
エンジニアが成長できる環境とは?スキルアップの具体的な方法
この記事では、エンジニアが成長する方法を解説します。エンジニアは技術進化が多い環境で仕事をするため、持続的な成長が欠かせません。学習方法、マインドセット、環境の選び方など、エンジニアが市場価値を高め続ける具体的な戦略を確認しておきましょう。
目次
エンジニアに成長が必要な理由
エンジニアとして働くなかで、「成長が必要」と言われるものの具体的に何から始めたらよいのか分からずに、漠然とした不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
「自分のキャリアを成長させたい」「部下や若手を育成したい」「将来の年収や市場価値を上げたい」「伸び悩みを感じる」など、エンジニアの成長の必要性を感じる理由は人それぞれですが、共通する成長が必要な理由は主に次の4つです。
- ・改善を求められるため
- ・エンジニアとして年収を上げるため
- ・自己実現やキャリアアップのため
- ・技術革新に追いつくため
以下、それぞれ解説します。
改善を求められるため
エンジニアに求められる役割の1つが改善です。
開発して終わりではなく、テスト、運用、監視などを通して品質やセキュリティ面など常に多くの改善が求められます。
特にクラウドサービスに接続されたアプリケーションやサービスでは、高い信頼性を保つ必要があり、対応できるよう技術力や知識を向上させ続けなければなりません。
エンジニアとして年収を上げるため
エンジニアはさまざまな業界、企業で需要が高まっている一方で、供給の不足が続いた状態です。
そのため、最新技術を活用できるエンジニアには高い報酬が提示される傾向があります。
自己成長を続けることで自身の市場価値を高めることができれば、エンジニアとして年収アップが期待できるでしょう。
自己実現やキャリアアップのため
新しい技術を習得して開発領域を広げ、それをビジネスの成果につなげることでエンジニアとして自己実現を叶えやすくなるでしょう。
また、技術力に加えてヒューマンスキルを磨くことがキャリアアップにつながります。
成長するための取り組みの継続によって、理想とするキャリアや働き方の実現に近づけることが、エンジニアにとって大きなメリットです。
技術革新に追いつくため
現代社会においては、あらゆる業界・業種でデジタル化が進んだ事で、最新技術に精通した人材が広く求められています。
ビジネスや社会に貢献する役割が求められるエンジニアにとって、技術の進歩に追いつくことは必須であり、最新の情報を活用できる技術力を備えることは企業だけでなく自身のメリットでもあります。
また、デジタル技術の未来を切り開き、進歩をけん引する人材も必要です。
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エンジニアが成長できないと感じる7つの理由と対処法
エンジニアとして成長が必要だと感じているものの、成長できない、難しい原因となる壁には次のようなものがあります。
- ①学習のモチベーションが続かない
- ②成長の停滞感や速度の低下を感じる
- ③周囲と比較して焦ってしまう
- ④目標や方向性が不明確
- ⑤最新技術に追いつけない不安が強い
- ⑥忙しすぎて勉強時間を確保できない
- ⑦業務が単調でスキルが伸びない
以下、それぞれの具体的な対処法についても解説します。
①学習のモチベーションが続かない
エンジニアとして成長するためには、明確な目標設定が欠かせません。
目指すエンジニア像が明確になると、モチベーションを上げやすく、現状のスキルを把握することで自分のキャリアを見つめ直す機会になる点がメリットです。
「システムエンジニアかWebエンジニアか」
「フロントエンドかバックエンドか」
「技術を特化させたスペシャリストかマネジメントも担うゼネラリストか」
エンジニアとして目指せる進路はさまざまで、方向性やキャリアプランを明確化させることによって、必要なスキルや経験を正しく把握することができます。
目標から逆算して計画を立て、効率的にスキルアップするためには、長期的な目標だけでなく細分化した短期的な目標設定、定量的な目標設定も大切です。
②成長の停滞感や速度の低下を感じる
せっかく学習していても、共有する場がないと停滞感を感じてしまいやすくなります。
知識を共有したり、メンバーから刺激を受ける学習機会が豊富な環境であれば、ハードスキルだけでなくコミュニケーション能力などのソフトスキルも向上するでしょう。
学習の定着にはアウトプットが必須です。
仕事で携わる領域の最新情報を得たら、すぐに職場に共有できる環境が整っていると、メンバー同士の相乗効果でより成長を実感しやすいでしょう。
③周囲と比較して焦ってしまう
職場の同僚や先輩、またはSNSやQiitaと比較することで焦ってしまうことがあるかもしれません。その理由は、技術的に目立つ人を見てしまうためでしょう。
「成長」の比較対象は常に自分自身です。転職成功・資格取得・副業・技術登壇といった他者の成果に目を向けずに、自分と比較する習慣をつけましょう。
