転職時期のおすすめはボーナス後！損しないタイミングと注意点を解説
この記事では、ボーナスをもらってから転職するためのおすすめ時期とスケジュールについて解説します。転職時期としておすすめのタイミングは、ボーナス支給後です。ボーナスの受け取りタイミングと転職の最適時期を確認しておき、損をしないように準備しましょう。
目次
2月時点
7878
※2024年2月時点
転職時期のおすすめタイミングはボーナス後
転職時期としておすすめのタイミングは、ボーナス支給後です。そこで、夏のボーナスと冬のボーナスの時期を確認して、あらかじめ転職スケジュールを逆算しておきましょう。
- ・夏のボーナス後の転職時期とスケジュール
- ・冬のボーナス後の転職時期とスケジュール
- ・転職先のボーナス査定・支給時期も確認する
転職に必要な期間の目安は3ヶ月です。転職活動期間もふまえて、転職先のボーナスも受け取るためのスケジュールも解説します。
夏のボーナス後の転職時期とスケジュール
夏のボーナス支給時期は、一般的に6月下旬から7月上旬です。
そのため、7月末退社を想定した転職スケジュールは以下のようになります。
| 月 | スケジュール |
| 3月 | ・転職活動開始 |
| 4月 | ・応募、面接 |
| 5月 | ・内定 |
| 6月 | ・ボーナス支給 ・退職届提出 |
| 7月 | ・引継ぎ期間 ・退職 |
| 8月 | ・転職先入社 |
夏のボーナスの算定期間は前年の10月から当年3月であるケースが多いため、3月より以前に退職については話さない方が無難です。
冬のボーナス後の転職時期とスケジュール
冬のボーナス支給時期は、一般的に12月です。
転職活動期間を3ヶ月とした場合のスケジュールは以下のようになります。
| 月 | スケジュール |
| 8月 | ・転職活動開始 |
| 9月 | ・応募、面接 |
| 10月 | ・内定 |
| 12月 | ・ボーナス支給 ・退職届提出 |
| 1月 | ・引継ぎ期間 ・退職 |
| 2月 | ・転職先入社 |
冬のボーナスの算定期間は当年の4月から9月であるケースが多いため、内定獲得が早かったとしても9月より前に退職について話さないようにしましょう。
【あわせて読みたい】ボーナス支給日と支給額の調べ方はこちら⇓
転職先のボーナス査定・支給時期も確認する
ボーナスを受け取るためには、会社の支給規定を確認する必要があります。特に転職先の規定が現職と同じとは限らないため、必ず確認しておくようにしましょう。
ボーナスについては、就業規則や賞与規定などに記載されていることが多いです。
ボーナス支給規定で算定期間を確認し、入社後何ヶ月でボーナスが支給されるのかを知っておくことが大切です。
一般的には入社後6ヶ月から支給されることが多いようです。企業によっては在籍期間に応じて一部支給とするケースもあります。
転職前後でボーナスを満額支給されるためには、「前職で夏のボーナスを6月に受け取り、10月までに転職先へ入社する」または「前職で冬のボーナスを12月に受け取り、4月までに転職先へ入社する」というスケジュールがおすすめです。
【あわせて読みたい】内定を保留できる期間についてはこちら⇓
転職前に診断！自分の市場価値を簡単に知る方法
かんたん
3分!
