フルリモートに向いている人の特徴は?やめとけと言われる理由や求人も紹介
この記事では、フルリモートでの転職を考えている方へ、フルリモートが向いている人の特徴をご紹介します。フルリモートはやめとけと言われる理由や、フルリモートで働く方法、フルリモート求人も紹介しているので参考にしてください。
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IT人材のリモートワーク状況
コロナウイルスの流行と同時に積極的に導入されるようになったリモートワーク。
2025年現在では、引き続きリモートワークを続けている企業もあれば、出社傾向が強くなっている企業もあります。
Geekly(ギークリー)ではIT人材のリモートワークの状況を調査しました。
フルリモートで出勤している人は25%
Geekly(ギークリー)のアンケートによると、現職の出勤状況について「毎日リモートワークで出社はしていない」と回答した人は25%と、2番目に多い結果となりました。
一方で、「毎日出社」と回答した人が37%と最も多く、IT人材であっても出社の傾向が強い企業も多いようです。
ですが、他の業界と比べるとリモートワークの導入は積極的な傾向にあるでしょう。
リモートワークのメリットは移動時間の削減
「リモートワークの最大のメリットは何だと思いますか?」という質問では、「通勤など移動時間の削減」と回答した人が72%と最も多く、通勤時間にストレスを感じている人が多いようです。
都心部で働く人の中には通勤時間が片道1時間かかる人も多く、その分を自分の時間に使えるというのは大きなメリットになります。
リモートワーク最大のデメリットはコミュニケーション不足
一方で、リモートワークの最大のデメリットについては「コミュニケーション不足になる」という回答が41%と最も多く、すぐに他の社員に話しかけられない、ちょっとした相談ができない等がデメリットに感じている人が多いようです。
特にチームで仕事をしている場合や仕事にまだ慣れていない時期であると、リモートワークが弊害になってしまう可能性もあります。
リモートワークならではの意識や、コミュニケーションスキルが必要になりそうです。
【あわせて読みたい】IT人材のリモートワークの状況はこちら⇓
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フルリモートに向いている人の特徴
フルリモートに向いている人の特徴は以下の通りです。
- 自宅で仕事する環境が整っている人
- 孤独に強い人
- 能動的に動ける人
- 自己管理ができる人
- 文章化するコミュニケーション能力がある人
- ITリテラシーがある人
フルリモートに向いている人の特徴は、計画的で主体的、かつ自宅の仕事環境が整っている人等です。
具体的にはどういうことかひとつずつ解説していきます。
自宅で仕事する環境が整っている人
リモートワークをするときに最も重要で最初に必要となるのは、仕事環境の整備です。場合によっては、設備投資も必要です。
最低限、Wi-Fi環境、パソコン、作業ができるデスク、長時間の仕事ができる椅子、場合によってはプリンターやスキャナーが必要な場合があります。
職種や取引先の都合によっては必ず書類を印刷して提出しないといけないことが多々あります。頻度が少なければコンビニエンスストアでも対応はできますが、頻度が高い場合はプリンターやスキャナーが必要です。
パソコンは、カメラとマイク内蔵であることは必須です。Zoom、Skype、Google Meetなどでオンライン会議することがあるからです。
そこで問題なのが、「騒音」「雑音」です。これがあると、仕事に集中できるとかできない以前に、オンライン会議がスムーズにできません。交通量が多い場所のマンション住まいだと、この騒音が仕事の妨げとなる可能性があります。
孤独に強い人
リモートワークは孤独です。チャットワークやメールやオンライン会議で人とのコミュニケーションがあるとは言え、ランチを一緒に食べる人も、隣の人とおしゃべりすることもありません。
フルリモートに向いている人は合理的な考え方を持っている人で余計な時間を割かなくて良いから効率性UPだと考えられる人です。
もし、この孤独感だけは耐えられないというのであれば、コワーキングスペースを利用するのもひとつの方法です。新しい知り合いや友人が増えて情報交換できる場所になることもあります。
能動的に動ける人
