
30代転職は難しい?成功事例・年収実態・未経験おすすめ職種も
この記事では、30代の転職について解説します。難しい、厳しいと言わることが多い一方で、30代は年収アップも狙える年代です。ギークリーの転職成功者の事例、未経験者におすすめの業界・職種、転職を実現させるステップを参考に転職活動を進めましょう。
目次
30代の転職が「難しい」「遅い」と言われる理由は?実態を解説
30代の転職が「難しい」「厳しい」「遅い」と言われる理由は、主に3つです。
・即戦力として期待値が高い
・応募できる求人が限られる
・ライフイベントと転職の兼ね合いが難しい
企業が30代に求める人物像が明確であることから、スキルや経験が求められ、ハードルが上がる傾向です。そのため「20代と比較して求人が少ない」と感じる方が多いようです。
また、結婚や育児、介護といったライフスタイルの変化が大きい年代であるために労働条件も変化する一方で、「本当にやりたい仕事に向き合いたい」と再確認したり、「同年代と比較してキャリアや年収に不安がある」と感じるタイミングもあるでしょう。
こういった20代との条件や環境の違いに加え、「30代の転職は難しい」と感じる理由のひとつに転職成功率も挙げられます。
実際、厚生労働省の調査では、50%を上回る20代に対し、30代の転職成功率は約40%です。この差は10%ですが、40代では30%台に下がることもふまえ、転職のタイミングをしっかりと見極めましょう。
(参考:厚生労働省「中途採用に係る現状等について」)
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30代に転職がおすすめな理由3選
「30代の転職は難しい」「30代の転職は年収が下がる」という声があります。実際に20代の転職と比較すると、完全未経験でも歓迎されるようなポテンシャル採用など実績を伴わない求人の数は少ないかもしれません。
しかし、次のような理由から30代は転職がおすすめな年代でもあります。
- ①年収が上がる可能性がある
- ②即戦力として評価されやすい
- ③ライフプランに合わせた働き方を選びやすい
以下、それぞれ解説します。
①年収が上がる可能性がある
30代での転職を成功させることができれば、年収アップも期待できます。
30代はスキルや経験が評価されやすい年代でもあり、最新技術への対応力やマネジメント経験などが適切に評価される環境へ転職することで、年収アップする方も多いです。
現職で昇給の機会が限られている場合でも、転職市場を活用することで自身の市場価値を再評価でき、より高い報酬とキャリア成長を同時に叶えるチャンスがあります。
②即戦力として評価されやすい
企業にとって20代は将来性を期待する対象です。しかし30代は即戦力としての活躍を期待しています。
教育コストがかからず任せられる人材を募集している企業にとっては、30代の経験・判断力・柔軟性は求める人物像にマッチします。
実務経験だけでなく、ビジネスマナーや協調性など、基礎が身についている安定感は企業から見た評価ポイントです。
③ライフプランに合わせた働き方を選びやすい
家庭や健康など、ライフプランが変わり、固まりやすい30代は長期的視点で働く意識が高まる傾向です。
キャリアと人生の価値観のバランスを考え、今後のプランを練りなおすタイミングと捉える方も多いでしょう。
自分の考え方にしっかりとマッチする職種や企業を見つけ、キャリアを構築したいと考えている人材として、企業も自社の方向性と親和性が高く、長く貢献してくれることを期待しています。
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【データで見る】30代転職者の年収事情
ここでは、30代転職者の年収について、データを用いて解説します。30代の転職が難しいと言われる理由には、年収が下がるイメージを持たれがちであることも挙げられるでしょう。
- 転職で年収が「上がった人」の割合は「下がった人」の約2倍
- 【自社データ】30代の平均アップ額は〇〇万円
以下、厚生労働省とGeekly(ギークリー)の自社データで年収事情を確認してみましょう。
転職で年収が「上がった人」の割合は「下がった人」の約2倍
30代の転職で実際にどのような年収の変動があったのか、厚生労働省のデータを確認してみましょう。
| 年齢 | 年収 | ||
| 上がった | 変わらない | 下がった | |
| 30~34歳 | 43.9% | 31.6% | 24.2% |
| 35~39歳 | 44.9% | 28.3% | 24.3% |
転職によって年収が上がった方の割合は、下がったと回答した方の2倍近くに上る結果です。
