
運用保守の仕事内容とは?年収や未経験からの転職ステップを解説
運用保守の仕事に興味を持ちつつも「夜勤できついのでは?」「自分に適性はある?」と不安を感じていませんか?
運用保守と開発職との役割の違いや、監視・障害対応といった具体的な業務内容、気になる現場のリアルを解説します。
さらに、冷静な対処能力など向いている人の特徴から、平均年収、未経験からの転職成功の4ステップ、将来のキャリアパスまで記載しています。
ご自身の適性を確かめ、転職への悩みを解消するヒントとしてぜひお役立てください。
この記事のまとめ
- 運用保守の仕事内容は、システムの24時間監視や障害対応で安定稼働を守ること
- システム運用保守の年収は503万円
- 未経験からの転職は適性の理解とキャリア設計、資格取得、プロへ相談をしよう
目次
システム運用保守とは?開発・監視との役割の違いを解説
システムにまつわる仕事として、主に開発・運用・保守・監視の4つがあり、それぞれ次のような役割の違いがあります。
- システムを「作る」開発に対し、「守り育てる」のが運用保守
- 【運用】定常業務を通じてシステムを止めない環境を作る
- 【保守】障害対応や改修でシステムの不具合・変化に対応する
- 【監視】運用の一部でありリアルタイムで異常を検知する
以下、それぞれの役割の違いと相関関係について具体的に解説します。
システムを「作る」開発に対し、「守り育てる」のが運用保守
システム開発が新しい仕組みや機能を「作る」工程であるのに対し、運用保守はリリース後のシステムを安定して使い続けられるよう「守り、育てる」役割を担います。
どれほど優れたシステムでも、運用や保守が適切でなければ障害やトラブルにつながります。
開発と運用保守は分断された業務ではなく、システムの価値を最大化するために相互に連携する関係にあります。
【運用】定常業務を通じてシステムを止めない環境を作る
運用は、システムを日常的に安定稼働させるための定常業務が中心です。具体的には、サーバーの起動・停止管理、アカウント管理、データバックアップ、手順書に沿った作業などが含まれます。
大きなトラブルが起きないよう事前にリスクを抑え、システムを「止めない」環境を整えることが運用の使命です。
IT基盤を支える縁の下の力持ち的な存在といえます。
【保守】障害対応や改修でシステムの不具合・変化に対応する
保守は、障害発生時の原因調査や復旧対応、システムの改修・改善を担う業務です。
エラーや不具合への対応だけでなく、OSやミドルウェアのアップデート、仕様変更への対応も含まれます。
システムは運用開始後も常に変化し続けるため、それに柔軟に対応する保守の存在が不可欠です。技術的な知識と問題解決力が求められる領域でもあります。
【監視】運用の一部でありリアルタイムで異常を検知する
監視は運用業務の一部として、システムの状態を24時間365日チェックし、異常を早期に検知する役割を担います。
サーバー負荷や通信状況、エラーログなどを監視ツールで確認し、問題があれば即座に対応部門へ連携します。
障害を未然に防ぐ「最初の砦」として重要なポジションであり、安定運用を支える基盤となる業務です。
【あわせて読みたい】システム運用保守の解説はこちら⇓
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- ご年齢:40代
- 企業:受託開発⇒事業会社
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- 転職理由:自社のプロダクトに携わりたかった
Q.転職活動においてどのようなことを不安に感じられましたか?