リモートワークは指示待ちでは非効率になってしまいがちです。質問力があり、自発的に動ける人であることが大切です。
特にフレックス制の場合は、働く時間が人によって違うので、思うタイミングでコミュニケーションが取れなかったり、自分が計画していた通り進まないこともあります。
なので、積極的にこちらから何らかの方法でアクションを起こさなければなりません。
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自己管理ができる人
フルリモートに移行した人が、まず悩むのが自己管理です。働く時間がまちまちになってしまったり、他のことに目がいってしまって、結局一日中ダラダラとしてしまったり、逆に一日中仕事をしてしまったりしがちです。
また、休憩時間を設けてオンオフをしっかりつけることがテレワークのコツです。ちょっと気晴らしにランチは友達と行くのも悪くはありません。しかし、自分で決めた時間を超えてしまうこともあるので、必ず計画したらその通りに進めてみることから始めましょう。
月のスケジュール、週間でやるべき仕事、一日の仕事時間、これらの自分で決めたことを遂行できる人はテレワークに向いています。
文章化するコミュニケーション能力がある人
テレワークではコミュニケーションの方法がチャットワークやメールが中心になります。なので、伝えたいことを言語化するのが苦手な人はテレワークに向いていません。
メラビアンの法則によると、対面の場合、実は人間は9割は言語以外の表情や声色、雰囲気など非言語の要素でその人の気持ちや伝えたいことを感じ取っているというのです。
対面でない場合、言語以外の方法で意図や気持ちを伝えることができません。それによって、言葉だけの表現だとミスコミュニケーションが生まれやすくなってしまいます。
困っていることや疑問があることは誤解が生まれないよう、言語で伝える説明力と業務の進め方や認識に対してすり合わせが必要です。
話し手も聞き手も誤解を生まない伝え方を、文章で表現できるスキルがある人はテレワークに向いています。
ITリテラシーがある人
リモートワークで必須とされるのは、前述の通り自己管理能力とITリテラシーのスキルです。実際に企業によっては通常勤務とテレワークで企業が求める条件や選考内容には違いがあることが見受けられます。
あくまでも企業によるので全てが全てではありませんが、WordやExcelの他にGoogle Workspaceなどのクラウドサービスの使い方がわかるなど、最低限のITリテラシーがある方がテレワークの仕事への転職には有利です。
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フルリモートが向いている職種
フルリモートが向いている職種は以下の通りです。
- 事務職
- エンジニア・プログラマー
- Webデザイナー
- Webライター
- Webマーケター
- インサイドセールス
- カスタマーサポート
フルリモートでの転職を目指したい人は、まず職種から調べてみるのもよいでしょう。
それぞれどのような職種なのか解説します。
事務職
営業事務、経理などの事務職は、基本的には一人で作業する仕事なのでフルリモートに向いています。
ExcelやWordなどでデータ入力、資料作成などであれば、どこにいても仕事ができます。
ただし、データを扱うためのセキュリティの整備が必要です。あとは、コミュニケーションはチャットツールやオンライン会議ツールで補えるので問題ないでしょう。
事務職のリモートワークの問題点は、営業成績など数字で目に見えて成果や努力がわかるものではないので、業務量の管理が難しく企業側も評価しづらいという問題点があります。
許容量オーバーの仕事を受けて困っていないか上司とコミュニケーションを取る必要があります。このとき文章で伝える論理的な説明力が必要とされます。
エンジニア・プログラマー
システムエンジニアやプログラマーは基本的に一日中パソコンを使って仕事をするのでフルリモートに向いています。
基本は、プロジェクトを完了させることが成果であるため評価もしやすく、在宅ワークに向いています。
特にフルリモートを導入しているのは、アプリ開発、Web開発、ゲーム開発などです。
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Webデザイナー
Webデザイナーもテレワークに向いている職種のひとつです。なぜなら、顧客の要望を聞いたりしないといけない仕事ですが、パソコンで作業することがほとんどだからです。
