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投資ラウンドの意味とは?5つのステージについて徹底解説

「投資ラウンド」という言葉を聞いたここはありますか?多くの人は聞き慣れない言葉だと思います。なぜならアメリカのシリコンバレーで主に使われている専門用語のため、一般の人は聞き慣れない用語です。企業に投資する段階を投資家に分かりやすく説明するために用意された言葉です。起業や投資を考えている方は、この「投資ラウンド」をについて理解すると円滑に進められるかもしれません。

投資ラウンドとは?

 

 

5つのステージ解説

 

投資ラウンドとは、投資家が企業に投資する段階を意味しています。投資家の目的にあった投資時期を判断するための言葉です。

投資家が企業に投資するといっても、目的によって投資方法や投資のシステムなど、投資方法は異なってきます。また、企業の段階によっても投資の金額や投資方法など最適な方法が異なってきます。

つまり、企業側は段階を把握しているが、投資家からすると、それがどこか分からない状態と言えます。「投資ラウンド」という言葉が生まれた理由は、投資先の企業の段階を、投資家に分かるようにするためです。

「投資ラウンド」は、IT業界の多くが目指すべき場所とされているアメリカのシリコンバレーで使用されている言葉ですが、起業の波が日本にも押し寄せている背景もあり、日本でもこの言葉が使われるようになったとされています。

 

一般的に言われているのが、5つのステージに分けて説明されています。

(投資側に分かりやすくするための言葉であるため、細かく見ると、起業家の認識とずれる部分はありますのでご注意ください。)

シード : 起業前

アーリー : スタートアップ段階

シリーズA(エクスパンション): 事業を軌道に乗らせる段階

シリーズB(グロース): 企業成長中で業績が上がっていく段階

シリーズC(レイター): 企業成長拡大で安定して黒字を保持し拡大する段階

上記の名称で呼ばれており、企業の段階を分類して説明できます。またこれらの「段階」のことを「フェーズ」と呼ばれることもあります。

 

シード

 

 

起業前

 

シードとは、起業前の段階を意味しています。「法人化前」「商品開発中」「ビジネスの企画が決まっている」など、これからビジネスで収益が見込める計画を立てている状態のことをいいます。

ビジネスの企画やアイディア、収益のビジョンなどが非常に大切です。

投資される側の観点でみると、人脈を広げて、「気が合う人」や「自分と似たような企業経験・投資経験がある人」と繋がることで投資してもらえる事もあります。

 

シードでの資金調達とは

 

現代ではITでサービスを作成できるため、初期費用があまりかからないビジネスモデルもあります。しかし、もともと初期費用がかかるビジネスモデルのほうがまだまだ比率は多くあります。場合によっては研究費から莫大な費用がかかる場合も少なくありません

つまりシードでは、「今後収益になる良い企画か」「企業かの人柄はどうか(最後までやりとげてくれそうか)」で判断することが多いです。

シードで投資するのは、エンジェル投資家やベンチャーキャピタルから出資が主になります。投資ラウンドの中では、金額は少なく数百万円位の金額で投資されるのが一般的です。

シードで重要なのは「叶えてくれそう」「期待感」「計画がしっかりしているか」などが重要になってきます。つまり、シードの投資では「ビジネスモデルに投資」する比率より、「圧倒的にビジネスする人に投資」する傾向が多いと言われています。

 

アーリー

 

企業直後

 

アーリーとは、企業直後の段階を意味しています。アーリーでは事業を軌道に乗せ、利益を出すために動く段階のため、大抵の企業は赤字を覚悟して立ち上げるか、企業資金で賄うことが多いです。多くの企業はこの段階では利益は発生しないため、投資家にとっては一番リスクが高い段階です。

つまり、投資家の支援が難しいのがアーリーとなります。

ベンチャーキャピタルから出資はもちろん、国の制度などを用いて「補助金」や「助成金」の支援を受けられるのがこの段階です。うまく立ち回る事でスムーズに資金を調達することが可能です。

一番重要なのは、明確なビジョンと正確な統計を元に説明していく事で、説得力を高めることです。ビジネスモデルの可能性に説得力を増させることで、利益を上げてくれる期待感を高めるアピールができます。つまり、アーリーで重要なのは「投資家の納得感を高める」事と言えるでしょう。

 

シリーズA・B・C

 

 

シリーズA(エクスパンション)

 

投資家からの出資がスムーズに得られるようになる段階がこのシリーズAです。

シリーズAとは、「マーケティングの開始」「サービスの開始」「システム本格稼働開始」など、利益に直結する事を始めていく段階です。

利益を生み出して計画通りに進むことで、「シード」や「アーリー」では数百万だった出資が数千万~数億円までの出資が見込める段階です。

つまり、計画したビジネスが筋書き通り進むことで、投資家の信用がより高まり、短期的に確実なものになるため、リスクも少なく良い投資対象になりやすいということです。

また、ベンチャーキャピタルや投資家の信用だけではなく、社会的信用も得られるため、複数の投資家から選ぶことも可能になるのがシリーズAです。的確なアドバイスをくれたり、経営理念がしっかりしている投資元を選ぶ力も必要になってきます。

 

シリーズB(グロース)

 

シリーズBとは、知名度や利益が拡大し始めた後に「株式上場」「売却」などの段階に移行するシリーズです。

数億円の出資が見込めますが、黒字の増加を重視して行く段階です。ここでは成功例があるため、もっと企業の成績が上がる慎重性のあるビジネスプランをアピールすることで大きな出資が見込めます。

ビジネス規模拡大に伴い、使う資金の規模も大きくなります。この段階では、1社からの出資にこだわらず、複数の会社の出資を得ることも必要になってくる段階です。

「企業の合併や買収(M&A)」や「上場」が大きな課題になってきます。

 

シリーズC(レイター)

 

海外進出や買収など、日本の中枢となる企業となり、世界とも戦っていくような大きい企業になるためにも、予算を活用し莫大な利益を上げていく事が求められます。企業の買収や、海外と対等に戦うためには大きな成長が求められてきます。10億円などの大きなお金を動かすこともあり、多くのスタートアップが目指す目標の一つです

 

投資ラウンジのシードにアドバイス

 

 

ベンチャーキャピタルでの資金調達がおすすめ

 

シードからアーリーと段階を踏んで企業は成長していきます。つまり、初期の段階でも出資を見込めるベンチャーキャピタルからの資金調達ではおすすめになってきます。

ベンチャーキャピタルとは、株式上場前の段階の成長可能性がある企業を見定めて投資していく会社です。

個人ではなく会社の莫大なお金を成長が見込める企業に投資し、投資先が株式上場した際に、投資した額よりも増加した金額を回収する方法で運営している会社です。

実は、「金融機関の融資」では「返済が必須」であり借金となりますが、「ベンチャーキャピタルからの出資」では「返済が必須ではない」と言う大きなメリットがあります。

 

つまり、ベンチャーキャピタルからの出資を受けて失敗したとしても、借金にならずまたシードからやり直す事も可能です。そのため、資金調達をする際はベンチャーキャピタルからの出資を目標にしていくのが良いかもしれません。

 

まとめ

 

 

これから起業を考えている人にも、投資側になっていく人も、「投資ラウンド」を理解して行くことでより円滑に進めていくことができるでしょう。企業のフェーズについて、大まかに把握することで、ビジネス全体の動きが見えてきて、安定した起業の行く先を想定できます。「起業側」も「投資側」も投資ラウンドを理解した上で上手に今後の方針に取り入れていきましょう!

Geekly Media
ライター

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