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【あわせて読みたい】事業会社へ転職に成功したKさんの事例はこちら⇓
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システム運用保守の具体的な仕事内容一覧
ここでは、システム運用保守の具体的な仕事内容について解説します。
システム運用保守に求められる役割は「システムが常時安定稼働した状態を保つこと」で、そのためには不具合が発生した際の対応も必要です。
以下、仕事内容について解説します。
システム監視とログ確認で予兆を検知する
システム運用保守の中核となる業務のひとつが、システム監視とログ確認です。サーバーやネットワーク、アプリケーションが正常に動作しているかを、監視ツールを使って常時チェックします。
CPU使用率やメモリ使用量、ディスク容量、通信量などの数値を監視し、異常値が出た場合はアラートが発報されます。
また、ログ確認も重要な業務です。ログとは、システム上で起きた処理やエラーの履歴を記録したデータで、「障害の予兆」を見つける手がかりになります。
エラーが頻発していないか、処理時間が遅くなっていないかなどを確認し、問題が大きくなる前に対処することで、システム停止を防ぎます。
未経験からでもマニュアルやツールに沿って対応しやすく、運用保守の入口となる業務です。
定期メンテナンスとバックアップでトラブルを未然に防ぐ
安定したシステム運用には、定期的なメンテナンス作業が欠かせません。
具体的には、OSやミドルウェアのアップデート、不要データの削除、設定ファイルの見直しなどを計画的に実施します。これにより、セキュリティリスクの低減やパフォーマンスの維持が可能になります。
あわせて重要なのがバックアップ業務です。データベースや設定情報を定期的にバックアップし、万が一障害やデータ破損が起きた場合でも、迅速に復旧できる体制を整えます。
バックアップが正しく取得できているか、復元手順に問題がないかを確認するテストも行います。
これらの業務は地味に見えますが、システムの信頼性を支える非常に重要な役割です。
障害発生時の切り分けと復旧対応
どれだけ対策を講じていても、システム障害が完全にゼロになることはありません。そのため、障害発生時の迅速な対応も運用保守の重要な仕事です。
まず行うのが「切り分け」と呼ばれる原因特定作業です。サーバー、ネットワーク、アプリケーションなど、どこに問題があるのかをログや監視情報をもとに調査します。
原因が特定できたら、影響範囲を最小限に抑えるための応急対応や復旧作業を行います。場合によっては、開発担当やベンダーと連携しながら対応を進めることもあります。
復旧後は、再発防止のための報告書作成や改善策の検討までがセットです。
トラブル対応を通じてシステム理解が深まり、エンジニアとしてのスキルアップにつながりやすい業務でもあります。
【あわせて読みたい】システム障害の「切り分け」について詳しい解説はこちら⇓
ユーザーからの問い合わせ対応(ヘルプデスク業務)
システム運用保守では、ユーザーからの問い合わせ対応、いわゆるヘルプデスク業務を担当することもあります。
内容は「ログインできない」「操作方法がわからない」「エラーが表示された」といった日常的なものが中心です。
問い合わせ内容を正確にヒアリングし、マニュアルや過去事例を参考にしながら解決策を案内する業務です。
技術的な調査が必要な場合は、運用チームや開発担当にエスカレーションする役割も担います。この業務を通じて、システム全体の理解や業務知識、コミュニケーション力が身につきます。
IT未経験からでも挑戦しやすく、システム運用保守への第一歩として多くの人が経験する業務です。
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システム運用保守に求められるスキル
システムを安定して稼働させ続けるためには、技術面に関する知識だけでなく多様な能力が求められます。
運用保守に求められる主要スキルについて解説します。
ITインフラ(サーバー・ネットワークなど)の幅広い基礎知識
システム運用保守の業務では、特定の技術に偏らないITインフラの幅広い基礎知識が必要です。
具体的には、WindowsやLinuxといったサーバーOSの仕組み、クラウド環境の概念、データ通信を支えるIPアドレスやルーティングといったネットワークの基本、さらにセキュリティに関する知識が求められます。
一方で、開発エンジニアのように一からプログラムを書いたり、複雑なソースコードを読み解いたりする機会は比較的少ない傾向にあります。
