ITエンジニアのキャリアチェンジとは?成功させるコツや手段をエージェントが解説
この記事では、エンジニアからキャリアチェンジするコツや手段、キャリアのイメージをGeekly(ギークリー)のアドバイザー監修のもとご紹介します。キャリアプランの概要やエンジニア35歳定年説についても解説しているため、キャリチェンジに悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
目次 [閉じる]
エンジニアがキャリアチェンジを成功させるコツ
ITエンジニアがキャリアチェンジを成功させるコツは以下の通りです。
- ・自分の目標に沿った技術を学ぶ
- ・キャリアプランを立てる
- ・キャリアパス診断を使ってキャリアの可能性を見てみる
具体的なキャリアプランを考えることが重要になってくるため、ぜひ参考にしてみてください。
自分の目標に沿った技術を学ぶ
自分がやりたいことを学ぶという理由は間違っていません。しかしキャリアチェンジに不必要のものならそれは趣味にしておくべきです。
自分がやりたいことを使って仕事ができれば最高です。仕事も長く続けることができるでしょう。
しかしせっかく勉強しても、使われなければ無駄になってしまいます。
学ぶスキルもキャリアチェンジする先にむかって必要なものを選びましょう。
キャリアプランを立てる
どんな職種でもそうですが、長く活躍していくためにはプランが重要な役割を担います。
5年後10年後に後悔しないためにも、キャリアプランはしっかり考えておくことがおすすめです。
キャリアプランを考えるコツ
キャリアプランを立てる上で大切なのは、自分の立ち位置を知ることです。
入社してから望む仕事ができていなくて、開発の経験が全然得られていないというような場合は即行動しましょう。
しかしすぐ辞めるのは軽率です。
現在の業務を通じて主体的に自分のキャリアプランに向けた専門的なスキルを身につけることです。
またはプログラミングの学校などがありますので、通って資格と知識を身につけることも検討してください。
少しでも望む方向へチャレンジできるよう、上司に希望を出すなど動いてみましょう。
もしプログラミングや設計が未経験であっても、どんな努力をしたのかアピールできれば、キャリアチェンジへの道が拓けるでしょう。
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- ご年齢:30代前半
- ご経歴:システムエンジニア⇒クラウドエンジニア
- 年収:500万円⇒600万円
- 転職期間:仕事タイプ診断利用から1ヶ月弱でご転職
Aさんは元々システムエンジニアとしてプロジェクトの再設計~テスト、バックエンドシステム追加時の改修対応等をご担当されていました。直近はAWSの構築作業や、自動化ツールを利用した開発に携わられていました。
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【あわせて読みたい】転職でキャリアアップに成功した事例はこちら⇓
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エンジニアの35歳定年説は本当?
エンジニアには、35歳が実質定年では?という声を多く聞こえます。その理由は以下の3つです。
- ・体力の衰え
- ・常に学び続けるプレッシャー
- ・管理職へのキャリアチェンジ
他の業界ではようやく中堅と呼ばれるような年齢なのに、もう定年を意識するエンジニアという職種の特殊さが垣間見えます。
体力の衰え
エンジニアは常に納期を意識しています。プロジェクトの進行状況によっては残業続きということもあります。
またエンジニアはシステムを設計しコードを書く、というような集中力が必要です。
残業続きで身体が壊れないのも、集中力を維持するのも、体力が必要です。
常に学び続けるプレッシャー
IT技術の進化のスピードや労働環境、常に新しいスキルが求められる業界です。
求められるものがどんどん変化していく中、新しい時代にも自分はこの業界についていけているのだろうか。
成果主義が浸透しているエンジニアとして働けば働くほど、そんな不安が募るのでしょう。
管理職へのキャリアチェンジ
経験を重ねると管理職へのステップアップが始まります。
エンジニアも例外でなくプロジェクトマネージャーなど統括の仕事へ移行していきます。
そのためエンジニアとして現場に参加することは少なくなっていくのです。
35歳定年説から、スペシャリストへ!