約70%以上が「年収が上がった」もしくは「変わらない」と回答していることからも、30代の転職=年収が下がるとは限らないことがわかります。
(参考:厚生労働省『転職について』)
【自社データ】30代の平均アップ額は〇〇万円
Geekly(ギークリー)の独自調査では、30代の平均アップ額は70万円を上回るという結果でした。
一般的に、転職によって期待できる年収アップ額は前職の+10%といわれています。
これを30代のおよその平均年収といわれる450万円に当てはめると、転職後に期待できる年収は450万円の+10%で495万円です。アップ額は45万円となります。
およその平均からの目安ではありますが、Geekly(ギークリー)経由での年収アップ額が高い傾向であることがわかるでしょう。
【あわせて読みたい】ギークリー経由で転職した方の年収データはこちら⇓
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仕事量が多いのに周りと比べて年収が低い、評価されにくくて給料が上がりにくい、転職したいけど今より年収が落ちないか不安、など、IT・Web・ゲーム業界で勤めている方にとって「年収」に関する悩みは多いですよね。
年収のことで悩んだら、一度ご自身の年収の現在地と年収アップ予想額を調べてみませんか?現在地から目指せる年収を知ることで、この先どうするか納得のいく決断ができるでしょう。
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年収約120万円アップ!年収診断の利用から約2週間以内に転職成功した方の例
- ご年齢:30代
- ご経歴:プロジェクトマネージャー⇒アプリエンジニア
- 勤務地:西日本⇒東京へ転職
- 転職期間:2週間以内に転職成功
Aさんは、スピード転職に成功、かつ年収を約120万円アップすることに成功しています。
もともとアプリエンジニアとしてのご経験もお持ちで、年収診断を行った結果、同職種・同年代のボリュームゾーンより年収が下回っていることから年収を上げたいとお考えになり、転職で年収アップを成功させました。また、開発に携わりたいという希望も転職により叶えることができました。
【あわせて読みたい】転職で年収アップに成功した事例はこちら⇓
「IT人材年収診断」ご利用の流れ
「IT人材年収診断」は4つのステップで完結!
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STEP2:年収診断のページから氏名と連絡先を入力してスタート
STEP3:プロフィールと簡単な職務経歴を入力して診断
STEP4:ご自身の年収の現在地を把握
診断後は、年収が上がる求人や、ご希望に沿った求人のご紹介、IT職種を熟知したキャリアアドバイザーに転職の相談をすることもできます。是非一度、ご自身の年収の現在から年収アップ予想額を見てみてください。
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30代で転職して年収アップしやすい人の特徴
30代で転職するにあたり、たとえ第一条件ではなかったとしても年収は決断するための大きなポイントです。
年収がアップしやすい方の特徴は次の通りです。
- 経験・実績が数値で整理できている
- マネジメント能力がある
- 専門性がある
- 同業・同職種での転職
- 現在の年収が適正年収を下回っている
自分の適正年収や、転職した場合の年収アップ額を知る方法もご紹介します。
経験・実績が数値で整理できている
これまでの経験や実績を数値化し、言葉で語れると年収アップの根拠として提示しやすいです。
例えば「売上〇%アップ」「コスト削減〇万円」「〇人のマネジメント経験」のように、具体的な数字で表せる成果についてまとめておきましょう。
エンジニア経験者であれば、プロジェクトの年数、人数、予算なども数値化できる実績に該当します。
転職活動の一環として、キャリアの棚卸しをするタイミングがおすすめです。
複数の実績を数値化できた場合は、応募する企業によってメインでアピールする数字を変えるために一覧で用意しておくとよいでしょう。
マネジメント能力がある
リーダーやマネージャーとして、チームを動かした経験があると転職時に評価されやすいです。
年収はそのポジションの価値と実績を掛け合わせて決められることが多いため、どのような役職で実績があるかも参考にされます。
「マネジメント」といわれると自分には該当しないと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、メンバーの育成や指導、数字の管理などの経験があれば、それはマネジメント経験に該当します。