無料診断してみる
仕事量が多いのに周りと比べて年収が低い、評価されにくくて給料が上がりにくい、転職したいけど今より年収が落ちないか不安、など、IT・Web・ゲーム業界で勤めている方にとって「年収」に関する悩みは多いですよね。
年収のことで悩んだら、一度ご自身の年収の現在地と年収アップ予想額を調べてみませんか？現在地から目指せる年収を知ることで、この先どうするか納得のいく決断ができるでしょう。
\ 年収、もっと上がるかも？ /
年収約120万円アップ！年収診断の利用から約2週間以内に転職成功した方の例
- ご年齢：30代
- ご経歴：プロジェクトマネージャー⇒アプリエンジニア
- 勤務地：西日本⇒東京へ転職
- 転職期間：2週間以内に転職成功
Aさんは、スピード転職に成功、かつ年収を約120万円アップすることに成功しています。
もともとアプリエンジニアとしてのご経験もお持ちで、年収診断を行った結果、同職種・同年代のボリュームゾーンより年収が下回っていることから年収を上げたいとお考えになり、転職で年収アップを成功させました。また、開発に携わりたいという希望も転職により叶えることができました。
【あわせて読みたい】転職で年収アップに成功した事例はこちら⇓
「IT人材年収診断」ご利用の流れ
「IT人材年収診断」は4つのステップで完結！
STEP1：以下のボタンから年収診断のページへ
STEP2：年収診断のページから氏名と連絡先を入力してスタート
STEP3：プロフィールと簡単な職務経歴を入力して診断
STEP4：ご自身の年収の現在地を把握
診断後は、年収が上がる求人や、ご希望に沿った求人のご紹介、IT職種を熟知したキャリアアドバイザーに転職の相談をすることもできます。是非一度、ご自身の年収の現在から年収アップ予想額を見てみてください。
\ 年収、もっと上がるかも？ /
ボーナスをもらってから転職がおすすめな理由3つ
ボーナスをもらってから転職する方がよい理由は、主に次の3つです。
- ①金銭的に損をしない
- ②余裕を持って転職活動に集中できる
- ③年収交渉に有利になる可能性がある
以下、それぞれ解説します。
①金銭的に損をしない
タイミングを逃してボーナスを満額受け取れないと、金銭的に損をしてしまいます。しっかりと規定を確認し、タイミングを合わせて転職することで損をしない転職を実現できます。
ボーナスをもらってから退職することに後ろめたさを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ボーナス支給は法律で義務付けられてはいないものの、会社で定められている場合は労働者の権利です。
安心してボーナス支給時期も転職時期を判断する材料にしましょう。
②余裕を持って転職活動に集中できる
給与は翌月末振り込みとしている企業が多く、転職して1ヶ月から2ヶ月ほどの期間は収入がなくなってしまう方が多いのではないでしょうか。
しかしボーナスを満額受け取れていれば、金銭的に余裕が生まれます。
転職活動がなかなか進まずに焦ってしまう大きな理由の1つが金銭的な焦りです。結果として望まない条件で転職してしまうことのないよう、余裕を持って転職活動に臨みましょう。
\ 簡単3分で適正年収が分かる! /
③年収交渉に有利になる可能性がある
企業にもよりますが、転職の年収交渉において、ボーナスを含めたトータルの年収で交渉することも可能です。
その場合、満額支給されている方が有利になりやすいです。
ただし給与面でのすり合わせや年収交渉においては、年収をどのように定義するかという認識に齟齬がないようしっかりと確認しておく必要があります。
【あわせて読みたい】転職の年収交渉についてはこちら⇓
\ 簡単3分で適正年収が分かる! /
転職時期を見極めるポイント
ボーナス支給時期、算定期間とあわせて転職時期もしっかりと見極めましょう。
- ・まずはボーナス規定（賞与規定）を確認
- ・転職市場の動向を確認する
- ・ボーナスを諦める方が良い場合も
転職すべき時期なのか判断する基準や、ベストな転職時期を相談できる転職エージェントについても解説します。
まずはボーナス規定（賞与規定）を確認
ボーナスの規定は企業によって異なるため、まずは規定を確認したうえで転職活動をスケジューリングしましょう。
確認するべき項目は「ボーナス算定期間」「支給時期」「支給条件」です。特に「支給条件」が重要です。
「支給日時点で会社に在籍していること」といった条件が定められている場合があります。
満たせなければボーナスがもらえなくなるためかならず確認しておきましょう。
中小企業などでボーナス規定がはっきりしていない会社であれば、退職の意思表示はボーナス支給後に行うことをおすすめします。
転職市場の動向を確認する
希望する業界や職種の転職市場の動向もしっかりと把握しておきましょう。これは、転職活動を始める前か、始めてすぐの初期段階がおすすめです。
