
書類選考免除とは?理由・メリット・注意点と面接確約事例も紹介
転職面接を行う中で、時折「書類選考免除」「面接確約」といった求人案件が目に入るという方もおられるはずです。転職採用試験で、書類が一切要らないのだろうか?いきなり面接から始まる企業もあるのか?という疑問を持ってしまいます。今回は、書類選考免除や面接確約の詳しい内容とそのメリットなどを解説します。
目次
書類選考免除(面接確約)とは?
書類選考免除とは、選考のプロセスにおける履歴書や職務経歴書を提出し、選考される工程が省略されることです。
面接確約もほぼ同義ですが、より企業の採用への意欲が強く、企業がオファーのメールなどにおいて用いるケースが多いです。
いずれも書類選考をスキップして面接に進みたいという企業の意思であり、選考の最初の工程が面接になるという点で共通しています。
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書類選考免除(面接確約)になる方法
書類選考免除(面接確約)となるのは、自薦ではなく転職エージェントやスカウトサービス経由でオファーされるケースが一般的です。
- ・スカウトメールを利用する
- ・転職エージェントを利用する
以下、流れを解説します。
スカウトメールを利用する
転職サイトに登録し、企業からのスカウトメールを受け取ることで、書類選考が免除されるケースがあります。
興味を持った企業からスカウトメールが届き、「書類選考免除で面接確約」のように記載されている場合もあります。返信すれば、直接面接に進む流れです。
企業側があなたのプロフィールに興味を持って送るため、通常よりも選考通過率が高く、面接確約がつく可能性もあるでしょう。
転職エージェントを利用する
転職エージェントは、あなたの経歴や希望をもとに、企業に推薦してくれます。エージェント経由で応募すると、企業との信頼関係により書類選考が省略され、直接面接に進めることも珍しくありません。
エージェントがあなたを推薦することで、企業は信頼性を重視し、書類選考なしでも面接に進められる人材だと判断できます。
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書類選考免除(面接確約)になる理由は?仕組みを解説
書類選考免除や面接確約を初めて目にした方の中には、からくしが知りたい、怪しいのではないかと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ここでは、仕組みについて解説します。
- ①転職エージェントがスキルを保証し、企業に推薦するから
- ②企業が求める特定のスキル・経験にマッチしたから
- ③企業が採用に積極的で、多くの候補者と直接会いたいから
不安にならないよう、企業側の理由を把握しておきましょう。
①転職エージェントがスキルを保証し、企業に推薦するから
転職エージェントは、求職者と面談を行い、これまでの経歴やスキル、人物像を深く把握したうえで企業に紹介します。
この際、書類では伝わりにくい人柄やコミュニケーション能力なども評価しているため、エージェントが推薦することで、企業は安心して書類選考を省略できます。
信頼のおけるエージェント経由での応募であれば、「この人なら一度会ってみよう」と面接からスタートするケースも少なくありません。
②企業が求める特定のスキル・経験にマッチしたから
企業は明確なスキルや経験を求めていることが多く、登録されているプロフィールや職務経歴書がその条件と一致していると、書類選考を飛ばして面接へ進むケースがあります。
特にIT・Web系職種や営業職などでは、特定のツールの使用経験や業界経験があるだけで即戦力と判断されやすく、スカウトメールで「書類選考免除・面接確約」の案内が来ることも珍しくありません。
企業にとっても、効率よくマッチした人材と出会える手段の一つです。
③企業が採用に積極的で、多くの候補者と直接会いたいから
急募のポジションや採用を強化しているタイミングでは、企業が「できるだけ多くの人と会いたい」と考える場合があります。
このようなとき、企業はスカウトメールや転職エージェントを通じて積極的に候補者へアプローチし、書類選考を省略して面接を設定することも多いです。
特に成長中のベンチャー企業や中小企業では、書類よりも「実際に話して判断したい」という方針をとっていることが多く、応募ハードルが下がる傾向があります。
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書類選考免除(面接確約)のメリット
書類選考免除や面接確約の主なメリットは次の2つです。
- ・書類作成の手間が省ける
- ・人柄や熱意を直接アピールできる
以下、それぞれ解説します。
書類作成の手間が省ける
書類選考免除と面接確約が取れれば、転職活動の時間短縮ができ、効率よく動けます。
一般的な転職選考手順では、書類選考の結果は約1週間、1次面接の結果で約1週間、最終面接の結果で約1週間が目安です。内定が出るまでに1ヶ月の時間を予測しておく必要があります。
しかし書類選考免除となればその時間が短縮され、さらに1次面接も免除となればより短縮されます。
複数の求人に応募した場合に、スケジュールを組むのにも効率がよくなる点は大きなメリットです。
書類選考免除や面接確約をしてくれる企業を中心に活動すれば、転職への労力の負担が軽減されます。
人柄や熱意を直接アピールできる
人柄や熱意は、応募書類よりも面接の方が伝えやすいでしょう。
直接アピールする機会が早く得られることで、双方の温度感が高いまま選考を進められます。
特に志望動機や自己PRは、書類に記載した内容に加えて面接で話すことで、より入社意欲の高さを伝えやすくなります。
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書類選考免除(面接確約)の注意点
書類選考免除や面接確約という言葉で、選考が有利に進むだけでなく内定に近づいたという印象があるかもしれません。しかし、実際には注意も必要です。
