
テクニカルサポートはやめとけ?きつい理由と向いている人の特徴5選
テクニカルサポートが「やめとけ」「きつい」と言われるのは、主にクレーム対応のストレスや将来性への不安が原因です。しかし実際は、未経験からITエンジニアや年収アップを目指す「穴場」でもあります。きつい現場を避け、将来性のある職場へ転職する秘訣を解説します。
目次
テクニカルサポートはやめとけ・きついと言われる5つの理由と実態
テクニカルサポートは特定の製品サービスのサポートに欠かせない職種ですが、「やめとけ」「きつい」といわれることがあります。
理由は主に業務上発生しやすいストレスや、将来性への不安であることが多いでしょう。
しかしその一方で、こういった理由の実態を把握し、不安要因に適切に対処できる環境選びや工夫ができる方にとっては、IT業界のキャリアをスタートする際に適した職種です。
まずはテクニカルサポートに対するネガティブな意見の理由を確認してみましょう。
クレーム対応によるストレスが大きい
テクニカルサポートは「やめとけ」と言われがちな理由のひとつが、クレーム対応による精神的負担です。
システム障害や操作ミスなど、原因が自分にないケースでも一次窓口として厳しい言葉を受ける場面があります。
ただし、すべての職場が感情的な対応を強いられるわけではありません。BtoB向けや社内SE寄りのサポート、問い合わせ内容が限定されている環境では、落ち着いたコミュニケーションが中心です。
環境選び次第でストレスは大きく変わります。
生活リズムが不規則になりがち
24時間対応やシフト制のイメージから、生活リズムが乱れやすいと思われがちです。
確かに夜勤や土日対応が発生する現場もありますが、すべてのテクニカルサポートが該当するわけではありません。平日・日中勤務のみの企業や、オンコール体制が整っている職場も多く存在します。
働き方は企業ごとに差が大きいため、事前に勤務形態を確認すれば、過度に不規則な生活を避けることも十分可能です。
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常に高いスキルと学習意欲を要求される
幅広い問い合わせに対応するため、常に新しい技術や製品知識を学び続ける必要がある点を「きつい」と感じる人もいます。しかし裏を返せば、実務を通じてITスキルを着実に積み上げられる職種でもあります。
マニュアルやエスカレーション体制が整った現場では、未経験領域も段階的に習得可能です。
学習意欲のある方にとっては、市場価値を高める土台づくりとして有効なポジションといえるでしょう。
実績が年収に反映されにくい
テクニカルサポートは成果が数値化しにくく、年収が上がりにくいという声もあります。
オペレーション中心の職場では評価基準が曖昧なケースもありますが、スキルや対応領域に応じて給与レンジが明確な企業も増えています。
より高度な対応や技術寄りのポジションにステップアップすることで、年収アップを実現することも可能です。評価制度とキャリアパスの有無が重要な判断ポイントになります。
キャリアの将来性に不安を感じやすい
「ずっと問い合わせ対応のままでは?」という将来不安も、やめとけと言われる理由のひとつでしょう。
しかし実際には、テクニカルサポート経験からインフラエンジニア、社内SE、カスタマーサクセスなどへキャリアアップした事例は少なくありません。
技術理解と顧客対応力の両方を身につけられる点は大きな強みです。成長につながる業務を任せてもらえる環境を選べば、次のキャリアへの足がかりになります。
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それでもテクニカルサポートをおすすめする理由【将来性と需要】
- IT業界への入り口として未経験でも採用されやすい
- 専門スキルで社内SEやエンジニアへキャリアパスが描ける
- AIによる問い合わせ業務の自動化で「高度なサポート」需要が増加
- 【自社データ公開】平均年収と年代別のアップ額推移
テクニカルサポートに対するネガティブな意見に続き、それでも転職をおすすめする理由について、以下解説します。
IT業界への入り口として未経験でも採用されやすい
テクニカルサポートは、IT業界未経験者でも挑戦しやすい職種のひとつです。プログラミング経験が必須でない求人も多く、基本的なITリテラシーとコミュニケーション力があれば採用されるケースも珍しくありません。
入社後に製品知識や技術を学べる研修体制が整っている企業も多く、「まずはIT業界に入る」ための現実的な選択肢といえます。
