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年収700万の手取りはいくら?生活レベル・割合・税金を解説

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年収700万円という数字を目にして、自分の暮らしぶりと比べてどのくらいの水準なのか気になっている方は多いのではないでしょうか。

 

年収700万円の手取りは年間約525万〜595万円、月あたりでは約43万〜49万円が目安です。さらに給与所得者全体の中では上位約17%に位置する水準といわれています。

 

この記事では、税金・社会保険料の内訳から、独身・家族世帯別の生活レベル、到達しやすい業種・職種、年収アップの具体的な方法まで、キャリアアドバイザー監修のもとまとめて解説します。

 

【この記事はこんな人におすすめ】
・年収700万円が世間的にどの位置づけか把握したい方
・転職や昇進で年収700万円到達を目指したい方
・結婚や住宅購入など将来のライフプランの参考にしたい方

この記事のまとめ

  • 年収700万円の手取りは年間約525万〜595万円が目安。
  • 給与所得者全体の上位約17%に位置する水準。
  • 転職やキャリア戦略次第で到達は十分に狙える水準。
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年収700万円の手取りは年間いくら?月収・年収別シミュレーション

 

年収700万

 

年収700万円の手取りは、税金や社会保険料を差し引いた実際の受取額で年間約525万〜595万円が目安となります。

月あたりに換算すると約43万〜49万円です。扶養家族の有無や賞与の支給方法によって幅が生じます。

本シミュレーションは、協会けんぽ・日本年金機構・厚生労働省の公表する保険料率、国税庁の給与所得控除額および所得税率、総務省が定める住民税制度をもとに、編集部にて独自に試算した概算値です。

 

年収700万円の手取りは年間いくら?月収・年収別シミュレーション
  • 年収700万円の手取りは約525万〜595万円
  • 月々の手取りは約43万〜49万円
  • 年収600万・650万・700万・750万・800万の手取り比較表

 

年収700万円の手取りは約525万〜595万円

 

年収700万円(額面)から天引きされる主な項目は、社会保険料・所得税・住民税の3つです。単身で扶養家族がいない場合を前提にすると、それぞれの目安は次のとおりです。

 

  • ・社会保険料(東京都の場合):約100万円
  • ・所得税:約20万〜30万円
  • ・住民税:約30万〜35万円

 

これらを額面から差し引くと、手取り額は約525万〜595万円に落ち着きます。

幅が生じる主な要因は、扶養控除や生命保険料控除などの各種控除の適用状況、住んでいる自治体による住民税率のわずかな差です。共働きか片働きかによっても最終的な手取り額は変わってきます。

 

参考:協会けんぽ「都道府県毎の保険料額表

参考:国税庁「No.1410 給与所得控除

参考:国税庁「No.2260 所得税の税率

参考:総務省「個人住民税」 

 

月々の手取りは約43万〜49万円

 

年間の手取り額を12ヶ月で単純に割ると、月あたりの手取りは約44万円が目安になります。実際の受け取り方は、賞与(ボーナス)の有無や支給割合によって変わってきます。

賞与がなく毎月均等に支払われる場合、月々の手取りは約43万〜44万円程度です。

一方、年2回の賞与で基本給の4ヶ月分程度が支給される会社では、賞与月の手取りが多くなる分、通常月の手取りは月34万〜38万円程度に抑えられ、賞与を含めた実質的な月平均では約49万円に達するケースもあります。

勤務先の給与体系を確認しておくと、月々の資金計画が立てやすくなります。

 

年収600万・650万・700万・750万・800万の手取り比較表

 

近い年収帯と比べることで、年収700万円の手取り水準がより具体的にイメージしやすくなります。単身・扶養家族なしを前提とした概算は次のとおりです。

 

年収 手取り目安(年間) 手取り目安(月間)
600万円 約466万円 約38万円
650万円 約490万円 約41万円
700万円 約529万円 約44万円
750万円 約561万円 約47万円
800万円 約593万円 約49万円

 

年収が上がるほど税率も上がるため、額面の伸び以上に手取りが増えにくくなる点は覚えておきたいポイントです。

以下のサイトをもとに試算したデータです。

 

参考:国税庁「No.1410 給与所得控除

参考:国税庁「No.2260 所得税の税率

参考:総務省「個人住民税

参考:協会けんぽ「都道府県毎の保険料額表

 

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年収700万円の税金・社会保険料はいくら?

