
【自社データ・2026版】インフラエンジニアの平均年収|年収を上げるためのロードマップ解説
インフラエンジニアの平均年収は、比較的高い傾向で約752万円です。しかし、職種や工程により格差があります。年代や経験別でのリアルな給与相場を徹底解説。AWS等のクラウド資格や上流工程への転職で年収アップを実現する具体的なロードマップも紹介します。
目次
インフラエンジニアとは
インフラエンジニアとは、ITシステムの基盤となるインフラストラクチャーの設計・構築・運用・保守を専門に担当するエンジニアのことです。
私たちが利用しているITシステムやインターネットの世界において、OS・ネットワーク・サーバーといったITインフラは欠かせない存在です。
これらが安定して稼働していることがアプリケーションやWebサービスの正常な動作の絶対条件となります。
インフラエンジニアの仕事内容
インフラエンジニアの仕事内容は大きく分けて、以下の4つに分けられます。それぞれ解説します。
- ・設計
- ・構築
- ・運用、保守
- ・監視
設計
設計のフェーズではクライアントにヒアリングして要望を聞き、調査し、それに沿ったシステム構築の下地を整えます。
ITインフラ機器などの知識だけではなく、クライアントから有効な情報を聞き出すためにコミュニケーション能力も要求されます。
構築
作成した設計書をもとにIT機器の設定や設置をします。設計書に従って設置しても正常に稼働するとは限らないため、IT機器に関する知識だけでなく、インフラ整備全ての専門的知識が要求されます。
運用、保守
運用・保守では主に次の工程に対応します。
- ・メンテナンス
- ・ソフトウェアのアップデート
- ・アラート
この運用・保守フェーズではマニュアルがしっかり整備されていることが多いですが、ただマニュアルを暗記するだけではなく、不慮のトラブル等に対処するため自身で考え行動できる力が必要です。
また設計書通りに作業してもアラートなどが消えない場合は、復旧に取り組まなければならず、監視業務よりも負担が大きくなるでしょう。
監視
システムの監視業務となるフェーズです。仕事内容はシステムの稼働状況報告であり、アラートがあればマニュアルに従って対処します。
また比較的未経験者でも転職しやすい業務内容ともいわれており、この部分が一見「楽」と言われる要因の1つにも挙げられます。
インフラエンジニアの仕事がきついと言われる理由は?
ITサービスを支えるインフラエンジニアですので、その仕事内容は多岐にわたります。
そんなインフラエンジニアの仕事が「きつい」と言われる主な理由は、夜間や長期休暇中など一般的に休むはずの時期・時間帯に業務が発生することです。
ネットワークやサーバを利用することのない時間帯に復旧作業やメンテナンスを行うエンジニアは、完了するまで時間がかかるケースも少なくありません。
ネットワーク機器やサーバはコンピュータなので、いつエラーが起こるかという不安な気持ちを感じる状態が続く事が負担になることもあるでしょう。
【あわせて読みたい】「インフラエンジニアはやめとけ」の8つの理由と真相!はこちら⇓
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【自社データ】職種・年齢・経験別のインフラエンジニアの年収
「インフラエンジニア」とは、サーバーエンジニア、ネットワークエンジニア、データベースエンジニア、セキュリティエンジニアといったITシステムを支える各種専門分野のエンジニアの総称です。
インフラエンジニアの年収を決める要素は、経験年数やスキル、企業規模、担当領域などによって異なります。
まずはインフラエンジニア全体の年収から、年齢、職種、経験別に細かく平均年収を確認してみましょう。
- 【全体】インフラエンジニアの平均年収は752.6万円
- 【職種別】サーバー・ネットワーク・データベースの年収差
- 【年齢別】20代・30代・40代の平均年収推移
- 【経験別】未経験・3年目・5年目の年収目安
自分の年収の現在地と、もしも転職したら年収はどのように変わるのか確認するための診断ツールもご紹介します。
【全体】インフラエンジニアの平均年収は752.6万円
まずは参考にするインフラエンジニア全体の平均年収です。
厚生労働省によると、インフラエンジニアが含まれる「システムエンジニア(基盤システム)」の平均年収は752.6万円です。
インフラエンジニアの年収は年代や経験年数、企業規模によっても異なります。
20代では400万円をきることも多いですが、30代以降は500万円を上回ることも増えるようです。また、保守を担うエンジニアよりも、設計を担うエンジニアの方が年収が高い傾向です。
(参考:厚生労働省『 job tag(職業情報提供サイト』)
【職種別】サーバー・ネットワーク・データベースの年収差
Geekly(ギークリー)では、訪問していただいたインフラエンジニアの方に実際の年収データを伺っています。職種別の平均年収順は、以下の通りです。
