
Google AIモードとは?使い方・違いをわかりやすく解説
Google検索の結果画面に「AIモード」という文字を見かける機会が増えてきました。何のための機能なのか、どう使えばよいのか分からず、戸惑いを覚えるケースも珍しくありません。
この記事では、AIモードの意味や仕組み、Geminiとの違い、PC・スマホでの使い方、消し方、注意点までをまとめて解説します。
AIスキルの年収の目安については、Geekly独自のデータも参考に、AI検索が広がる現代における仕事やキャリアの選択に役立てましょう。
【この記事はこんな人におすすめ】
・Google検索に表示される「AIモード」の意味や仕組みを知りたい人
・PCやスマホでのAIモードの使い方、オフにする方法を知りたい人
・GeminiやAI Overviewsとの違いを整理して理解したい人
この記事のまとめ
- AIモードは検索特化、Geminiは汎用AIチャットという役割の違い。
- Geeklyの独自データによると生成AI関連スキルの平均年収は575万〜684万円。
- AI活用力は今後のキャリア形成でも武器になるスキルである。
目次
Google「AIモード」とは?意味と仕組みを解説
Google「AIモード」とは、検索した質問に対してAIが複数の情報源を読み込み、要点をまとめて回答してくれる検索機能です。
従来の検索エンジンでは、キーワードに関連するWebページの一覧が表示されるだけで、情報を得るためには自分でいくつかのサイトを開いて内容を読み比べる必要がありました。
一方でAIモードでは、Googleの生成AIモデルであるGeminiが検索意図をくみ取り、関連性の高い情報を統合したうえで文章として回答を提示します。
回答の根拠となった情報源はリンクとして表示されるため、詳しく確認したい場合の導線も確保されています。
このように、AIモードは「探す検索」から「教えてもらう検索」へと体験を変える機能です。
- AI OverviewsやSGEとは何が違う?
- Geminiとの違いは検索特化か汎用AIチャットか
AI OverviewsやSGEとは何が違う?
AIモードと混同されやすい言葉に、「AI Overviews(AIによる概要)」と「SGE(Search Generative Experience)」があります。いずれも生成AIを検索に取り入れる取り組みですが、それぞれ役割が異なります。
SGEは、Googleが生成AI検索を試験的に導入していた際の呼び名です。Search Labsという実験プログラムを通じて提供され、機能改善のためのフィードバックを集める段階で使われていました。
AI Overviewsは、SGEでの試験運用を経て、通常の検索結果に自動で表示されるようになった要約機能です。検索するだけで画面上部に表示されるため、特別な操作は必要ありません。
これに対してAIモードは、専用のタブや画面に切り替えて使うより対話的な検索体験を指します。
3つの関係を整理すると、次のようになります。
- ・SGE:生成AI検索の試験運用版(現在は正式サービスへ移行)
- ・AI Overviews:検索結果に自動表示される要約機能
- ・AIモード:専用画面で会話しながら深掘りできる検索機能
用語は似ていますが、「概要をさっと知りたいならAI Overviews」「じっくり深掘りしたいならAIモード」と考えると分かりやすいでしょう。
Geminiとの違いは検索特化か汎用AIチャットか
AIモードとあわせてよく比較されるのが、Googleの対話型AIサービス「Gemini」です。どちらも同じ生成AI技術がベースになっていますが、用途には明確な違いがあります。
Geminiは、専用のアプリやWebページから利用する独立したAIサービスです。文章の作成や翻訳、アイデア出しなど、創造的な作業や複雑なタスクに幅広く対応しており、会話の履歴も保存されます。
一方のAIモードは、あくまでGoogle検索の一機能という位置づけです。検索結果と組み合わせて使えるため、情報源を確認しながら調べものを進めたい場合に適しています。
| 比較項目 | Gemini | AIモード |
| 利用場所 | 専用アプリ・ページ | Google検索内 |
| 主な用途 | 対話・創作・分析 | 情報検索・要約 |
| 情報源の明示 | 限定的 | 明確 |
Geminiは「何でも相談できるAI」、AIモードは「検索を助けてくれるAI」と捉えると使い分けがしやすくなります。
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Google AIモードの3つのメリット
AIモードには、これまでの検索にはなかった3つの大きなメリットがあります。