そのため、高度なプログラミングスキルを深掘りするよりも、まずは基本情報技術者試験で問われるような、ITシステム全体の仕組みを網羅的に理解しておくことが重要です。
【あわせて読みたい】基本情報技術者試験についてはこちらから⇓
障害対応や業務効率化を図るための論理的思考力と課題解決力
障害やトラブルが、発生した時の要因や改善策を考える論理的思考力と課題解決力が求められます。
まず障害発生時には、「何が起きているのか」「どこがボトルネックなのか」を分析し、論理的に原因を究明する力が不可欠です。
事象を筋道立てて分析し、仮説と検証を素早く繰り返すことで、迅速かつ確実なシステム復旧に繋げることができます。
さらに、論理的思考力と課題解決力のスキルは日々の「業務効率化」においても重要な役割を果たします。
運用保守では定常業務もあり、その手順の中に潜む非効率な部分を見つけ出し、「ツールで自動化できないか」「マニュアルを改善できないか」と自ら課題を設定し、解決策を実行していく姿勢が求められます。
発生したトラブルにただ対処するだけでなく、論理的な視点でシステムや業務プロセスの改善点を発見し、課題を解決できる人材は、運用保守の現場で非常に高く評価されるでしょう。
関係各所と円滑に連携しトラブルを解決するためのコミュニケーション能力
システム障害などのトラブル発生時において、迅速な復旧と同じくらい重要になるのが「関係各所への適切な情報共有」です。
顧客への一次報告や状況説明、社内チームとの連携など、運用保守の現場では多方面とのコミュニケーションが発生します。
的確に状況を伝え相手の意図を正しく理解できるコミュニケーション能力があれば、現場の混乱を防ぐだけでなく、迅速なトラブル解決と顧客からの厚い信頼獲得へと繋がるでしょう。
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システム運用保守の年収データ【2026年最新版】
ここでは、Geekly(ギークリー)の自社データをもとに運用保守業務の年収事情を解説します。
- 運用保守の平均年収は503万円
- 年代別の最高年収推移
未経験から転職する方は現職の年収と、同じシステム運用保守として年収アップ転職を考える方は同職種や同年代の年収水準と比較するための参考にしましょう。
運用保守の平均年収は503万円
Geekly(ギークリー)に実際に訪問されたIT職種の方に行っているアンケート(2025年3月~2026年2月)によると、運用保守の仕事の平均年収は503万円です。
ただしこの平均年収は、システム運用保守と運用監査の項目で回答されているため厳密には異なる可能性がありますが、運用保守業務の年収水準の参考になるでしょう。
年代別の最高年収推移
| 年代 | 最高年収 |
| 20代 | 550万円 |
| 30代 | 601万円 |
| 40代 | 800万円 |
※ギークリー調べ(2025年3月~2026年2月)
年代別の運用保守の最高年収を見ると、年齢に伴って年収も上昇する傾向が伺えます。
業務知識に加え、障害が発生した際の対応力や技術力が求められるため、経験を積むことで年収アップも可能です。
20代で年収アップを目指すなら
20代では、地道に業務をこなしながら基本的な知識と経験の積み重ねが重要です。ITの基礎を固めつつ、基本情報技術者試験などの資格を取得することは、客観的なスキルの証明にも繋がります。
指示された業務を完遂するだけでなく、自ら能動的に考え、行動する姿勢を意識してみましょう。
30代で年収アップを目指すなら
30代で年収アップを目指すなら、純粋な技術力に加えてプロジェクト管理能力の習得が求められます。マネジメントスキルを磨き、組織を動かす立場を担うことで、年収アップに繋がる傾向があります。
与えられた役割を全うするだけでなく、業務改善や戦略的な提案を行う「主体性」を養うことも重要です。
40代で年収アップを目指すなら
40代は、プロジェクト全体への統括することが求められます。自分の業務だけでなく、メンバーの教育やクライアントとの調整も担うことが多い傾向です。
これによりプロジェクト全体をコントロールしまとめるスキルが必要になります。
現職の年収は適正か、同業界や同職種で現在の年収の立ち位置はどの辺りか、またもしも転職したらどの程度の年収アップが期待できるのかは、以下のボタンから「IT人材1万人の年収データ」で診断することで比較していただけます。
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【ギークリー転職成功体験談】年収アップしたエンジニアの方の口コミ
ここでは、実際にGeekly(ギークリー)のサービスをご利用いただき、年収アップ転職を実現された方の声をご紹介します。