希望する市場や職種でトレンドになっているスキルや資格、企業が求める人物像の把握をしておくことで、転職活動を本格的に開始するまでの1ヶ月で行動に移せます。
例えば資格取得は間に合わなくとも、「〇月に試験を受ける予定で勉強を進めている」といったアピールもできるでしょう。
あわせて、一般的に求人が増えやすい時期とその理由も知っておくと迷わずに進めやすくなります。
【あわせて読みたい】求人が増える時期とその理由はこちら⇓
ボーナスを諦める方が良い場合も
転職前後でのボーナス満額支給を最優先事項としてしまうと、転職成功しても入社後にミスマッチを引き起こすリスクがあります。
転職では、実現したい譲れない条件と譲れる範囲を設定し、それを転職の軸として活動を進めることが大切です。軸がぶれてしまうと、入社後に公開してしまう可能性があるためです。
ボーナス支給時期を優先すると本当に希望する求人への応募時期に間に合わない、ボーナス支給時期の計算をしていたら時間がたち転職の好機を逃してしまったといった事態にならないよう、金銭以外の転職理由も明確にしておきましょう。
\ 簡単3分で適正年収が分かる! /
ボーナスをもらってから転職する際の注意点
ここでは、ボーナスをもらってから転職する際の注意点について解説します。
- ・人間関係が悪化する貰い逃げに注意
- ・退職届を出すタイミング
- ・引継ぎの期間
- ・有休消化が間に合うか
これらのポイントを押さえて、スムーズに円満退職を目指しましょう。
人間関係が悪化する貰い逃げに注意
ボーナスを貰って辞めるとなるとイメージが悪くなる可能性は0ではありません。いわゆるもらい逃げという形は避けたいものです。
また、多くの企業では「支給日在籍要件」という規定を設けているところが多いです。
ボーナス算定期間在籍日数と、ボーナスの支給日まで会社に在籍していることの2点は重要です。
確実にボーナスを貰って辞めるには、会社が決めた査定期間までしっかり在籍しなければなりません。「査定対象期間」に欠勤している日があれば、ボーナスを満額受け取ることはできなくなります。
ボーナスを支給してもらえる日に在籍していなければボーナス0円という事態で転職になってしまう点にも注意しましょう。
退職届を出すタイミング
辞めるタイミングにも気をつける必要があります。
ボーナスをもらった当日や数日で退職を申し出るよりは、少し期間を空けたほうが心証は悪くないでしょう。
退職届を出すタイミングや相手には注意を払い、最後までしっかりとマナーを守ることが大切です。また、先に話がもれてしまうことも避けるよう注意しましょう。
\ 簡単3分で適正年収が分かる! /
引継ぎの期間
引継ぎに要する期間は企業や職種によってさまざまです。手順もそれぞれ異なるでしょう。
退職を決意したら、引継ぎ事項をリスト化して抜け漏れのないよう対策する必要があります。
円満退職のために、引継ぎは確実にしっかりと行うことが欠かせません。
有休消化が間に合うか
有給休暇の残日数も確認し、計画的に取得しましょう。
有休が残ったまま退職することは問題ではありませんが、損をしない退職においては有休消化も大切です。
引継ぎなどの兼ね合いもありまとめて取得できないケースも考え、転職を検討した時点で有休消化の取得スケジュールも考えることをおすすめします。
そういったさまざまなスケジューリングに不安がある場合はプロに相談してみましょう。
【あわせて読みたい】退職までにやることリストはこちら⇓
\ IT転職のプロがキャリアもサポート！ /
自分に合った転職のタイミングは転職エージェントに相談しよう！
転職でもっとも大切なのは、希望するキャリアを実現することです。その一方で、転職で損をしないためのスケジュール調整も大切にしましょう。
転職エージェントでは、求人の紹介や応募書類、面接対策のサポートのほかに、転職までのスケジューリングもサポートしています。退職時期、転職前後のボーナス支給時期、有休消化などもご相談ください。
「エンジニアとして上流工程に携わりたい」
「IT業界に転職して年収を上げたい！」
「自分に合ったタイミングで自分に合った仕事に転職したい！」
などのキャリアのお悩みは是非、「IT・Web業界の知見が豊富なキャリアアドバイザー」にご相談ください！
IT特化の転職エージェントのGeekly（ギークリー）なら、専門職種ならではのお悩みも解決できる専任のキャリアアドバイザーがカウンセリングから入社後まで完全無料で全面サポートいたします！
転職しようか少しでも悩んでいる方は、お気軽に以下のボタンからご相談ください。
\ IT転職のプロがキャリアもサポート！ /
この記事の監修者
-
-
【国家資格保有】キャリアアドバイザー 小峰涼平
5年間インフラエンジニアとして新規顧客提案や既存顧客への提案〜運用保守業務を経験。業務を行う中で人材業界へ興味を持ち、22年1月国家資格キャリアコンサルタントを取得。現在、資格を活かしキャリアアドバイザーとしてエンジニアの転職支援を行っております。
あわせて読みたい関連記事
新着記事はこちら
