仕事を押し付ける人への対処法7選!上司や同僚の特徴や心理とは?
この記事では、仕事を押し付ける人への対処法をレベル別に解説します。会社の上司や同僚に仕事を押し付ける人がいると、ストレスがたまってしまうものです。押し付ける人の心理や押し付けられやすい人の特徴を把握して、角が立たないよう適切に断りましょう。
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仕事を押し付ける人への対処法4選
仕事を押し付ける人には、冷静に境界線を引きつつ、明確にできない理由を伝えることで自分を守りましょう。
まずはすぐに試せる対処法から解説します。
- ・はっきりと意思表示する
- ・仕事量を共有して無理な状況とわかるようにする
- ・【例文あり】断り方を身につける
- ・上司の上司に相談する
以下、それぞれ状況に応じて試してみましょう。
はっきりと意思表示する
仕事を押し付けられてしまうのは、コミュニケーション不足であったり、自分の意思表示がはっきりできていないことが原因となっているケースがあります。仕事は、ときには自分の意見を言うことも大切です。
仕事を押し付けやすいと思われているのであれば、主張することであなたの印象は変わります。また、できないことはできないとはっきり言う方が、後で問題にならないことがあります。
あなたが意思表示できないことが現場の混乱を招いている可能性があると思われる場合は、まずは意思表示することを心がけてみましょう。
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仕事量を共有して無理な状況とわかるようにする
事態が深刻な状況になる前に、自分の仕事量が上司に把握できるようタスク管理することをおすすめします。
自分の身を守るためでもありますが、上司が常に状況を把握できるように仕事量を可視化して共有することは仕事をする上で大切なことです。
いざというときに、説得力のある説明ができるように、オンラインで資料を保管する、作業の履歴を確認できようにしておくといった対策をしておきましょう。
【例文あり】断り方を身につける
意思表示の方法も工夫するとよいでしょう。例えその場で断りたいからと言って「できません」「無理です」といった言い方をしてしまうとその後の業務に影響が出かねないためです。
次のような言葉を用いるとスムーズに断りやすくなります。
- ・「その仕事を任せていただけるのは大変ありがたいのですが…」
- ・「ありがとうございます。詳しく伺いたいのですが…」
- ・「申し訳ございません。今〇〇の業務を最優先と命じられておりますので対応できかねます。」
- ・「現在取り急ぎの業務がございまして、来週以降であれば可能ですがいかがでしょうか。」
- ・「Aの業務まではお手伝いできますが、Bは難しい状況です。」
上記のように、まずは話を聞いている、引き受けたいと思っているという姿勢を見せることで、相手も嫌な気持ちになりにくいでしょう。
また対応できない理由にいかに正当性があるかをさりげなく主張したり、代替え案や妥協点をしっかりと提示することで「それならいいや」と相手が頼むのをやめると自分で決定する状況を作る言い方がおすすめです。
上司の上司に相談する
上司に直接話すのが無理な関係であれば、上司の上司に相談しましょう。
直属の上司側に問題がある場合は、改善の見込みがあります。具体的に、現在どのような状況でどの程度の業務が滞っているのか伝え、押し付けてくる上司への不満ではなく業務量の調整をお願いするという形がよいでしょう。
仕事を押し付けられそうになった時に「〇〇さん(上司の上司)もご認識されているでしょうか」と、確認の一言を入れるのもおすすめです。
それでも仕事を押し付けてくる人への対処法3選
先述した対処法では変化がなかった、すでにストレスがたまり対処法を試せる状況にないという方は、最終手段として次の方法も知っておくとよいでしょう。
- ・会社の相談窓口や労働基準監督署に相談する
- ・部署異動願いを提出する
- ・転職する
以下それぞれ解説します。また、プロのサービスを活用して希望する職場環境の求人を見つける方法もご紹介します。
会社の相談窓口や労働基準監督署に相談する