 

年収700万

 

年収700万円にかかる税金・社会保険料の内訳が気になる方も多い傾向です。

所得税・住民税・社会保険料はそれぞれ計算方法が異なり、合計で額面の約2割強を占めます。

本試算は、国税庁「給与所得控除」「所得税の税率」「社会保険料控除」「基礎控除」、総務省「個人住民税」、協会けんぽ「保険料率」、日本年金機構「厚生年金保険料額表」、厚生労働省「雇用保険料率」の各公表資料をもとに、単身・扶養家族なし・40歳未満の条件で編集部が独自に算出した概算値です。

実際の負担額は、加入する健康保険組合、居住自治体、適用される所得控除の内容により変動します。

 

所得税・住民税の内訳と計算方法

 

所得税は「課税所得×税率−控除額」で計算される累進課税です。

年収700万円(給与所得控除・社会保険料控除・基礎控除を適用後)の課税所得はおおよそ370万円前後になり、税率20%の区分に該当します。

この場合の所得税額は復興特別所得税を含めて約20万〜25万円が目安です。

住民税は所得割(課税所得の10%)と均等割(年5,000円程度)で構成され、前年の所得をもとに翌年度に課税される仕組みです。

年収700万円の場合、住民税は約35万円前後になるケースが多く見られます。所得税と異なり一律10%であるため、所得税ほど年収による変動幅は大きくありません。

 

参考:国税庁「No.1410 給与所得控除

参考:国税庁「No.2260 所得税の税率

参考:国税庁「No.1199 基礎控除

参考:総務省「個人住民税

 

社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険)の内訳

 

社会保険料は、健康保険・厚生年金保険・雇用保険の3つで構成されています。それぞれの料率は加入する健康保険組合や勤務先の所在地によって多少異なりますが、目安は次のとおりです。

 

  • ・健康保険料:標準報酬月額の約10%(労使折半で本人負担は約5%)
  • ・厚生年金保険料:標準報酬月額の18.3%(本人負担は約9.15%)
  • ・雇用保険料:賃金総額の約0.6%

3つを合計すると、年収700万円の場合の社会保険料は年間約100万円前後です。40歳以上になると介護保険料が加わるため、負担額はやや増加します。

 

参考:協会けんぽ「都道府県毎の保険料額表

参考:日本年金機構「厚生年金保険料額表

参考:厚生労働省「雇用保険料率について」 

 

ふるさと納税・iDeCo・NISAで手取りを実質的に増やす方法

 

手取りを実質的に増やす方法として、税制優遇制度の活用が挙げられます。代表的な3つの制度は次のとおりです。

 

  • ・ふるさと納税:年収700万円・独身の場合、年間の控除上限目安は約10万8,000円です。自己負担2,000円で返礼品を受け取りながら、住民税・所得税の控除が受けられます。
  • ・iDeCo(個人型確定拠出年金):掛金全額が所得控除の対象となり、所得税・住民税の負担軽減につながります。将来の年金資産形成も同時に進められる点が特徴です。
  • ・NISA:投資の運用益が非課税になる制度で、直接的な手取り増加ではないものの、資産形成の効率を高める手段として活用が広がっています。

いずれも申請や手続きが必要なため、制度内容を理解したうえで無理のない範囲で活用することが大切です。

 

参考:総務省「ふるさと納税ポータルサイト」

参考:iDeCo公式サイト(国民年金基金連合会運営)

参考:金融庁「NISA特設ウェブサイト」 

 

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 年収700万円は日本人の中で上位何%?男女別・年代別の立ち位置

 

年収700万

 

年収700万円は日本人の中でどのくらいの位置づけなのか、気になっている方は少なくないでしょう。

給与所得者全体の上位約17%に入る水準です。

男女別・年代別に見ると立ち位置はさらに変わってきます。

 

年収700万円は日本人の中で上位何%?
  • 年収700万円は給与所得者の上位約17%
  • 男女別・年代別に見る年収700万円の到達率
  • 年収700万円は「勝ち組」「すごい」と言えるのか

 

年収700万円は給与所得者の上位約17%

 

国税庁「民間給与実態統計調査」によると、年収700万円は給与所得者全体の上位約17%に位置する水準です。

平均給与が478万円前後で推移していることを踏まえると、年収700万円は平均を大きく上回る水準だといえます。
ただし、この割合はあくまで正社員・非正規雇用を含めた給与所得者全体を対象とした数値です。

年代や雇用形態、業種によって割合は変動するため、あくまで1つの目安として捉えておくとよいでしょう。

 