| 職種 | 平均年収 |
| セキュリティエンジニア | 578万円 |
| サーバーエンジニア | 539万円 |
| データベースエンジニア | 537万円 |
| ネットワークエンジニア | 520万円 |
厚生労働省のデータが「インフラエンジニアが含まれるデータ」であるために結果は異なりますが、Geekly(ギークリー)のデータではインフラエンジニア全体の平均年収はおよそ540~550万円といえそうです。
【年齢別】20代・30代・40代の平均年収推移
続いて年齢別の年収水準です。こちらもGeekly(ギークリー)の実際の年収データをもとに作成しています。
| 職種 | 20代平均年収 | 30代平均年収 | 40代平均年収 |
| セキュリティエンジニア | 487万円 | 601万円 | 619万円 |
| サーバーエンジニア | 438万円 | 546万円 | 797万円 |
| データベースエンジニア | 446万円 | 558万円 | 760万円 |
| ネットワークエンジニア | 432万円 | 555万円 | 666万円 |
全体的に、年齢に伴い平均年収も上昇していることがわかります。これは、インフラエンジニアがスキル・経験によってが変動する特徴があるためだと考えられるでしょう。
【経験別】未経験・3年目・5年目の年収目安
経験年数別の年収水準は以下の通りです。
| 経験 | 平均年収 |
| 5年目 | 約600万円 |
| 3年目 | 約400万円 |
| 未経験 | 約300万円 |
未経験でインフラエンジニアになった場合、年収300万円ほどでスタートするケースが多いようです。
インフラエンジニアは、設計構築など上流工程のフェーズやリーダーとしての役割を担うことが増える影響もあり、3年目で400万円ほどに上がりやすい傾向です。
その後、経験を積みクラウドサービスの導入など業務範囲を広げ、プロジェクトマネジメントなどに携わることで5年目では600万円ほどに上がるケースもあります。
経験を積みスキルを向上させることで年収アップが期待できるでしょう。
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【ギークリー転職成功体験談】年収アップしたエンジニアの方の口コミ
ここでは、実際にGeekly(ギークリー)のサービスをご利用いただき、年収アップ転職を実現された方の声をご紹介します。
- 調査対象:弊社をご利用いただいたIT業界にお勤めの転職希望の方
- 調査期間:2024年10月~2025年12月
- 調査方法:Web上のアンケートフォームへの入力
<社内SE(開発)⇒プロジェクトマネージャー(web系)へ転職>
<年収:530万円⇒728万円(198万円アップ)>
『連絡のタイミングの良さと丁寧さ、また面接の対策は、技術試験は別として「よくある質問集」を全て自分の軸に照らし合わせて用意できたことでほぼ完ぺきに対応できました。
結果的には額面で200万円以上の大幅アップと、業務や人柄の面でも自身と合いそうな企業様とご縁があり、非常に感謝しております。』
(30歳男性/2025年9月の口コミより)
<社内SE(開発)⇒社内SE(ネットワーク)へ転職>
<年収:430万円⇒582万円(152万円アップ)
『目標の70万円アップを大きく上回る160万円アップが実現出来き、大変驚いております。
登録させて頂いてから内定を頂くまで大変スピード感があり、スムーズに転職がかないました。』
(44歳男性/2025年5月の口コミ)
<プロジェクトマネージャー⇒業務系SE・PG(SI・受託)へ転職>
<年収:800万円⇒1100万円(300万円アップ)>
『年収アップ、職位アップもでき、キャリアアップという点で満足しています。ありがとうございました。』
(46歳男性/2025年12月の口コミより)
<Web系エンジニア⇒システムエンジニア/web系SE/PGへ転職>
<年収:450万円⇒532万円(82万円アップ)>
『今回の転職で100万以上の収入アップの達成ができました、大変感謝しております。』
(26歳男性/2024年10月の口コミより)
<社内SE(開発)⇒社内SE(開発)へ転職>
<年収:550万円⇒696万円(146万円アップ)>
『担当の方に各企業ごとの面接の対策や雰囲気等を共有していただき、不安なく選考を受けることができた。
結果として、選考で高い評価をいただく事ができ、希望している年収よりも高い条件で内定をいただく事ができた。』
(31歳男性/2025年7月の口コミより)
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インフラエンジニアの年収が低いと言われる理由
「インフラエンジニアは年収が低い」「きつい」「やめとけ」という声もあるようです。
その理由として、次のような実態が挙げられるでしょう。