エンジニアの成長は、急に伸びる時期もあれば停滞もあるため曲線的であることが一般的とされています。
1週間・1ヶ月ごとの進捗をNotionや日報で記録をし、「1ヶ月前の自分」との比較を継続するのがおすすめです。
「自分にとっての成長とは何か」を言語化し、他人の軸ではなく自分軸で判断するためにも、毎日30分の学習など、小さな積み重ねに価値を見出しましょう。
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④目標や方向性が不明確
目標や方向性を見失わないために、自分の仕事の立ち位置・役割を理解しましょう。
エンジニアの職種が豊富であると同時に、手掛ける成果物の役割やエンジニア自身に求められる役割も多岐に渡ります。
携わったシステムやアプリケーションが企業や社会でどのような役割を果たしているのか知ることで、やりがいを感じ、エンジニアとしてより成長することに対するモチベーションを向上させることができるでしょう。
SNSなどを介してユーザーの評判を目にしたり、社内やクライアントの業務改善、人々の生活への影響を理解できると、達成感や満足感を得やすく成長意欲につながります。
成長する目的を見出す意味でも、携わっている仕事の立ち位置や役割を知ることは大切です。
⑤最新技術に追いつけない不安が強い
IT技術の革新に興味をもつことは必要ですが、最新の技術ばかりを追いかけていても、それが実務に活かせない可能性も考慮しなければなりません。
エンジニアとして新しい技術を習得する際は、ビジネスの成果につながるかどうかが1つの判断基準です。
新しいからという理由で執着するのではなく、実務に活かすことができるか、チームや会社の利益になるか、キャリアパスに必要かなど、複合的な視点で判断しましょう。
⑥忙しすぎて勉強時間を確保できない
Geekly(ギークリー)の調査では、IT人材の80%以上が自己研鑽を行っていることが分かっています。
主な自己研鑽の方法は、ビジネス書や専門書を読むこと、手を動かして制作すること、e-learningや動画視聴による学習、セミナーや交流会への参加などです。
勉強方法はさまざまですが、自分のライフプランに合った方法の選択も重視する必要があるでしょう。
自分に合った方法を見極められずにいると、技術力に遅れが生じるだけでなく、転職の際にも不利にはたらく可能性があります。
【あわせて読みたい】IT人材の自己研鑽と年代・年収別アンケート結果はこちら⇓
⑦業務が単調でスキルが伸びない
自分に向いているエンジニア職種や職場環境を見極めることも大切です。
エンジニアと言っても、職種は幅広い分野にわたって細かく分かれているため、自分の適性を把握しておくことがエンジニアとしての成長に必要です。
自分が強く興味関心をもつことができる分野や業務内容、長所やスキルを活かせる職種、年収などの条件、業界の将来性といった自身の価値観が自分に合った職種を見つけるための参考になります。
向いているエンジニア職種や職場環境がわかると、必要な知識やスキルを身につける意欲を高く保つことができるでしょう。
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成長できる職場は「IT人材 仕事タイプ診断」で見つけよう
次のキャリアでどの職種を目指すか、マネージャーを目指すか、スペシャリストになるか悩んだり、転職したいけど自分の価値観に合う企業がわからない、次の職場選びで重視した方がいいことがわからないなど、職場選びで悩むことは多々ありますよね。
ギークリーの「IT人材 仕事タイプ診断」では、自分の適性だけではなく、価値観に合う職場、企業のタイプを知ることができるので、転職軸を決めるときや求人選びに役立ちます。
キャリアや仕事選びで悩んだら、一度ご自身の価値観に合う仕事のタイプや企業のタイプを調べてみませんか?自身の適性を知ることで、納得のいくキャリア選択や求人選びができるでしょう。
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希望の職種に転職!診断利用から約1か月で転職成功した方の例
- ご年齢:30代前半
- ご経歴:システムエンジニア⇒システムエンジニア
- 転職期間:仕事タイプ診断利用から1ヶ月弱でご転職
Aさんは元々Salesforceエンジニアとして運用保守に従事されていましたが、案件が変わることが多く、知見を活かして働けない、個人よりも切磋琢磨できる仲間・チームで成長していきたいというご意向があり転職活動を始めておりました。
前職のご状況と、ご自身の価値観・志向にギャップを感じられていたAさんですが、「IT人材 仕事タイプ診断」によってご自身に合う価値観の企業タイプを見つけ、診断から1ヶ月弱で転職成功されました。
【あわせて読みたい】転職でキャリアアップに成功した事例はこちら⇓
「IT人材 仕事タイプ診断」ご利用の流れ
「IT人材 仕事タイプ診断」は4つのステップで完結!
