エンジニアでも年収1000万円は目指せる?年収を上げる方法や、適正年収の調べ方についてエージェントが徹底解説します
エンジニアは年収1000万円を目指せる職業なのかと考える人も多いでしょう。結論を言えば、難易度や専門性の高いスキルや知識が備わっていれば、エンジニアは年収1000万円を目指すことが可能です。今回はエンジニアが年収を上げる方法や、適正な年収などを転職エージェントが徹底解説します。エンジニアとして年収1000万円を目指している方は、ぜひ参考にしてみてください。
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エンジニアが年収を上げるコツ
エンジニアが年収を上げるには、どうすれば良いのでしょうか。
まずは、どのような職種だと年収が高くなりやすいのかを考えてみましょう。
年収が高くなる理由を探りながら、エンジニアの年収を上げるコツを探ります。
年収が高い傾向にある職種
ギークリーで2022年上半期に面談した方で高収入帯の職種を調べたところ、PMやITコンサルタントといった上流工程に携わる職種が最も多く、約40%という結果となりました。次点が大企業の社内SEで約24%です。
IT系職種で年収が高い傾向にあるのは、「上流工程に携わる職種」と「専門分野のエンジニア」の2種類が主に考えられます。
難易度の高い技術や仕事に関わっている
「上流工程に携わる職種」と「専門分野のエンジニア」の2つの職種が年収が高くなる理由として、難易度が高い技術や仕事に関わっていることが考えられるでしょう。
PMの仕事は、プロジェクトの管理や進行を担い、全体の責任を負うポジションです。またITコンサルタントは、クライアントの課題を分析・要件定義を行い、最適なシステム導入の提案をします。
一方、社内SEのような専門分野のエンジニアは、データベースやネットワーク、セキュリティなどの管理・運用・保守といった専門性の高い仕事内容となります。
特に大企業の社内SEともなると、データベースが複雑化している可能性も高く、高難易度の技術を求められるでしょう。
このように「誰でもできるわけではない」仕事に関わることは、その人自身に希少価値があることを示し、高年収につながります。
エンジニアの平均年収は?
年収1000万円を目指せる職種であるエンジニアですが、平均年収が気になります。
他業種などに比べて、ITエンジニアの平均年収がどのくらいなのかを確認しましょう。
エンジニアの平均年収
ギークリーが2022年上半期に面談した求職者の平均年収を調べたところ、エンジニア職種の平均年収は約540万円という結果でした。
また、国税庁が2021年に実施した民間給与実態統計調査によると、日本の正社員の平均年収は約508万円です。
日本の平均年収に比べると、エンジニアの平均年収は高めであることが分かります。
もともと平均年収が高めのエンジニアですが、実務経験を積みスキルアップをすることで、年収をさらに上げられるのが大きな特徴です。
専門性の高いスキルを身につけることで年収1000万円を狙える職種は、他に類を見ないでしょう。
参考:国税庁『民間給与実態統計調査』
まずは「年収診断」で自分の市場価値を把握しよう
仕事量が多いのに周りと比べて年収が低い、評価されにくくて給料が上がりにくい、転職したいけど今より年収が落ちないか不安、など、IT・Web・ゲーム業界で勤めている方にとって「年収」に関する悩みは多いですよね。
年収のことで悩んだら、一度ご自身の年収の現在地と年収アップ予想額を調べてみませんか?現在地から目指せる年収を知ることで、この先どうするか納得のいく決断ができるでしょう。
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年収約120万円アップ!年収診断の利用から約2週間以内に転職成功した方の例
- ご年齢:30代
- ご経歴:プロジェクトマネージャー⇒アプリエンジニア
- 勤務地:西日本⇒東京へ転職
- 転職期間:2週間以内に転職成功
Aさんは、スピード転職に成功、かつ年収を約120万円アップすることに成功しています。
もともとアプリエンジニアとしてのご経験もお持ちで、年収診断を行った結果、同職種・同年代のボリュームゾーンより年収が下回っていることから年収を上げたいとお考えになり、転職で年収アップを成功させました。また、開発に携わりたいという希望も転職により叶えることができました。
【合わせて読みたい】転職で年収アップに成功した事例はこちら⇓
「IT人材年収診断」ご利用の流れ
「IT人材年収診断」は4つのステップで完結!