- ・履歴書・職務経歴書は必要になるケースが多い
- ・面接以降落ちるケースもある
以下、注意点について解説します。
履歴書・職務経歴書は必要になるケースが多い
書類選考免除と聞いて、履歴書作成は要らないと思われがちです。しかし多くの場合、面接当日に応募書類を持参するよう言われる点に注意しましょう。
あるいは面接前に送付を指示する企業もあります。
書類選考免除だからと、書類自体が不要というわけではないため、通常通りしっかりと準備しましょう。
面接以降落ちるケースもある
書類選考免除や面接確約=内定ではありません。有利になる可能性はありますが、あくまで書類選考の段階をスキップして面接からスタートするという意味です。
面接時に準備不足だったり、持参した応募書類に不備があれば、落ちるケースもあります。
面接準備を含め、通常の選考と同様にしっかりと準備しておくことが大切です。
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書類選考免除(面接確約)の事例を紹介
転職活動して成功した方の中で、実際に書類選考免除となり、面接確約から内定を得て再就職を果たした方の実際の声を確認してみましょう。
実際に転職エージェントへ登録し、未経験分野の企業から書類選考免除のスカウトメールが届いた方の事例です。
転職エージェントへのご登録時点では転職意向度は高くなく、現状の自分の情報を入力しておいただけで、徐々にスカウトメールが届くようになりました。
ある1社の面接の案内を受けることにしたところ、スカウトメールの内容通り書類選考が免除され、応募して面接からのスタートでした。
面接当日には、履歴書と職務経歴書の持参が必須とあり、面接の進行も、履歴書を眺めながら質問に回答していくといった流れでした。
求職者様の声
私が書類選考免除や面接確約により転職に成功した大きな理由は、転職サイトやエージェントへ登録した際のレジュメの詳細にこだわったからです。
できれば、オファーをくださる良心的な会社から判断したい気持ちもあり、多くのオファーを受けるにはどうすればよいのか考えました。
そこで自分自身の情報であるレジュメ項目を詳細に埋めるようにし、職務経歴書とも引けを取らないレベルに作り込んでみました。すると企業からも見つけてもらいやすくなったのか、オファーが増えていきました。
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書類選考免除(面接確約)についてよくある質問
書類選考免除(面接確約)についてよくある質問は次の通りです。
- Q.怪しい事例やブラック企業のケースもある?
- Q.内定そのものに有利?
- Q.実際の流れは?
以下、それぞれ解説します。
Q.怪しい事例やブラック企業のケースもある?
A.ブラック企業のケースもあるため、注意しましょう。
多くの場合は企業の事情や判断により書類選考免除や面接確約を決めているため怪しくないものの、一部注意すべき求人もあります。
「常に人手不足」「誰でも良い」という企業はブラックの可能性が高いかもしれません。
Q.内定そのものに有利?
A.内定に有利に働く可能性があります。
書類選考免除や面接確約を推奨する求人の場合、やはり採用に積極的であることが大きいといえます。
他の応募者と比較しても、面接にて有利に捉えてくれる可能性も秘めています。
ただし、基本的に書類選考免除と面接確約を保証するだけであり、内定を保証するものではありません。
最終段階では、一般的なルートで残った他の候補者と同じだと捉えましょう。
Q.実際の流れは?
A.転職サイトや転職エージェントから届くケースと、企業から直接届くケースで流れが異なります。
転職サイトや転職エージェントよりオファーが届く場合
通常の転職サイトでの流れは、書類選考免除の条件が合いそうな登録者へ、「オファー」などの名称で企業説明会などの告知情報が届きます。
企業側の設定した検索条件に登録情報がマッチしているために送られますが、求人の閲覧情報などからAIが判断して自動的にピックアップしている事例も多いため、オファーメールは書類選考免除や面接確約そのものではありません。
ただし、そこに応募した登録者からその後再選考し、企業より面接確約のお知らせを送る場合があります。
また、転職エージェントへ登録したスカウトレジュメより、個別面談のオファーを依頼するケースもあります。その内容や条件から判断し、要件が満たされていると思えば返答します。
まずは転職エージェントと面談をして、その求人案内に関する詳しい説明を受けることができます。
この場合は、エージェントが仲介役になってくれるため、企業側も信頼して面接確約につながりやすい流れです。
転職エージェントが取り扱う企業側がオファーする場合
転職エージェントにて公開しているスカウトレジュメを、直接企業が見つけて、登録者へオファーするケースです。
プライベートオファーでもあることから面接確約が保証されているともいえます。もし条件さえ整うようならば積極的に返信するとよいでしょう。
書類選考免除の上で、そのまま面接が受けられます。
【あわせて読みたい】スカウトメールに返信が必要?対応について詳しくはこちら⇓
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転職エージェントを利用して効率よく転職しよう
書類選考免除や面接確約のシステムが役立つ理由は、応募者も企業側もマッチングしやすく、時間などの効率面を考慮している点です。
転職活動の利便性を図る意味でも、転職エージェントや転職サイトの便利な仕組みを有効活用しながら、自分らしく転職に成功するのが理想的です。
ただし、書類選考免除や面接確約は、あくまでも一時的な通過点でしかありません。そこから先の内定を獲得するためには気を抜かないようしっかりと準備して臨みましょう。
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