しかし急速に変化し今や必要不可欠なIT業界は、現在常に人手不足です。
即戦力としてのスペシャリストには高い報酬を払ってでも来て欲しい、そんなニーズも高まっています。
35歳前後で現場を離れるか、またスペシャリストとして働き続けることができるか。
5年後10年後に満足のいく結果を得られるよう、キャリアチェンジのタイミングが勝敗を分けることになるのです。
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エンジニアから他職種へのキャリアチェンジ
例えば、事務系エンジニアから、ソーシャルゲームのプログラマに転職するとなると求められるスキルが大きく違います。
チェンジする先の技術をとにかく学び、自身のスキルとして経験を吸収しましょう。
一般的なキャリアの流れ
多くのエンジニアはスペシャリストを希望します。その方が習得すべきスキルが明確で、多くの技術を得ることができるからです。
まずはキャリアをアップする流れをつかみましょう。若手のエンジニアは、下流工程で経験を積んでから上流工程に移ることが一般的です。
・プログラマーからスキルを学びシステムエンジニアへ(下流工程)
・システムエンジニアから経験を経てプロジェクトリーダーへ(上流工程)
・プロジェクトマネージャーからCTO(最高技術責任者)へ
また、インフラ系やネットワークエンジニアの場合だと、より特化した技術スペシャリストを目指す傾向が強いです。
・クライアントの要望に合わせて「提案・設計」する(上流工程)
・設計書に沿って、実際に「保守・構築」していく(上流工程)
・構築したインフラが正常に稼働するよう「運用・監視」する(下流工程)
システムエンジニア(SE)へキャリアチェンジ
あらゆる業務に精通しシステム開発において重要な役割を担うため、高い技術力が求められます。
しかしそれだけではなく設計からマネジメント、コミュニケーション能力まで多用な能力が求められます。
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プログラマーへキャリアチェンジ
SEが設計したプログラムにプログラム言語を用いてシステムやソフトウェアを作成します。
プログラミング言語に対する知識が最も求められます。また、プログラミングを行うにあたり論理的思考力も必要です。
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プロジェクトマネージャーへキャリアチェンジ
システム開発の全体管理をします。プロジェクトの企画・工数・人員や予算などを必要分確保し、納期まで滞りなく進める役職です。
システムエンジニアからキャリアアップした人が担うことが多いです。
リーダーシップ、マネジメント、コミュニケーションなど幅広いスキルが求められます。
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Webエンジニアへキャリアチェンジ
Webサービスを中心に開発します。Webサイト、Webアプリの設計・開発、運用保守などを行います。
ショッピングサイトから企業コーポレートサイト、Webアプリケーション開発など、Webに関するあらゆることに対応できるスキルが必要です。
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インフラエンジニアへキャリアチェンジ
ITインフラの設計構築や、保守運用などを行います。
ITインフラはITシステムの土台であり、これが整っていないとメールもブラウザも使用できない重要な役割です。
ネットワークやサーバーなどへの深い理解と、幅広い知識が必要です。
現状からさらに顧客のニーズを的確に反映し、更新し保守することを求められます。
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社内システムエンジニアへキャリアチェンジ
自社システムの開発や運用保守、IT資産の管理など会社によって業務は様々です。
社内SEにはシステム全般、開発やネットワーク関連の知識、技術の全てが必要でさらに経営的視点も求められます。
自社でのシステムなので、システムに関する予算や人員などの見立ても要求される為です。
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その他の職種
他にもネットワークエンジニア、セールスエンジニア、フィールドエンジニアなど多岐に渡ってエンジニアの仕事はあります。
どのようにキャリアチェンジをするにしても、進む先で求められるスキルを見極めて学んでいくのが大切です。
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20代若手エンジニアが望むキャリア
他の職種と比べると、比較的若手の転職が多いといわれるエンジニアですが、2年目から3年目の若手の転職も多い傾向にあります。
20代の若手エンジニアが望むキャリアは以下の通りです。
- ・スペシャリストを目指したい
- ・若いうちに経験を積みたい
- ・とにかくスキルアップしたい
ひとつずつ解説します。
スペシャリストを目指したい
長く業界で働くために、多くの若者はスペシャリストを希望しているようです。
それは「手に職」という意識が強く、終身雇用制度が崩壊した昨今、同じ会社にずっと勤め続けるという考え方がないためでもあります。
