退職理由がネガティブな場合でも正直に伝えるべき??面接で伝えるポイント
仕事を辞める理由は十人十色です。その大半はネガティブな理由からでしょう。向上心をもって自分を磨くために、退職を希望する人はほんの一握りと言って良いです。ネガティブな理由で会社を辞めた場合、次職への影響を気にする人も多いでしょう。この記事では、面接でネガティブな退職理由を答える時に役立つコツやポイントを紹介します!
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言い方次第でネガティブな理由をポジティブに変換
退職理由はネガティブな本音が多いものです。しかし、本音がネガティブであってもポジティブな言い回しに変えて伝えるようにしましょう。
ケース1. 人間関係で退職した
面接において人間関係で辞めたと言うと「トラブルになるとすぐ辞めたがる人間」「うちでも少々の揉め事ですぐ辞めるのではないか」というイメージを与えます。
・チームワークを大事にして連携を強めながら仕事に挑みたい ・仲間と気持ちよく働きたい ・仕事では人との意思疎通を第一に重んじている
人間関係が理由で退職したのなら、人間関係がより大事である、ということをアピールする言い方に変換しましょう。
ケース2. 会社の方針に合わなかった
「会社のやり方に合わなかった」「上司や社長のやり方についていけなかった」と上の方針に不満があったことを、そのまま面接で伝えてしまうのは良くありません。
なぜなら、面接では人事の採用担当者だけではなく、現場の管理責任者が同席していることもよくあるからです。
そういった人に「上司の不満」をずらずら並べたてると印象が悪くなります。
・自分の意見に責任をもって業務にあたりたい ・自分の目標をしっかりもって仕事に挑みたい
上と合わなかったという退職理由は、キャリアプランや個性がしっかりあり、それを仕事に活かそうとしていたからという言い方に変換しましょう。
ケース3.給与への不満があった
給与の不満が退職理由の場合は1番デリケートな問題となります。
あまり、給与や待遇面のことを採用担当者に言い過ぎると「自分本位の人」「お金のことしか頭にない」といったマイナスのイメージを与えます。
・個人の努力や業績が正当に認められる職場で働きたい ・仕事の成果を実感してモチベーションを高めながら結果を出し続けたい
業績などの評価について、個人の見解を述べる程度に言い方を変えましょう。
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ネガティブな退職理由として多い例
会社の人間関係に疲れた
どの組織でも人間関係には苦労がつきものですが、特に職場においてはチームワークが重要になります。そのため人間関係が原因で仕事が続かないタイプの人も多いです。
会社との方向性に違いがあった
自分のやりたい仕事とまったく違った。または上司や社長がワンマンタイプで上層部の考えについていけなかったなど入社後のミスマッチが原因です。
「仕事とはこういうもの」と割り切れるタイプの人もいますが、じわじわとストレスになり、退職してしまう人もいます。
休日出勤・残業
休みの少なさや、勤務時間外の労働というのも退職理由として目立ちます。
通常の休日出勤や残業ならまだ手当が上乗せされて良いのですが、サービス残業などは手当も出ないため、モチベーションは上がらず仕事に対する意欲はどんどん削がれていきます。
会社で働いているというより「働かされている」という社畜と呼ばれるイメージを自分に抱いてしまい、ネガティブな気持ちに落ち込んで退職する人がいます。
通勤に不便
誰しもが勤務地に対して、理想的な距離や良アクセスな場所に住めるとは限らないため、一見わがままな理由に見えます。
しかし、片道3時間に近いなど、それが原因で労力が下がり、勤務の妨げになってしまうのは辛いです。
仕事に支障が出るほどの通勤時間がかかると、精神的・肉体的にも疲労が溜まりますし、ネガティブではありますが退職理由に十分なりえます。
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退職理由を聞かれたときの対処方法とは
退職理由の伝え方が大事
採用担当者は様々な転職希望者と会っていますから、少々のネガティブな退職理由は「よくある理由」と流してくれるケースもあります。
ただし、ネガティブな退職理由だとしても前向きな姿勢は必要です。採用担当者はそこを見ています。
例としては「残業が多かったため、仕事をいかに効率よく進めるか工夫することを学んだ」など不本意な状況ながらも、そこにポジティブな姿勢を見せたいところです。
採用担当者には不満ばかり並べるのではなく、仕事に対して真摯な人間だと思わせることこそ大事なのです。
コミュニケーション能力をアピールしておく
退職理由がネガティブであっても、採用担当者とスムーズな会話のやりとりができれば好印象を与えられます。
コミュニケーションが取れていないと、採用担当者のストレスにも繋がります。最悪「もうこの人はいい」と十分な面接が行われないまま切られてしまうこともあります。
退職理由を答えるときに注意したい2つのNG
条件
退職理由をはっきり述べないと、採用担当者は前職を辞めた理由が分からず、1番知りたい「自社でも同じ理由で辞めたりしないか」ということが確認できなくなります。
そうなると、採用担当者は求職者に対して終始疑ってかかるようになりますから、注意が必要です。
退職理由に嘘がある
プロの採用担当者は数多くの面接に携わってきているため、明らかな嘘の退職理由などは簡単に見抜いてしまうでしょう。
仮に嘘が通じて採用が決まり入社できたとしても、偽りの姿で入社したわけですから、必ずどこかでミスマッチが起こりまた辞めてしまうことになりかねません。
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面接前に段階を通じて転職理由を整理
紙などに退職理由をまとめる
・長年変わらないマンネリ化した業務 ・上司とそりが合わない ・仕事ができない同僚と同じ給与でやりがいが見いだせない
細かいところまで自分が退職することになった理由を、目に見える形に書き出しましょう。例としては上記のようなもので結構です。
転職した場合のメリットを思い浮かべる
紙にまとめた事柄が、転職することによって解消されるか想像しましょう。
・新しい職場の経験を得てスキルアップできる ・仕事に対するモチベーションの向上 ・仕事面で上司とのコミュニケーションが取りやすくなる ・上司に認められたいという気持ちで仕事に向き合える ・同僚との仕事格差がなくなることで仕事場の人間関係が良好になる ・やりがい搾取からの脱却ができ、仕事にもやりがいが見いだせるようになる
上記の内容は、転職前に自分が達成できていなかった事柄です。そのため、ネガティブになってしまったといえます。
退職理由の整理と転職理由
同じことのように面接で語ってしまう人がいますが、退職理由は過去の自分で、転職理由は未来の自分です。
面接で採用担当者にアピールする部分は、退職理由からネガティブな部分が解消された自分の未来像なのです。
転職で変わる自分のネガティブな部分を、退職理由と共に面接官へ伝えましょう。
まとめ
ネガティブな退職理由は、なかなか言い出しづらいものです。しかし、採用担当者にとってはそこまでめずらしいことではありません。むしろ、よく聞いている話題です。
企業がネガティブな退職理由を持つ人でも採用を検討する理由は、「会社が求めている人材か」「社風にあっているか」など、自社に今の段階でマッチする人かどうかです。
過去を振り返ることはある程度必要ですが、過去のネガティブな自分を割り切り、未来に視野を広げてみましょう。
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