一度落ちた会社に再応募!志望動機・書類選考・面接対策のコツを解説
この記事では、転職で一度落ちた会社に再応募できるのか、また再応募するための対策を解説します。落ちたところにもう一度応募する際、前回と同じアプローチではまた落ちる可能性が高くなってしまいます。タイミングやポイントをおさえて再応募しましょう。
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一度落ちた会社に再応募はできる!
一度落ちた会社でも、十分な期間をあけること、前回との違いを示すことによって再応募で採用されるチャンスはあります。
まずは転職の再応募に関して、次の2点から確認しましょう。
- ・転職で一度落ちた会社へ再応募する前の確認事項
- ・転職で一度落ちた会社に再応募して採用された人はいる?
以下、それぞれ解説します。
転職で一度落ちた会社へ再応募する前の確認事項
求人票に「再応募不可」という記載がないのであれば、一度落ちた会社でもまた応募してよいものと考えて差し支えありません。
ただし、再応募する場合に条件が設定されているケースもあるため注意が必要です。
一度落ちた方の再応募を認めている会社の場合では職種を変える必要もありませんが、もしも気になる場合は事前に会社に確認しましょう。
会社の規定で一度落ちた方の再応募が不可とされていなくても、再応募に際して条件が設けられているケースがあります。
例えば「前回の応募から〇ヶ月以上経過していること」「同年度の応募は不可」などの期間指定の制限です。
この場合、前回応募してから指定された期間が空いていたり、次年度の応募であれば一度落ちた方の再応募であっても問題ありません。
転職で一度落ちた会社に再応募して採用された人はいる?
一度落ちた会社でも、再応募によって採用される方もいます。
会社にとっても採用ニーズは流動的であり、タイミングやポジションによって結果が異なることがあるためです。
時期によって会社側の状況が変わることで、結果が変わることも考えられます。
しかし一度落ちた会社へ再応募するにあたって、会社の変化を待つ受け身の姿勢よりも、自分自身を変える姿勢の方が望ましいでしょう。
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一度落ちた会社に再応募すべき?チェックリスト
ここでは、一度落ちた会社に再応募すべきか判断するための参考として、チェックリストをご紹介します。
- □ 「その会社でなければならない理由」を言語化できている
- □ 再応募の意思と理由をポジティブに説明できる
- □ 企業に対する志望度や熱意が変わらず高い
- □ 不採用の理由を自分なりに分析し、改善または準備できている
- □ スキルや経験が、前回よりもレベルアップしている根拠を提示できる
- □ 今回の募集内容が自分の強みにマッチしている
- □ 視野が狭まりこだわっているわけではないと確信できる
これらの項目のうち、大半が該当する方は再応募に対する迷いが少なく、前向きに検討できるでしょう。
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【あわせて読みたい】第一志望の企業への転職に成功した事例はこちら⇓
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会社はどう見ている?再応募を認めている理由
再応募する方を受け入れる方針の会社側の理由も把握しておきましょう。
- ・再応募をポジティブに捉えている
- ・ジョブ型採用を取り入れている
- ・地域ごとに応募を受け付けている
- ・社内事業、部署事業で人員が必要になった
また、一度落ちた方の再応募を認めていない会社の本音についても解説します。
再応募をポジティブに捉えている
会社によっては、一度落ちた方の再応募をポジティブに捉える風土もあります。
再応募に肯定的な会社では粘り強さや行動力を評価する傾向があるため、一度落ちた応募先の会社が何を重んじるのか、しっかりと企業研究を行い把握しておくことが必要です。
また、このような会社では出戻り採用(アルムナイ採用)やカムバック採用などの精度を導入していることも多いため、あわせて確認してみましょう。
【あわせて読みたい】内定辞退した会社に再応募する方法はこちら⇓
ジョブ型採用を取り入れている
ジョブ型採用とは、職務内容、スキル、経験、資格などを限定して採用する雇用形態です。
会社は求める人物像が明確であるため、再応募であってもマッチする人材であれば採用に踏み切りやすい傾向があります。
自身の経歴が合っている場合は、挑戦してみてもよいでしょう。
【あわせて読みたい】ジョブ型採用に多い「スペシャリスト」についてはこちら⇓
地域ごとに応募を受け付けている
地域ごとで応募を受け付けている場合は、同じ会社の同じ職種であっても地域によって採用担当者が変わることもめずらしくありません。
