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バーコード決済の仕組みについて徹底解説!有名なサービス5種類についてもご紹介します

スマートフォンの普及と並行するように、利用者も広がり続けているキャッシュレス決済。その中でも特に大きな注目を集めているのが、QRコードなどの読み取りで簡単に支払いを行える「バーコード決済」です。今回はバーコード決済の仕組みについてお話します。他にもサービスの種類や事業者の情報も掲載しますので、併せてご覧ください。

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バーコード決済とは?

 

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バーコード決済とは、金額の情報が入ったQRコードやバーコードをスマートフォンもしくは専用のリーダーを介して読み込み、支払いを済ませることができる決済方法です。

その支払い方法は、2通りあります。

1つ目が「ストアスキャン方式」と言われるものです。

店舗側がコードをスキャンするデバイスを用いて、利用者側のスマートフォン画面に表示されているコードを読み取ることで支払います。

そしてもう一つが「ユーザースキャン方式」。こちらは利用者側のスマートフォンで店舗側が掲示するコードを読み取り支払います。

 

支払い方式は「ユーザースキャン方式」が普及

 

支払い方法としては「ユーザースキャン方式」が普及しています。
それは「ストアスキャン方式」ですと、読み取り用デバイスの導入コストがかかるためです。一方「ユーザースキャン方式」でしたら、印刷したQRコードを利用者のスマートフォンで読み取るだけ。低コストで済むことから人気が高く、小規模店舗を中心に普及が進んでいます。
よく外食チェーン店などのレジ横にQRコードが掲示されているのを見かけますが、そのお店は「ユーザースキャン方式」の支払いに対応しています。

 

日本でのバーコード決済の動向

 

バーコード決済は世界的に見ますと、中国がダントツの普及率を見せています。

日常的な買い物から公共料金などの支払いにまで対応しているほど、生活の中に浸透しているようです。


一方日本の状況としては、4年ほど前からバーコード決済サービスが扱われだし、生活の身近なところでもいろいろと利用できるようになりつつあります。

主なサービスとしては「LINE Pay」「楽天ペイ」「PayPay」など。市場が形成されたことで、利用者層も性別・世代の隔てなく多くの人が使っています。

 

「JPQR」を始めとするバーコード決済の新たな動き

 

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近年利用者が続々増え続けているバーコード決済ですが、今年に入ってからさらに発展する新たな動きが注目を集めています。

その1つとなるのが、バーコード決済を共通規格化した「JPQR」の登場です。

先にも紹介しましたように、現在の主流は「ユーザースキャン方式」。ただし、唯一の難点として読み取り用のQRコードが、LINE PayならLINE Pay、PayPayならPayPay、楽天ペイなら楽天ペイという具合に、それぞれの事業者が用意したものにしか対応しないということがありました。

しかし、「JPQR」が導入されたことによって、そんな煩わしさは一挙に解消。
店舗側も利用者側もそれぞれの対応状況に合わせること無く、ピッと1スキャンするだけで手早く決済ができるようになったのです。

 

「マイナポイント事業」も普及の後押しに

 

そして、2つ目となるのが、今年の9月から実施された「マイナポイント事業」です。

これは、マイナンバーの普及を目的とした施策の1つで、来年3月まで実施されます。
サービスの内容についてですが、所有するマイナンバーに
キャッシュレス決済を紐付けて利用することにより、最大5,000円相当のポイントが付与されというもの。

なお、バーコード決済はもとより、クレジットカードやデビットカードも対象となりますので、使いやすいものを選択することも可能です。
これらの制度が導入されたことで、バーコード決済はさらに普及していくと見られています。

 

バーコード決済の支払いについて

 

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バーコード決済は、2つの支払い方から選べます。

 

決済アプリにチャージした分から支払う

 

まずは、チャージした分から支払う方法について説明しましょう。

この方法は、利用時に選択した銀行口座やクレジットカードなどから決済アプリへ事前にお金をチャージしておき、お店での買い物を始め支払いが発生するたびに引き落とされます。

このタイプの良い点としては、チャージ金額が足りないと利用ができないため、使いすぎるリスクを軽減できることです。

ただし、常にいくらチャージされているのかを把握しておく必要があります。そのためマメに利用するのでしたら、チャージが煩わしく感じることがあるかもしれません。

また、大きな金額の利用にも不向きです。

 

クレジットカードやデビットカードで支払う場合

 

