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【ZETA DIVISION×Geekly】STREET FIGHTER部門の選手に聞く「あなたのGeek」と「eスポーツ業界の今後」~Vol.2~

2025年4月1日に発表されたZETA DIVISIONとギークリーのスポンサー契約。今回は、ZETA DIVISION STREET FIGHTER部門のももち選手、翔選手、ひかる選手、チョコブランカ選手に独占インタビュー。こだわりやeスポーツ業界の今後についても語っていただきました。

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あなたのGeek(こだわり、好き)は何ですか?

※Geek…特定の分野で高度な知識や深い興味を持つ人の意。株式会社ギークリーの社名の由来。

 

 

チョコブランカ選手:私のこだわりは、自分らしくあること、楽しむことです。それを見失うと「あれが良かったかな」「本当はこういう方がいいのかな」と悩んでしまうので、そういう時こそ自分らしさを選択の軸にして決めるようにしています。

ももち選手:僕は遊び心を忘れない、初心を忘れないというところにこだわっています。どうしても大会で負けたりすると、ゲームが嫌になっちゃったりとか、根詰めてやると苦しい瞬間がありますが、それでも根底にある、子供の頃に好きだったものが仕事になったというところを常に意識しています。

翔選手:僕は最近、ツールというか文房具にこだわっているんです。格闘ゲーム以外の勝負の世界からも知見を広めるようにしていて、読書することが増えたので本のカバーもいろいろ試しています。あとはメモ帳やボールペンなど、最近しっくりくるものを見つけたので気に入って使っています。

ひかる選手:僕のこだわりは、考えるよりも先にとりあえずやってみることです。ゲーム内でも、実際にやってみないとどうなるか分からない、いいか悪いか分からないことでも、考えすぎずにとにかくやってみることを心がけています。

 

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「自分、今Geekしてるな〜」と実感する時はいつですか?

 

 

ひかる選手:頭の中でゲームのことを考えていると、勝手に指が動いていることがあります。これは職業病なのかなって思っちゃいました。

ももち選手:あるあるですね。

翔選手:僕はもともとメモを取るのが好きで、いろいろ試行錯誤しているんですけど、対戦動画のメモを取っている時にGeekしているなと感じます。動画内のタイムスタンプと、それにプラスして自分の考えや感じたことを一言書いておくんです。メモを見返すとすぐに思い出せますし、それを蓄積することで自分のデータベースとして形になっていくのがいいなと思っています。

ももち選手:僕は食に対してGeekしていますね。ずっとゲームをやっているので、趣味らしい趣味というものがないことがコンプレックスでもあるんですけど、その中で好きだと思うのは食べることです。一食の価値をいかに高められるかというテーマを持っているので、初めて行ったお店で食べたものがおいしかった時はすごく幸福度が上がります。高級なものというよりはおいしいものにこだわりがあって、「この値段でこのおいしさ?」みたいなものを見つけられたときは攻略できた感もあって面白いと感じる瞬間です。なので、妻が結構困っているとは思います。

チョコブランカ選手:お味噌汁の温度がちょっとぬるいだけで良くなさそうな顔をされるんです。

 

 

ももち選手:そうそう。さすがにちゃぶ台ひっくり返したりとかはしないですけど、ちょっとぬるくない?っていうリアクションをしちゃう時はあります。

チョコブランカ選手:家庭内Geekですね。私はゲームが終わった後、夢でも続きをプレイしちゃう時にGeekしていると感じます。ストリートファイターとか格闘ゲームもそうですし、他のゲームも夢の中でもプレイしていることがあるんです。起きた時に、「あれ?やってたっけ?」ってなっちゃう時があります。

 

本日はご不在ですが、ひぐち選手とヤマグチ選手のGeekについても教えてください。

 

翔選手:ひぐちさんはガイルにこだわっていますよね。

ももち選手:ガイルにこだわっているのは、勝ちへのこだわりが強いからなんだと思います。ひぐちはプロレスも好きらしいですね。

チョコブランカ選手:写真撮影でよくプロレスっぽいポーズもとっていますね。ヤマグチのこだわりは白米しか思いつかないです。

翔選手:白米か、ももち愛かですよね。

チョコブランカ選手:ヤマグチって何にでも貪欲なところがあるんです。ゲームも勉強も中途半端にせずにどんどん知りたいっていう探求心が強くて、「答えが分かるだけじゃなくてなんでそうなるのかまで知りたくなる」と言っていたので、そういうところがGeekですね。

 

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もしプロになっていなかったら、どんなキャリアを歩んでいたと思いますか?

