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Web面接のメリットを対面面接と徹底比較!それぞれデメリットやどっちがいいかも解説します

コロナ禍で、リモートワークを導入する企業も増え、採用面接も対面面接だけでなくWeb面接も主流になってきました。転職活動での面接もWeb面接か対面か自分で選べるようになったことから、どちらの方法で臨むか迷う方もいるでしょう。今回はWeb面接と対面面接のそれぞれのメリット・デメリットの解説とともに、気をつける点について紹介します。

増えているオンライン面接(Web面接)

 

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オンライン面接(Web面接)とは

 

オンライン面接は、パソコン、タブレット、スマホなどの通信機器とインターネット回線を使った、自宅でできる面接を意味します。

Web面接とも呼ばれ、通信機器の内臓カメラを使い自宅にいながら実際に面接官と顔を合わせることが可能です。

Zoom」「Googleハングアウト」「Skype」などツールも充実して、どんどん身近になっています。

オンライン面接が始まったのは実は古く、日本ではインターネットが普及した2010年頃から始まりました。

その後は一人一台以上スマホを持つ時代に変わり、人の動きをリモート化する流れとなったことで、急速にオンライン面接が浸透しています。

 

面接をオンラインにする企業が増えている

 

パソコンがなくてもスマホさえあればオンラインでのミーティングが可能になったことで、面接をオンラインで行う企業も急速に増えています。

その気軽さから面接前にオンライン面談を取り入れる企業も多く、企業は一人一人の人材へ丁寧なアプローチが可能となりました。

応募者にとっても面接へのハードルが下がり、双方にメリットが生まれやすいことも特徴でしょう。

 

 

一見、面接がオンラインになることはメリットが多いようにも感じます。

今まで主流だった対面型の面接と、徐々に広まっているオンライン型の面接、それぞれにどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

 

 

対面面接のメリット

 

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対面面接のメリット
  • 面接官の細かい表情の変化や空気感を肌で感じられる
  • 職場が見学できる
  • 自分の雰囲気が相手に伝わりやすい

 

面接官の表情を見てテンポよく話せる

 

オンラインでも面接官を見て話はしますが、画面を挟んで話すことと目の前に人がいて話すことは、話しやすさに大きな違いがあります。

実際に同じ場で対面する対面面接は、面接官の細かい表情の変化や空気感を肌で感じることができるというメリットがあります。

画面越しよりもテンポよく会話できるため、こちら側も気持ちを伝えやすくなります。

 

実際の職場を見ることができる

 

会社に赴いて面接を行うため、実際の職場を見れることもメリットです。

企業によっては会議室などに通されて事務所を見れない場合もありますが、面接後に希望すれば自分が働く職場を見学できるかもしれません。

実際の職場から実態を知る機会にもなる上に、自分が働く姿を明確にイメージできるようになります。

 

企業側が応募者の雰囲気を汲み取りやすい

 

応募者側が面接官と話しやすいと感じることと同様に、企業側も応募者の持つ雰囲気を汲み取りやすいことも対面のメリットです。

直接話せることで「自信を持って話すタイプ」「緊張して目を見て話せないタイプ」「会話の意図をしっかり読み取れるタイプ」というように、応募者の性格も見えることから社風ミスマッチの防止などにも繋がります。

 

 

対面面接のデメリット

 

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対面面接のデメリット
  • 移動時間がかかる
  • 交通費がかかる
  • 企業の面接選考まで進む難易度が上がる
  • 現職者の場合仕事と面接の日時設定を合わせるのが難しい

 

面接のためだけに移動が必要

 

対面で面接をするためには、応募者がその企業まで赴くための移動が必要です。

ほとんどの場合、移動のための交通費は応募者の負担のため、応募者は移動時間と交通費を面接のためだけに費やすことになります。

その面接で内定が出れば費やした時間とお金も報われますが、お断りとなればそれらを失うことになることが大きなデメリットでしょう。

 

気軽にできない

 

わざわざ応募者に会社まで赴いてもらうことになるために、企業は気軽に面接をすることができません。

面接のための場所の確保などもあるため、書類選考の時点で面接する人数を最低限に絞る必要があることがデメリットです。

面接する人を厳選するということは、企業は人材との出会いも最低限に絞り込まれることを意味します。

 

在職中など忙しい人と時間を合わせにくい

 

応募者が離職中の場合、面接は企業の営業時間内に対応が可能です。

しかし、応募者が在職中だと営業時間と勤務時間が被ることがあり、面接時間の調整が困難になることもデメリットです。

このような場合、応募者が有給を取るケース、面接官が残業をして応募者の勤務を終えてから夜に面接をするケース、休日に面接を設けるケースなどが通常です。

 