まずは、会社の相談窓口に相談するという方法があります。会社の相談窓口は人事や総務の担当者なので相談しにくいという場合は、労働基準監督署へ相談してみましょう。
パワハラ相談窓口として、労働基準監督署や労働局内に設置されている「総合労働相談コーナー」では、パワハラやその他のハラスメントなどの相談を受け付けています。
ただし、これは労働基準法に違反の場合のみ対処する相談窓口です。仕事の残業時間が労働基準法違反になっているなどの問題がない場合は、三者解決機関による介入の必要があるか判断します。
第三者解決機関の介入が必要と判断された場合は、労働局長による助言・指導、あるいは、紛争調整員会によるあっせんのいずれかで解決をすすめられます。
部署異動願いを提出する
相談窓口に相談しても解決方法が見い出せなかった場合は、部署異動願いを提出しましょう。
まずは、会社の人事制度に「自己申告制度」「社内公募制度」「社内FA(フリーエージェント)制度」など、移動のための制度があるか確認しておく必要があります。
転職する
部署異動願いを提出しても取り合ってもらえなかったり、さらに人間関係が悪化してもっと深刻な状態になってしまうようであれば、転職を考えましょう。
あまりに職場環境が悪くて健康被害が生じる前に、環境を変えることをおすすめします。
あなたの身体はひとつですが、仕事の選択肢は他にもあります。
退職にも過度なストレスがかからないよう、できるたけ円満に退職するよう取り組むことで、転職活動もスムーズに進められるでしょう。
【あわせて読みたい】円満退職するコツはこちら⇓
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仕事を押し付ける人の特徴と心理
仕事を押し付ける人に対処するために、その心理や特徴などの共通点も理解しておきましょう。
- ・自分の価値観を押し付ける
- ・自己中心的で楽することばかり考えている
- ・責任逃れをする
- ・一見良い人に見える場合も
以下、それぞれ解説します。
自分の価値観を押し付ける
あなたの状況も考えず仕事を押し付けてくる人は、自分の価値観や精神論を一方的に押し付けている可能性があります。
悪気はないのかもしれませんが、成功体験があって自信がある上司に多い傾向です。
自己中心的で楽することばかり考えている
本当のよい上司というのは、部下に仕事を振って部下を成長させてくれる上司です。仕事を全て抱えている上司が必ずしもよいわけではありません。
部下が一人で業務を完遂できるまでに成長させるために仕事を「任せる」のは上司の役目でもあります。
しかし、ただ自分が楽をするために仕事を押し付けてくる上司であれば注意が必要です。その見分け方は、いざという時にフォローしてくれるかどうかです。
責任逃れをする
仕事量がキャパシティを超えると、必ずミスは生じます。ミスの責任を取ってくれるどころか責任転嫁する上司は注意しましょう。
さらに成果を全て自分の評価につなげるだけで、あなたに何も還元されたり反映されたりしないのであれば、よい上司とは言えません。
一見良い人に見える場合も
仕事を押し付けてくる人の中には、一見フレンドリーで誰とでもすぐに仲良くなれそうなタイプの人がいます。
「あ、ちょっとこれお願いできる?」といった気軽な頼み方をされるとついつい断りづらいものです。何かのついでであったり、雑談の流れなど思わず了承していまいやすい状況を悪意なく作る人の頼み方です。
距離が近く、普段から話を聞いてもらっているような関係性であれば、尚更はっきりとした拒絶は難しいと感じてしまいます。
しかしそういうタイプの人はこちらも気軽に断ってしまって問題ありません。すぐに他に頼める人を探すでしょう。
後々、業務と関係のないところで日頃のお礼などをきちんと伝えれば角がたちません。
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仕事を「押し付ける」と「任せる」の違い
上司が部下に仕事を振るのは組織上では当然です。上司から仕事を振られて、あなた自身がレベルアップしていくのが基本です。
しかし、雑務から何から自分の業務の範囲外の仕事も何でもやらされることで完全にキャパオーバーになり、過度なストレスを感じているのであれば問題でしょう。
権限を持って仕事を「任せられる」のと、範囲外の仕事を「押し付けられる」のは、似て非なるものです。
