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企業分析のやり方を転職のプロが解説!押さえておくべき項目からおススメの手法をご紹介!

転職活動の中で絶対に外せない項目といえば企業分析です。
企業のことをより詳しく知ることで、企業の求めている人材や、企業の現状や課題を知ることができ、転職成功につながりやすくなります。
また、採用された後も求められていることが明確に見えて、成果につながりやすくなります。
今回は企業分析の手法など徹底解説していきます。

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企業分析の目的とその重要性

 

 

目的は自分に合う企業を見つけること

 

転職において企業分析をする最大の目的は、『応募しようと思っている企業が、自分にマッチする企業かどうかを知るため』です。

どういった事業をしている会社なのか、どの程度の規模の会社なのか、また業界内でどのような立ち位置なのかなどを知ることで、理解を深め、自分に合っているかを見極めていきます。

また、企業分析を行うことで、自分がいかにその企業で働きたいかの熱意もアピールできます。

企業理解を深め、自身の強みを生かせるポイントを見つけ、企業側に「こういった人材は弊社の求める人材だ」と思わせることもできます。

自分にマッチする企業なのかどうかを見極めるために、また企業に熱意をアピールすることが、企業分析の目的です。

 

企業分析でミスマッチを防ぐことが重要

 

 

転職した後に、「やっぱり少し違ったな・・・。」とならないためにも、企業分析は重要です。

今の日本においては、転職は何回もするものではないという風潮があります。

もちろん自分自身にとっても、大変労力がかかるし、費用もかかるものになるので何回も転職活動をすることは歓迎できないと思います。

ミスマッチを防ぎ、満足いく転職をするために、企業分析は重要なことです。

 

企業分析だけではない!業界分析も忘れないで!

 

 

企業分析の目的や重要性はご理解いただけたと思います。

しかし企業分析だけでは十分ではありません。ここで忘れてはいけないのが、業界の分析です!

では、なぜ業界分析が必要なのでしょうか?その目的、分析方法を紹介します。

 

業界分析の目的は志望企業のことをより理解するため

 

業界分析をする最大の目的は志望企業への理解をより深めることです。

志望企業は業界の中でどの程度のシェアを占めているのか、競合他社にはどのような特徴があるのかなどを知ることが重要です。

この業界分析を行うことで、自分に合う企業が実は業界内の別の会社ではないかということに気づくきっかけにもなります。

 

業界分析はインターネットでの情報収集が効率的

 

業界分析はどの世に行うのが効率的なのでしょうか?

新聞などで日ごろから情報収集をしておくと業界内のニュースなどを知ることができていいのですが、この方法では大変時間がかかり、効率的ではありません。

そこでインターネットを活用して業界研究をしましょう。

最近は就職情報サイトが業界研究用のサイトを運営しています。

非常に効率的に業界研究をすることができます。

またここで得た情報から志望企業の競合他社の情報を得て、企業のホームページを見ることもいいでしょう。

効率的に業界分析を行うためには、インターネットの活用が大事です!

 

企業分析のやり方 志望企業のホームページ

 

 

志望企業のホームページで確認すべきポイント

 

志望企業のホームページはどこを見ればいいのでしょうか?

多くの方が悩むところだと思います。

実は見るべき項目は結構あります。紹介しますので、確認してください!

企業情報/事業内容/制度/採用情報

以上の4つは外せません。

『企業情報』では企業の成り立ち、規模や理念、などといった基本的な情報を得ることができます。

『事業内容』はどのようなビジネスで会社を経営しているのかを知ることができます。

自分が知らなかった事業を展開している企業は意外とあります。

タイヤメーカーがスポーツ用品メーカーだったなんてことはよくある話です。

『制度』においては人事制度や、福利厚生の制度、休暇などの制度について知ることができ、労働環境や、人材開発にどの程度力を入れているのかなどを知ることができます。

『採用情報』では選考のプロセスや、どのような仕事をするのか、給与はいくらなのかを知ることができます。

 

掘り下げるには代表の挨拶は見ておくといい

 

基本的な情報さえ押さえておけば問題はありません。

ただ、それではライバルたちに差をつけることができません。

そこで、ライバルに差をつけるためにどうすればよいのでしょうか?

すべての企業ホームページにあるわけではありませんが、『代表挨拶』の項目を見ておくことをお勧めします。

会社の代表である方のお言葉ですので、志望企業の経営方針や、課題などを知ることができるかもしれません。

代表の考え、会社の考えに共感できて、さらに熱意をもって面接に臨むことができることもあります。

 

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企業分析のやり方 会社説明会に参加

 

 

会社説明会に参加するメリットは直接話ができること

 

転職市場においては会社説明会をしている企業は稀ですが、会社説明会に参加できることは大変メリットがあります。

まず、実際にその企業で働いている人と会うことができる。

次に、会社のことを理解している人から説明を受けることができる。

最後に、疑問に思ったことはその場で解決できる。

実際に企業で働いている人と会うことができるのはとてもメリットがあります。

会社の雰囲気を知ることができること、実際にその企業で働いている人の生の声が聴けるのはインターネットでは知りえない情報になります。

会社のことを理解している人から説明を受けることができることも大きなメリットです。

インターネットだけでは理解しきれない情報というのは多々あります。

その情報を補完できることは大変なメリットです。

直接言葉で教えてくれるので、自身の企業理解も高まります。

説明の中で疑問に思ったことをその場で解決できることは、志望企業の理解が高まるうえではいいことです。

また疑問に思ったことを短時間のうちに解決できるという点では非常に効率的です。

 