- 調査対象:弊社をご利用いただいたIT業界にお勤めの転職希望の方
- 調査期間:2024年10月~2025年12月
- 調査方法:Web上のアンケートフォームへの入力
<社内SE(開発)⇒プロジェクトマネージャー(web系)へ転職>
<年収:530万円⇒728万円(198万円アップ)>
『連絡のタイミングの良さと丁寧さ、また面接の対策は、技術試験は別として「よくある質問集」を全て自分の軸に照らし合わせて用意できたことでほぼ完ぺきに対応できました。
結果的には額面で200万円以上の大幅アップと、業務や人柄の面でも自身と合いそうな企業様とご縁があり、非常に感謝しております。』
(30歳男性/2025年9月の口コミより)
<社内SE(開発)⇒社内SE(ネットワーク)へ転職>
<年収:430万円⇒582万円(152万円アップ)
『目標の70万円アップを大きく上回る160万円アップが実現出来き、大変驚いております。
登録させて頂いてから内定を頂くまで大変スピード感があり、スムーズに転職がかないました。』
(44歳男性/2025年5月の口コミ)
<プロジェクトマネージャー⇒業務系SE・PG(SI・受託)へ転職>
<年収:800万円⇒1100万円(300万円アップ)>
『年収アップ、職位アップもでき、キャリアアップという点で満足しています。ありがとうございました。』
(46歳男性/2025年12月の口コミより)
<Web系エンジニア⇒システムエンジニア/web系SE/PGへ転職>
<年収:450万円⇒532万円(82万円アップ)>
『今回の転職で100万以上の収入アップの達成ができました、大変感謝しております。』
(26歳男性/2024年10月の口コミより)
<社内SE(開発)⇒社内SE(開発)へ転職>
<年収:550万円⇒696万円(146万円アップ)>
『担当の方に各企業ごとの面接の対策や雰囲気等を共有していただき、不安なく選考を受けることができた。
結果として、選考で高い評価をいただく事ができ、希望している年収よりも高い条件で内定をいただく事ができた。』
(31歳男性/2025年7月の口コミより)
\ レガシーな環境に悩んだら? /
システム運用保守はきつい・やめとけと言われる理由と実態
システムは24時間常に安定した稼働が求められるという前提があります。
そのため、24時間体制で業務が発生するシステム運用保守の仕事には「きつい」「やめとけ」といった意見が聞かれます。
その他にも、以下のような意見からシステム運用保守の仕事にネガティブな印象を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
- 夜勤やシフト勤務による生活リズムの乱れ
- ルーティンワーク化しやすくスキルアップに能動性が必要
- クラウド化・自動化が進み仕事がなくなる
- 多くの人とのコミュニケーションが必要になる
ここでは、こういった「きつい」「やめとけ」と言われる理由について、それぞれ実態を解説します。
夜勤やシフト勤務による生活リズムの乱れ
運用保守は24時間365日稼働するシステムを扱うため、夜勤やシフト勤務があるというイメージを持たれがちです。
確かに監視業務中心の現場では交代制が採用されることもありますが、近年は自動監視ツールの普及により夜勤を廃止・縮小する企業も増えています。また、日勤のみの運用保守やリモート対応可能なポジションも存在します。
働き方は企業や案件によって大きく異なるため、事前に見極めることで無理のない環境を選ぶことが大切です。
ルーティンワーク化しやすくスキルアップに能動性が必要
「運用保守は同じ作業の繰り返しで成長できない」という声もあります。
確かに定常業務が多いのは事実ですが、その分システムの構成や挙動を深く理解できるのが強みです。
障害対応や改善提案、運用自動化に主体的に関わることで、設計やクラウド、セキュリティといった上流スキルを身につけることで、その後のキャリアの可能性が広がります。
受け身にならず能動的に学ぶ姿勢があれば、運用保守はIT業界での確かなキャリアの土台になります。
クラウド化・自動化が進み仕事がなくなる
クラウド化や自動化の進展により、運用保守の仕事がなくなるのではと不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし実際には、従来の手作業が減る一方で、クラウド環境の設計・運用や自動化ツールの管理といった新しい役割が増えています。
システムが高度化するほど、全体を理解し安定稼働を支える人材は不可欠です。時代の変化に合わせてスキルをアップデートできる人にとって、運用保守は今後も需要の高い職種といえます。
多くの人とのコミュニケーションが必要になる