- 運用・監視など「下流工程」に留まっている期間が長い
- 多重下請け構造(SES)の商流が深い企業に所属している
- クラウド化の波に乗り遅れ、オンプレミス技術のみに依存
- 個人のスキル・経験不足
実際は、スキルレベルやキャリアの考え方、企業の選び方によって年収に対する印象は大きく異なることが考えられます。
以下、それぞれ解説します。
運用・監視など「下流工程」に留まっている期間が長い
インフラエンジニアとしてのキャリアは、未経験者や若手の場合、まずは監視や運用・保守といった業務からスタートするのが一般的です。
これらの業務は重要ではあるものの、スキル難易度や業務責任が比較的低いため、年収も抑えられがちです。
しかし、ここで得られる基礎知識や実務経験は、設計・構築といった上流工程へステップアップするための土台となります。
将来的にクラウド設計やインフラ自動化といった高単価な領域へ進むことで、年収アップも十分に可能です。焦らずにキャリアを積み重ね、次のステージを見据えることが大切です。
多重下請け構造(SES)の商流が深い企業に所属している
インフラエンジニアの年収が伸び悩む背景の一つに、多重下請け構造があります。
特に、下流工程のみを担う二次・三次請け企業では、元請けから受け取る単価が低く、その影響がエンジニアの給与にも反映されます。
また、工程が限定されていることでスキルの幅も広がりにくく、キャリアの停滞を招くリスクもあります。
一方、元請けまたは上流工程に関わる企業へ転職することで、給与水準だけでなく、プロジェクト全体を見る視点や設計・要件定義といったスキルも磨ける環境が得られます。
企業選びは年収アップの鍵となるでしょう。
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クラウド化の波に乗り遅れ、オンプレミス技術のみに依存
現在のインフラ業界では、AWSやAzureなどのクラウド技術が主流となりつつあります。
その中で、オンプレミス中心の技術だけに依存していると、市場価値が伸び悩み、年収アップにもつながりにくい状況です。
クラウドスキルは、スケーラビリティや自動化、セキュリティの観点でも高い専門性を求められるため、習得すればエンジニアとしての市場価値が大きく向上します。
資格取得や実務経験を通じてクラウド領域に強みを持てば、高年収の求人も珍しくありません。将来性のあるスキルへの投資が、年収アップへの近道となります。
個人のスキル・経験不足
インフラエンジニアは「担当工程」や「扱う技術」によって年収の幅が非常に大きいのが特徴です。
しかし、インフラエンジニアはオペレーション作業に追われる日々で中々自分自身のスキルを磨くことができない人も多いのではないでしょうか。
その中で今自分に何が必要かを見極めて、自分の市場価値や専門性を高めることで年収アップに繋がるでしょう。
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インフラエンジニアの年収に差がつく3つのポイント
インフラエンジニアの年収に関連する要素として、次のポイントが挙げられます。
- 担当工程:上流工程ほど年収は高くなる
- 保有スキル:クラウドやセキュリティなど専門スキルは評価されやすい
- 勤務先企業:企業規模と業界による違い
企業や求人選びの参考にしましょう。
担当工程:上流工程ほど年収は高くなる
インフラエンジニアの年収は、担当する工程によって大きく異なります。
運用・保守といった下流工程よりも、要件定義・設計・構築といった上流工程を担うエンジニアの方が、技術力・責任範囲ともに高く評価され、年収も高くなる傾向があります。
上流工程では、顧客折衝やシステム全体の設計を担うことも多く、マネジメント力や提案力も求められる傾向です。
こうしたスキルを磨くことで、リードエンジニアやアーキテクトといった高年収ポジションへの道も開けます。
キャリアアップを目指すなら、上流工程に関われる環境を選ぶことが重要です。
保有スキル:クラウドやセキュリティなど専門スキルは評価されやすい
年収を大きく左右するのが、インフラエンジニアとしての保有スキルです。
特に近年では、AWSやAzure、GCPといったクラウドスキル、あるいはサイバーセキュリティ、インフラ自動化(IaC)などの専門性の高い分野が高く評価されています。
これらのスキルを持っていると、高年収を狙える求人も多く、未経験者との差が顕著になります。
また、AWS認定、CISSPなど専門性の高さを証明できる資格を取得することで、スキルを客観的にアピールできる点も魅力です。
継続的なスキルアップこそが、収入アップにつながる確実な手段となるでしょう。
勤務先企業:企業規模と業界による違い
同じインフラエンジニアでも、勤務先の企業によって年収には大きな開きがあります。
大手SIerや自社サービスを展開するIT企業では、プロジェクトの規模や責任が大きいため、高年収が期待できる傾向にあります。