出典:国税庁「民間給与実態統計調査

 

男女別・年代別に見る年収700万円の到達率

 

年収700万円への到達率は、男女・年代によって大きく異なります。

 

性別 傾向
男性 年収700万円超の割合は全体の約2割前後
女性 年収700万円超の割合は全体の1割未満にとどまる傾向

男女で差が生じる背景には、勤続年数や管理職比率、正規・非正規雇用の割合の違いといった要因があるためです。

 

年代 傾向
20代 年収700万円到達者はごく少数
30代 管理職や専門職を中心に到達者が増加
40代 到達率が最も高くなる年代
50代 役職者を中心に高水準を維持

30代後半から40代にかけて、昇進や転職を経て年収700万円に到達するケースが目立つようになります。

 

参考:厚生労働省「賃金構造基本統計調査

 

年収700万円は「勝ち組」「すごい」と言えるのか

 

年収700万円は「勝ち組」といえるのか、「すごい」と評価してよいのか、気になる方も多いテーマです。

統計データを踏まえると、給与所得者全体の上位約17%という水準は、客観的に見て平均を大きく上回る恵まれた水準と評価して差し支えありません。

一方で、都市部で家族を養う場合や、住宅ローン・教育費の負担が大きい世帯では、体感的な余裕は必ずしも大きくないケースもあります。

勝ち組かどうかは世帯構成や居住地域、価値観によっても変わってくるテーマです。数値としては十分に優秀な水準である一方、生活の満足度は個々の状況次第という捉え方が実態に近いといえるでしょう。

 

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年収700万円で実現できる生活レベルとは

 

年収700万

 

年収700万円で実現できる生活レベルは、単身か家族世帯かによって大きく異なります。

住居費・教育費・娯楽費など主な支出項目のモデルケースを、世帯タイプ別に確認していきましょう。

 

一人暮らしの場合の生活費モデルケース

 

単身で年収700万円の場合、手取り月収は約44万円が目安になります。

主な支出のモデルケースは次のとおりです。

 

住居費 8万〜12万円(家賃の目安は手取りの2〜3割)
食費 4万〜6万円
水道光熱費 1万〜1.5万円
通信費 1万円前後
娯楽費 4万〜6万円
貯蓄・投資 8万〜12万円

支出を差し引いても月10万円前後の余剰資金を確保しやすく、貯蓄や自己投資、趣味に充てる余裕が生まれやすい水準です。

都市部で家賃相場が高いエリアに住む場合は、住居費の割合がやや高くなる点に留意が必要です。

 

家族世帯(夫婦・子育て)の場合の生活費モデルケース

 

夫婦・子育て世帯で世帯年収700万円の場合、支出構造は単身時と大きく変わってきます。子ども1人・持ち家(住宅ローンあり)を想定したモデルケースは次のとおりです。

 

住宅ローン返済 10万円~12万円
食費 7万~9万円
教育費 2万〜5万円(学齢や公立・私立の別で変動)
水道光熱費 3万円前後
保険料 2万〜3万円
娯楽費 3万〜5万円
貯蓄 3万〜6万円

教育費や住宅ローンの負担が大きいため、単身世帯と比べて自由に使える金額は限られる傾向があります。子どもの人数や進学先によって教育費は変動幅が大きく、家計の見直しが必要になる場面も出てきます。

 

住宅ローン・車・家賃の目安

 

手取り額をもとに、無理のない住宅ローン・車・家賃の目安を確認しておきましょう。

 

住宅ローン

年収700万円の場合、無理のない借入額の目安は年収の5〜6倍程度、約3,500万〜4,200万円です。返済負担率(年間返済額÷年収)は20〜25%以内に収めると、家計に余裕を持たせやすくなります。

車両価格の目安は年収の3〜5割程度、約210万〜350万円です。維持費(保険・税金・駐車場代など)も含めて予算を組むことがポイントです。

 

家賃

賃貸の場合、家賃は手取り月収の2.5〜3割程度、約11万〜13万円が無理のない水準といえます。住居費を抑えることで、貯蓄や投資に回せる金額を増やしやすくなります。

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年収700万円を目指すための方法

 

年収700万

 

年収700万円を目指す方法は、社内でのキャリアアップから転職、副業まで複数のアプローチがあります。

それぞれの特徴を理解したうえで、自身に合った方法を選ぶことが大切です。

 