STEP1:以下のボタンから仕事タイプ診断のページへ
STEP2:仕事タイプ診断のページから職種を選択
STEP3:プロフィール(お名前とご連絡先)を入力
STEP4:必要な質問に答える
診断後、自分の志向にあう企業の求人を見たい場合は、IT専門のキャリアアドバイザーがご希望の条件をお伺いし、志向性に合わせた求人を紹介させていただきます。
たった3分、無料で診断できるので、ぜひ一度「IT人材 仕事タイプ診断」で企業選びの軸を見てみてください。
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エンジニアとして早く成長できる環境の条件と企業例
エンジニアとして成長スピードを早められる環境には共通点があります。
- ・技術スキルの向上に繋がるチャレンジを受け入れてくれる環境
- ・エンジニアとしてのキャリアパス、キャリアプランが整っている環境
- ・技術力と掛け算で汎用的なスキルを習得できる環境
これらの環境が整った実際の企業例とあわせて解説します。
技術スキルの向上に繋がるチャレンジを受け入れてくれる環境
手を挙げれば任せてもらえるような、自主的なチャレンジを受け入れる体制が整っている環境は、エンジニアとしてスキルアップしやすい環境です。
段階的に挑戦できると、モチベーションや学習意欲が維持できるだけでなく、キャリアの方向性が明確になります。
そのため、短期的ではなく中長期的な自己成長も促されるでしょう。
【あわせて読みたい】エンジニアとしてプロダクトの”マジ価値”を提供する「freee株式会社」のインタビューはこちら⇓
エンジニアとしてのキャリアパス、キャリアプランが整っている環境
社内でキャリア形成しやすい環境であれば、エンジニアは安心して長期的なキャリアプランをたてることができます。
例えば先輩や上司のモデルケースが豊富であったり、キャリアを支援する制度やプログラム、研修が充実しているかどうか、サポート体制が整っているかどうかが判断基準になります。
早い段階でキャリアパスが明確になっていると、その分習得が必要なスキルや経験もはっきりするため、より成長速度は速まるでしょう。
【あわせて読みたい】エンジニアが自前主義で成長していく「株式会社ニトリ」のインタビューはこちら⇓
技術力と掛け算で汎用的なスキルを習得できる環境
スピード感をもって成長に必要な取り組みを続けるためには、個人だけでは難しいこともあるでしょう。そのため、部署全体で成長スピード向上に取り組む体制が整った企業がおすすめです。
インプットとアウトプットを繰り返す習慣がある環境なら、自分の成長が組織の成長に直結している実感も得られます。
幅広い視点で「技術力+α」を身につければ、エンジニアとしてのキャリアの可能性をより広げることもできます。
【あわせて読みたい】技術以上の価値を身につけられる「株式会社ナハト」のインタビューはこちら⇓
エンジニアの成長ロードマップ!スキルセットと学び方
ここでは、エンジニアのレベル別に必要なスキルと習得法方を解説します。
- ・初級者向けの基本スキル
- ・応用・中級者向けスキル
また、市場価値を高める考え方もエンジニアのロードマップを理解するために把握しておきましょう。
初級者向けの基本スキル
エンジニア初級者向けの基本スキルには次のようなものがあります。
- ・言語・フレームワーク
- ・アルゴリズム・データ構造
- ・Git・CI/CD・クラウド基礎
言語の習得には、文法の理解→実践という流れが必要です。フレームワークは、何を開発するか、どの領域でスキルアップを目指すかによって適切なものを選びましょう。
いずれも、手を動かしながら基礎を学んで実践で応用に挑戦し、自分で開発して成果物を仕上げるという流れでスキルを向上させましょう。
主要アルゴリズムの種類や、配列、連結リスト、スタック、キュー、ハッシュテーブル、木構造、グラフといったデータの基本構造をおさえておくと、バックエンドAPIの高速化、キャッシュ設計、検索機能の最適化など日常の業務でも応用可能です。
Git・CI/CD・クラウド基礎も学習することで、開発効率と品質を両立させる観点が身につきます。
応用・中級者向けスキル
エンジニア中級者以上向けの応用スキルには次のようなものがあります。
- ・設計力(アーキテクチャ、DDDなど)
- ・技術選定・リファクタリングの判断力
- ・パフォーマンスチューニング
設計力はチーム開発やプロダクトのスケール時に求められます。
MVC、MVVMをはじめとした代表的なアーキテクチャ、ドメイン駆動設計の基礎、設計レビューの観点などの習得は書籍が参考になります。