【あわせて読みたい】マネジメント経験とは?評価されやすいスキルはこちら⇓
専門性がある
専門性の高さもマネジメント経験と同様に評価対象です。
特定のスキルや分野に強みがあると、年収に直結するような評価に結び付きやすいです。
どのような業務にどの程度の期間携わったのか、具体的に使用できるツール、保有する資格などを伝えることで、専門性がアピールできるでしょう。
同業・同職種での転職
同職種への転職は、活かせるスキルや経験が明確なためにキャリアアップ・年収アップを図りやすいでしょう。
また、同じ業界内であれば異職種でも評価されやすいことがあります。
業界知識を保有している人材は、企業にとって貴重です。異なる職種経験があることで、企業にとっては人材の層を厚くすることが期待できます。
業界を変えずに、企業規模・待遇を重視して職種選びをしてもよいでしょう。
現在の年収が適正年収を下回っている
自分の現在の市場価値=適正年収を把握しておくことも大切です。市場価値を把握できていないと、本来もらえるはずの適正年収を下回ってしまう可能性があるためです。
実際に、現職の評価制度や給与の制度によって、同じスキル・キャリアの人材と比較したところ年収が下回っていたために、転職したことで大幅に年収アップを実現される方もいらっしゃいます。
転職でしっかりと希望を通すためにも、今の年収が適正なのか、もしも転職したら年収はどのように変化するのかを先に把握しておくことをおすすめします。
30代の転職を成功させるステップ
働きながら30代の転職を成功させるためには、スケジューリングが大切です。まずは転職活動全体の流れとそれぞれのポイントを把握して、効率的に進めましょう。
- STEP1:自己分析とキャリアの棚卸しで経験・スキルを言語化する
- STEP2:転職軸の明確化と条件の優先順位決め
- STEP3:企業研究と求人探し
- STEP4:即戦力をアピールできる応募書類の作成
- STEP5:技術環境やキャリアプランに関する質問に対する面接対策
以下、それぞれ工程ごとに解説します。
STEP1:自己分析とキャリアの棚卸しで経験・スキルを言語化する
まずはこれまでの経験・スキルを整理し、自分がどんな強みを持っているのかを明確にしましょう。
特にIT職では、使用言語や開発環境、成果を具体的に言語化することが重要です。
過去のプロジェクトでどんな価値を提供したのかを棚卸しすることで、転職活動の方向性が定まり、採用担当者にも説得力ある自己PRができるようになります。
STEP2:転職軸の明確化と条件の優先順位決め
転職活動を成功させるには、「何を最優先にしたいか」を明確にすることが欠かせません。
たとえば、年収アップを目指すのか、リモートワークなどの柔軟な環境を求めるのか、それとも新しい技術領域に挑戦したいのか、まずは理想をリストアップしてみましょう。
自分の価値観とキャリアビジョンを照らし合わせて優先順位を決めることで、ブレない転職軸が生まれ、後悔のない選択ができます。
STEP3:企業研究と求人探し
求人を探す際は、表面的な条件だけでなく、企業の将来性や技術スタックにも注目しましょう。
特に東京勤務を希望する場合は、成長フェーズにある企業や新技術を積極的に取り入れる企業が多く、キャリアアップのチャンスも豊富です。
企業のビジョン・開発体制・働き方をリサーチし、自分の成長と合致する職場を見極めましょう。
STEP4:即戦力をアピールできる応募書類の作成
職務経歴書は、あなたのスキルを企業に伝える最重要ツールです。
担当したプロジェクト内容や使用技術、成果を定量的に記載し、即戦力としての魅力を明確に示しましょう。特に30代のIT人材は、実務経験の豊富さやチームリーダーとしての実績を強調するのが効果的です。
転職エージェントの添削・代行サービスを活用すれば、より伝わる書類に仕上げることができます。
STEP5:技術環境やキャリアプランに関する質問に対する面接対策
面接では、企業の求めるスキルに自分がどのように貢献できるかを具体的に伝えることが鍵です。
そのために、使用技術やチーム構成など技術環境に関する質問への回答を準備しておきましょう。実際の業務だけでなく、考え方や工夫を伝えることも大切です。
また、自身のキャリアプランを明確に語ることで、成長意欲や長期的な視点をアピールできます。
事前に想定質問への回答を練習し、自信を持って臨むことが成功への近道です。
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【30代の転職成功事例】ギークリーのサービスを利用した方の声