 

オンライン面接のメリット

 

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オンライン面接のメリット
  • 交通費や移動時間がかからない
  • 「カジュアル面談」など面談の幅が広げられる
  • スケジュール調整がしやすい

 

費用を抑え、時間を有効活用できる

 

オンライン面接は、面接をする企業に応募者が赴く必要はなく、交通費や移動時間などの負担がなくなることがメリットです。

企業側も、会場確保などにかかるコストが削減されます。

会場準備の時間や移動時間がなくなることで、企業側にも応募者にも面接をもう一つ増やせるといった、時間の有効活用ができるようになります。

また、地方から東京など首都圏への転居を伴う転職を検討している方にとってもオンライン面接は大きなコスト削減になります。

 

カジュアル面談など間口を広げられる

 

企業側にも応募者側にも負担が少ないオンライン面接は、気軽に行えることも大きなメリットでしょう。

このメリットを活かし「カジュアル面談」と銘打った、会社説明や簡単に話をするだけの時間を取る企業も増えています。

企業の面接する間口が広がるということは、応募者にとってチャンスが増えることを意味します。

 

隙間時間や即日面接なども可能

 

上述したように、移動や準備時間が不要になるため、忙しい業務の合間の隙間時間で面接できることもメリットです。

双方の都合がつけば、即日に面接することも可能でしょう。対面面接の場合、1日に行える面接は多くても3回程度ですが、オンラインはスケジュール調整のしやすさから、それ以上に面接を入れることもできます。

 

 

オンライン面接のデメリット

 

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オンライン面接のデメリット
  • 声の抑揚や表情が伝わりにくい
  • コミュニケーションが取りづらい
  • 通信機器やネットトラブルで面接が中断されることがある

 

コミュニケーションが取りづらい

 

声が聞き取りにくかったり、返事のタイミングが取りづらかったり、コミュニケーションをスムーズに行えないことがオンライン面接の大きなデメリットです。

対面だったら感じ取れる小さな相槌も、オンラインではほぼ感じ取れないために話を伝わっているのかよく分からないことも多いことが事実です。

カメラではなく画面を見るために相手と目を合わせることはできないのも、コミュニケーションが困難になる原因でしょう。

 

誤解を生まないように慎重になる必要がある

 

コミュニケーションの取りづらさから、相手に対して良くない印象を受け誤解を生じさせる可能性もあります。

誤解を生まないように、慎重かつ丁寧なコミュニケーションが求められることも、オンライン面接における一つのデメリットです。

 

通信機器のトラブルが起こる可能性

 

インターネットの通信状況によっては画像が乱れたり、音声が入らなかったり、対話を途切れてさせてしまう不安定さが残ることもオンライン面接のデメリットと言えます。

近年のオンライン面接の需要が高まり、オンラインミーティングのツールも年々安定さが増していますが、まだまだ完全とは言えません。

 

 

対面面接とオンライン面接どちらが良い?

 

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まずは気軽にオンライン、次の面接で対面が理想

 

面接を対面でするのもオンラインでするのも、どちらにも得難いメリットがあります。

それぞれのメリットを最大限に活かして、まずは気軽にオンライン面接をして、次に対面面接を行うことが、企業にとっても応募者にとっても理想かもしれません。

どちらかを選ぶのではなく、両方の特性を活かして適宜利用することが一番良い方法でしょう。

 

選べる時はどっちがいい?

 

企業側から選択肢として対面面接・オンライン面接どちらも提示されることもあると思います。

その場合は、ここまで解説して来た内容を元に無理なく転職活動を進められる方を選ぶと良いでしょう。

また、回答をメールで返信する場合には冒頭に連絡をいただいたことへのお礼を述べることを忘れないでください。

対面かオンラインか、決められない方は次の適性も参考にしてください。

 

対面面接が向いている人

 

やる気や熱意を伝えたい人、ポテンシャルをアピールしたい人は対面面接の方がやりやすいと感じる傾向にあるようです。

通信障害などオンライン特有の障害を一度でも経験してしまうと、対面面接の良さを痛感してしまうのではないでしょうか。

面接の前後の所作、立ち居振る舞いなどのソフトスキルに自信がある人は対面面接の方が実力を発揮しやすいでしょう。

空気感を直接感じる事が出来るので、相手の表情にあわせて話す内容を変えたい人にとっても合っていると言えます。

 

【対面面接の方が適した状況の人】

  • ・ポテンシャル採用の場合(第二新卒や20代での転職など)
  • ・面接内容だけでなくマナーでもアピールできる人
  • ・コミュニケーションが好き、得意な人

 

オンライン面接が向いている人

 