未経験からキャリアチェンジを目指す方にとって、間口の広さは大きな魅力です。
専門スキルで社内SEやエンジニアへキャリアパスが描ける
テクニカルサポートは単なる問い合わせ対応にとどまらず、専門スキルを身につけられるポジションです。
サーバーやネットワーク、クラウド製品などの知識を深めることで、社内SEやインフラエンジニアへキャリアアップする道も開けます。
実際に、サポート業務で培ったシステム理解や障害対応力を評価され、技術職へ転身する事例もあります。将来を見据えてスキルを磨ける環境を選ぶことが重要です。
AIによる問い合わせ業務の自動化で「高度なサポート」需要が増加
近年、チャットボットやAIによる一次対応の自動化が進んでいますが、それによりテクニカルサポートの価値が下がるわけではありません。むしろ、定型的な問い合わせが自動化されることで、より高度な技術判断や個別対応を担う人材の需要は高まっています。
複雑な障害対応や顧客環境に踏み込んだサポートは、人の知識と経験が不可欠です。
今後は「高度なサポートができる人材」がより評価される時代になるでしょう。
【自社データ公開】平均年収と年代別のアップ額推移
Geekly(ギークリー)にご訪問いただいたIT人材の実際の年収データによると、テクニカルサポートの平均年収は約424万円です。
日本の給与所得者全体の平均年収である478万円と比較すると低い水準ですが、求人情報の給与幅としては340~900万円以上と広く、勤務先やスキルにより年収に大きな差が生じていると考えられます。
また、年齢に伴い年収は増加傾向です。
| 年代 | 平均年収 |
| 20代 | 361万円 |
| 30代 | 445万円 |
| 40代 | 537万円 |
※Geekly(ギークリー)調べ
テクニカルサポートとして年収を上げるためには、経験を積む、関連資格の取得を目指す、需要の高い業種への転職といった方法が挙げられます。
(参考:国税庁『令和6年分 民間給与実態統計調査』)
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テクニカルサポートの仕事内容と役割
テクニカルサポートの主な仕事内容は、相談窓口としての役割と特定の製品に対するサポートです。
ヘルプデスクやカスタマーサクセスと混同されがちなため、まずはその違いから解説します。
ヘルプデスクとの違いは「社内」か「社外」か
テクニカルサポートとヘルプデスクではサポートする対象が異なります。
テクニカルサポートは社外、ヘルプデスクは社内がサポート対象です。
ただし、テクニカルサポートもヘルプデスク業務が求められるケースもあります。
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カスタマーサクセスとの違いは「受け身」か「能動的」か
カスタマーサクセスとはお客様の成功を実現する仕事です。
問い合わせ内容に応えるだけでなく、お客様の要望をヒアリングしたうえで、最善の解決策を提案するなど、能動的にお客様へ助言を行います。
問い合わせやクレームへの対応といった受動的なサポートではなく、能動的に助言を行う役割です。
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相談窓口としての役割の変化
テクニカルサポートはお客様が困ったときのお悩みを解決する相談窓口です。
主な問い合わせは操作方法に関するものが多く、ヒアリングを通して信頼関係を築きながら満足度向上に努めることが求められます。
またトラブルがあった際にも、テクニカルサポートが窓口として対応します。
特定の製品に対するサポート
テクニカルサポートでは特定の製品に対するサポートも担当します。
製品を購入したあとのアフターフォローなどが主な役割です。
修理の相談を受けることもあり、場合によっては直接お客様のところに出向く場合もあります。
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テクニカルサポートに向いている人の特徴5選
冒頭で解説したような、テクニカルサポートに対する「やめとけ」「きつい」という意見に対し、過度にネガティブな印象を抱いたり、不安になったりせず、ある程度対処法が考えられる方は向いています。
ここでは、テクニカルサポートの仕事に適性がある方の性格面の特徴について解説します。
①「人のためになりたい」ホスピタリティ精神が強い人
テクニカルサポートは人が困ったときの相談窓口になります。
