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【転職】面接日程の優先順位の付け方を解説!最優先すべき指標は?日程調整のコツを転職エージェントが紹介

複数応募していた企業から書類選考通過の連絡が来るのは嬉しいことですが、限られた時間の中で全ての企業の面接を受けるべきでしょうか。複数社の面接日はどのように調整したら良いでしょうか。この記事では面接日程の調整のコツをご紹介します。

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第1志望A社と第2志望B社の面接日が被った場合の対応方法

 

ラップトップとノート

 

もしあなたが複数社を同時並行で受けている際に面接日が被ってしまったら、どの企業を優先するべきでしょうか。

第1志望のA社と第2志望のB社から同時に候補日の連絡が来た場合は、もちろんA社を優先し、B社には別の候補日をお願いしますよね。

しかし、先にB社から面接日の打診が来て了解の返信をしてしまった後にA社から同じ日を指定された場合はどうするべきでしょうか。

志望度の低いB社に日程変更のお願いをしても良いのでしょうか。

答えばNoです。

たとえ第2志望の企業とはいえ、一度確定した面接日を変更してもらうことは印象を悪くしますし、志望度が低いと思われてしまいます。

B社は万が一A社がダメだった場合にはお世話になる可能性のある企業ですので、心象を損ねる対応は控えておくべきでしょう。

このケースでは、後から打診してきたA社へ別の候補日を依頼するのが正解です。

第1志望の企業を優先したい気持ちがあるのは分かりますが、A社も面接の打診をしてきた時点であなたに関心があることは明らかです。

ですので、もしあなたが提示された候補日の都合がつかなかった場合は別の候補日を提示してくれるでしょう。

しかし、都合の悪い日時がある場合は判明した時点でできるだけ早めに採用担当者へ伝えましょう。

 

 

 

面接日の確定後に変更を依頼することのリスク

 

階段を降りる足

 

一度確定した面接日を変えてもらうことはそれほど悪いことでしょうか。

それを理解するために、面接する企業側の面接設定時の動きや内部事情を知っておきましょう。

 

面接設定時の企業側の動き

 

面接に対応するのは、大抵の場合は一次面接は部門のマネージャー・最終面接は役員と、いずれも管理職の方々であることが多いでしょう。

管理職の立場にいる人は非常に多忙なので、採用担当者は面接のためにスケジュールを空けてもらうのに大変苦労します。

何とかどこかのミーティングを別の時間枠に調整してもらって候補日を捻出できると、面接予定の候補者へ候補日時の連絡をします。

候補者から候補日時について了解の返信が来ると、採用担当者は直ちに面接担当者へ確定の連絡をし、会議室を押さえます。

会議室も争奪戦であることが多いので、これを押さえるのも一苦労です。

 

候補者から面接日変更の依頼が来た場合

 

面接日が確定し、面接担当者にも確定の連絡をし終えた後に「やっぱり別の日にしてください。」と候補者から連絡が来たとします。

採用担当者は再び面接担当者のスケジュールの空きを探す作業からやり直しです。

そして面接担当者もせっかく面接のためにスケジュールを調整したのに、また別のミーティングを調整しなければならなくなります。

一度確定した面接日を候補者側の都合で変更すると、企業側の関係者は振り回されてしまうのです。

面接前に少なからずイメージが悪くなる可能性があることは知っておきましょう。

 

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有給が使えない・残っていない場合の対応方法

 

インタビューに向かう背中

 

職場の雰囲気的に有給や半休が取りづらい場合や、そもそも有給が残っておらず面接の時間が取れない場合はどうしたら良いでしょうか。

 

業務時間外の時間帯を依頼してみる

 

面接時間を朝8時や夜19時以降などの就業時間前に設定してもらうことができれば有給や半休を取らずに済みます。

企業によっては、事情を説明すれば面接時間を業務時間外に設定してくれるように融通を利かせてくれる場合があります。

企業側から面接の候補日の連絡が来る前にそういった特別な時間帯での対応が可能か、確認してみましょう。

言いづらいようでしたら転職エージェントを通して伝えてもらうのも手です。

 

リモート面接を依頼してみる

 