たとえ一度落ちた会社であっても、選考・面接の担当者が変われば評価が変わることもあるでしょう。
ただし、勤務地が変わることになるため、採用された場合に通勤に問題がないかあらかじめ確認しておきましょう。
社内事業、部署事業で人員が必要になった
以前の採用活動時とは、会社の事情が大きく変わっているケースもあります。
特に業績が好調な会社や、市場規模が成長中の業界では、事業の拡大による人員不足が発生することも考えられます。
事情は会社によって異なるものの、採用に関する情報を常にチェックしておく必要があるでしょう。
また、会社の内情や採用時期に詳しい転職エージェントの活用もおすすめです。
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再応募を認めていない会社もある
なかには再応募を不可とする会社もあります。
会社の本音は以下の通りです。
応募者と会社のミスマッチを防ぐため
一度落ちているということは、会社にとって採用に至らない理由があったということです。
一般的には、前回の選考で不採用になった理由は応募者に対して明示することはありませんが、応募者の情報は会社で記録し保存されています。入社後のミスマッチを防ぐためにも、一度落ちた方の再応募を避ける会社は一定数あります。
前回の応募から次回の応募が短期間の場合
前回不採用と判断した理由が短期間で改善できるものではない場合、短期間では一度落ちた方の再応募が認められないこともあるでしょう。
キャリアやスキルの不足が理由であった場合など、会社がマッチする人物像だと判断するためには相応の時間が必要です。また、人柄などが理由の場合も同様に、一度落ちた方が再応募しても採用に至る可能性は低いでしょう。
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転職で一度落ちた会社へ再応募するメリット・デメリット
転職で一度落ちた会社に再応募するメリット・デメリットには次のようなものがあります。
【メリット】
・入社意欲の高さ、熱意をアピールできる
・前回の選考で得た対策を活かして望むことができる
・自分が後悔しない選択ができる
【デメリット】
・視野が狭くなってしまう可能性も
・一度落ちたことでハードルが上がることも
以下、詳しく解説します。
メリット
一度落ちた会社に再応募するメリットは、よい評価を得られる可能性があることや再応募ならではの対策を練ることができる点です。
以下、メリットについて詳しく解説します。
入社意欲の高さ、熱意をアピールできる
一度落ちた会社へ再応募することで「どうしてもこの会社で働きたい」という熱意を伝えることができます。
再応募する転職者は多くないため、他の候補者よりも強く印象を残せるでしょう。ただし、前回と同じ内容になってしまわないよう、一度落ちた会社への再応募にはアピール内容のブラッシュアップが必須です。
前回の選考で得た対策を活かして望むことができる
過去の選考結果を活かして、不採用になった原因を追究し、成長する機会を得られる点が一度落ちた会社への再応募のメリットです。
選考や面接では、前回の不採用以降どのようなキャリアを積んだか、何を身につけたかなど、どのように成長したのかが伝わるようにしましょう。
自分が後悔しない選択ができる
もしも再応募しないことを選択した場合、他の会社への入社が決まった際や入社後などさまざまなタイミングで「もう1度挑戦すればよかったかもしれない」という後悔を感じることがあるかもしれません。
一度落ちた会社へ再応募した結果、再度不採用であったとしても、別の会社や業界へ挑戦する踏ん切りをつけるため、自分で納得しやすい可能性があります。
デメリット
再応募の理由がこだわりであった場合はデメリットを感じやすいかもしれません。
また一度落ちた会社の場合、再応募の方がハードルが高くなる可能性もあるため注意が必要です。
視野が狭くなってしまう可能性も
一度落ちた会社へ再応募する理由によっては、視野を狭め、その後の転職活動の選択肢を減らしてしまう可能性があります。
「なぜその会社でなければならないのか」を再度明確にして、一度落ちた会社だからとこだわりすぎていないか、優先順位の変更はないか、また譲歩できる条件の範囲などを見直してみましょう。
一度落ちたことでハードルが上がることも
一度不採用の決定をした会社としては、前回よりも採用に慎重になることもあるでしょう。そのため難易度が上がることもめずらしくありません。
会社は前回不採用となった理由が改善されていることに加え、今回までの期間でどのように成長したのかという点に注目しています。適切にアピールできれば、一度落ちた会社であっても評価を得られるでしょう。
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一度落ちた会社への再応募を成功させるコツ
