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IT業界で残業が少ない職種は?転職での企業選びのコツも解説

IT業界への転職を考えているものの「IT業界は残業が多いのでは?」というイメージが強く、転職に踏み切れない方も多いでしょう。そこで本記事では、IT業界の中でも残業の少ない職種や、残業の少ない企業の探し方を解説していきます。「残業の少ないIT企業に転職したい」という方は、ぜひ参考にしてください。

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IT業界で残業が少ない職種

 

 

Geekly(ギークリー)のデータによると、IT業界における平均残業時間は、「23.2時間」です。

IT業界は、職種や企業によって残業時間の傾向が異なります。

そのため、「残業時間を抑えたい」「ワークライフバランスを重視したい」という転職軸の方は、残業時間が少ない職種や企業へ転職することがおすすめです。

 

  • ・社内SE
  • ・QAエンジニア/テスター
  • ・システムエンジニア・プログラマー(受託開発)
  • ・ヘルプデスク/テクニカルサポート

 

ここではIT業界で残業が少ないと言われている上記の職種と、企業によっては残業が少ない場合もある職種について解説します。

また、残業が少ないIT求人の探し方もあわせてご紹介します。

 

【あわせて読みたい】IT業界の残業時間についてのアンケート結果はこちら⇓

 

社内SE

 

社内SEとは、自社システムの開発や保守などを行う職種です。

Geekly(ギークリー)のデータでは、社内SEの残業時間は20時間前後であり、IT業界の平均残業時間である23.2時間と比較して短い傾向です。

社内SEの残業時間が短い理由としては、クライアントが自社の社員であり、納期などの融通がきく点が挙げられます。そういった特性上、企業によっては10時間前後のケースもあるようです。

また、大規模なシステム開発は外部の企業に依頼するケースも多いため、残業が発生しにくい職種です。

 

【あわせて読みたい】社内SEの優良企業ランキングはこちら⇓

 

QAエンジニア/テスター

 

QAエンジニアとテスターは、いずれも製品やシステムの品質管理に関わる職種です。Geekly(ギークリー)のデータでは、残業時間は20時間前後という結果でした。

いずれも、作業工程が計画的にスケジュールを組まれていること、ツールを利用して自動化できる工程が増えたことが残業時間が少ない要因でしょう。

両者は従来「テストエンジニア」と呼ばれる職種が役割を担っていましたが、近年役割が分けられ、それぞれ異なる責任範囲で業務にあたるケースが増えています。

IT業界初心者にも転職しやすいのがテスターやプログラマーであり、その経験を活かしキャリアアップして目指せるのがQAエンジニアです。

 

【あわせて読みたい】QAエンジニアとテスターの違いについてはこちら⇓

 

システムエンジニア・プログラマー(受託開発)

 

Geekly(ギークリー)のデータでは、受託開発のシステムエンジニア・プログラマーの残業時間は20時間ほどという結果でした。

システムエンジニアやプログラマーは残業時間が長い印象が強い職種ですが、受託開発の場合は残業時間が比較的短い傾向です。

受託開発では、顧客からシステム開発の依頼を受け、要件定義から設計、開発、納品まで一貫して請け負います。

顧客との契約ではあらかじめ納期や進捗について詳細を決めるため、計画的に作業を進められる点が特徴です。規模が大きなプロジェクトほど綿密なスケジュールが組まれる傾向があり、不必要な残業は発生しにくいです。

またプロジェクトの規模によって人員も柔軟に調整されるため、リソースが足りずに作業がひっ迫し、連日残業が発生するといった事態が防げます。

 

【あわせて読みたい】受託開発についてはこちら⇓

 

ヘルプデスク/テクニカルサポート

 

Geekly(ギークリー)のデータでは、サポート業務に携わる職種の残業時間は20時間前後です。

ヘルプデスクとは、社内システムやIT機器のトラブル対応を担う職種であり、「システムの使い方がわからない」「PCや社内システムが動かない」などの問い合わせに対応します。

基本的には業務時間内に限られるため、大きなトラブルが発生しない限り、長時間の残業は発生しないでしょう。

未経験可の求人が多いため、初めてIT業界に転職する方におすすめです。

 

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Geeklyを利用して転職成功された方の事例

 

第一志望の企業に転職成功したSさんの例
  • ご年齢:30代前半
  • ご経歴:システムエンジニア⇒バックエンドエンジニア
  • 転職期間:サービス登録から約2ヶ月でご転職

