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台風と面接予定が重なった場合の対応を解説!有能な転職希望者がとるべき行動は?転職エージェントが紹介

台風と面接予定が重なっている場合、面接は原則実施されますが状況次第で中止・延期の可能性もあります。イレギュラーな対応が必要な場合に備え最新の台風情報チェック・様々なケースのシミュレーションなど、事前準備をしておきましょう。イレギュラーな事態だからこそ、万全の準備をしておくことで機転が利く有能さをアピールするチャンスでもあります。

原則は実施する方向で対策

 

署名,手,ペン

 

台風の影響が考えられる日の面接について応募者側はあくまでも実施される前提で準備を進めましょう。

もちろん、応募者の安全が確保できることが大前提です。

そもそも、面接を実施するということは企業側も採用に対して前向きであると考えてよい状況です。

また、企業側も人や時間など面接に相当のリソースを割いています。

例えば、事前にポートフォリオを確認したり聞いてみたい質問をピックアップしたりするなどの事前準備を行っています。

面接に割いたリソースを無駄にせず優秀な人材を確保するために企業側もできるだけ実施を前提としてスケジュールを組んでいるのです。

 

中止・延期の可能性がある場合

 

カレンダー,壁掛けカレンダー,日々

 

台風と面接予定日が重なってしまった場合、企業はできるだけ面接実施の方向性を模索します。

ただし、台風の規模・面接開催場への影響・企業の考え方によっては当然中止・延期となることもあります。

 

実施判断は企業が行う

 

台風の影響による面接実施については自分で判断せず企業からのアナウンスで判断することが大事です。

応募者側から中止・延期の可能性を示唆するのはハードルが高い提案のため企業側に判断を委ねることが原則となります。

事前の確認も応募者側から採用担当者に連絡する必要は基本的にありません。

 

中止が考えられるケース

 

仕事,技術,携帯電話

 

暴風域に直撃する可能性が高い・暴風警報発令など、安全面のリスクが大きい場合は企業側の判断で面接が中止・延期されます。

注意報程度であれば面接を実施するケースが多いです。

ただし、最近の台風は巨大化する傾向があり企業方針によっては注意報程度でも危険と判断する場合があります。

一般的には面接の2~3日前に連絡が来るので油断せずに連絡をすぐ受けられる準備が必要です。

中止・延期が決定した時点で採用担当者から応募者への連絡が始まるので携帯電話の着信を逃さないようにしておきましょう。

 

当日ぎりぎりまで判断を待つケース

 

台風の影響による面接実施の判断をぎりぎりまで待つ場合、採用担当者からの連絡が当日の朝になります。

連絡を受けてからだと面接予定時間に間に合わない場合は例外的に応募者から採用担当者への連絡が認められます。

当日起床した時点で台風情報を確認し中止・延期・実施のうちどの可能性が高いのか、ある程度予測をつけて準備をしておきましょう。

一般的には下記が有効な判断基準となります。

 

・電車やバス、飛行機などの公共交通機関が運行しているか

・学校が開校しているか

 

また、採用担当者に連絡する場合は中止・延期を前提とした相談ではなく判断をあおぐスタンスがベースとなります。

 

 

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台風情報の確認におすすめの情報機関

 

サイクロン,カタリーナ,ハリケーン

 

台風と面接との兼ね合いを検討する場合、まずは最新情報をリアルタイムで入手できるようにしておきましょう。

気象情報は様々な機関が提供していて民間の気象情報サービスの精度も徐々に向上しています。

予報円の誤差も小さくなってきているので事前にサイトのブックマーク・アプリのダウンロードをおすすめします。

中でも、下記4つが特におすすめです。

 

・気象庁

・NHK

・Windy

・JTWC(米軍合同台風警報センター)

 

NHKはデータ放送で市町村ごとの各種警報・注意報や近隣河川水位をチェックできるのが便利です。

Windyは風向き・雨量・気圧の強さが直感的にわかりやすいメリットがあります。

さらに時間ごとのシミュレーションもできるのでどの程度の事前準備が必要なのか予測に役立てられるでしょう。

JTWCは運営がアメリカ国防総省ということもあり予想の精度に信頼感があります。

 

台風の特徴にあわせた準備をする

 

ハリケーン,熱帯低気圧,タイフーン

 

台風の進路と面接日程が重なりそうな場合に注意しておきたいのが季節です。

実は、台風には夏台風秋台風がありそれぞれ特徴や対策が異なります。

つまり、面接時の事前準備もそれぞれの特徴を踏まえる必要があるのです。

もし、6~8月に予定している面接で台風の影響を受けそうなら台風の進路に注目して対策をしましょう。

夏台風はスピードが遅くどこに進むか予想が難しいことが多くあります。

例えば、2018年7月の台風12号は通常の台風とは異なる反時計回りの進路をとり近年まれに見る迷走をしました。

予報が大きく外れてしまう可能性もゼロとは言えず普段台風が来ないエリアでも絶対に影響がないとは言い切れません。

対して、9月以降に来る秋台風は動きが早く秋雨前線の影響を受けて巨大化しやすい傾向です。

記憶に新しい事例だと2019年10月の台風19号が挙げられます。

伊豆半島に上陸した後、東日本を中心に災害レベルの被害をもたらし多くの街や人に影響を与えました。

もし、9月以降の面接で台風の影響が考えられる日程なら発達状況に注目して事前準備にとりかかることをおすすめします。

 

面接が台風の影響を受けそうな場合の事前準備

 

台風は発生してから日本に接近するまで事前準備できる時間があります。

面接の日程が台風の影響を受けそうなら上陸する前にできる限りの事前準備をしておきましょう。

 