運用保守の現場は、人と向き合う時間が長いです。問い合わせ対応や他部署との連携など、コミュニケーションの範囲は非常に広い特徴があります。
そのため、適切なコミュニケーションをとれることが求められます。常に周囲と確認を取り合いながら進めるため、「組織的な動き」が欠かせません。
エンジニア以外との接点もあるため、相手の立場を汲み取った柔軟な受け答えが重要です。
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システム運用保守に向いている人の特徴
次に、運用保守に向いている人について解説します。
- 突発的なトラブルにも冷静に対処し、責任感を持って完遂できる
- 仕組みを改善し、効率化することに喜びを感じられる
- サーバー・ネットワークなどITインフラの幅広い知識がある
これらの特徴に該当する方は、システム運用保守の仕事に対して「きつい」と感じにくい可能性があるため向いています。
転職前に適性を確認しておきましょう。
突発的なトラブルにも冷静に対処し、責任感を持って完遂できる
運用保守の現場では、予期せぬ障害やトラブルが突然発生することがあります。そんなときに感情的にならず、状況を整理しながら冷静に対応できる人は運用保守に向いています。
例えルーティンワークでも、手順を守り慎重にミスなく作業を行うことのできる正確さ、注意深さを持つ方が重宝されます。
また、障害からの復旧も運用保守担当者の手にかかっており、迅速に判断し復旧させなくては損害が広がるばかりです。
ミッションクリティカルなシステムでは企業の命運をも左右しかねないというプレッシャーももちろんありますが、それに負けない強い責任感が求められる職種です。
自分の対応が多くのユーザーを支えているという意識を持ち、粘り強く問題解決に向き合える人ほど信頼される存在になります。
仕組みを改善し、効率化することに喜びを感じられる
運用保守は決められた作業をこなすだけでなく、業務をより効率的にする改善余地が多い仕事です。
例えば、手作業だった運用を自動化したり、手順書を整理してミスを減らしたりと、小さな工夫が大きな成果につながります。
こうした「仕組みづくり」や改善に楽しさを感じられる人は、運用保守の現場で活躍しやすい傾向があります。効率化の経験は、将来的な設計・上流工程へのステップアップにも直結します。
サーバー・ネットワークなどITインフラの幅広い知識がある
運用保守では、サーバー、ネットワーク、OS、ミドルウェアなど、ITインフラ全体を横断的に扱います。そのため、特定分野に限らず幅広い知識を身につけたい人に向いている仕事です。
最初は基礎的な知識からでも問題ありませんが、実務を通じて全体像を理解できる点は大きな魅力です。
インフラの知識はクラウドやセキュリティ分野にも応用でき、将来のキャリアアップや年収アップにつながる強力な武器になります。
\ 価値観に合う職場が分かる! /
システム運用保守に未経験から転職する4つのステップ
未経験からシステム運用保守の仕事に挑戦したい方向けに、必要な情報を解説します。
- 自分の適性を知り、運用保守を起点としたキャリアパスを描く
- 役立つ資格を取得する
- 運用保守に転職しやすい職種
- 転職エージェントに無料相談してみる
運用保守の仕事は、未経験可の求人案件もたくさんあります。
特に未経験者にとって確認しておきたいこれらの情報について、以下解説します。
自分の適性を知り、運用保守を起点としたキャリアパスを描く
未経験からシステム運用保守へ転職するために、最初の重要なステップとなるのが「自己分析とキャリアパスの設計」です。
未経験での転職活動では、前職など異業種での経験をいかに運用保守で求められる素質と結びつけてアピールできるかが重要です。
同時に運用保守として将来どうなっていきたいかという長期的なキャリアパスも描きましょう。
明確なビジョンを語れる人は、意欲が高いとして企業から高く評価される傾向です。
自分自身の適性を知り、ゴールを明確に設定しておくことで、入社後のミスマッチを防ぐことにも繋がるでしょう。
以下のボタンで、自分の適性だけでなく、価値観に合う職場、企業のタイプを診断してみましょう。
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役立つ資格を取得する
システム運用保守への転職や実務に役立つ資格を4つご紹介します。
情報処理安全確保支援士
経済産業省主催の「基本情報技術者試験(FE)」「応用情報技術者試験(AP)」の上位に位置する専門性の高い資格です。
サイバーセキュリティに関する専門的な知識・技能を証明します。
合格率は20%を下回る難易度の高さで、所定の登録手続きを行うと国家資格「情報処理安全確保支援士(登録セキスペ)」を手にすることができます。
MCP