また、金融や通信といった業界ではシステムの安定性が特に重視され、高度なインフラ技術が求められるため、報酬も相応に高くなる傾向です。
一方で、下請けが中心の中小企業では、単価や待遇が抑えられるケースもあります。
年収アップを目指すなら、業界・企業の選定は非常に重要です。転職時には「どんな案件に携われるか」まで見極めましょう。
インフラエンジニアが年収を上げるためのロードマップ
インフラエンジニアが年収アップを実現するための具体的なロードマップは次の通りです。
- ステップ1:「構築経験」を積み上流工程を目指す
- ステップ2:年収アップに直結する「資格」を取得する
- ステップ3:大幅アップを目指すなら「転職」も
以下、それぞれ解説します。
ステップ1:「構築経験」を積み上流工程を目指す
年収アップを目指す第一歩は、構築経験の習得です。
運用・保守の経験だけでは、どうしても年収が頭打ちになりがちです。設計・構築といった上流工程に関われるよう、まずは小規模な構築案件から経験を積み、技術力と理解を深めましょう。
構築業務は、要件定義や設計フェーズと直結するため、業務の幅も広がり、次のキャリアステップにもつながります。
構築経験があることで、信頼性の高いインフラエンジニアとして評価され、より高年収のポジションを目指す土台が築けるでしょう。
ステップ2:年収アップに直結する「資格」を取得する
専門性を証明する資格は、年収アップに直結する有効な手段です。
特にAWS認定ソリューションアーキテクト、Azure Administratorといったクラウド系の資格は、技術力の可視化に加え、案件獲得や転職時の評価にもつながります。
また、情報セキュリティマネジメント試験やLinuCなど、インフラ領域全般をカバーする資格も評価対象となるケースが多いです。
資格は学ぶべきスキルの指針にもなり、自己成長のモチベーションにもなります。年収アップのために社内でキャリアアップを目指す方にも、転職を目指す方にも役立つでしょう。
メーカー認定資格
製造メーカーから販売されているサーバやネットワーク機器の認定資格です。
CCNA、LPIC、VCPなどが挙げられます。
Amazon Web Services(AWS)
Amazonが展開するAWSはIaaS分野に強みを持っています。関連資格を取得している社員が一定数在籍していると、AWSよりパートナー企業として認定されるものです。
AWS 認定クラウドプラクティショナー、AWS 認定 ソリューションアーキテクトなどが挙げられます。
Microsoft Azure
Microsoftが展開するクラウドサービスAzureは、PaaS分野に強みを持ち、IaaS分野のサービスを利用するケースが多いという特徴があります。インフラエンジニアに関連する資格は50以上存在します。
特に年収にまで関連するような資格で代表的なものは、以下の通りです。
・汎用的な知識が問われる資格…MCP
・上級資格…Azure DevOps Engineer Expert、Azure Solutions Architect Expert
・セキュリティ特化…Azure Security Engineer Associate
未経験者向け
未経験者はITパスポートのような幅広いIT知識を網羅したものから始めるのもひとつの方法です。
資格を取得するだけでなく業務に活かすことが大切であり、取得した資格をスキルアップにつなげることで、おのずと年収アップにもつながるでしょう。
ステップ3:大幅アップを目指すなら「転職」も
現職での昇給に限界を感じたら、思い切って転職を視野に入れるのも有効です。
特にクラウドスキルや構築経験、資格を武器にすると、年収が100万円以上アップするケースも珍しくありません。
また、より上流のポジションや、自社サービス企業など年収レンジの高い環境に移ることで、待遇だけでなく働き方も改善される可能性があります。
市場価値を客観的に知るためにも、IT特化型の転職エージェントを活用し、キャリアの方向性を整理することをおすすめします。
インフラエンジニアが年収を上げるためのキャリアパス例
ここでは、インフラエンジニアから転職、キャリアアップすることで年収アップが期待できる職種を解説します。
5年後、10年後のキャリアから逆算して、次に目指す職種やポジションを決めるのがおすすめです。
他インフラエンジニア職種
インフラエンジニアとして基礎を固めた後は、クラウドエンジニアやセキュリティエンジニアといった専門職へのキャリアチェンジも有効な選択肢です。
いずれも年収は500~700万円程度と高い水準が期待できます。
特にAWSやAzureを活用したクラウドインフラの設計・構築経験や、セキュリティ設計・SOC運用のスキルは、企業のニーズが高く、年収アップにも直結しやすい領域です。
特化型の職種へ進むことで、希少性のあるスキルを持つ人材として差別化でき、市場価値を高めることができます。
