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VUCA(ブーカ)ってどういう意味?VUCA時代でも活躍する人材になるためのポイント!

「VUCA(ブーカ)」とは、予測不可能で不確実・不安定な世界の状態を表す言葉です。IT技術やマネジメント、マーケティングなど、VUCAはビジネスのあらゆる面に影響を及ぼしています。この記事では「VUCA」の意味と、VUCAの時代に活躍するポイント、VUCA時代に取り残される企業の特徴を解説します。

2021年1月13日

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「VUCA」とは予測不可能で複雑に変化する世界を表す言葉

 

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まずは「VUCA」が具体的に何を意味するのかを知っておきましょう。「VUCA」は単語ではなく、次の4つの英語の頭文字をつなげた言葉(アクロニム)です。

 

・V =不安定なこと(Volatility)

・U =不確実であること(Uncertainly)

・C =複雑であること(Complexity)

・A =不明確であること(Ambiguity)

 

「VUCAの時代」「VUCAワールド」など、いろんな使い方がされています。では1文字ずつを詳しく見ていきましょう。

 

VUCAの「V」=Volatility

 

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VUCAのⅤは、「Volatility(ボラティリティ)」の頭文字。Volatilityとは、不安定で変動的という意味です。

グローバル化やIT化など、世界規模でさまざまな変化が急激に起こっている今の時代、何においても「絶対こうだ」といえるものはなくなってきたのではないでしょうか。

日本の例を挙げれば、「大企業だから安泰」でもありませんし、「正社員だから安心」でもありません。

国や企業などあらゆる規模で、あらゆるものが「いつどうなるかわからない」という不安定な状態になっているのです。

 

VUCAの「U」=Uncertainly

 

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VUCAのUは、「Uncertainly(アンサートゥンリー)」の頭文字。Uncertainlyとは、不確実で予測ができないことを言います。

予測不可能な大規模災害や事故、各国の政治の変化やテロ事件など、想定外のさまざまな出来事が、社会にその都度大きな影響を及ぼしていることは明らかです。

 新型コロナウイルスの蔓延によって「ニューノーマル」な時代が来たと言われていますが、あらかじめ予見できていなかったからこそ、世界中の誰もが大きな変革を余儀なくされています。

 

VUCAの「C」=Complexity

 

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VUCAのCは、「Complexity(コンプレキシティ)」の頭文字。Complexityとは、複雑であることです。

例として、グローバル化により社会が複雑に絡み合ってきたことや、さまざまな事業が自由化されたこと、各企業がこれまでの事業とは異なる分野への進出を始めたことなどが挙げられます。

電力会社がガスを売り、ガス会社が電力を売ることもすでに普通のことになりました。

自動車会社がモビリティサービスに着手するなど、これまでの常識を超える動きが加速しています。

個人単位でも副業が認められるなど、雇用関係や働き方がより複雑化していくことが予想されます。「Coconala(ココナラ)」などのスキルマーケットビジネスもその1つでしょう。

 

VUCAの「A」=Ambiguity

 

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VUCAのAは、「Ambiguity(アンビギュイティ)」の頭文字。Ambiguityとは、不明確で曖昧、両義性を持つことを言います。

両義性とは、2つの相反する事柄がともに成り立つことです。SNSの世界的普及によって、誰もが意見を発信できるようになり、多様な価値観が認められるようになってきたこともその1つの例だと言えるでしょう。

人々のニーズも多様化してきたことから、いわゆる「経験値から導き出す正解」が必ずしも正解とは言えなくなってきています。 

このような、「これまでの常識が通用しない、不安定で不確定、複雑で不明確な状況」を「VUCA」と呼びます。

 

VUCA時代に活躍できる人になる!5つのポイント

 

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「人生100年」といわれ、終身雇用が常識ではなくなったこの時代、長く・どこででも活躍できる人材になることが必要です。 

今の会社に居続けるにしても、転職するにしても、有用な存在だと認められなくてはいけません。

そのためには、主に5つのポイントがあります。ビジネスパーソンとしてのニーズを高める、そのメソッドを見ていきましょう。

 

VUCA時代に活躍するポイント:①主体性を持って行動する

 

まずは、「自分のキャリアは自分で構築していくもの」という意識を持ち、自ら動く主体性を持つことが、VUCA時代に活躍できるポイントです。

長く在籍していても、かつてのように年功序列で昇給されキャリアアップできるとは限らず、雇用関係さえ盤石ではありません。

指示されるのを待っているだけでは、活躍どころか「やる気がない」と見なされ評価が低くなったり、不要な人材と判断されたりする恐れがあります。

自分で意思決定し、他人事でなく自分事として責任感を持って仕事をする。これをするかしないかで、将来は大きく変わってくるはずです。

 

VUCA時代に活躍するポイント:②スピード感を持って行動する

 

業務にはスピード感を持つこと、これもVUCA時代に欠かせないポイントです。

環境の変化や技術革新のスピードが速くなっているのですから、事業もその流れに乗っていく必要がありますよね。

効率よく業務をこなし、トライ&エラーのサイクルも速くして、生産性を高めることが必要なのです。

じっくりと時間をかけて丁寧な仕事をすべき場面もありますが、それだけではVUCA時代に適応できません。

 

VUCA時代に活躍するポイント:③多様なメンバーをまとめるリーダーシップを持つ

 