Geekly(ギークリー)のサービスを通して転職成功された、30代の方の声をご紹介します。
【転職成功事例:31歳 ゲーム開発支援(デバッグリード)】
ゲーム業界で経験を積むなかで、「自分がどこまでやれるか試したい」という気持ちで、キャリアアップを目指して転職を決意しました。自分を試せる環境へ転職でき、やりがいを感じながら働けています。
希望が叶う求人が少ないうえに、時間の確保が難しいなかで、ギークリーの担当者からはスピード感も意識しながら効率的で的確なアドバイスがいただけました。
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【転職成功事例:38歳 QAエンジニア】
新卒で入社した企業でQAエンジニアからキャリアをスタートしました。会社の業務方針が変わるタイミングで「QAを必要としている会社でQAとして働きたい」という考えに至ったのが、転職を決意したきっかけです。
「サービスを創る側に回ること」と「ワークライフバランスが良いこと」の2点を転職の軸として転職活動を行いました。ギークリーの担当者の経験に裏付けされたアドバイスと前向きな言葉が印象的でした。
【あわせて読みたい】転職成功事例はこちら⇓
【転職成功事例:30歳 バックエンドエンジニア】
職場環境よりも、事業やプロダクトへの共感を重視して転職活動を行いました。
自身のスキルの市場価値が分からず、「選考が通る企業があるのか」という不安が大きかったですが、ギークリーの担当者から面接のフィードバックを受け、よい意味で予想外に順調に進められたという実感があります。
日程調整もスムーズで、転職の軸を深堀りしてもらったおかげで職場決めも順調でした。
【あわせて読みたい】転職成功事例はこちら⇓
【転職成功事例:39歳 サウンド制作進行】
選考中の進捗がわかりやすく、求人情報内容も見やすくて、とてもありがたかったです。
担当してくださっているアドバイザーの方のお返事もとてもスムーズかつ丁寧で、この度ギークリーさんにお願いさせていただいて本当によかったと感じております。
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【価値観別】30代の転職攻略法
転職で重視したい価値観は人それぞれです。特に30代の転職では、年収よりも重視したいものが固まりつつある方もいらっしゃるでしょう。
- 適性重視:未経験の職種・業界でも希望に合う求人を探す
- 本当にやりたい仕事重視:自分に合う仕事タイプを見極める
- キャリアアップ重視:経験を適切に評価してもらう
ここでは、重視したい価値観別に転職を成功させるためのポイントを解説します。
条件が複数ある方は、改めて考えを整理するための参考にもなるでしょう。
適性重視:未経験の職種・業界でも希望に合う求人を探す
転職では「今できること」だけでなく、「今後やりたいこと」にも目を向けましょう。
IT業界は職種の幅が広く、未経験でもポテンシャル採用を行う企業が増えています。
たとえば、エンジニアからITコンサル、または開発職からPM職へのキャリアチェンジも現実的な選択肢です。
転職エージェントを活用すれば、自分の適性や強みを見極めながら、将来性ある未経験職種への挑戦をサポートしてもらえます。
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本当にやりたい仕事重視:自分に合う仕事タイプを見極める
「年収は上がったけど、やりがいがない」と感じてしまう転職は避けたいと考える方も多いでしょう。
自分がどんな働き方・価値観を大切にしているかを見つめ直し、本当にやりたい仕事を見極めることが大切です。
チームで成果を出すのが得意なのか、一人で技術を磨くのが好きなのか、仕事のタイプを把握することで、長く満足して働ける環境を選びやすくなります。
自己理解が深まれば、面接での説得力も格段に上がります。
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キャリアアップ重視:経験を適切に評価してもらう
30代は、積み上げてきた経験やスキルをしっかり評価してもらうことが転職成功の鍵です。
特にIT業界では、マネジメント力やプロジェクト推進力など成果を生む力が評価対象になります。
転職活動では、自分の実績を具体的に数値化し、「どのように貢献できるか」を明確に伝えることが重要です。
転職活動に踏み切るきっかけとして、キャリアパスの可能性を探ってみるのもおすすめです。
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30代未経験から転職しやすい職種は?