技術志向の方におすすめのキャリアパスです。
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ITスペシャリスト・ITコンサルタント
技術を深めながら年収アップを狙うなら、ITスペシャリストやITコンサルタントへのキャリアアップがおすすめです。
ITスペシャリストは、ネットワーク、仮想化、クラウドといった特定領域の深い知見を持ち、技術的リーダーとしてプロジェクトを支えます。
一方、ITコンサルタントは、顧客課題を技術で解決する提案力が求められ、より上流の立場で案件に関わります。
いずれも年収800万円以上の求人が豊富で、技術力とビジネス視点を両立できる人材として高く評価されやすいキャリアパスです。
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プロジェクトマネージャー
チームをまとめ、プロジェクト全体を指揮するプロジェクトマネージャー(PM)は、マネジメント志向の方にとって年収アップが狙えるキャリアパスです。
スケジュール管理、予算管理、品質管理など幅広い責任を持つ分、求められるスキルも高くなりますが、年収は600万~1,000万円超えも目指せるポジションです。
特に、インフラ領域に精通したPMは需要が高く、クラウドやセキュリティの知見があればより重宝されます。
技術×マネジメントのスキルを活かせる高収入ポジションです。
【あわせて読みたい】プロジェクトマネージャーについて詳しくはこちら⇓
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未経験からインフラエンジニアへのキャリアステップ
未経験からインフラエンジニアとして、実際の業務に就くには、以下のようなステップが考えられます。
- ステップ1:ヘルプデスクやテクニカルサポートから開始
- ステップ2:システム運用・保守業務で基礎を固める
- ステップ3:サーバーやネットワークの構築業務へ
インフラエンジニアは、最終的にITシステムの全容を把握しながら、効率的なサービスが行える環境をアドバイスできるスキルを身につけることができます。
そのためのステップとしては、ITインフラにおける必要スキルを1つずつ習得していくことが必要です。
ステップ1:ヘルプデスクやテクニカルサポートから開始
未経験からインフラエンジニアを目指す場合には、既にスタートしているサービスのインフラのサポート業務から始めることで、基礎を学ぶことが可能です。
ヘルプデスクやテクニカルサポートでは、ITサービスにおける不具合やトラブルシューティングを学習できます。
これらに対応することで、ITシステムにおける障害が、ITインフラにおけるどの部分が影響するのか、そしてどのように対処するのかという知識や経験を身につけることで、その後のキャリアアップにも役立ちます。
ステップ2:システム運用・保守業務で基礎を固める
システム運用・保守業務では、サービスにおけるインフラ部分に深く関わることができます。
多くの場合、運用と保守を兼任するパターンが多く、トラブル時などはサーバーやネットワークの調整業務に携わる現場もあります。
もちろん、マニュアル化されたトラブルシューティングや運用業務ですが、サーバーやネットワークのチューニングに関わることで、インフラエンジニアの実務に携わることができます。
ステップ3:サーバーやネットワークの構築業務へ
サーバーやネットワークの仕組みをある程度把握できると、設定や構築業務を行うステップに進むことができます。
提供するサービスを把握し、その仕様に合ったサーバーやネットワークを、仕様書や手順書を基に設定・構築します。
設定や構築という実務は、数をこなすことも大切ですが、作業時に必ず起こるトラブルをどのように解決し、インフラを完成させるかといったノウハウも、この段階で習得していくことになります。
サーバー構築業務
サーバー設計において重要なのは、設定やチューニングの可能性を把握した上で、サービスに最適な構成を検討することです。
そのため、サービスの負荷に耐え得るスペックの選定に加え、ミドルウェアの組み合わせや詳細な設定項目までを加味し、設計を具現化していきます。
トラブル発生時に備えたバックアップ体制、さらには仮想化技術の導入といった提案には、テクニカルサポートや構築の実務で培った経験が大きな強みとなります。
ネットワーク構築業務
ネットワーク設計においても同様に、サービスに必要な帯域の確保や適切な機器選定を突き詰め、あらゆる障害を想定した構成を組み上げなければなりません。
ここでも、これまでのサポート業務や設計・構築の現場で得たトラブルシューティングの知見が、潜在的なリスクを予見するための重要なスキルとして活きてきます。
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インフラエンジニアの将来性は?