次に、カードから支払う方法を説明します。
このタイプは支払いが発生したときに、設定したカードを経由して引き落とされます。

メリットとデメリットは、各カードの特徴がそのまま現れます。クレジットカードでしたら上限一杯まで利用可能ですが、使いすぎないよう注意が必要。デビッドカードは銀行口座と連動していますので、残高を超えて利用することはできません。

 

バーコード決済サービスを選ぶ際のポイント

 

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現在、バーコード決済のサービスは数多く登場しています。サービスを選ぶ際には、以下の点を見るようにして下さい。

 

支払い方法から選ぶ

 

まずは、「バーコード決済をどのように使うのか?」ということを考えてみましょう。
「日常生活におけるあらゆるシーンで活用するのか」「大きい金額の買い物をするのかどうか」「キャンペーンなどの還元率が高いときにのみ使うのか」という具合にシミュレーションをすれば、自ずと必要な支払い方法は見えてくるはずです。
例えば、あらゆるシーンで買い物をするのであればクレジットカードが便利でしょうし、使用金額に制限をかけたいのでしたらデビッドカードかチャージになります。さらに後者でも、定期的なチャージや残高把握が面倒なのでしたらデビットカードを選ぶことになります。

 

機能面で選ぶ

 

バーコード決済には、スマートフォンならではの大きな利点である「個人間送金機能」というサービスが備わっています。

これは、スマートフォンの機能を介して個人間でお金を送りあえるというものです。

利用にあたっては、お互いにスマートフォンさえあれば相手の口座番号を知らなくてもOK。手数料や時間を気にせず、いつでも使うことができます。
また、割り勘機能がついているアプリもあり、飲み会やランチなどでまとめて支払った時などは一人あたりの金額を簡単に割り出せて、その後の支払いもスマートフォンで簡単に行うことができます。

 

ポイント還元率で選ぶ

 

バーコード決済は、定期的にポイント還元やキャッシュバックなどの各種キャンペーンが開催されています。少しでもお得な利用を検討しているのでしたら、サービスを多く行っているところを選ぶのも一つの手です。
また、多くの事業者では関連会社のクレジットカードと紐付けることでバーコード決済決済時のポイントに加えて、クレジットカードとしての利用ポイントも獲得できるようにしています。

事業者を選ぶ際には、その点にも注目するようにしましょう。

 

おもなバーコード決済事業者とサービスの特徴

 

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現在多くの利用者を持つバーコード決済サービスを紹介します。先に説明した事業者ごとの特徴を踏まえた上で、利用目的に適したサービスを選ぶようにしましょう。

 

楽天ペイ

 

楽天の既存会員でしたら、楽天ペイの利用も簡単に行えます。

すでに取得している楽天のIDとパスワードを登録するだけで、即利用することが可能です。

また、楽天カード所有者に関しては支払いに紐付けることで、さらにお得に。バーコード決済としてのポイント還元に加えて、クレジットカードの利用ポイントも合わせた二重取りができます。

 

LINE Pay

 

「LINE」が提供している決済サービスです。

支払い方法の豊富さが大きな魅力で、銀行口座振替やプリペイドカード、クレジットカードなどから選ぶことができます。

また、LINE Payに対応したクレジットカードと紐付ければ、高還元率のポイント付与やお得なクーポンをゲットできるのも◎。

 

PayPay

 

ソフトバンクとヤフーの共同出資による決済サービスです。支払いに所定のクレジットカードを紐付けることで、お得にポイントを還元できます。

 

メルペイ

 

「メルカリ」が展開するバーコード決済サービス。母体となる「メルカリ」と連動しているのが特徴で、「メルカリ」の利用を通じて手に入れた売上金をバーコード決済へ使用することにも対応しています。

同サービスを日常的に活用しているユーザーでしたら、お得で便利に使うことができます。

 

d払い

 

NTTドコモによるスマホ決済サービス。

一番の魅力となるのは、ドコモのスマートフォンユーザーであればバーコード決済での利用金額を月々の電話料金の支払い時にまとめて支払いができること。

チャージも不要でクレジットカードが無くても、後払いできるのは大きな魅力です。

 

まとめ

 

 

バーコード決済は将来性・期待値ともに高くいたです。

その時代の流れを携わるであろうバーコード決済を扱う企業も注目株です。

ギークリーでは、電子マネーやスマホ決済、QR/バーコード決済などの開発等、IT分野での求人案件を数多く抱えています。

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この記事の監修者

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