マイクロソフト認定資格プログラム(MCP)は、マイクロソフトが提供している製品に対するスキルや知識を認定する資格です。
世界でも通用する資格となっており、取得すると業務の幅が広がり転職の際にもアピール材料となるでしょう。
Linux技術者認定試験
Linuxの知識を問う試験です。
1から3の段階が用意されており、LPIC1はLinuxの基本的な知識と操作、LPIC2はシステム管理・構築のための応用力、LPIC3では専門分野ごとに内容が分かれます。
シスコ技術者認定
シスコ技術者認定はシスコ製品の知識を問います。
エントリー・アソシエイト・プロフェッショナル・エキスパート・アーキテクトの5段階が用意されており、レベルアップが可能です。
運用保守に転職しやすい職種
運用保守に転職しやすいキャリアの特徴は、ITインフラの基礎知識やサポート経験が身につく職種、トラブル対応や顧客対応が経験できる職種などです。
例えば次のような職種が該当します。
- ・ヘルプデスク
- ・社内SE
- ・テクニカルサポート
ヘルプデスクや社内SE経験がある方は、ITインフラの基礎知識やサポート経験を活かして即戦力として活躍できるでしょう。
また、テクニカルサポートはトラブル対応・原因切り分け・報告書作成といった運用保守の仕事と親和性が高いため評価されやすい可能性があります。
これらの職種経験がある方は、運用保守の仕事に活かせるスキルを積極的にアピールしましょう。
転職エージェントに無料相談してみる
システム運用保守への転職を成功させるためには、情報収集と具体的な行動が不可欠です。
しかし、「未経験から本当に転職できるのか」「自分のスキルや経験が市場でどのくらい評価されるのか」といった漠然とした不安を抱えている方も多いでしょう。
そうした不安を解消し、スムーズに転職活動を進めるための最も効果的なステップの一つが、転職エージェントへの無料相談です。
転職エージェントを利用する3つの大きなメリットは以下の通りです。
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システム運用保守の求人例
運用保守業務の実際の求人例を3つご紹介します。
- 【505〜800万円】社内SE
- 【600~1,000万円】ネットワーク保守運用
- 【650万~950万円】金融系ユーザにおける音声ITシステム保守運用リーダー業務
【505〜800万円】社内SE
株式会社ベルパークの求人要項
移動体通信事業者のキャリアショップ運営事業、法人事業中心に事業展開している企業です。
情報通信機器等の販売やApple事業を手掛けます。
「キャリアショップ事業」と「法人ソリューション事業」の2つを主軸にショップ運営、法人事業、ECサイト事業などを行っています。
【平均年収】
505万~800万円
【仕事内容・求められるスキル】
モバイル・AI・RPA・クラウドといった最新テクノロジーの導入にあたり、社員と適切なコミュニケーションを推進する力が求められる。
社内システム、社内ネットワークの運用のほか、新規システムの導入などにおいて総合的なサポート、マネジメントを行う。システム部門の戦略及び運用に係わる業務全般のスキルが必要。
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【600~1,000万円】ネットワーク保守運用
Sky株式会社の求人要項
Sky株式会社は、SI事業を行う会社でAI・IoTなど次々と生まれる新しい技術に対応し、世の中に求められる新たな商品作り・事業展開を目指します。
保守・運用エンジニアとして、顧客への運用改善提案やシステム保守、運用支援などを行います。
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【仕事内容・求められるスキル】
クラウド/オンプレのITインフラ整備やセキュリティソリューション、データ分析、業務系システム開発などを手掛ける。
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【650万~950万円】金融系ユーザにおける音声ITシステム保守運用リーダー業務
NTTドコモビジネス株式会社の求人要項
NTTドコモビジネス株式会社は、通信事業者ならではの高品質なインフラと技術を活かし、多岐にわたるICTサービスを展開しています。ICTサービス・ソリューション事業、国際通信事業などに関する事業です。
お客さまや社会の課題解決をサポートし、デジタルトランスフォーメーションをワンストップでサポートしている事が強みです。
【平均年収】
650万~950万円
【仕事内容・求められるスキル】
顧客と良好な関係を築き、お客様と合意形成を行えるコミュニケーション力が必要。