インフラエンジニアへの転職を検討するなら、将来性や市場の動向なども確認しておきましょう。
- 「クラウド化で仕事がなくなる」は誤解!技術が形を変えて需要増
- 2026年の戦略的テクノロジのトップ・トレンド
ここでは、インフラエンジニアの将来性に関しての不安解消と、直近のトレンドについて解説します。
「クラウド化で仕事がなくなる」は誤解!技術が形を変えて需要増
インフラエンジニアとは、ITシステムのサーバーやネットワークの設計や構築、保守や運用に至るまでを司るITエンジニアです。
現代社会においてITは必要不可欠なインフラであり、将来的になくなる可能性は極めて低い業界です。
非常に専門性の高い業務であり、未経験からいきなりインフラエンジニアになることは難しいかもしれません。
それはサーバーやネットワークの仕組みや役割を深く理解し、システム全体を把握するスキルが必要だからです。
「サーバーエンジニア」「ネットワークエンジニア」「データベースエンジニア」はいずれもインフラエンジニアと呼ばれますが、それぞれ異なる技術を連携させ、ITサービスを支えています。
それぞれの領域を専門家が担うことが多く、複数の領域に知見を持つ人材は市場価値が高まります。
物理的なサーバやネットワーク機器を保有しない仮想空間の実需も加速している事からも、その将来性は今後も無限に可能性が広がると言っても過言ではないでしょう。
2026年の戦略的テクノロジのトップ・トレンド
ガートナージャパン株式会社は、2026年に企業や組織にとって重要なインパクトを持つ「戦略的テクノロジのトップ・トレンド」を発表しました。
直近AIが進化を遂げている事もあり、組織は責任あるイノベーション、オペレーショナル・エクセレンス、デジタル・トラストを推進しなければなりません。
これらのトレンドは、テクノロジの変化だけに留まらず、ビジネス変革を促進する役割を果たします。以下、解説します。
AIネイティブ開発プラットフォーム
AIネイティブ開発プラットフォームの活用により、生成AIと人間が「小規模なチーム」として協働することで、従来よりも迅速かつ効率的なソフトウェア開発が可能です。
現場に配置されたエンジニアがビジネス部門の専門家と連携するだけでなく、非IT部門の専門家自らが安全にアプリケーションを構築・デリバリできる環境を整え、組織全体の開発力を最大化させています。
マルチエージェント・システム
マルチエージェント・システムの採用は、企業が複雑な業務を自動化し、組織のスキルや連携を強化するための実用的な手段となります。
専門特化したエージェントをワークフローに組み込むことで、効率化とデリバリの加速、リスク低減を同時に実現できるでしょう。
先制的サイバーセキュリティ
先制的サイバーセキュリティは直近のネットワークなどの標的にした急激な拡大から、必要性が高まっています。
攻撃される前に防ぐことが重要になり、先制的サイバーセキュリティのAIで強化されたセキュリティ運用を活用し、プログラムで脅威を阻止、妨害し、攻撃者を欺くことが可能になるでしょう。
企業は、予測こそが防御となる時代に変わってきている傾向があります。
AIセキュリティ・プラットフォーム
AIセキュリティ・プラットフォームは、AI特有のリスクであるプロンプト・インジェクションやデータ漏洩、不正アクションからの保護を可能にします。
ガートナージャパン株式会社は、2028年までに50%以上の企業がAI投資を守るためにこうしたプラットフォームを採用すると予測しています。
(参考:Gartner)
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将来性があるインフラエンジニアに転職して活躍しよう
既にITサービス無しでは成り立たない世の中で、インフラエンジニアの需要はますます高まっています。
未経験から急に「インフラエンジニア」として活躍することは非常に難しい世界です。
しかし、インフラエンジニアとしてのキャリアパスをしっかりと見据え、地道でも基礎から準備をすることで、世の中に欠かせないインフラエンジニアになることは可能です。
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