若いうちに経験を積みたい
エンジニアは生涯学び続ける職種であり、経験も大切です。
自分の技術が磨ける、成長できる環境があれば転職にさほど躊躇いはないのです。
例えば安定している大手の会社に入っても、希望の部署に配属されず管理側になり、スキルが向上しないというケースもあります。
社内で部署の移動を希望するより、転職した方が早い、そう考えて移動する若手も多いようです。
社内での移動は、経験を重ねてしまうと、せっかく育てた人材を移動させるのを惜しまれて希望が通り難くなるためです。
とにかくスキルアップしたい
管理職を目指す場合でも、まずは技術を磨きエンジニアとして経験を積んでおく必要があります。
エンジニアの管理職に求められるのは、一定の技術もありマネジメント力もある万能型である場合が多いためです。
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若手であるうちにキャリアチェンジ
社内での部署移動を願うより、転職のほうが良いと考える傾向にあります。
若手のうち、すなわち第二新卒や20代の転職のほうが未経験の業種にチェンジしやすいのです。
雇う方としては中途採用であっても、若手は長期的な育成を行うつもりで採用する場合が多いためスキルはさほど重視されないためです。
大きくキャリアチェンジを考えている人ほど、できるだけ早いうちにチャレンジするのが良いでしょう。
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エンジニアのキャリアチェンジの手段
キャリアチェンジを社内で叶えるか転職して叶えるかなど、方法は様々です。
キャリアチェンジを叶えるには以下の4つの方法があります。
- ・部署・チーム異動する
- ・引き抜いてもらう
- ・フリーランスになる
- ・IT業界に特化した転職エージェントに相談する
ひとつずつ解説します。
部署・チーム異動する
同じ社内でもキャリアチェンジが全くできないというわけではありません。
チーム間でのポジションや部署を異動することで社内異動が叶う場合もあります。
ですが、相談すればすぐにキャリアチェンジできるというわけではないため、社内の状況を踏まえて判断するようにしましょう。
また社内異動が会社の制度として設けられている会社もあるので、社内制度もよく確認しましょう。
引き抜いてもらう
これまでの仕事関係や、先に転職していった先輩などから転職先を紹介してもらう手段です。
派遣先に実力を買われて、そのままそこでというパターンも見受けられます。
あまり露骨に誘うのは体裁がよくないので、目立たないように引き抜いていったというケースは多いようです。
「必要とされた」という気持ちが転職者の気持ちを奮い立たせる面もあるようです。
フリーランスという選択
技術に特化し、現場主義を貫きたい場合は特に、フリーランスという考え方もあります。
個人事業主なので、自分で仕事を取れなければなりません。
定期的な仕事があるのなら問題ありませんが、やりたい仕事があるのなら自分を売り込む営業力が必要になります。
逆にいえば、自分の好きな仕事に対して貪欲に動くことができます。
日進月歩のエンジニアの技術ですが、好きな業種であれば学びも楽しいでしょう。
また、勤務形態を選ぶことができる場合もあります。職種にもよりますが、業務委託契約の形なので在宅勤務なども可能です。
個人情報や社外秘の情報を扱うようなシステムでは難しいかもしれません。
しかし昨今の新型コロナウィルスの影響などで、リモートワークは増えており、今後ますます増えていくでしょう。
IT業界に特化した転職エージェントに相談する
転職エージェントに相談してキャリアチェンジを成功させた方もいます。
以下はGeeklyを実際に利用した方の声です。
- ご年齢:30代前半
- ご経歴:システムエンジニア⇒バックエンドエンジニア
- 転職期間:サービス登録から約2ヶ月でご転職
Sさんは”ものづくり”にご興味があり、業務改善Webアプリケーションの開発を手がける企業で、システムエンジニアとしてキャリアをスタートされました。
転職を考えたきっかけは、当時関わっていたサービスやプロダクトに共感できなくなっていった点、使用していた言語やフレームワークなどが古く、新しいものへのキャッチアップも困難だったという点でした。
SさんはGeeklyに登録してから約2か月で第一志望の企業から内定を獲得し、迷うことなく入社を決断しました。
また複数社から内定をいただいたのですが、現職の条件や環境が自分と一番合っていたので納得感があったそうです。
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エンジニアとして理想のキャリアチェンジを叶えよう
キャリアチェンジは自分の人生を決める大切な転機です。踏み出す前にまず現状と自分の叶えたいものを明確にする必要があります。
キャリアプランを立てたらスキルを磨いたり、転職情報を探したりなどの行動力も重要になってきます。
「未経験だけどIT業界に転職して年収を上げたい!」
「今はエンジニアだけど、違う職種に挑戦したい!」
などのキャリアのお悩みは是非、「IT・Web業界の知見が豊富なキャリアアドバイザー」にご相談ください!
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