 

 

翔選手:今は専業でプロをやっているんですけど、兼業の頃はIT系の会社で働いていたので、そのまま働き続けていたんじゃないかなと思います。資格取得を目指してがんばっていたかもしれないですね。ただ、ゲームで活躍したい気持ちがあってゲーム寄りの生活をしていましたし、パソコンが好きでIT系を選んだこともあるので、好きなことをやりたいという気持ちは変わらなかったと思います。

チョコブランカ選手:私はプロゲーマーになる前は車のディーラーで営業をしていたんです。車が好きで始めたので、やっぱり車に関係する仕事をしていたと思います。

ももち選手:ゲームをやって来たからこそ「忍ism(シノビズム)」という会社を立ち上げたんですけど、プロになっていなければイチから自分で立ち上げるということはしなかったんじゃないかなと思います。もしもタイムマシンで小学生くらいに戻れるのであれば、野球をやりたいです。子供の頃は見たいテレビ番組が野球で潰れたり、録画予約できなかったり、あまり好きじゃなかったんです。でも今はすごく好きなので、せっかく戻れるならプロの野球選手を目指したいです。大人になって野球を好きになったきっかけもゲームなんですけどね。

ひかる選手:僕はまだ学生なんですけど、格闘ゲームじゃなくても他の対戦ゲームをやっていたと思います。スポーツなら、部活でやっていた卓球が好きです。ボールが当たっても一番痛くなさそうだからという理由で卓球部を選んだんですけど、やっぱり対戦できるものが好きです。

 

ゲーム制作に携わるなら、どのような職種にご興味がありますか?

 

チョコブランカ選手:プロゲーマーの経験を経て、イベント運営や大会運営にも携わることでゲームの制作側の仕事に興味を持つようになりました。技術的なところよりは、「こういう機能があったらよりプレイヤーが楽しめるんじゃないか」とか、「こういうコンテンツでこういうロードマップがあればみんな熱中してくれるんじゃないかな」とか、プレイしてきた側の視点を活かせる企画職に興味があります。

ももち選手:僕はこまごましたことが得意ではない性格なので、全体の方向性を決める総監督のような職種が合っているかなと思います。ただどうしても自分がプレイヤーなので、すごく口出しが多くてうるさい総監督になりそうな気はしますね。特に格闘ゲームだとダメ出しをたくさんしちゃいそうです。

 

 

翔選手:僕はゲームでもそうなんですけど、技術的なところを細かく詰めるのが好きなので、技術系の職種が合っているのかなと思いますね。学生時代に情報系の学校に通ってプログラミングの勉強もしていたので、そういった仕事に興味があります。

ひかる選手:僕はゲームがしたいので、興味があるのは格闘ゲームだったらバランスを見るバトルプランナーです。あとは、システムを考えたり、デバッグ系もやってみたいなって思います。

 

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eスポーツ業界の将来性についてお聞かせください。

 

 

ももち選手:2011年に自分がプロになってからの時代の変化がすごいんですよ。ストリートファイター6も、10代だけでなく中学生や小学生にも強い子が増えたと感じています。若い子にとってプロゲーマーが職業の選択肢の1つになりましたし、そういう子たちがそのまま続けてくれたら、自分たちの年齢になった頃にはすごい世界になっているんだろうなと想像できますよね。若いプレイヤーを見ていると、未来はすごく明るい、将来性があるなと感じます。世界的には日本はあまり勝てていないタイトルもあるんですけど、今の国内の熱量を見ていると、eスポーツ界隈は今後もっと盛り上がってくるんじゃないでしょうか。

 

 

ひかる選手:プロゲーマーを目指して始める人なんてほとんどいなかったももちさんの時代と比べると、僕の世代はゲームを始めた頃にはもうすでにプロゲーマーがいる環境なんですよね。最近は世間の理解度もすごく上がっているので、若い子がeスポーツにチャレンジしやすい環境になっていると思います。

ももち選手:僕の世代は、ゲームはやっちゃだめとか、ゲームセンターは不良が行く場所だからって学校でも禁止されていたところをこそこそ行くような時代でしたし、親からもいつまでやっているんだと言われましたよね。今でこそすごく応援してもらっていますけど、結婚のご挨拶に行った時も、「ゲーム?大丈夫か?」みたいな反応でした。ただ、今の若い世代は環境がいい反面、ライバルが多いので競争率が高くて大変だとも思います。

 

今後の注目タイトルはありますか?

 

チョコブランカ選手:eスポーツ業界で今後の注目タイトルはやっぱりストリートファイターですね。ストリートファイター6とかストリートファイターリーグが右肩上がりで盛り上がっているので、さらに注目度も上がると思います。

翔選手:Switch2でストリートファイター6が出ることで、もっと若い層にもストリートファイターが届きますよね。eスポーツ業界はそんなに長いわけではないですけど、ももちさんの時代も外から見ていましたし、今は自分も中に入って盛り上がりを見ていると今後がすごく楽しみです。

 

 

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この記事の執筆者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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