30代に求められるスキルや経験を考えると、未経験転職のハードルは高いと感じられるでしょう。
ここでは、IT・Web・ゲーム業界から、30代向けに未経験で転職するならおすすめの職種を厳選して5つご紹介します。
- プログラマー
- Webデザイナー
- Web系エンジニア
- ゲームテスター・デバッガー
- ゲームプランナー
もしも興味のある仕事が見つかったら、転職市場の動向や自分のスキルで挑戦できそうな求人など、情報収集から始めてみるのもおすすめです。
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プログラマー
プログラマーはIT業界の中でも常に高い需要があり、未経験からでもスキルを磨けば十分に活躍できる職種です。
近年は研修制度が整った企業も増えており、学習意欲と論理的思考力があればキャリアのスタートが可能です。
前職での問題解決力やコミュニケーション力は、チーム開発でも大きな強みになります。将来的にはSEやPMへのキャリアアップも目指せる成長性の高い分野です。
【あわせて読みたい】プログラマーの年齢について詳しくはこちら⇓
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Webデザイナー
Webデザイナーは、クリエイティブとITスキルを兼ね備えた人気職です。
WebサイトやアプリのUIデザインなど、デジタル化が進む現代で需要が高まっています。未経験でも、デザインツールやHTML/CSSの基礎を習得すれば転職可能です。
前職で培ったユーザー視点や提案力は、デザイン提案やコンセプト設計で活かせます。感性と論理を両立できる職種です。
【あわせて読みたい】Webデザイナーへの転職について詳しくはこちら⇓
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Web系エンジニア
Webサービスやアプリ開発を担うWeb系エンジニアは、今後も需要が拡大し続ける職種です。
開発だけでなく、インフラやセキュリティなど幅広いスキルを身につけられるため、キャリアの自由度が高いのも魅力です。
未経験でも、プログラミング学習やポートフォリオ作成を通じて実力を証明すれば十分にチャンスがあります。
論理的思考や課題解決力など、他職種で培ったスキルがそのまま活かせます。
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ゲームテスター・デバッガー
ゲームテスターは、ゲームが正しく動作するかを検証し、品質を守る重要な役割を担います。
未経験から始めやすく、ゲーム業界への第一歩としても人気です。単純作業に見えますが、バグの原因を分析する観察力や報告力が求められます。
前職での事務処理能力や細部への注意力は大きな武器になります。将来的にはQAエンジニアやプランナーへのキャリアパスも可能です。
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ゲームプランナー
ゲームプランナーは、企画立案からシナリオ設計、開発ディレクションまでを担う仕事です。
市場では常に新しい発想とユーザー理解が求められており、業界経験がなくてもアイデア力や論理的思考があれば挑戦可能です。
企画力・プレゼン力は大きな強みになります。将来性も高く、開発経験を積むことでディレクター職への成長も期待できます。
【あわせて読みたい】30代未経験からのゲーム業界への転職について詳しくはこちら⇓
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30代転職の注意点
ここでは、30代の転職における注意点を解説します。
- 企業が求める人物像を見極める
- 効率的に転職活動を進める
- 転職軸と自己分析のバランスをとる
あらかじめ確認しておきましょう。
企業が求める人物像を見極める
30代の転職では、求められている人物像と自分がマッチしているかどうかをしっかりと確認しましょう。
マネジメント経験を主にアピールしたい方は多くの企業にとって魅力的ではあるものの、チームのメンバーを求めている企業にとってはミスマッチだと捉えられてしまうかもしれません。
その場合は実績を具体的にアピールした方がより高い評価を得やすいでしょう。
30代の転職では、できる限り数多くの手札を用意しておき、応募する企業ごとに的確なアピールポイントを提示する力が求められます。
効率的に転職活動を進める
30代は仕事もプライベートも時間の使い方がある程度固まりつつあるため、転職活動はスケジューリングが肝心です。
仕事で責任ある立場の方であればなおさら、転職活動に割く時間の確保が困難に感じ、踏み出せないこともあるでしょう。
30代の転職は、専用のツールなどを使って効率的に転職活動を進めることが大切です。
特に応募書類の作成など時間がかかりがちな工程は、転職エージェントのツールやサポートなどを活用することで、工数を削減できるだけでなく転職の成功率を高めることにも繋がります。
転職軸と自己分析のバランスをとる
転職するにあたり、自己分析で譲れない条件となる転職の軸をしっかりと明確にすることが転職成功への近道です。しかし、ある程度譲れる範囲を決めておくことも後悔しない転職には欠かせません。
本当にやりたい仕事を選ぶとしたら、30代が最後のチャンスだと考える方もいらっしゃるでしょう。
年収を下げたくない気持ちとやりたい仕事のバランスをとることで、より満足度の高い年収が実現できることもあります。
厚生労働省のデータでは、30代で転職した方が「現在の勤め先を選んだ一番の理由」として「労働条件(賃金以外)がよいから」がもっとも多く、次いで「自分の技能・能力が活かせるから」「仕事の内容・職種に満足がいくから」と挙げています。
本当に自分の価値観にマッチする仕事を改めて選択肢として考えてみてもよいでしょう。
(参考:厚生労働省『転職について』)
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30代転職に多い悩み・不安・よくある質問
ここでは、30代の転職に関する悩み・不安・質問をご紹介します。
- Q.30代で転職できる人の割合は?