複数サイトを見なくても要点がわかる
AIモード最大の特徴は、検索結果の中でAIが要点をまとめて提示してくれる点です。これまでは、検索結果に並んだ複数のWebサイトを一つずつ開き、内容を読み込んで情報を整理する作業が欠かせませんでした。
AIモードでは、信頼できる複数の情報源をAIが読み取り、質問に対する答えを要約したうえで提示してくれます。
そのため、サイトを行き来する時間を大幅に減らせるようになりました。
情報源へのリンクもあわせて表示されるので、詳細を確認したいときの導線は変わらず用意されています。
追加質問で会話のように深掘りできる
一度の検索で十分な情報が得られなかった場合や、さらに詳しく知りたいことが出てきた場合に役立つのが、追加質問の機能です。
従来の検索であれば、キーワードを変えて改めて検索し直す手間が発生していました。
AIモードでは、直前のやり取りの内容をAIが覚えているため、会話を続けるように質問を重ねられます。
例えば「東京の観光スポット」と検索した後に「子ども連れでも楽しめる?」と尋ねるだけで、文脈に沿った回答が返ってきます。
前提条件を毎回入力し直す必要がなく、自然な流れで情報を深掘りできる点は大きな魅力といえるでしょう。
複雑な条件の質問にも一度で答えてくれる
複数の条件が絡む質問に強いことも、AIモードの特徴のひとつです。
「家族4人で週末に行ける、予算1万円以内の都内のイタリアン」といった長い質問文にも、高い精度で回答が返ってきます。
従来の検索エンジンでは、こうした条件の多い質問に対して適切な結果が表示されにくく、キーワードをいくつかに分解して検索し直す必要がありました。
AIモードでは文章全体の意図をくみ取り、条件に合った情報を整理して提示することが可能です。自分でキーワードを組み立て直す手間が省ける分、調べもの全体の効率が上がると考えられます。
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Google AIモードの使い方【PC・スマホ別】
AIモードは特別なアプリのインストールが不要で、Googleアカウントがあればすぐに試せます。
ここでは、PCとスマホそれぞれのアクセス方法を確認していきます。
PCでの使い方・アクセス手順
パソコンでAIモードを利用する場合、まずはGoogleの検索ページにアクセスし、アカウントにログインしているかを確認します。
検索窓に質問を入力すると、通常の検索結果とあわせてAIモードの回答が表示される仕組みです。
AIモード専用の画面に切り替えたいときは、検索結果ページ上部にあるタブやメニューから選択可能です。
会話を続けながら深掘りできる点も踏まえ、知りたい情報を段階的に質問していくと使いやすくなります。
スマホ(iPhone・Android)での使い方
スマートフォンの場合は、GoogleアプリまたはChromeブラウザからAIモードを利用できます。検索バーに質問を入力するだけで、AIによる回答が表示されます。
画面が小さい分、回答は読みやすいよう最適化されて表示される仕組みです。
外出先やちょっとした空き時間にも調べものができるため、通勤中や移動中の情報収集にも向いています。
機種によってはGoogleアプリのアップデートが必要になる場合もあるため、事前に最新版へ更新しておくと安心です。
AIモードが表示されない・使えないときの対処法
AIモードが表示されない場合、原因はいくつか考えられます。
- ・Googleアカウントの年齢設定が18歳未満になっている
- ・シークレットモードで検索している
- ・アプリやブラウザのバージョンが古い
- ・Google Workspaceなど組織アカウントで利用制限がかかっている
まずは通常のウィンドウでログインし直し、アプリやブラウザを最新版に更新したうえで、検索キーワードを変えて試してみましょう。
それでも改善しない場合は、Search Labsの設定状況もあわせて確認することをおすすめします。
Google AIモードの消し方・表示させない方法
AIモードの表示を必要としない場合は、いくつかの方法で従来の検索結果に近い表示へ切り替えられます。
Search Labs経由で機能を試している場合は、同じ設定画面からオンオフを切り替えることが可能です。フラスコのアイコンから設定画面を開き、該当する項目のスイッチをオフにすると反映されます。
すでに標準機能として組み込まれておりオフのスイッチが見当たらない場合は、検索結果画面上部の「Web」フィルターを選ぶと、AIによる回答を含まないテキスト中心の表示に切り替えられます。
用途に応じて、これらの方法を使い分けるとよいでしょう。
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Google AIモードの注意点