Webデザインの場合は印刷することもないので、パソコンに専用ソフトが入っていれば仕事ができますし、成果物の形がはっきりしているので上司も評価しやすく、フルリモートが導入されている職集です。
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Webライター
Webライターもフルリモートが向いている職種のひとつです。Webサイトの記事や企業のサイトのコンテンツを執筆する仕事なので、基本は紙に印刷することはありませんし、クライアントとのやりとりはチャットツールやオンライン会議です。
パソコン一台あればカフェでもどこでも仕事ができて、成果も納期のスケジュール、閲覧数、コンバージョンなどで人事評価がしやすい職種なのでフルリモート向きなのです。
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Webマーケター
Webマーケターの仕事は、WebのコンテンツやECサイトなどに対して、どれくらいの流入があり、ユーザー数が増えたのか分析して改善施策を実行する仕事です。
基本はパソコン一台でできる仕事で、データや数字を軸にした仕事なので成果が明確なので、これも人事評価がしやすい仕事のひとつです。
また、市場調査やユーザーのニーズを把握することが重要であるため、オフィスにこもらず、いろいろな場所に行って情報収集する必要性があります。むしろテレワークが向いている仕事と言えます。
インサイドセールス
営業は従来はクライアントと対面での打ち合わせが当たり前でしたが、今はオンラインで打ち合わせできます。そもそも、フルリモートが導入される前から毎日クライアントと会うのが仕事のため、オフィスにこもることはありません。
さらに、今は従来の営業に加えてインサイドセールスという、基本的に外に出ることが一切ない営業手法を取り入れる企業が増加しています。
インサイドセールスがアウトサイドセールス(従来の営業)に橋渡しをする流れの仕事もあれば、インサイドセールスでクロージングまで完結させる仕事もあります。
カスタマーサポート
カスタマーサポートは、基本的に対面ではないため、環境さえ整っていればフルリモートで働けます。
評価は基本的に自分から発信する仕事ではなく受けの仕事なので、こなした数や内容が記録されるので管理もしやすい仕事です。
フルリモートはやめとけと言われる理由
通勤時間を削減して1人で作業を行えるフルリモートですが、「やめとけ」と言われる声もあります。
フルリモートはやめとけと言われる理由は以下の通りです。
- コミュニケーションのストレス
- 役割やタスクが不透明
- テレワーク疲れで心身ともにつらい
ひとつずつ解説します。
コミュニケーションのストレス
オフラインとオンラインでの仕事の進め方において大きな違いは、人と顔を合わせる機会です。
メッセージのみでやり取りしようとすると、こちらの意図が相手に伝わらない、相手からの一言にモヤモヤするといった小さな不満が気づかないうちにストレスとして溜まりやすいものです。
相手との関係にもよりますが、もともと対面でコミュニケーションをとって仕事を進めていた間柄であれば「書き言葉」ではなく「話し言葉」を意識する事でより円滑に意思を伝えあう事ができる場合があります。
役割やタスクが不透明
これまで「目で見て盗む」スタイルで仕事をするよう言われて来た人にとって、テレワークは大きな障害となりがちです。
それぞれの役割やタスクが可視化され、全員で共有できるような仕組み作りはテレワークに欠かせません。
なんとなく不安を抱えながら仕事しているのであれば、誰が何をどう進めれば良いか、またそれぞれの状況、進行中のプロジェクトの全体像がつかめる体制作りをすぐに進めるべきでしょう。
テレワーク疲れで心身ともにつらい
テレワークによって疲れを生じやすい人の特徴は、「ためこんでしまう人、がんばりすぎてしまう人」です。
コミュニケーションの減少、移動の減少、家族がいる環境での業務、これらはすべてプラスに働くとは限りません。
効率化によってより成果が求められるケースもありますし、メンタルに不調をきたす人もいるのが実情です。
以前は同僚との雑談でリフレッシュできていたという人は積極的にコミュニケーションをとる工夫を、また家族間でできる限り協力し合える環境を見直すのもひとつの方法です。
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