一度落ちた会社への再応募を成功させるためのコツを、志望動機作成、書類選考、面接対策の3つのステップごとに解説します。
- ・【例文あり】志望動機作成のコツ
- ・書類選考を通過させるコツ
- ・面接対策のコツ
以下、各工程ごとに確認しましょう。
【例文あり】志望動機作成のコツ
会社には、再応募であることを素直に伝えても問題ありません。アピール材料にするためには、「前回不採用になった理由を自分なりに分析したこと」「前回との違い」を伝えることです。
一度落ちたことと、再応募の理由をしっかりと述べられるようにしておく必要があります。
応募書類に記載したい場合は、添え状か志望動機欄がよいでしょう。志望動機欄に記載する場合は、次のような例文がおすすめです。
【例文①】
前回の応募以降、改めて貴社の開発体制やエンジニアのキャリアパスについて理解を深める中で、「やはりこの環境でこそ自分が成長できる」と確信し、再度応募させていただきました。現在は〇〇の開発に携わりながら、△△技術の習得にも注力しており、前回よりも即戦力としてお役に立てる自信があります。スキルアップと成果の両立が求められる貴社で、着実にキャリアを築いていきたいと考えています。
【例文②】
御社が取り組まれている〇〇領域に以前から強く惹かれており、再び募集されていることを知り、今こそ自分の経験と志向がよりマッチしていると感じ応募いたしました。前職では〇〇領域での開発経験に加え、ユーザー視点を重視したUI/UX改善にも携わっており、より事業成長に貢献できると考えています。単なる年収アップではなく、「やりたい仕事を通じて市場価値を高める」ことを大切にしており、貴社の環境はまさにその実現に最適だと感じています。
書類選考を通過させるコツ
一度落ちた経験は、他の候補者にはないアドバンテージにもなりえます。
経験をプラスにするためには、一度落ちた前回の選考時の反省点を見つめなおし、しっかりと対策することが必要です。会社が求める基準に達しなかったポイントを洗い出し、確実にカバーするための対策を講じましょう。
応募書類や面接対策は、第三者の視点も取り入れるとより客観的に評価できます。
また、IT業界などトレンドの移り変わりが多い業界や、成長中の業界・会社では、最新の情報を収集できているかどうかも注目されるポイントです。
業界研究と企業研究を怠らないことも意識しましょう。
会社が求める人物像にマッチするための実績を優先して積み上げることで、アピール材料を増やすこともおすすめです。
会社自体に魅力を感じている場合、職種や働く場所にこだわりがない場合は同じ会社で別の求人案件に応募する方法もあります。
ただし応募先の部署が変われば求められるスキルや人物像が変わるため、応募書類や面接対応などはやり直す必要があります。
また、職種や勤務地が変わっても企業理念や社風にマッチしないとみなされているケースでは、職種や地域が変わっても採用が期待できないこともあるでしょう。
地域ごとに採用担当者が異なる場合もあるため、いずれにしても一度落ちた会社への再応募前には改めて企業分析を入念に行うことをおすすめします。
面接対策のコツ
書類に再応募の記載があれば、採用担当者から一度落ちたものの再応募した理由を質問されることが予想されます。
ここで、どうして再応募してまでこの会社で働きたいのかを伝えるのがポイントです。
熱意をアピールできるチャンスと捉え、いかに会社の利益に貢献できるかを伝えるようにしましょう。
その際、例えば「前回の面接ではこのような志望動機を挙げたが、改めて業界研究・企業研究を行ったうえでさらに別の観点からも志望度が高まった」というように、再応募に至った経緯が分かるとよいでしょう。
一度落ちた理由を知らされないまま再応募に踏み切るのは、勇気がいることです。また、一度落ちた理由や再応募で前回以上の評価を得るためには、客観的な視点が役立ちます。
そこで、ひとりで転職活動を進める不安や不明点は転職エージェントに相談して、一緒に進めるのも1つの方法です。
スケジューリングが難しい在職中の転職活動であっても、希望する会社に入社するために必要な情報や準備にプロのコンサルタントを活用することで、よりスムーズに進めることができます。
特に一度落ちた会社への再応募では、会社の内情に詳しいコンサルタントが採用の確度を上げるアドバイスを行うことができるでしょう。
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一度落ちた会社に再応募する注意点
一度落ちた会社に再応募するにあたり、前回不採用であったことを振り返りながら活動する必要があります。
なお、不採用になる場合の大きな理由としてあるのが以下の4つです。
- ・技術や経験が不足しており、会社が求める条件を満たしていなかった
- ・面接時の受け答えに熱意を感じられなかった
- ・転職理由がネガティブで、前の会社の批判が多かった
- ・転職回数の多さや、短期離職を繰り返している
上記もふまえ、一度落ちた会社に再応募する際に注意することを解説します。