仕事には、それぞれの役割があります。本当はその仕事は上司がやるべき仕事であったり、他の人と分担できる雑務なのに抱えていたりする可能性があります。
あなたが仕事を押し付けられて悩んでいるのであれば、まずは、その原因から考えてみましょう。
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仕事を押し付けられやすい人の特徴
仕事を押し付けられやすい人にも特徴があります。
- ・責任感が強くて誠実である
- ・ポジティブ思考である
- ・他人からの評価ばかり気にして自己肯定感が低い
- ・YESマンになっている
- ・あまえ下手
以下、自分の性格や職場での立ち位置などと照らし合わせてみましょう。
責任感が強くて誠実である
責任感が強く真面目で誠実な人は、振られた仕事は何でもやらないといけないと思いがちです。
人間的に責任感が強いことは、決して悪いことではありません。むしろ人生において必要なことです。
真面目がゆえに、あなたは世渡り下手で要領よく生きるのが苦手なのかもしれません。要領のよさより、信頼できる人間性を持っていることはあなたの魅力です。
ただし、会社組織での仕事は真面目過ぎであることで問題が起こりやすくなる可能性があるのが実情です。仕事には必ず権限や役割があります。振られた仕事が自分に権限のない業務外の仕事であったり、度を超えていたり、不当と感じるときは客観的に振り返ってみることも必要です。
ポジティブ思考である
仕事をポジティブに何でも受けることは、対外的には素晴らしいことです。仕事を振られるのは、あなたにどこか安心感や信頼感を持たれているからこそかもしれません。
仕事はやらされているのではなく、やらせてもらっていると思う方があなたにとってもプラスです。
ただし、このポジティブ思考は全てを受け入れてよいという意味合いではありません。明らかに自分が役割とする業務の範囲外である場合は、断るという選択肢も持ちましょう。
他人からの評価ばかり気にして自己肯定感が低い
他人からの評価ばかり気にしていたり、「人から嫌われたらどうしよう」といつも不安に思ったりしていないでしょうか。
自分に自信がなく、頼まれごとを断れなくて引き受けてしまう人は仕事を押し付けられてしまいます。結果として、自分が余計な仕事を抱えてパンク状態になってしまってはストレスや不満がたまる一方です。
自己肯定感が低い人は、周りへの依存度が高い傾向があり、頼まれごとをされてしまうと断れない一面を持っています。他人のことを優先させ、結局は自分がストレスを抱えて仕事も自分の気持ちも混乱して収拾が付かない状態になってしまうことを防ぐために、自分自身のことをまず大切にしましょう。
YESマンになっている
会社の中であなたはYESマンになっていないでしょうか。組織の中で必要な存在ではありますが、本当にそれは「YES」かどうか考えましょう。
会社は組織であり、自分の能力やスケジュールを考慮しないまま断らずにすべて引き受けていると、自分だけでなく組織全体のリスクを高める可能性もあります。
例えば1人が断らないことでチーム全体で断れない雰囲気になってしまう、その結果部下や後輩も同じような状況に陥っている、また仕事に遅れが生じ部署全体に影響するなどのリスクです。
周囲への影響も一度考えてみることで、断る選択ができるようになるかもしれません。
あまえ下手
穏やかな性格ながら、人にあまえるが苦手な人は仕事を押し付けやすいと思われてしまいがちです。
相手の考えや苦労などに共感する力が強く、周囲の空気を読むタイプの人です。長男・長女気質とも言われます。
日常から頼まれごとが多く、頼られ慣れている一方で人に頼ることが苦手な人は仕事を押し付ける人のターゲットになりやすいです。
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職場の人間関係で悩んでいる方は、転職も検討してみよう
上司や同僚に仕事を押し付けられて悩んでいる時は、すぐに試せる方法から実践してみましょう。それでも改善されない、すでに対処法を試みることができる状況にないという場合は、転職エージェントに相談してみましょう。
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