デメリットは説明会をしている企業が少ない上に非効率なこと

 

転職市場において、会社説明会を行っている企業は少ないです。

新卒学生を対象とした会社説明会は広報解禁と同時に頻発するのですが、転職市場では合同企業説明会くらいしかありません。

ごく稀に企業が個別で行っているケースもあります。

また、日程も限られているので、企業分析のためだけに説明会に参加するのは効率的ではありません。

その場で疑問を解決できるという点では効率的ですが、企業分析全体を通した中では非効率な分析方法といえます。

 

企業分析のやり方 求人広告や転職エージェントを活用

 

 

 

求人広告で企業分析

 

転職情報サイトなどの求人広告は求職者へ向けて情報を発信しています。

求職者に見てほしい情報なので、求職者にとっては企業分析をしやすい情報になります。

人材要件、仕事内容、企業がアピールしているポイントの、3つを見るのがいいでしょう。

しかし注意も必要です。情報量が充実していないケースもあります。

そのため、十分な情報を得られずに企業分析ができないということがありますので、注意してください。

また、求人広告にはメリットは十分に記載されていますが、デメリットはあまり記載されていません。

デメリットを見抜くことが求人広告での企業分析の最大ポイントになります。

 

転職フェアで企業分析

 

規模の大きなものになると東京ドーム球場規模の建物1つを借りきるような場所で開催されます。

複数の企業が集う中途採用者向けの大イベントです。ここでは直接、企業の社員からリアルで新鮮な情報を知ることができます。

 

区切られた企業ブースには、会社資料や求人の募集要項などが分かりやすくまとめてあります。

また、多くの企業ブースを気軽に訪れることができるため、自分にマッチするような新しい企業と出会う機会も増えます。

企業分析の効率も上がりますし、きっと転職の幅も広がることでしょう。

 

会社四季報で企業分析

 

業界における志望企業のシュアや社員の平均年収、定着率、社員平均年齢など知ることができます。

客観的に数字で志望企業の状態を調べることができるでしょう。

また、プロの専門家の企業評も役立つはずです。

 

企業の今後の展望予想や伸びしろといったことも、プロの専門家のコメントから参考にできる部分が多くあります。

特に志望企業と競合他社を比較するときには大変便利です。

 

知人・口コミで企業分析

 

知人が志望している企業に勤務していれば、社風や業務内容、縦の繋がりや横の繋がりなど組織内の力関係も知る機会があるでしょう。

しかし、知人が自分の志望する企業に勤めているというケースは稀なはずです。

例えば志望企業と同じ業界に勤めている、もしくは同じ企業の選考を受けたことがあるといった知人がいた場合でも話を聞いおきましょう

求人票や公開されているデーターだけではわからないことが分かるかも知れません。

 

また、最近では企業の口コミサイトがあります。大手になるほどこの手のサイトは多いでしょう。実際に中で働いている社員の声を知ることができます。

ただし注意したいのは、そのまま鵜呑みにしないことです。誇張や嘘も書かれていることが多いので、参考程度にとどめて起きましょう。

 

ビジネス雑誌・新聞・業界紙で企業分析

 

ビジネス雑誌には企業の幹部がインタビューでコメントを出していたり、今後の展望を語っていたりします。

こういったインタビューから企業が注力している事業や求めている人材が語られているケースがあります。

 

自分が気になる企業が掲載された回が過去にあれば、そのビジネス雑誌のバックナンバーをチェックしておくのもおすすめです。

業界のトレンドを常に確認しておくのも企業分析には必要です。

ビジネス系のニュースは紙媒体だけではなく、電子版も存在するため毎日欠かさずチェックしておいてください。

 

転職エージェントで企業分析

 

転職エージェントは企業分析、情報分析共に、非常に効率的に行うことができます。

エージェントにいる方々はプロフェッショナルです。

業界の知識や、求人募集をしている企業の情報などを十分に持っています。

どんどん聞いていくのがいいと思います。

しかしこちらもデメリットはあまり伝えてくれないケースがあります。

また、求人を扱っている企業の情報であればいいのですが、求人を扱っている企業の数は求人情報サイトほど多くないので、聞きたい企業の情報を有しているかは不明です。

 

おススメの企業分析方法!

 

 

おススメはインターネットを活用した企業分析

 

効率的に企業分析を行うには、やはりインターネットを活用した方法になります。

自分で調べることができるため、非常に効率的です。

ただ、深い情報は得ることができないケースが多いです。

深い情報は、面接の機会など直接お会いできる場面があった際に聞いていきましょう。

もともとの志望度が高く、何としてもその企業で働きたいという方は、時間をかけてでも会社説明会に参加したり、転職エージェントからの情報を入手するなど、効率にこだわらない方法で企業分析を行ったほうがいいです。

後悔しないためにも、効率にこだわることなく、徹底的に調べて下さい。

 

最後に~効率重視はインターネットを活用せよ!

 

 

今回は企業分析について解説してきました。

企業分析のやり方は様々ありますが、やはり手ごろに効率よく行えるという点では、インターネットを活用した情報収集が一番です。

ただし、転職先の企業として志望度が高い場合には、転職エージェントや会社説明会に参加するなどして、より詳しい情報を得る必要があります。

また、企業分析だけではなく業界分析も行うことで、より深い理解を得ることができます。

一概に「この方法がいい」とは言い切れませんので、インターネットだけでなく、自身に合った方法を見つけてください。

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この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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