STEP1:以下のボタンから年収診断のページへ
STEP2:年収診断のページから氏名と連絡先を入力してスタート
STEP3:プロフィールと簡単な職務経歴を入力して診断
STEP4:ご自身の年収の現在地を把握
診断後は、年収が上がる求人や、ご希望に沿った求人のご紹介、IT職種を熟知したキャリアアドバイザーに転職の相談をすることもできます。是非一度、ご自身の年収の現在から年収アップ予想額を見てみてください。
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年収1000万円のエンジニアはどんな人?
実際に年収1000万円に到達しているエンジニアは、どんな人がなるのでしょうか。
年収1000万円のエンジニアの割合から特徴を探ります。
年収1000万円のエンジニアはどのくらいいる?
「IT人材白書2020」によると、現在の年収が1000万円以上のIT人材の割合は19.2%、非IT人材は9.2%という結果でした。
年収1000万円に到達している割合が、非IT人材に比べてIT人材は2倍以上多いことが分かります。
これは、IT業界が年収1000万円を目指しやすい業界であることがうかがえる結果です。
非IT人材でキャリアを重ねるより、IT人材であるエンジニアとしてキャリアを重ねていく方が、年収1000万円を確実に狙えるでしょう。
参考:独立行政法人情報処理推進機構『IT人材白書2020』
年収1000万円のエンジニアの特徴
年収1000万円のエンジニアには、「マネジメントポジションに就いていること」「スキルの専門性を高いこと」といった特徴が見られます。
これらの特徴がバランスよく長けている人材、あるいはどちらかが突出しているような人材は、エンジニアとしての市場価値が上がり年収も1000万円となるのです。
エンジニアとして年収1000万円を達成するためには、自分の市場価値を正しく知ることから始めるといいでしょう。
そしてマネジメントポジションに就く、またはエンジニアスキルの専門性を高めるといったことで、自分の市場価値を現状より上げることが必要です。
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自分の市場価値の高め方
年収1000万円のエンジニアになるため、自分の市場価値の高め方を詳しく解説します。
自分の市場価値を知る
まずは現在のエンジニアとしての自分の市場価値を知ることが大切です。
エンジニアとしての市場価値は、「スキル」と「キャリア」で決まります。
スキル面では、クラウドを使って安全性の高いシステム構築ができるといったトレンド技術が扱えると高評価につながります。
逆に、古いプログラミング言語しか使えないままだと、市場価値は上がりません。
キャリア面では、どのような開発に携わってきて、開発したシステムでどのようなベネフィットを生み出せたかが評価ポイントです。
今一度、現在の自分のスキルとキャリアを洗い出してみましょう。
マネジメントポジションに就く
PMといったマネジメントポジションに就ける人材は限られているため、市場価値が高い存在です。
マネジメントポジションに就く人材には、全体を俯瞰してメンバーが適切に動けるように考えたり、クライアントとの折衝や進捗共有をしたり、プロジェクトが滞りなく進行できるように管理する力が求められます。
また、規模の大きなプロジェクトから小規模まで、多種多様なプロジェクトでのマネジメント経験があると問題解決などがしやすくなり、エンジニアとしての評価が高まります。
ゆくゆくは社内での指導者ポジションや、CTO(最高技術責任者)といった幹部レベルのマネジメントポジションを目指すべきでしょう。
スキルの専門性を高めて、市場価値を上げる
スキルの専門性を高めることで、エンジニアとしての市場価値が上がりやすくなります。
例えばフロントエンド、バックエンド、インフラ、サーバーサイド、データベースなど、対応できる業務範囲が広いエンジニアは重宝されます。
他にも、対応できるエンジニアが少ない分野のスキルを習得することも、スキルの専門性を高める方法の一つです。
エンジニアとしてスキルアップするには、基本情報技術者試験・応用情報技術者試験、システムアーキテクト試験といった資格を取得すると良いでしょう。
コンサルファームや事業会社などに年収の高い企業への転職をすることで、スキルアップを図りながら年収を上げるという手段もあります。
【あわせて読みたい】市場価値の測り方についてより知りたい方はこちら!
市場価値を高め、年収の高いエンジニアになろう
エンジニアは他業種に比べ、年収1000万円を目指しやすい職種です。
しかし、エンジニアの平均年収の2倍近くとなる年収1000万円を達成するには、マネジメントポジションに就くことや専門性の高いスキルを求められるため、かなり厳しい道となるでしょう。
それでもコツコツとキャリアを重ね様々なスキルを身につけていけば、エンジニアとしての市場価値が高まり年収も上がります。
市場価値をしっかりと高めて、年収が高いエンジニアを目指しましょう。
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年収アップや市場価値について知りたい方は、お気軽にご相談ください。
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