困った人の悩みを解決することが大きな目的の仕事であるため、人の役に立ちたい、感謝されることでモチベーション向上につながるという方に向いています。
クレームなど対応が困難な相談もありますが、人から頼られたり、感謝されることも多く、やりがいを感じやすいでしょう。
②感情的にならず論理的に問題を切り分けられる冷静な人
お客様の問題解決を目的として、感情よりも状況を論理的に分析できる方はテクニカルサポートに向いているます。
普段から物事を順序だてて考える習慣がある方、前職までに論理的思考力や行動力が身についた経験がある方は、テクニカルサポートの仕事の進め方に迷いや不安を感じにくいでしょう。
冷静かつ客観的な視点を持っていると、テクニカルサポートの仕事に役立ちます。
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③相手の意図を汲み取るコミュニケーション能力が高い人
テクニカルサポートは人の話を聞く機会が多い仕事です。場合によっては技術面以外の話を聞くこともあるでしょう。
自ら話すよりも人の話を聞くことが好きで、聞き上手な方であれば、テクニカルサポートとしてお客様との信頼関係を構築しやすいです。
また、テクニカルサポートはお客様相手のコミュニケーションだけでなく社内での人間関係構築力も求められます。
問い合わせに対して分からないことがあれば、一度保留にして周りの意見を求めることも必要です。
他部署や他職種の力を借りて物事を解決するには、適切なコミュニケーションが求められます。日頃から周囲と友好な人間関係が築けていると、テクニカルサポートとして活躍できるでしょう。
④新しい技術や製品への知的好奇心が強く学習が苦にならない人
IT業界に携わる仕事は、最新情報への感度の高さが求められることが多いです。
テクニカルサポートの場合は、自社他社問わず、技術や製品に関する業界内の最新情報の収集が求められます。
特に情報更新のスピード感が早い業界であるため、通勤時間のような日常生活のルーティンに調べものの時間が組み込まれている方や、情報源を複数持っている方、興味がある事柄に対して掘り下げて取り組むことができる方は、テクニカルサポートに向いています。
⑤1つの事象から多角的に原因を推測できる視野の広い人
テクニカルサポートは、製品やサポートへの知識をもつ専門家として解決に導く方法を考えます。
その際に、従来の知見やマニュアルなどにとらわれず、さまざまな角度から最適解を導き出すことができる視野の広さが求められます。
自分の力だけで解決できない場合は周囲の力を借りることもあるでしょう。視野を広げる方法を持っていることが大切です。
自分に向いている職場は「IT人材 仕事タイプ診断」で見つけよう
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次のキャリアでどの職種を目指すか、マネージャーを目指すか、スペシャリストになるか悩んだり、転職したいけど自分の価値観に合う企業がわからない、次の職場選びで重視した方がいいことがわからないなど、職場選びで悩むことは多々ありますよね。
ギークリーの「IT人材 仕事タイプ診断」では、自分の適性だけではなく、価値観に合う職場、企業のタイプを知ることができるので、転職軸を決めるときや求人選びに役立ちます。
キャリアや仕事選びで悩んだら、一度ご自身の価値観に合う仕事のタイプや企業のタイプを調べてみませんか?自身の適性を知ることで、納得のいくキャリア選択や求人選びができるでしょう。
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希望の職種に転職!診断利用から約1か月で転職成功した方の例
- ご年齢:30代前半
- ご経歴:システムエンジニア⇒システムエンジニア
- 転職期間:仕事タイプ診断利用から1ヶ月弱でご転職
Aさんは元々Salesforceエンジニアとして運用保守に従事されていましたが、案件が変わることが多く、知見を活かして働けない、個人よりも切磋琢磨できる仲間・チームで成長していきたいというご意向があり転職活動を始めておりました。
前職のご状況と、ご自身の価値観・志向にギャップを感じられていたAさんですが、「IT人材 仕事タイプ診断」によってご自身に合う価値観の企業タイプを見つけ、診断から1ヶ月弱で転職成功されました。
【あわせて読みたい】転職でキャリアアップに成功した事例はこちら⇓
「IT人材 仕事タイプ診断」ご利用の流れ
「IT人材 仕事タイプ診断」は4つのステップで完結!