不採用になった時期と再応募の時期が近い場合は要注意
もし一度落ちた会社に再応募をする場合は、新たな求人が出ているからといってすぐに再応募することは避けましょう。
一度落ちたということは、会社にとって採用に至らない理由があったということです。
その改善を行わずに熱意だけで一度落ちた会社に再応募してしまうと、評価にはつながりにくいでしょう。
特にIT業界のような、専門的な知識や技術が求められる職業において、短期間で大幅に向上することはほぼありません。
一度落ちた会社への再応募にあたっては、身につけたスキルや新しい実績などを具体的に伝えられるよう入念な準備が必要です。
なお、一般的に再応募をする場合は半年~1年ほど経ってから行うことが多く、会社が1年間という再応募の期間を設けているケースもあります。
再応募者に会社が抱く印象を把握しておく
一度落ちた会社に再応募する求職者に対し、会社はポジティブな感情とネガティブな感情のいずれも抱いている可能性があります。
肯定的な感情は次のようなものです。
- ・熱意がある
- ・自社への入社意欲が高い
- ・粘り強い
- ・積極性がある
一方、否定的な感情には次のようなものが考えられます。
・頑固
・自己主張が強い
・主観的
・こだわりが強い
このような感情を持たれている可能性をふまえ、ネガティブな印象を払拭し、ポジティブな印象を持ってもらえるよう言動に注意しましょう。
再応募したことは正直に伝える
一度落ちた会社へ再応募をするにあたっては、あらかじめ会社に再応募である旨を伝えましょう。
面接中に一度落ちた転職希望者であることが発覚すると、隠していたという印象を抱かれてしまう可能性がありますが、きちんとした形で相手に伝えれば熱意として受け取ってくれることもあります。
履歴書や職務経歴書を送る際に、一緒に封入する添え状に一文をしたためておきましょう。
「以前と比べて現在はどうであるか」ということを簡単に書き添えて、前の面接のときよりもスキルアップしたことを伝えるのが重要です。
応募書類に不備がないか、また再応募にあたって適切な内容になっているかどうかは、客観的な視点で判断してもらうこともおすすめです。
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なぜ再応募したのか理由を明確に伝えられるよう準備しておく
数ある会社の中から「なぜ一度落ちたその会社への転職を希望しているのか」という理由を、明確に伝える必要があります。
特に再応募の場合は、会社も相応の熱意を期待します。
志望動機では「なぜこの会社なのか」が重視されますが、再応募ではさらに掘り下げ「なぜ改めてこの会社でなければならないと思ったのか」を言語化しましょう。
また、一度落ちた会社への再応募の理由には「この会社に入社したい」という意思だけでなく「具体的にどのように貢献できるか」という意欲もしっかりと伝えることが求められます。
不採用になってしまった理由を客観的に見つめ直す
一度落ちた同じ会社に再度チャレンジするにあたって一番大事なことは「不合格だった理由を考え直すこと」です。
・面接では上手く受け答えすることが出来なかった
・会社が求める経験に対して能力が不足していた
・筆記テストが思うように答えられなかった
上記のように、不採用になった理由は会社の求める基準に何らかが足りなかったためです。
まずはその洗い出しから始め、自分の弱点を把握した後は、その補完や強化を行います。
再度面接する機会が訪れた場合、一度落ちた前回の応募時よりもスキルアップした点や、克服したポイントなどをアピールできれば高い評価に繋がります。
もしも前回の面接時、不採用につながるような失敗が思い当たらない場合は、新たなアピールポイントを作るようにしましょう。
落ち度がなかったとしても、大きなプラスポイントがなかったために採用に至らなかった可能性も考えられます。
改めて応募する会社と職種を見つめ直し、自身の能力と照らし合わせてみましょう。
同じやり方では再応募してもまた不採用になることも
応募書類や面接対策など、前回と同じではせっかくの再応募のチャンスを活かしきれません。
どこかに前回不採用になった理由があると考え、改めて見直すことをおすすめします。
再応募するまでの期間で、会社側も事業や将来像など変わっている可能性も踏まえ、自分が貢献できるポイントが適切にアピールできるよう工夫しましょう。
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一度落ちた会社へ再応募する際によくある質問
再応募に関してよくある質問は次の通りです。
- Q:再応募で採用されるケースはある?
- Q:転職で一度落ちた会社への再応募はバレるの?
- Q:最終選考で落ちてしまった場合、再応募したら内定出やすい?
- Q:転職で再応募するベストタイミングはいつ?
- Q:新卒の就職活動で受けた会社へ再応募はできる?