移動手段の確保

 

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面接が実施されるなら当日は公共交通機関の混雑を考慮し早めに移動するようにしましょう。

鉄道であれば予定していた時刻よりも2~3本早めるなどの対策をおすすめします。

また、遠方の企業へ面接に赴く場合、代替移動手段が確保できるのであれば予定していた移動日を繰り上げてしまうのがベストです。

 

代替交通手段が確保できないケース

 

遠方の企業との面接でどうしても代替移動手段が確保できない場合、企業の人事部や採用担当者に電話で事前相談しておきましょう。

当日の朝は企業側もイレギュラーな事態への対応に追われている可能性があるため1~2日前までの連絡が原則です。

企業側も早めに相談してくれれば日程変更やZoom・SkypeでのWeb面接に切り替える対応を検討できます。

 

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当日の持ち物・身だしなみ

 

台風が接近している中での面接は身だしなみや持ち物に雨風対策が必要です。

 

当日の防水対策

 

表面,雨,雨粒

 

注意すべきは履歴書・職務経歴書など面接必要書類の防水対策です。

また、ポートフォリオの紙質によっては湿気による紙のヨレで作品の印象が変わってしまうことがあります。

特にクリエイター職志望の場合、防水処理は万全にしておくことをおすすめします。

 

身だしなみ

 

スーツや靴など身だしなみが雨風のダメージを受けないようにするのも大事です。

台風は強風の可能性があり傘はおすすめできません。レインコートかレインジャケットを推奨します。

万全を期すなら移動は濡れても構わない格好で、できるだけ面接会場に近い場所でスーツ・靴を替える方法も検討してよいでしょう。

最近はビジネスシーンの着用に違和感のない革靴風のレインシューズも登場しています。

台風がよく来るエリア・時期の転職活動なら購入を検討してみてください。

 

メイク・ヘアセット・マスク

 

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意外に見逃しがちなのがメイクとヘアセットです。

雨風の影響でメイクや髪形が崩れていると基本的な身だしなみマナーの基準から逸脱してしまうことも考えられます。

また、本来であれば面接中のマスク着用は厳禁ですがコロナ禍という時節柄、判断に迷っている企業も少なくありません。

マスクは面接をスタートする前に着用したままでも構わないか、言い添えておくと安心です。

 

面接に向かう途中で不測の事態に巻き込まれたケース

 

面接当日、急な状況の変化で予定時間にあわせた到着が不可能になる可能性もゼロではありません。

例えば移動中に交通機関がストップ・遅延するなど、イレギュラーな事態に直面することもあります。

 

安全確保

 

まずは、冷静な判断をするため落ち着いて身の安全を確保しましょう。

特に、下記の場所にいる場合は地上のできるだけ頑丈な建物内へ速やかに移動してください。

 

・近くに川がある

・近くに崖や傾斜地などがある

・地下鉄の駅構内など地下1階より下にいる

 

移動先は公共施設・官公庁関連施設・ハザードマップ記載の緊急避難先が考えられます。

当日は多くの人が関連情報にアクセスしていることを考慮し事前にチェックしておきましょう。

 

採用担当者に連絡

 

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安全が確保できたら採用担当者の緊急連絡先に報告します。電話ができない場合、次点でとるべき連絡手段はメールです。

氏名・状況報告・メールでの連絡を優先した理由を添えて連絡し、通話できる状態になり次第すぐに電話での指示をあおぐ流れが理想です。

緊急時のメールは基本的なビジネス文書の定型文で構いません。

もし、心配であれば事前にサンプル文を用意しておくと用意しておくとスムーズです。

 

【重要】必ず自分から連絡する

 

最短時間での速やかな連絡は有能さのアピールに絶好のチャンスです。

だからこそ、イレギュラーな状況下での連絡は自分発信で行いましょう。

応募者側から卒なく連絡することで通常業務でも報連相をしっかり行うアピールになります。

 

採用担当者から折り返しの入電があった場合

 

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事前連絡により採用担当者から折り返しの連絡を受けた場合は速やかに応答しましょう

ただし、会社内の機密事項に関する報連相の可能性があるため周囲の環境・通話音量・声量には注意が必要です。

もし、気になるようであれば現在地を言い添え音量・声量に配慮が必要な旨をさりげなく伝えてみてください。

 

台風と面接予定が重なった場合のチェックリスト

 

□携帯電話・スマートフォンの充電が常に十分である

最新の台風情報を入手できるサイトをブックマークした

最新の台風情報を入手できるアプリをダウンロードした

□確実に面接会場までいける交通手段を確保した

□Web面接に切り替わっても対応できるネット環境が整っている

□履歴書・職務経歴書・ポートフォリオの防水対策

□レインコート・レインジャケット・レインシューズの準備

□タオル・ハンカチ・靴下・ストッキングの準備

□簡単にメイク・ヘアセットを整えられるアイテムの準備

ハザードマップの確認

緊急避難先の確認

□企業や採用担当者の緊急連絡先確認(電話・メール)

□緊急報告用メールの定型文準備

 

まとめ

 

キーボード

 

台風と面接予定が重なるのはかなりイレギュラーな事態です。

しかし、イレギュラーな事態だからこそ有能さをアピールできるチャンスの可能性があります。

不測の事態にも冷静に対応するためには事前に備えておく準備力が重要です。

事前に様々な場合のシミュレーションをして、それぞれどのような対策が必要になるかを検討しておきましょう。

もし、転職エージェントを利用しているなら相談してみるのもおすすめです。

イレギュラーな時にこそ欲しい冷静かつ客観的なアドバイスを転職のプロ目線で提案できます。

 

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この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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