技術選定スキルやリファクタリングの必要性を見極めるスキルとあわせて、リスクを抑えながら改善する思考法についても学習を進めるとよいでしょう。
パフォーマンス改善を目的として、基本原則となる不必要な処理の削減、バッチ化、キャッシュ導入、非同期処理の活用などに関連する知識も中級者以上には必須です。
バックエンド・フロントエンド両方の視点を実務に活かすことを目標として、習得しましょう。
市場価値を高める考え方
エンジニアとして、市場価値を高める4つの考え方を解説します。
開発の目的を常に考える
エンジニアとして市場価値を高めるためには、目の前の成果物だけでなくその先のクライアント企業やエンドユーザーに意識を向けることが大切です。
実際にシステムやアプリケーションを使う側の気持ちになることで、「どうすればもっと使いやすいか」「追加で必要な機能はないか」という満足度向上のための視点を持つことができるからです。
常に開発の目的を意識することによって、クライアントやユーザーから高い評価を得ることができ、結果として自身のエンジニアとしての市場価値を高めることができます。
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業務の効率化を考え実行する
必要な作業と省略できる作業を見極める力は、エンジニアにとって非常に大切です。
開発業務は複数の技術者がチームで行うことが多いため、1人の遅れが納期の遅れを招くこともあり、作業工程に時間の余裕をもつことができれば、予期せぬトラブルにも柔軟に対応することができます。
そのため、常に効率的な考えで動けるエンジニアは重宝されます。また、業務効率化はエンジニアからキャリアアップするためにも必要な考え方です。
複数のスキルを保有する
1つの領域に特化することも大切ですが、複数の技術に対応できるエンジニアの需要も高まっています。
例えば、フロントサイドとサーバーサイドのどちらの言語も扱える、開発の全工程に対応できるスキルを保有しているといったマルチなエンジニアは、その分担当できる領域が広くなる点が強みです。
対応できる業務の幅が広がるほどエンジニアとしての可能性も広まり、市場価値も上がります。
柔軟な対応ができるようインプットとアウトプットは欠かさない
IT業界では常に新しい情報が更新されているため、インプットを継続することが欠かせません。また、新しい情報をアウトプットすることで定着させ、それを業務に活かせる柔軟さも必要です。
まだ前例のない新しい技術の導入や、不測の事態に対処するためにも柔軟さが必要であり、日常的に学習を続けていることでフレキシブルさが身につきます。
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【今すぐ実践】成長が早いエンジニアのおすすめ習慣
成長が早いエンジニアに共通する習慣には、次のようなものがあります。
- ・成長を可視化する
- ・マインドセットする
- ・常に市場価値を意識する
- ・わからないことをすぐ調べる癖をつける
- ・仕事で携わる領域は常に最新の情報をインプットしていく
- ・調べたこと、学んだことを仕事や自己学習でアウトプットする
- ・言語や技術の仕組み、理論を学ぶ
以下それぞれ解説しますので、真似できるものから取り入れましょう。
成長を可視化する
成長が早いエンジニアは、目標設定と振り返りで成長を可視化する習慣が身についています。
- ・週次・月次の振り返り習慣
- ・Notionや日報ツールなどを活用した成長記録
このような方法で、過程を記録しましょう。
継続が苦手な方は、毎日振り返りの時間設定を固定してリマインドする、SNSなどで投稿するなどの工夫もおすすめです。
マインドセットする
成長するエンジニアには、以下のような共通したマインドセットがあります。
- ・完璧を求めず、まず動く
- ・変化を恐れず、新しい領域に挑戦する
- ・失敗から学ぶ姿勢を持つ
- ・継続できる環境を自分で作る
日々の業務に加えて新しいことを始めるのは困難かもしれません。しかし、「まずやってみる」ことが大切です。
気になっている技術に関する新しい情報について調べてみる、エンジニアのブログを読んでみる、今日指摘されたことや自分で気づいた改善点を記録してみるなど、取り組みやすいことを1つ始めてみてから改善していくとよいでしょう。
常に市場価値を意識する
市場価値とは適正年収とも言い換えることができます。転職市場における求職者の価値であり、企業からの評価が大きく影響する要素です。