 

Sさんは”ものづくり”にご興味があり、業務改善Webアプリケーションの開発を手がける企業で、システムエンジニアとしてキャリアをスタートされました。

 

転職を考えたきっかけは、当時関わっていたサービスやプロダクトに共感できなくなっていった点、使用していた言語やフレームワークなどが古く、新しいものへのキャッチアップも困難だったという点でした。

 

SさんはGeeklyに登録してから約2か月で第一志望の企業から内定を獲得し、迷うことなく入社を決断しました。
また複数社から内定をいただいたのですが、現職の条件や環境が自分と一番合っていたので納得感があったそうです。

 

【あわせて読みたい】第一志望の企業への転職に成功した事例はこちら⇓

 

Geeklyのサービスご利用の流れ

 

STEP1:以下のボタンから転職支援サービスにご登録

 

STEP2:キャリアアドバイザーとのカウンセリング

 

STEP3:求人のご紹介

 

STEP4:書類選考/面接

 

STEP5:入社/入社後フォロー

 

IT特化の転職エージェントのGeekly(ギークリー)なら、専門職種ならではのお悩みも解決できる専任のキャリアアドバイザーがカウンセリングから入社後まで完全無料で全面サポートいたします!

 

転職しようか少しでも悩んでいる方は、お気軽に以下のボタンからご相談ください。

 

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IT業界で残業が少ない企業の特徴

 

 

残業が少ない職種だけでなく、企業の特徴も把握しておきましょう。

 

  • ・自社開発がメイン
  • ・離職率が低い
  • ・残業が少ないことをアピールしている

 

ここでは、IT業界で残業の少ない企業の特徴について、上記3つをご紹介します。

 

①自社開発がメイン

 

Geekly(ギークリー)のデータでは受託開発のエンジニア・プログラマーの残業が少ないという結果でしたが、自社サービスの成長を目的とした開発業務に携わるエンジニアも残業は多くならないことがあります。

自社開発のプロジェクトは、比較的規模が小さな開発を短期間で行う傾向が強いためです。

一方、自社開発ではなく「客先常駐企業(SES)」に転職した場合、常駐先の企業で残業が発生する可能性があるため注意しましょう。

たとえば、求人には「月の残業は10時間」と記載されていても、常駐先の企業によっては10時間以上の残業をするケースもあります。

自社開発をしている企業かどうかを判断するためには、求人情報の勤務時間や勤務場所に注目しましょう。

勤務時間に「プロジェクト先により異なる」と記載されていたり、勤務場所が複数記載されている場合は、客先常駐企業である可能性が高いです。

 

②離職率が低い

 

残業が多いと社員の満足度は下がってしまい、離職率が上がることから、離職率は1つの指標になるでしょう。

転職を検討する企業の離職率を調べ、極端に高い場合はその理由を口コミなどで調べる方法がおすすめです。

厚生労働省の調査によると、IT業界が該当する情報通信業の令和5年の離職率は12.8%でした。これは、全産業合計の15.4%と比較して低い結果です。

転職の企業選びで離職率を調べる際には、これらの数字を参考に比較するとよいでしょう。

 

(参考:厚生労働省『-令和5年雇用動向調査結果の概況-』)

 

③残業が少ないことをアピールしている

 

残業の少ない企業は、求人情報や企業採用ページにて、残業が少ないことをアピールしています。

中には、具体的な残業時間などの参考情報が公開されていることもあるでしょう。

残業時間が必要以上に増えないよう対策している企業にとって、待遇への取り組みは大きなアピールポイントです。

次のような記載がある場合は、残業が少ないことを求職者にアピールしていると捉えられます。

 

・月残業時間平均15時間以下
・ワークライフバランスを重視
・20時以降の残業は禁止

 

実際にどの程度の残業が発生するのか、また残業が増えがちな時期など、公式情報からは汲み取りきれない企業の内情については、転職エージェントなどの専門家に聞いてみるのもおすすめです。

 

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残業が少ないIT企業の探し方

 

 

残業の少ない企業の代表的な探し方として次の2つが挙げられます。

 

  • ・転職サイト
  • ・転職エージェント

 

それぞれの特徴を見ていきましょう。

 

転職サイト

 

