で簡潔に必要な情報を得る目的で職務要約に目を通しています。
つまり「採用担当者に魅力を感じてもらえる、掘り下げたいと思ってもらえるキーワードを盛り込み、端的に求める人物像に当てはまるスキルを持っていると伝える」のが候補者側の目的ということになります。
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転職が多い人の書き方は2通り
冒頭の例文のように、職務要約に記載したい経歴が決まったら、会社ごとか共通の内容ごとに区切って書きます。
会社ごとに区切って書くパターンでは「1社目では~」「2社目では~」と続けます。
共通する業務内容や実績・成果ごとに区切って書くパターンでは「○○業務を3社経験し~」とまとめましょう。
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転職回数が多い人の職務要約を書く時のポイント
転職経験が多いと、職務要約の書き方に迷ってしまうかもしれません。
まずは「経験の多さを適切にアピールできる職務要約」を理解するために、次のポイントを押さえておきましょう。
- 経験の多さをアピールする
- 優先順位を明確にする
- 求められる人材であることをアピールする
- 実際の業務に活かせるスキルを明記する
- マネジメント経験は「逆編年体式」で伝える
- 実績は数値を示す
以下、それぞれ解説します。
経験の多さをアピールする
企業が求める人物像にマッチする経験が豊富であることをアピールしましょう。もしも迷った場合やマッチする経験がないと感じるのであれば、どの職種・業種にも必要とされる能力をアピールすることがおすすめです。
例としてコミュニケーション力や企画・提案力などが挙げられます。
経験豊富であることをもとに、自分の魅力をアピールする視点で書いてみましょう。
優先順位を明確にする
職務経歴が多い場合でも、応募先企業・職種に関連があるものから優先的にピックアップします。
また、経歴が長いものは「継続してきた事」を強みとしてアピールできます。
特に企業とマッチングする職種や、受賞歴、数字で示す事ができるような実績はしっかりとまとめて伝える事が大事です。
求められる人材であることをアピールする
求人内容に沿ったふさわしい人物か、会社に適応できる人物であることに相違がないかは最も重要視されるポイントです。
求められる人物を見極め、自分の強みは何か、何で成果を出せるか、まとまった文章で要約できているかを入念に確認しましょう。
強みを明確にしておくと、実際の面接でも活かせます。
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実際の業務に活かせるスキルを明記する
応募する会社で必要とされる資格や重宝されそうなスキルは必ず記載しましょう。
求められる能力があるとアピールすることで、採用担当者の興味を惹き、目に留まりやすくなります。
スキルを元にした実績が出せていると、仕事能力がありそうだという認識を持たれることにつながります。
マネジメント経験は「逆編年体式」で伝える
マネジメントスキルを軸にした場合は、最新の経歴から記載する「逆編年体式」がおすすめです。
時系列でまとめた場合、直近の業務にたどり着くまでに時間がかかり、見落とされてしまう可能性もあります。
経験豊富な方ほど最新の経歴から記載することで、より確実にアピールに繋がりやすいでしょう。
実績は数値を示す
実験結果の数値を示した論文が信用されるように、数値を示した功績は信用度を高めます。
目立った功績が無いという人もただ経験を記載するだけではなく、数値化できる実績を探しましょう。
勤務年数の長さ、仕事のスピードなど他人より秀でていると思われるアピールできる数値を指標として示すことが大切です。
ただし、数字の過大申告は前職の会社に信憑性のある情報であるか、確かめられる可能性もあります。入社後に採用担当者が望んだ結果を実績として出せなければ怪しまれるでしょう。
また、面接では職務要約を元により具体的な内容を話すことが求められるため、しっかりと準備しておきましょう。
面接対策も、転職エージェントなど第三者視点も加えて準備しておくと安心です。
職務要約を書く前の準備4STEP
ここでは、実際に職務要約に書く内容をピックアップするための手順を4つの工程で解説します。
- STEP1:業界・企業研究を開始する
- STEP2: これまでの職務経歴を書き出す
- STEP3:身につけたスキル・資格を書き出す
- STEP4:自己分析から自己PRを考える
すでに職務要約を書いてみたものの迷っている方も、照らし合わせてみるとブラッシュアップしやすいでしょう。
STEP1:業界・企業研究を開始する
異業種からの転職の場合、企業研究はもとより業界研究は必須です。
なぜ業種を変える経緯に至ったのか、なぜその業界を志すのかを明確にしましょう。
同じ職種からの転職の場合は、なぜ働く場所を変える必要があるのかがポイントです。
【あわせて読みたい】業界研究の詳しい方法はこちら⇓
STEP2:これまでの職務経歴を書き出す
現在の勤務先に至るまでの人生の軌跡を振り返り、自分年表を書き出しましょう。