リーダーシップを取れる人材は、IT業界では特に、これからのVUCAの時代に必要とされる存在です。

 「リーダー」といっても従来の支配型、個人の意思決定をもとに周りを引っ張るリーダーではありません。メンバーひとり一人の能力や個性、意見を理解し、それぞれが主体的に動ける環境を作る。それが、VUCA時代に求められるリーダーシップです。

 そのためには、まず周りの人間と自ら密にコミュニケーションを取ることから始めましょう。自分をはじめメンバー全員の能力や個性を把握し、生かそうとすることが、生産性を高め、あらゆる変化に対応できる組織を作る土台となります。

 

VUCA時代に活躍するポイント:④勉強して自分を高め、成長し続ける

 

IT業界にいる人なら、勉強し続けることの大切さはすでに理解しているでしょう。技術の進化や環境の変化に対応するには、常に勉強し、自分を高めようとする姿勢が不可欠です。

「1つのことを深く掘り下げて極める」という勉強の仕方がこれまでの一般的な勉強方法だったかもしれません。それも大切ですが、VUCA時代におすすめする勉強方法は「関連する他分野にも視野を広げて学ぶ」ことです。

他分野についても勉強することで、自分の強みがたくさんできます。それが、自分のキャリアを多様化し、将来の選択肢や可能性を広げてくれるに違いありません。

 

VUCA時代に活躍するポイント:⑤イノベーション体質を強化する

 

VUCAに乗り遅れないために、企業は「イノベーションを起こしてくれる人」を求めています。

市場や時代の流れに敏感で、新たな視点で課題に気づける人、そしてその適切な解決策を生み出せる人は、VUCA時代にも確実に活躍できます。

「イノベーション」というと難しそうなイメージで「限られた人にしかできない」と思われがちですが、そうではありません。

必要なのは、常に情報収集のアンテナを張り、周りを見て状況を把握すること、社内外でのコミュニケーションを大切にすること。そして、自分の意見を周りにはっきりと伝えることです。

 

VUCA時代に対応するための「OODAループ」とは

 

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「VUCA」と共によく耳にするのが「OODA(ウーダ)」という言葉です。もともとアメリカなどで軍事的に利用されてきた理論ですが、現在ではビジネスに応用されています。

「OODA」は、品質管理や企業の目標達成のために用いる「PDCAサイクル」に変わる、VUCA時代に合ったフレームワーク(枠組み、構造)だと言われています。

一般的なPDCAサイクルとは、次のようなプロセスを踏むものです。

 

1、Plan(計画する)

2、Do(実行する)

3、Check(検証する)

4、Action(改善する)

 

一方、VUCA時代に適しているといわれるOODAサイクルは、次のようなプロセスで動きます。 

 

1、Observe(観察する)

2、Orient(状況判断する)

3、Decide(意思決定する)

4、Act(行動する)

 

OODAとPDCAの最大の違いは、OODAには「計画」と「検証」がないことです。それによって、状況に合わせたスピーディーな対応を繰り返し、変化する環境についていく体制を作ることができます。

ゆっくり計画をしている間に、状況が変わってしまう。それがVUCAの時代なのです。

 

VUCA時代に取り残されるおそれのある会社とは

 

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自分がVUCA時代に活躍できる人材となることも重要ですが、会社がVUCA時代に生き残っていけるかどうかも気になるところでしょう。

今いる会社、転職先がVUCAに対応していける環境かどうかは、今後の自分のキャリアにも影響を与える重要な問題です。次のいずれかに当てはまる企業は、VUCA時代に適応できないおそれがあります。

 

・トップがワンマン型である

・経営方針やビジョンが明確でない

・自分の意見が言いづらい、他部署の情報が入ってこない

・状況に合わせた柔軟な対応ができない

・過去の成功に満足し、変化を望まない

・従業員の健康に配慮がなされていない

・管理職が機能していない

 

VUCAの時代、企業にとってはさまざまなバックグラウンドを持つ人材を認めてその能力を生かす取り組みが重要です。

なぜなら、それがVUCA時代を生き残るための「組織の強み」になるからです。さらに一企業や業界などの枠にとらわれず、あらゆる可能性を模索して事業を展開していかなくてはなりません。

事業の内容が多岐にわたっても、経営の軸はブレず明確なビジョンを持っていることが大切です。従業員を大切にしない企業もまた、優秀な人材を確保・留保できず苦労することになるでしょう。

もちろん、この条件に当てはまっても利益を上げられる会社はあります。しかし、働く側としてその会社でそのままやっていけるのか、やっていきたいのか。この先のキャリアも踏まえて、その点をじっくり考えてみてください。

 

まとめ

 

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「VUCA」とは、予測不可能で急激に変化する時代を表す言葉です。不安定で不確実、複雑で不明確な世界、そう聞くと不安になりがちです。

しかし考え方を変えれば、VUCA時代にはあらゆるところにチャンスがあると言えます。

会社側には、従業員の経験やスキルを最大限生かす経営を行い、VUCA時代に適応する必要があります。働く側は、経験やスキルに合う仕事に就ける期待が高まる一方、活躍するためには「求められる人材」でなくてはなりません。

主体性やスピード感をもって仕事をするなど、会社から必要とされる人材になれれば、今いる環境で活躍できるだけでなく、今後どんなキャリアを歩むのにも役立つでしょう。

今の職場ではVUCAに対応できない場合は、転職を考えるのも1つの方法です。転職すべきかどうか迷う人も相談してみてください。

 

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ライター

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