専門知識として、ITILファンデーション資格相当の技術知識を必要とし、主体的にプロジェクトを推進できるスキルが求められる。
【あわせて読みたい】求人の詳しい内容はこちらから⇓
システム運用保守の将来性
システム運用保守の将来性はあり、仕事自体がなくなることはありません。
システム環境が複雑化・高度化している現代において、トラブル発生時に全体を俯瞰して論理的に原因を究明し、解決へと導ける人材の需要は急増しています。
しかし、AIの発展や技術の真価に伴いマニュアル通りの単純な監視や定常業務は今後ツールによって自動化されていく傾向があります。
今後の運用保守担当者には、ただ現状を維持するだけでなく、ツールを用いて運用プロセス自体を効率化・改善していく「プロアクティブな視点」が必要です。
テクノロジーの変化を柔軟に受け入れ、新しい技術を学びながら「システムをより良くしていく」という姿勢を持つことで、将来にわたって市場価値の高いエンジニアとして活躍し続けることができるでしょう。
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システム運用保守についてよくある質問
ここでは、システム運用保守の仕事に興味を持つ方に多い質問をご紹介します。あらかじめ把握しておくことで、転職への不安を減らしましょう。
- Q.運用保守はきつい?やめとけって本当?
- Q.運用保守の平均年収は?
- Q.運用保守から目指せるキャリアパス例は?
- Q.運用保守の仕事は未経験でも転職できる?
以下、それぞれ回答します。
Q.運用保守はきつい?やめとけって本当?
A.運用保守の仕事が性格やスキル、目標とするキャリアにマッチしていない方にとってはきついかもしれません。
運用保守の仕事内容をしっかりと理解する前に転職に向けて動いてしまった方や、キャリアプランが定まらないまま運用保守の仕事に従事する方は「やめとけ」と感じる機会があるでしょう。
ただし、これらに該当しない方、向いている方にとってはその後のキャリアアップにも役立つスキルが身につく仕事です。
【あわせて読みたい】システム運用保守がきついと言われる理由はこちら⇓
Q.運用保守の平均年収は?
A.勤務先や資格の有無、年齢などさまざまな要因によって変化しますが、平均年収は420万円ほどといわれています。
ITエンジニアの中では給与水準が低めですが、年代別で見てみると、20代の平均年収が約390万円、30代では約465万円となっており、堅実にキャリアを積むことで年収アップが期待できるでしょう。
また、運用保守を続けるだけでなく、設計・構築も担当するインフラエンジニアや、開発への転向といったキャリアチェンジも可能です。
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Q.運用保守から目指せるキャリアパス例は?
A.システム運用保守からの一般的なキャリアパス例はエンジニアです。
次のようなステップアップを選ぶ方が多いようです。
- ・サーバーの設計、構築やセキュリティの知識も身につけてサーバーエンジニアを目指す
- ・クラウドの知識を身につけてネットワークエンジニアを目指す
- ・情報システムの知識を身につけてデータベースエンジニアを目指す
また、プログラミング言語を学び開発エンジニアを目指すキャリアパス例もあります。
スキルを積むと、さらに上流のITコンサルタントなどを目指すことも可能です。
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Q.運用保守の仕事は未経験でも転職できる?
A.運用保守の仕事は、未経験可の求人案件もたくさんあります。ただし最低限のITスキルは必須です。
未経験者、初心者は関連資格の勉強を通じて必要な知識を身につけてましょう。
IT業界未経験からキャリアをスタートさせたい方にもおすすめの仕事ですので、挑戦を考える方はぜひ一度転職エージェントにご相談ください。
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システム運用保守に興味をもったらプロに相談を
運用保守の仕事は、ITエンジニアの中でも未経験でも飛び込みやすいポジションかつ、システム運営には欠かせない責任ある仕事です。
AWSやAzure、GCPといったクラウドコンピューティングの技術に触れる機会も多い職種でもあり、今後もITを利用したサービスが登場していく中で、運用保守担当者は人手不足の傾向にあることからも、安定したキャリアパスが期待できるでしょう。
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