STEP1:以下のボタンから仕事タイプ診断のページへ
STEP2:仕事タイプ診断のページから職種を選択
STEP3:プロフィール(お名前とご連絡先)を入力
STEP4:必要な質問に答える
診断後、自分の志向にあう企業の求人を見たい場合は、IT専門のキャリアアドバイザーがご希望の条件をお伺いし、志向性に合わせた求人を紹介させていただきます。
たった3分、無料で診断できるので、ぜひ一度「IT人材 仕事タイプ診断」で企業選びの軸を見てみてください。
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未経験からテクニカルサポートに転職する方法とポイント
テクニカルサポートは、未経験からでも挑戦しやすい仕事です。
充実したマニュアルが用意されており、基本的にマニュアルに沿った仕事をすることが求められます。ルールや指揮系統を守ることができれば、未経験からでも転職できるでしょう。
- 「きつい」現場回避には企業選びが重要(おすすめはBtoB企業のテクサポ))
- 接客業やコールセンターでの「傾聴スキル」をアピールする
- 市場価値を高めるキャリアパスが選択できる環境を探す
以下、未経験の方が転職するコツを解説します。
「きつい」現場回避には企業選びが重要
未経験からテクニカルサポートに挑戦する場合、「どの企業を選ぶか」が働きやすさを大きく左右します。
特にBtoB向けのテクサポは、対応相手が法人担当者であるため感情的なクレームが少なく、問い合わせ内容も業務に直結した技術的なものが中心です。
業務フローやマニュアルが整備されているケースも多く、未経験でも段階的にスキルを身につけやすいのが特徴です。
「きつい」と言われる環境を避けるには、BtoCかBtoBかの違いを必ず確認しましょう。
接客業やコールセンターでの「傾聴スキル」をアピールする
未経験転職では、ITスキルだけでなく「対人スキル」も重要な評価ポイントです。
接客業やコールセンター経験で培った傾聴力や説明力は、テクニカルサポートと非常に相性が良いスキルです。
相手の状況を正確に聞き取り、課題を整理して伝える力は、技術知識以上に重視される場面もあります。職務経歴書や面接では「クレーム対応」ではなく、「課題解決のためのコミュニケーション力」として言語化することが成功のカギになります。
市場価値を高めるキャリアパスが選択できる環境を探す
テクニカルサポートを入口にする場合、次のキャリアが描ける環境かどうかは必ず確認したいポイントです。
サーバー・ネットワークエンジニアやインフラエンジニアへのステップアップ、サポートチームのリーダー・SV、製品知識を活かしたプリセールスやカスタマーサクセスなど、選択肢は多岐にわたります。
研修制度やジョブチェンジ実績がある企業を選べば、未経験スタートでも市場価値を高めながら長期的なキャリア形成が可能です。
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テクニカルサポートへの転職に役立つ資格
テクニカルサポートにはITに関する基礎的な理解が求められるため、ITに関する資格が有用になるでしょう。
ここでは、転職時のアピール材料や、実際の業務にも役立つ資格を3つご紹介します。
基礎知識の証明になる「ITパスポート」
ITパスポートはIT業界の入門に位置付けられる資格です。
IT業界だけでなく、どの業界にも普遍的に通用するIT知識を証明できる資格であり、ビジネスマンにとって必要なIT知識を証明します。
その後のキャリア構築にも役立つでしょう。
技術的な信頼性を高める「基本情報技術者試験」
基本情報技術者試験は基本的なIT知識を証明する資格です。
テクニカルサポートの業務に携わるにあたり、一定のIT知識を持っていると証明できるでしょう。
合格率は40%前後で、受験前には入念な準備が必要です。
資格取得には相応の対策が必要ですが、それに見合ったスキルを証明してくれるでしょう。
【あわせて読みたい】基本情報技術者試験に関する詳しい解説はこちら⇓
運用保守のスタンダードを学ぶ「ITILファンデーション」
ITILは、現在日本で急速に知名度が上がっている資格のひとつです。
ITサービス関連業務に従事するすべての人に取得を勧める企業が増加しており、中には取得を必須としているケースもあります。
ベンダーフリーで汎用性の高い資格であり、その知識はテクニカルサポートの仕事にも活かすことができます。
テクニカルサポートの転職はプロに相談しよう
テクニカルサポートはお客様のサポートに寄り添った仕事です。
人のために何かをするのが好きという方に向いているでしょう。
未経験者を採用している企業も多く、比較的転職しやすい職種であるため、興味がある方は転職エージェントへの相談がおすすめです。
「テクニカルサポートの仕事に携わりたい」
「IT業界に転職して年収を上げたい!」
「もっとモダンな環境で働きたい!」
などのキャリアのお悩みは是非、「IT・Web業界の知見が豊富なキャリアアドバイザー」にご相談ください!
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