あがり症、緊張しやすいという人は、面接対策をしていても面接中に内容が飛んでしまう事もあると思います。

自宅で受けられるオンライン面接であれば、直前まで面接対策が出来ますし、いざという時のためにパソコンの横にメモを忍ばせておく事も可能です。

入室退室時のマナーに自信がない場合もオンラインの方がありがたく感じられるのではないでしょうか。

何より、退職前で仕事と並行して転職活動中であれば、スケジュール調整がしやすいオンライン面接の方が向いていると感じるでしょう。

 

【オンライン面接の方が適した状況の人】

  • ・緊張が良くない方に働いてしまう人
  • ・面接の内容に集中してアピールしたい人
  • ・就業中の人

 

合否に影響はある?

 

解説して来た通り、対面・オンラインの面接にはどちらもメリット・デメリットがあります。

そのため一概にどちらが有利でどちらが不利という事はありません

先ほど述べた通り、一般的に対面の方がより熱意が伝わったと手ごたえを感じる求職者が多いとされています。もし不採用であった場合も、後悔せずに次へ切り替えやすいとも言えるかもしれません。

しかし熱意は、やりとりのスピーディーさなど面接以外の対応でも伝えることは可能です。

仮に企業から対面での面接が指定されたのであれば、実際に顔を合わせてコミュニケーションを取ることを重視している企業なのだという認識で臨むと良いでしょう。

 

 

対面面接とオンライン面接、気をつける点とは?

 

 

対面面接で気を付ける点

 

対面面接は直接会社へ赴き面接官に会うため、「面接時間に遅刻しないこと」「足の先まで身だしなみを整えること」が前提の注意事項となります。

行動、姿、態度の全てを面接官や受付の人に見られ評価されているということが、気を付ける点です。

対面しているという利点を活かし、「要所要所で面接官の目を見て話す」ことを忘れないようにしましょう。

 

オンライン面接で気を付ける点

 

①通信環境

オンライン面接が初めての場合、気を付けたいのが通信環境です。

いざシステムを開こうとしたらアップデートが必要だった、無線LANだからと部屋を変えたら障害物で通信が不安定になったなどのトラブルには気を配りましょう。映像・音声の事前チェックは必須です。

最近は背景を選ぶ設定などもありますので、うまく活用してトラブルに気を取られず面接に集中できる環境を整えておく必要があります。周囲の雑音が入らないかどうか、自宅なら急な来客に備えてインターフォンの音を切っておくなどの対策をおすすめします。

 

②事前の一言

あらかじめ「聞き取りづらい箇所がございましたらご指摘ください」など一言伝え、双方で聞き返しやすい環境を作っておくのもひとつの方法です。

開始前に伝えておくことで、こちらからも聞き取れなかった際に質問がしやすくなるはずです。

 

③印象に気を配る

オンライン面接で一番に気を付けたい点は、「丁寧なコミュニケーションを取ること」に尽きます。スムーズなコミュニケーションが難しいからこそ、声の大きさやトーンに気を配り話すようにしましょう。

表情が暗くならないように顔に向けてライトを当てたり、少しオーバー気味に相槌を打つなど、印象良く映る方法を研究してみることをおすすめします。話し終えたあとに「以上です」など一言付け加えるだけでも採用担当者の印象は変わるでしょう。

オンライン面接では細やかな気遣いや印象を良くするための工夫だけでなく、特有のマナーに気をつけることも重要です。マナーに関してわからないといった方も多くいらっしゃると思います。

 

オンライン面接のマナーに関しては事前に対策をする必要があるので、エージェントに相談して事前対策をしていくことがベストでしょう。

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まとめ

 

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  • 対面面接は面接官とより良いコミュニケーションをとることができる
  • オンライン面接は交通費や移動時間の負担が減らせる
  • 対面面接は企業で実際に働く現場などの雰囲気を知る機会がある
  • オンライン面接はスケジュールが合わせやすい

 

メリットの多さから、これからもますます面接の主流になるオンライン面接。

しかし、対面面接ならではのメリットも大きいために、今後は必要に応じてオンラインと対面を使い分ける企業が増えるでしょう。

それぞれの特性をうまく捉え、どちらの面接でも対応できるようにしておくことが大切です。

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この記事の監修者

松村達哉

新卒で総合人材紹介会社に入社し、6年半の間、プレイングマネージャーとして、キャリアカウンセラーと法人企業へのコンサルタントを兼務。2011年12月にIT・インターネット業界に特化した株式会社ギークリーの立ち上げに参画し現在に至ります。カウンセリング人数は述べ4000名にのぼり、某転職サイトのキャリアカウンセラーランキングで、3位(2500名中)を獲得した実績もございます。

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