「企業が求める人物像」と「求職者のスキルや実績」のバランスが市場価値であり、この市場価値を正確に把握するためには現在の企業からの評価、つまり現年収と比較することが必要です。
市場価値が正しく反映された年収が適性年収であるため、まずは適正年収を知ることで現年収との差を認識し、市場価値を高める取り組みに活かすとよいでしょう。
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わからないことをすぐ調べる癖をつける
エンジニア業務でわからないことがあった際に、すぐに自分で調べる習慣がついていると日常的に成長する機会を得ることができます。
自分の力で解決できない課題に直面したらすぐに情報収集する癖が身についている方は、複数の情報源を持っているため、「こういう場合はここで調べる」というパターン化がしやすいです。
業務の効率化にもつながるため、課題解決能力も向上できるでしょう。
先輩エンジニアや上司に聞いて業務中は対応したとしても、その日中に改めて調べ直し、しっかりと理解しておくことをおすすめします。
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仕事で携わる領域は常に最新の情報をインプットしていく
IT業界のトレンドは移り変わりがめまぐるしく、成長を続けるためには、最新の情報をインプットして業務に反映させるという取り組みが欠かせません。
近年、インターネット技術の発展により手軽に入手できる情報量が増加しました。
常にアンテナを張り巡らせておきたい、自分が仕事で携わる領域や専門とする領域の情報源は、取捨選択しておくとよいでしょう。
ニュースサイトやWebメディア、エンジニアのコミュニティサイト、SNSなどの媒体から絞り込んだ情報源が複数あると、日常的に仕事に活かせる最新情報を得やすいです。
また、次のような大手企業の技術者向けブログも、エンジニアにとって知りたい現場の情報収集に適したツールとして活用されています。
▶株式会社はてな『はてなブログ開発ブログ』
▶株式会社一休『株式会社一休の技術ブログ』
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調べたこと、学んだことを仕事や自己学習でアウトプットする
新しく得た知識は、アウトプットすることでより定着しやすくなります。
実際に手を動かして文章やプログラムで表現することで、新しい知識に対する理解度を認識し改善点を発見できるため、成長につながりやすい点がメリットです。
また、アウトプットによって第三者からのフィードバックを得ることもできます。
エンジニアがアウトプットする方法として、例えばSNSでの情報発信やポートフォリオの公開、Qiitaなどのコミュニティへの参加が代表的でしょう。
知識を共有することで、自分の考えを整理して定着度を確認できるだけでなく、他のエンジニアに提供して相互でブラッシュアップできるという魅力があります。
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言語や技術の仕組み、理論を学ぶ
わからないことや新たに学んだこと、仕事で手掛ける領域の言語や技術に関しては、その根本を理解することでも定着度が上がります。
成長が早いエンジニアは、表面的な解決策だけでなく、一歩踏み込んでその言語の仕組みを学ぼうとします。
技術の理論までを理解するためには、実際に手を動かすことが必要です。
新しく得た情報を正確に把握し、知識として自分のものにするためには時間と労力がかかりますが、それを惜しまないIT技術への深い興味や好奇心がある方は着実に成長できるでしょう。
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「戦略×行動×継続」でエンジニアとして成長できる環境を選ぼう
エンジニアとして成長するために自己研鑽は必須ですが、成長を促す環境もまた必要です。
市場価値を高め、キャリアアップや年収アップを実現するためには、成長しやすい職場環境に身を置くことを検討してもよいでしょう。
「エンジニアとして上流工程に携わりたい」
「IT業界でキャリアアップ転職して年収を上げたい!」
「もっと成長できる環境で働きたい!」
などのキャリアのお悩みは是非、「IT・Web業界の知見が豊富なキャリアアドバイザー」にご相談ください!
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