自分の行動や人にかけられた嬉しい言葉から、なぜ今の仕事を選んだのか、自分が求めた仕事人としてのあり方は何かを見出しましょう。
間違いがあったとしても大きな学びがあったことを認識すれば、面接でもアピールできます。
STEP3:身につけたスキル・資格を書き出す
先ほどの手順で書き出した自分年表を元に、これまでの自分の業績や仕事での学びを見返します。
最大のアピールポイントとなり得るので、この部分は詳細に書き出しましょう。
何を学び、どのように活かしてきたのかは今後の自分の転職活動や仕事での行動力を後押しする支えにもなります。
STEP4:自己分析から自己PRを考える
業界・企業研究と自己分析を書き出す作業を終えたら、最終段階に移ります。
自分にはどんな強みがあるか、何のプロフェッショナルなのかを多角的な視点から求めます。
自己PRは職務要約に記載しても問題はありませんが、一言にとどめるようにしましょう。
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【職種別】職務要約に書けるスキル・資格
職種・業種によって必要とされる、または持っていると重宝される能力はさまざまです。会社によっては資格手当をもらえるケースもあるため、あらかじめ準備しておきましょう。
- システムエンジニア
- ネットワークエンジニア
- 提案営業
- プロジェクトマネージャー
- Webマーケター
今回は上記5種類のIT系の職業への転職で持っていると役立つおすすめのスキル・資格を紹介します。
システムエンジニア
システムエンジニアで主に必要とされるスキルは、プログラミングだけではありません。
システムの企画設計能力・数値分析をベースとした課題発見能力など多岐にわたります。
活かせる資格は基本情報技術者試験・応用情報技術者試験・システムアーキテクト試験(いずれも国家資格)・Java認定資格などです。
ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアに必要とされるのは、スイッチングやルーティングの技術・機械に不具合が起きても瞬時に対応できる判断力です。またネットワーク文書を解読できるレベルの英語力も求められます。
活かせる資格はネットワークスペシャリスト試験(国家資格)・Cisco Systems社の認定資格・LPIC・TOEIC730点以上などです。
提案営業
提案営業で主に必要とされるスキルは、何といっても相手に合わせた提案から問題の解決まで導けるプレゼン力です。
さらに提案先企業へのたゆまぬ貢献力・顧客の要望を汲み取るヒアリング力も必須でしょう。
活かせる資格はITパスポート試験(国家資格)・中小企業診断士(国家資格)・ビジネス実務法務検定などが挙げられます。
プロジェクトマネージャー
チームをまとめるリーダーシップ・企画立案からプロジェクト成功まで管理できる業務遂行力・顧客のニーズを捉えた交渉力が求められます。
活かせる資格は基本情報技術者試験(国家資格)・PMP(国際資格)・プロジェクトマネージャ試験・ITストラテジスト試験などです。
Webマーケター
Webマーケターで主に必要とされるのは、徹底した情報収集から導く市場データ分析力・営業能力・結果を出せる戦略立案能力です。
活かせる資格はウェブ解析士・ネットマーケティング検定・IMA検定・Googleアナリティクス個人認定試験などが挙げられます。
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職務要約を書く時のNGポイント
書類選考が通りづらくなってしまう職務要約のNGポイントがあります。職務要約を書く時にNGなポイントは以下の通りです。
- 文章が長すぎる
- 客観的な事実が記載されていない
- 自己PRのような内容になっている
職務要約で不採用になってしまわないためにも、NGポイントを確認しておきましょう。
文章が長すぎる
職務要約は、基本的に職務経歴書の冒頭に今までの経歴を簡潔に記載する項目のため、文章が長すぎることはNGです。
職務要約があまりに長かったり、無駄なことが書いてあると採用担当者にすべて読んでもらえない可能性があります。
今までの経験やスキルをたくさん記載してアピールしたいところですが、重要な部分だけを厳選して簡潔にまとめるようにしましょう。
客観的な事実が記載されていない
職務要約に客観的な事実が記載されていない場合もNGです。職務要約にはエピソードは不要です。
「○○という課題に直面し~」等、自分軸のエピソードは職務要約には記載せず、今まで経験してきた業務とそれで培ったスキル等、事実のみを記載するようにしましょう。
自己PRとの違い
職務要約を自己PRのように記載してしまうのもNGです。そもそも自己PRと職務要約は伝えたい内容が異なります。
職務要約がこれまでの職歴や成果のダイジェスト版であるのに対し、職歴を掘り下げてアピールするのが自己PRです。
このような違いを意識しておくことで、混乱せずに済むでしょう。
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職務要約に関するよくある質問
最後に、職務要約に関するよくある質問をご紹介します。
- Q.採用担当者はどこを見ている?