年収700万円を目指すための方法
  • 昇進・資格取得で年収アップを目指す
  • 転職で年収700万円を実現するためのポイント

 

昇進・資格取得で年収アップを目指す

 

現在の勤務先で昇進や資格取得を通じて年収アップを目指す方法は、転職に伴うリスクを避けられる点がメリットです。

管理職への昇進は基本給・役職手当の両面で年収を押し上げやすく、業界によっては専門資格の取得が昇給や手当に直結するケースもあります。

短期間での大幅な年収アップは難しいのが実情です。着実にキャリアを積み上げたい方に向いている方法だといえます。

 

【あわせて読みたい】年収を上げる方法は転職か昇進?についてはこちら⇓

 

転職で年収700万円を実現するためのポイント

 

転職による年収アップは、年収700万円到達への近道になりやすい方法のひとつです。

Geekly(ギークリー)の転職支援実績では、現年収400万円台からIT業界へ転職し、2〜3年の実務経験を経て年収700万円クラスへステップアップした事例が数多く見られます。

 

  • ・需要が拡大している職種(クラウド・セキュリティ等)へシフトする
  • ・これまでの経験を活かせるポータブルスキルを明確に伝える
  • ・年収レンジが高い企業・業界を狙って求人を比較する
  • ・転職エージェントを活用し、非公開求人や市場相場の情報を得る

 

特に、現職での技術環境や業務内容に不満を感じ、キャリアアップを目的に転職を検討する層で、年収アップに成功するケースが目立ちます。

転職は情報収集の質によって結果が大きく左右されるため、専門知識を持つキャリアアドバイザーに相談しながら進めると、より納得感のある転職活動につながるはずです。

 

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年収700万円に関するよくある質問

 

年収700万

 

年収700万円は、多くのビジネスパーソンにとって一つの目標となる年収水準です。

ここでは、年収700万円に関して寄せられることの多い質問について、Q&A形式でお答えします。

 

年収700万円に関するよくある質問
  • Q. IT職種で年収700万円になるにはどの職種?
  • Q.転職で年収700万円を目指すことは可能?

 

Q. IT職種で年収700万円になるにはどの職種?

 

A.Geekly(ギークリー)の調査結果によると、IT職種の中でも年収700万円に到達しやすいのは、システムコンサルタント(平均769万円)、社内SE・IT戦略/企画職(平均758万円)、プロジェクトマネージャー 業務系(平均742万円)・Web系(平均721万円)といった、上流工程やマネジメント領域を担う職種です

これらは技術力に加えて、要件定義や予算管理、チームマネジメントといった上流スキルが求められる分、年収水準も高くなる傾向にあります。

一方、プロダクトマネージャー・PdM(平均682万円)は700万円にやや届かないものの、経験や実績次第で700万円台への到達も十分に狙える職種といえます。

 

Q.転職で年収700万円を目指すことは可能?

 

A.転職によって年収700万円を目指すことは十分に可能ですが、実現のためには「どの職種・ポジションに転職するか」が重要な鍵になります。

特に、実務経験を積んだエンジニアがプロジェクトマネージャーやITコンサルタントといった上流職種にキャリアチェンジすることで、年収を大きく引き上げられるケースが多く見られます。

また、同じエンジニア職であっても、需要の高い専門スキル(クラウド、セキュリティ、データ分析など)を身につけていることやマネジメント経験がある場合は、転職市場での評価が高まり年収700万円以上のオファーを得やすくなる傾向です。

転職を成功させるには、自身のこれまでの経験・スキルを言語化し、市場価値を正しく把握したうえで、年収水準の高い業界・職種を狙って戦略的に転職活動を進めることがポイントです。

 

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年収700万円を目指すにはまず、自分の市場価値を理解しよう

 

 

年収700万円は、手取り約525万〜595万円、給与所得者全体の上位約17%に位置する、客観的に見て恵まれた水準です。一方で、体感的な満足度は世帯構成やライフステージによって変わってくるのも事実です。

今の年収に満足していない場合やキャリアアップを目指したい場合は、転職によって年収700万円あるいはそれ以上を目指せる可能性は十分にあります。

 

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この記事の監修者

【人材紹介の全領域を経験】創業メンバー 篠原百合

人材紹介歴16年のキャリアを持つ、ギークリーの創業メンバー。キャリアアドバイザーをはじめ、人材紹介事業に関わる業務を網羅的に経験。現在は主にキャリアアドバイザーの事業統括、育成に従事しております。

この記事の執筆者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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