転職サイトでは求人の絞り込み検索ができるため、残業の少ない企業を見つけやすいです。「勤務時間」や「残業時間」などで絞り込みを行い、条件に合った企業を探すことができます。

あらかじめ検索条件が用意されている転職サイトが多いですが、キーワード検索もできる転職サイトがおすすめです。

キーワード検索では「自社開発」「離職率」などの条件でも検索できるため、企業探しの時間短縮になるでしょう。

ただし、転職サイトに掲載されている情報は実態とは異なっていたり、情報が古い可能性もあります。

そのため、転職サイトで企業を探すなら、企業について入念に調べてから応募しましょう。

 

転職エージェント

 

転職エージェントを利用すれば、業界や企業に詳しいアドバイザーがあなたにマッチする企業を紹介してくれます。

転職エージェントとは、企業探しや転職に関するサポートが無料で受けられるサービスです。サービスを利用することで、以下のようなメリットが得られます。

 

  • ・丁寧なヒアリングから、条件にマッチした企業を探してくれる
  • ・転職サイトには公開されていない求人、企業情報を保有している
  • ・給与や条件の交渉を代行してくれる

 

自力で企業を探す場合、離職率や残業時間などの情報が転職サイトに記載されていない場合もあります。その点転職エージェントなら企業から直接情報を取得してくれるため、企業選びに失敗するリスクを抑えられるでしょう。

初めて転職する方や、企業探しに少しでも不安がある方は、自分に合った条件の求人から選べる転職エージェントの利用がおすすめです。

株式会社ギフティ

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ミドルリードエンジニア(法人向けSaaS事業/プライム上場/LINEギフトでお馴染eギフト展開)

年収
800~1,200万円
職種
web系SE・PG(自社製品)
株式会社サイバー・バズ

株式会社サイバー・バズ

Webエンジニア(自社サービス保有のグロース上場企業/新規プロダクト開発)

年収
504~600万円
職種
web系SE・PG(自社製品)
株式会社マネジメントソリューションズ

株式会社マネジメントソリューションズ

社内SEリーダー

年収
500~1,000万円
職種
社内SE(IT戦略/企画)

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残業が少ないIT企業を探す際の注意点

 

 

最後に、残業が少ないIT企業を探す際の注意点を2つご紹介します。

 

  • ・口コミを参考にする
  • ・大手企業だからといって残業が少ないとは限らない

 

特に、転職経験が少ない方は参考にして企業探しをしましょう。

 

口コミを参考にする

 

転職サイトに掲載されている情報は、かならずしも正しいとは限りません。そのため、転職サイトや企業採用ページ以外に社員口コミサイトも確認しましょう。

社員口コミサイトでは、現役社員や企業で実際に働いていた人の声のうち、次のような情報が参考になります。

 

・平均残業時間
・ワークライフバランス
・働きがい

 

これらは残業時間に関連する意見が確認できる口コミです。

想定よりも残業時間が長かったとしても、ワークライフバランスが取れるような取り組みがされている、本当にやりたい仕事を担当することができ、やりがいが大きいなど、複数の意見から総合的に判断するようにしましょう。

さまざまな条件のバランスで求人を選ぶことで、入社後のミスマッチのリスクを減らせます。

 

大手企業だからといって残業が少ないとは限らない

 

大手企業は知名度が高いことからも、仕事の依頼が集まりやすいものです。仕事の依頼が集まれば社員の仕事量も増えるため、残業が発生しやすくなります。

特に人手が不足している大手企業の場合は、残業時間が増える可能性が高いです。

そのため、企業を探す際は「大手企業だから残業は少ないだろう」と判断せず、残業時間もチェックしましょう。

 

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IT業界は残業が多いと思われがちですが、職種や企業選びによってワークライフバランスをしっかり実現することもできます。

残業の負担をできるだけ増やしたくない方は、事前の準備をしっかり行って転職活動を進めましょう。

企業選びに不安がある方は、転職エージェントの利用がおすすめです。

 

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この記事の監修者

【国家資格保有】キャリアアドバイザー 小峰涼平

5年間インフラエンジニアとして新規顧客提案や既存顧客への提案〜運用保守業務を経験。業務を行う中で人材業界へ興味を持ち、22年1月国家資格キャリアコンサルタントを取得。現在、資格を活かしキャリアアドバイザーとしてエンジニアの転職支援を行っております。

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