- Q:過去の転職活動で一度落ちた会社へは再応募できる?
- Q:転職で再応募だと選考自体のハードルが上がるの?
- Q:転職で一度落ちた会社に再応募した際に内定を得られるコツは?
以下、それぞれ解説します。
Q:再応募で採用されるケースはある?
A:一度落ちた会社でも、再応募で採用されるケースはあります。
一度落ちた理由を踏まえて客観的に自己分析を行い、業界研究や企業研究を通して転職軸や志望動機を改めて明確にしたうえで、それを会社に的確に伝えることができれば、再応募であっても採用につながるでしょう。
会社側のニーズは流動的であるため、しっかりと動向を把握しておく必要があります。
Q:転職で一度落ちた会社への再応募はバレるの?
A:一般的には、一度落ちた方の再応募であることは把握しています。
多くの会社が過去の応募者の応募書類やデータを保存しているため、一度落ちた時の選考状況なども把握されていると考えましょう。
規模が小さい会社であれば、採用担当者が書類に目を通したり顔を合わせた時点で思い出す可能性もあります。
そのため、一度落ちた会社への再応募の際には自分から再応募であると伝えた方が好印象です。
Q:最終選考で落ちてしまった場合、再応募したら内定出やすい?
A:再応募したことによる熱意が伝わり、確実に内定につながるわけではありません。ただし再応募を歓迎する会社であれば内定は出やすくなるかもしれません。
前回との違いを伝えるためにも自己分析のやり直しや業界・会社研究のやり直しは怠らないようにしましょう。
もし理念や社風に合わないという理由で一度落ちたのであれば、すでに相性が良くないと判断されている可能性もあります。その場合は切り替えも大切です。
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Q:転職で再応募するベストタイミングはいつ?
A:1年以上空けてからの再応募が一般的です。
会社が一度落ちた方の再応募の期間について規定を設けていない場合は、1年が目安となります。
その間に、前回不採用になった理由を振り返り、不足しているスキルを向上させ、足りない実績を積むなどの必要な対策を行いましょう。
Q:新卒の就職活動で受けた会社へ再応募はできる?
A:新卒採用で一度落ちた会社であっても再応募は可能です。
会社にもよりますが、新卒採用と中途採用では採用担当者が異なることもめずらしくありません。
また、新卒と中途では求められる条件が異なるため、現在のスキルやキャリアをアピールできれば、一度落ちた会社への再応募でも内定を獲得できる可能性は上がるでしょう。
Q:過去の転職活動で一度落ちた会社へは再応募できる?
A:多くの会社で再応募可能とされていますが、一度落ちた方は条件が設けられていることもあるため注意が必要です。
「再応募不可」と明示されていない限り再応募自体に問題はありませんが、「不採用の通知から1年以上」などの期間が設けられていることがあります。
応募前に一度問い合わせてみる、もしくは転職エージェントに相談すると安心です。
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Q:転職で再応募だと選考自体のハードルが上がるの?
A:再応募の際に、選考のハードルは上がることが多いでしょう。
一度落ちているということは、前回と同じでは採用されないということです。
不採用になった原因が改善されていなければ、再応募で採用を勝ち取ることは難しいでしょう。
原因の改善に加え、新たなアピールポイントも伝えることができると、より意欲が伝わります。
Q:転職で一度落ちた会社に再応募した際に内定を得られるコツは?
A:前回落ちた理由の改善+成長をアピールすることがポイントです。
前回不採用になった理由を自分で分析し、それをカバーできる実績を重ねましょう。
再応募時にはスキルやキャリアが明確に伝わるよう、〇年、〇人など数字で表すのもコツです。
それに加えて、前回よりも成長した点も伝え、今回の求人案件への理解と現在の自分がマッチしていることがアピールできれば、内定につながりやすくなるでしょう。
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一度落ちた会社へ再応募する際はプロと伴走して対策しよう!
一度落ちた会社へ再応募するということに抵抗を覚える方は多いかもしれませんが、コツさえ理解していれば内定を獲得できる可能性はあります。
特に一度面接まで辿り着けた場合は、面接官と会話を交わしたことで社内の雰囲気や会社の考え方、方向性などを把握できているだけに、次の面接に向けての戦略を練りやすいという利点もあります。
次の応募までの期間中に十分なスキルアップをし、一回り大きくなった自分を示せるように準備しておきましょう。
「再応募を成功させたい」
「長期的なキャリアプランを実現させたい!」
「もっと自分に合った環境で働きたい!」
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