- Q.適切な量や文字数は?
- Q.経歴はどこまでさかのぼるべき?
- Q.複数企社の職務経歴は不利?
- Q.アルバイトや派遣でも書ける?
以下、それぞれ回答します。
Q.採用担当者はどこを見ている?
A.複数社の経験をもつ候補者の職務要約から、これまでのキャリアで得た強みの再現性を知りたいと考えています。
まずはこれまでのキャリアで何を得たのかという点です。
前回の転職活動では何を学び、そしてどのような経験・実績を積み自社で即戦力として活躍してくれそうか、そして本人にその具体的なイメージができているかどうかを見極めようとしています。
そのためには経歴の羅列ではなく、何を考え、どのように課題解決に取り組んだかというプロセスが重要です。
そこには人柄や仕事への向き合い方が現れます。だからこそ、応募先企業ごとにアピールの工夫をする必要があります。
加えて、「うちの会社もすぐに辞めてしまうのではないか」という懸念も払しょくしなければなりません。
そのためには応募先企業への熱意をしっかりと伝えることが大事です。
Q.適切な量や文字数は?
A.約200文字(4~5行)で空白をすべて埋めることが望ましいです。
この5行で採用担当者がぜひ話を聞いてみたい、即戦力になるのではないかと期待を持たせるような自分の姿を書き出す必要があります。
中途採用は、新卒採用に比べて経験を重視されます。よって、第三者から見ても評価される業務内容の実績を、主に客観的な事実で構成し、簡潔に記載しなければなりません。
伝えたい内容を伝わる形でまとめる力、印象に残るアピールをするプレゼン力が試されます。
~がしたいと思っている、~だと自負しているといった事実の裏付けが無い主観的な情報のみでは採用担当者の心に響きません。
Q.経歴はどこまでさかのぼるべき?
A.転職経験の有無に関わらず、「最終学歴・現在の勤務社名・職種・実績」という経歴はいずれも記入必須です。
複数企業の勤務経験がある場合はさらに以前の勤務先・職種・実績を書く必要があります。
転職回数が多いほど1つの職種に割く文字数が減り、全体の内容が薄まるので要点を簡潔に述べましょう。
Q.複数企社の職務経歴は不利?
A.転職回数が採用に不利かどうかは転職理由によります。
一般的に同じ職種間の転職はスキルアップとみなされるケースが多いようです。しかし異業種間の度重なる転職は、気に入らない仕事を途中で投げ出すのではないかという悪印象を与えてしまいます。
転職理由が採用に不安を与えない内容であること、ブレない信念を持っていることをしっかりとアピールしましょう。
転職理由はポジティブに言い換えよう
転職活動をしているという事は、辞めた、もしくは辞めたい理由があるでしょう。それが不満として伝わらないよう注意が必要です。複数社にわたる場合は特に気をつけましょう。
コツは「〇〇を実現したい」「自分の〇〇スキルをこのように活かしたい」と前向きに言い換えることです。「だから御社を志望した」と志望動機にもつながるような内容にすると、一貫性をもたせることができます。
【あわせて読みたい】転職理由をポジティブに言い換える方法はこちら⇓
Q.アルバイトや派遣でも書ける?
A.アルバイトや派遣の経験でも、職務要約に記載できます。
雇用形態に関わらず、採用担当者が重視するのが応募者の実績です。特に長期勤務・責任ある業務・専門性が高い内容であれば、評価の対象となることが考えられます。
正社員の実績でないからという理由だけで面接の対象から外れることはないでしょう。
勤務中に身につけたスキルや会社での実績を含め、正社員と同等の能力があることをアピールしましょう。
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職務要約を充実させ、転職の成功率を上げよう
職務要はただのまとめではなく、採用したい魅力的な人物だとアピールできているか、嘘偽りなく事実を述べられているか確認することが転職成功の鍵となります。
職務要約で自分のスキルや経験をしっかりアピールし、転職を成功させましょう。
「応募書類を改善して書類選考を通過したい」
「年収アップ転職を成功させたい!」
「もっと自分に合った環境で働きたい!」
などのキャリアのお悩みは是非、「IT・Web業界の知見が豊富なキャリアアドバイザー」にご相談ください!
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