便利な機能である一方、使ううえで意識しておきたい注意点もあります。
以下解説します。
回答の正確性を過信せず、一次情報で確認する
AIモードの回答は複数の情報源をもとに生成されていますが、内容が常に正確であるとは限りません。
生成AI特有の「もっともらしい誤り」が含まれる可能性もゼロではないためです。
特に、健康・法律・お金に関わるような重要な判断が必要な場面では、回答をそのまま鵜呑みにせず、公式サイトや専門家など信頼できる情報源で確認する姿勢が欠かせません。
回答の根拠として表示されるリンクを、実際に開いて確認する習慣をつけておくと安心です。
個人情報・機密情報を入力しない
AIモードで入力した質問内容は、サービス改善などのためにGoogleに利用される可能性が高いです。
そのため、会社の内部情報や顧客データ、個人を特定できる情報の入力は避ける必要があります。
検索履歴が残ることが気になる場合は、定期的に履歴を削除したり、シークレットモードを活用したりする方法も検討するととよいでしょう。
仕事で使う際は、伏せるべき情報を伏せたうえで質問することが望ましいです。
検索結果の見え方が変わる点を理解しておく
AIモードの回答エリアは、検索結果画面の中でも目立つ位置に表示されます。
そのため、これまで見ていた通常のリンク一覧にたどり着くまでのスクロール量が増えたと感じることもあるでしょう。
また、AIの回答だけで満足してしまい、情報の発信元であるWebサイトへのアクセスが減ってしまう可能性も指摘されています。
画面の見え方が変わったことを踏まえたうえで、必要に応じて情報源のサイトもあわせて確認する使い方がおすすめです。
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Google AIモードを使いこなせると何が変わる?メリットと需要の高まり
基本的な使い方を理解したら、次は実務での活用イメージを具体化していきましょう。
職種によって、活用できる場面は大きく異なります。
- 情報収集の質とスピードが上がり、任せられる仕事の幅が広がる
- 「AI活用人材」需要の高まり
情報収集の質とスピードが上がり、任せられる仕事の幅が広がる
生成AI検索を業務に取り入れることで、市場調査や競合分析、企画書作成のための下調べにかかる時間を短縮できます。
複数のサイトを開いて比較する作業がまとめて済むため、調査そのものにかかる負担が軽くなるためです。
情報収集にかかる時間が短縮されれば、その分を分析や企画立案といった、より付加価値の高い業務に充てられるようになります。
日常的な調べものの効率が上がることは、任される仕事の幅を広げるきっかけにもつながると考えられます。
「AI活用人材」需要の高まり
経済産業省の資料では、多くの産業においてAI・ロボット等の利活用を担う人材が約340万人不足していると分析されています。
また、同省が公表した「IT人材需給に関する調査」では、2030年には最大で約79万人のIT人材が不足する可能性があると示されました。
IPA(情報処理推進機構)の調査でも、日本企業の85.1%でDXを推進する人材が不足していると報告されています。
こうしたデータからは、AIを使いこなせる人材への需要が、業種や職種を問わず高まっていることがうかがえます。
参考:経済産業省「産業人材育成に向けた取組について」
参考:経済産業省「IT人材需給に関する調査」
参考:IPA「DX動向2025」
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AI活用スキル人材の市場価値とキャリアの広げ方
需要の高まりを踏まえたうえで、実際の年収やキャリアの築き方についても確認していきます。
- AI活用スキル人材の年収帯【自社データ】
- スキルを活かすキャリアステップ
- 未経験からでも挑戦できる求人の探し方
AI活用スキル人材の年収帯【自社データ】
Geekly独自のデータで代表的なAIスキル別の年収をまとめました。
現年収400万円台からの転職を考えた場合、生成AIやChatGPTといったスキルだけでも平均500万円台後半から600万円台の水準が見えてきます。
さらに、自然言語処理や機械学習モデルの活用経験まで積み重ねれば、平均年収は600万円台後半まで上昇する傾向にあり、経験や実績次第では年収の伸びしろも期待できるでしょう。
もっとも、これらの数値はあくまで目安であり、実際の年収は経験年数や担当領域、企業規模によって変動します。
自分のスキルセットがどの水準に近いのか、転職エージェントなどを活用しながら市場価値を確認しておくことがおすすめです。
スキルを活かすキャリアステップ