- Q.30代の転職活動期間の目安は?
- Q.30代で転職を決意する人の理由は?
- Q.30代の転職で年収は上がった?下がった?
- Q.30代の平均年収は?
- Q.30代で未経験転職は難しい?
- Q.30代の転職はアピールできる実績がないと厳しい?
以下、それぞれ回答します。
Q.30代で転職できる人の割合は?
A.30代の転職入職率は、男性で8.5~10%、女性で12.4~14.2%です。
40代、50代と年代が上がるにつれてこの数値は下降傾向です。転職成功率を高めるためにも、プロのサポートを受けることをおすすめします。
(参考:厚生労働省『令和5年雇用動向調査結果の概況』)
Q.30代の転職活動期間の目安は?
A.30代の転職活動期間の平均は、1ヶ月以上3ヶ月未満がもっとも多く、30~34歳で26.8%、35~39歳で30%です。
30~34歳に関しては、転職活動期間なしとの回答が23.4%あり、30代の強みを活かしスムーズに転職する方や、人脈などを活かした転職を実現される方も多い傾向が伺えます。
Q.30代で転職を決意する人の理由は?
A.30代で転職を決意した理由としてもっとも多いのは「労働条件(賃金以外)がよいから」であることがわかっています。
これは、20代の経験を経て、改めて自分の価値観に向き合う方が多いタイミングであるためだと考えられるでしょう。
また、「自分の技能・能力が活かせるから」「仕事の内容・職種に満足がいくから」という回答が多い理由として、やりがいや貢献している実感などをモチベーションにする方が多いことも予想されます。
Q.30代の転職で年収は上がった?下がった?
A.30代の転職では、年収が上がった人が下がった人の約2倍です。
このことから、「30代の転職は年収が下がる」とは限らないことがわかります。
ただし、自分の市場価値=適正年収をあらかじめしっかりと把握しておくことが大切です。
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Q.30代の平均年収は?
A.国税庁の調査では、30~34歳の平均年収は431万円、35~39歳の平均年収は466万円です。
【年齢別の平均年収】
| 年齢 | 全体 | 男性 | 女性 |
| 30~34歳 | 431万円 | 492万円 | 345万円 |
| 35~39歳 | 466万万円 | 556万円 | 336万円 |
(参考:国税庁『令和5年分民間給与実態統計調査』)
Q.30代で未経験転職は難しい?
A.まったくの未経験での転職は難しい可能性がありますが、業界内での経験は高く評価されやすいです。
異なる職種であっても、業界知識があれば積極的にアピールしましょう。
また、業界が異なっても職種が同じであれば活かせるスキルが評価対象になる可能性があります。
Q.30代の転職はアピールできる実績がないと厳しい?
A.実績が見つからない場合はポータブルスキルをアピールしましょう。
キャリアの棚卸しで、大小にかかわらず実績を洗い出すことが重要です。しかしそれでも強みとしてアピールできる具体的なスキルが見つからないと感じる方は、ポータブルスキルを見つけましょう。
ポータブルスキルとは、職種や業界が変わることになっても、全てに共通する重要なスキルです。
- ・スケジュール管理
- ・物事をやり遂げる能力
- ・リーダーシップ能力
- ・コミュニケーション能力
- ・課題への柔軟な思考力
- ・チームワーク
こういった経験があれば、応募する企業と親和性の高いスキルをピックアップするのがおすすめです。
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30代の転職はプロのサポートで成功率を高めよう
30代でも、理想を実現する転職は可能です。
そのためにも自己分析やキャリアの棚卸しを入念に行い、効率的に転職活動を進めましょう。
「本当にやりたい仕事に携わりたい」
「IT・Web業界に転職して年収を上げたい!」
「もっと長期的にキャリア構築できる環境で働きたい!」
などのキャリアのお悩みは是非、「IT・Web業界の知見が豊富なキャリアアドバイザー」にご相談ください!
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