AI活用スキルは、いきなり専門職に転身しなくても、現職の中で少しずつ磨いていける点が特徴です。
まずは日常業務でAIツールを使いこなす段階からはじめ、次第に業務プロセス全体にAIを組み込んで提案できる段階へとステップアップしていく流れが考えられます。
こうした積み重ねは、社内での評価アップにつながるだけでなく、転職市場でのアピール材料としても有効です。
経験を言語化し、職務経歴書などで具体的に伝えられるよう整理しておくと、キャリアの選択肢はさらに広がるでしょう。
未経験からでも挑戦できる求人の探し方
AI活用スキルは、エンジニアなどの専門職に限らず、営業やマーケティング、バックオフィス業務など幅広い職種でアピール材料となります。
求人を探す際は、「未経験可」の表記だけでなく、研修制度やOJTの有無、実際に使用するツールなどもあわせて確認すると、入社後のミスマッチを防ぎやすくなります。
自分だけで求人を探すことに不安がある場合は、転職エージェントを活用し、非公開求人を含めた情報を集める方法も選択肢のひとつです。
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Geeklyを利用して転職成功したKさんの例
- ご年齢:40代
- 企業:受託開発⇒事業会社
- 職種:システムエンジニア⇒Webエンジニア
- 転職回数:1回
- 転職理由:自社のプロダクトに携わりたかった
Q.転職活動においてどのようなことを不安に感じられましたか?
単にどのくらい転職活動に時間をかけないといけないのか見えていなかったという点と、転職活動を考え出した35歳は市場や企業にとって需要があるのかという点です。
Q.転職活動で得られた気づきや考えの変化はありましたか?
転職活動に対しての不安はギークリーで面談して、一瞬で解消されました。面談後の書類の作成も一緒に進めていただいたので、「こんな感じでいいんだ」と不安が払拭されました。
Q.ギークリーで紹介された求人についてはいかがでしたか?
準備していただいた求人は100社以上もありパワフルさを感じたのですが、最初の面談の時に書類を応募する企業数と、そのうち一次面接を通る総定数や内定が出る企業の総定数を出していただいて、それをどのくらいの期間で行うのかという指針があったので、納得感がありました。
【あわせて読みたい】事業会社へ転職に成功したKさんの事例はこちら⇓
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Google AIモードに関するよくある質問
AIモードについては、使い始める前後でさまざまな疑問が生まれやすいものです。
ここでは、特に多く寄せられる質問をQ&A形式でまとめました。
気になる項目があれば、あわせて確認しておきましょう。
- Q.Google AIモードは無料で使える?
- Q. AIモードの回答は必ず正しい?
- Q. Google AIモードが表示されない・タブが見つからないのはなぜ?
Q.Google AIモードは無料で使える?
A.Googleアカウントを持っていると、追加料金なしで利用できます。
一部の新機能や試験運用版についてはSearch Labsからの有効化が必要になる場合がありますが、基本的な機能は無料で使い始められます。
Q. AIモードの回答は必ず正しい?
A.AIモードの回答は複数の情報源をもとに生成されているものの、必ずしも100%正確とは限りません。
重要な判断が必要な場面では、根拠として示されている情報源を確認するようにしましょう。
Q. Google AIモードが表示されない・タブが見つからないのはなぜ?
A.アカウントの年齢設定やシークレットモードの利用、アプリ・ブラウザのバージョンが原因になっているケースが多く見られます。
設定を一通り確認しても改善しない場合は、Search Labsの有効化状況もあわせて見直してみるとよいでしょう。
\ レガシーな環境に悩んだら? /
Google AIモードを正しく理解し、キャリアへ活かそう
生成AIを使いこなす力は、日々の情報収集だけでなく、今後のキャリア形成においても強みになり得るスキルです。
今の仕事に活かせる場面がないか、また新しい環境でその力を試してみたいかどうか、この機会に一度キャリアを見直してみてはいかがでしょうか。
「評価制度がしっかり整った企業で働きたい!」
「転職でボーナスアップ・年収アップを実現したい!」
「自分の希望するキャリアプランを実現できる企業で働きたい!」
などのキャリアのお悩みは是非、「IT・Web業界の知見が豊富なキャリアアドバイザー」にご相談ください!
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