もう一つの方法は、SkypeやZoomなどのリモート面接を依頼してみることです。

2020年のコロナ禍で一気に進んだリモートワーク化の動きにより、WEB面接に対応する企業が大幅に増えました。

WEB面接であれば移動時間を削減することができますし、お昼休みなどに面接を行うことができるかもしれません。

面接日の調整に入る前にリモート面接が可能か否かを採用担当者に確認してみましょう。

 

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面接日時を変更してもらう際のポイント

 

組んだ手

 

企業から連絡が来た面接の候補日に対応できない場合、別の日時を依頼することになります。

しかしこの際に志望度が低いと思われないよう、連絡の仕方にも注意が必要です。

鉄則は、候補日の連絡が来たら可能な限り即返信することです。

企業の採用担当者からメールで連絡が来た場合はメールでの返信で良いですが、電話で連絡が来た場合は電話で返すべきでしょう。

メールでも電話でも、下記のポイントを押さえて伝えましょう。

 

・その企業に入社したい意志がとても強いこと

先に面接が確定している企業がある

・可能であれば日程調整をお願いしたい

・対応可能日時 ※複数枠伝える

 

ポイントは、他に受けている企業があるものの、その企業が第1志望であるように伝える点です。

例え第2・第3志望の企業だったとしてもこのポイントは大変重要です。

 

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一社に集中すべきか複数社受けるべきか

 

ガラス張りのビル

 

複数の企業から面接の連絡が来た場合、一番行きたい企業の一社に絞るべきか複数社受けるべきか、どちらが良いでしょうか。

 

選択肢は複数用意するべき

 

一番行きたい企業に全力投球したい気持ちがあっても、選択肢は複数あった方が良いでしょう。

複数社受けることで、第1志望の企業を他社と比較して冷静に評価することができます。

もしかしたら事前情報で過大評価していただけで、実際に面接に行ってみるとガッカリ…ということも有り得るかもしれません。

第2志望の企業の方が断然自分に合うことが分かった、というのもよく聞く話です。

また、最終面接の結果を促す際にも他社から内定が出ていれば言い出し易いでしょう。

給与交渉の武器にすることもできます。

 

志望度・内定の可能性が低い企業は受けない

 

複数の企業を受けるべきと書きましたが、では仮に5社から面接の連絡が来た場合は5社とも面接に行くべきでしょうか。

本業をこなしつつの転職活動では、限られた時間を有効活用するためにも効率的に動かなければなりません。

そのために考えたいのが、応募する企業の絞り込みです。

同時に受けるのは2社、多くとも3社までにしておきましょう。

ここで考えるべき指標は、その企業へのあなたの志望度内定の可能性です。

志望度・興味度合いが低い企業はいくら内定の可能性が高くても幸せな転職とはいえないので、受けない方が良いでしょう。

また、いくら志望度が高くても必須条件の経験・スキルを満たしていないなど、内定の可能性が著しく低い企業も初めから避けておくべきです。

上記の考えをベースに企業を篩に掛けていき、2・3社に絞りましょう。

 

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第1志望の企業の面接は先にするべきか、後にするべきか

 

ラップトップに貼られた付箋

 

第1志望の企業の面接を優先して先に受けるべきか、あるいは後に受けるべきかは悩みどころだと思います。

先にした場合・後にした場合それぞれのメリットを紹介しますので、ご自分のケースに合った選択をしてみて下さい。

 

第2志望以降の企業を先に受けることのメリット

 

志望度の低い企業から受けることの最大のメリットは面接慣れです。

新卒以来の久しぶりの面接は緊張するものです。

一番最初の面接が第1志望の企業だと、失敗はできないと余計に緊張してしまいます。

志望度が低い企業の方が気分的にリラックスして受けられるでしょう。

さらに面接後に振り返りを行うことで、第1志望の企業の面接に備えて想定問答のブラッシュアップをすることもできます。

 

第1志望の企業を先に受けることのメリット

 

第1志望の企業を先に受けた方が良い場合もあります。

それは第1志望の企業が競争率の高い人気企業の場合です。

他に多数の候補者がいる企業の場合、良い人材を見つければすぐに採用し、その採用枠は閉じてしまうということがあります。

そうならないためにも、ライバルが多い企業の場合はなるべく早めに受けておくべきでしょう。

第1志望の企業に先に内定をもらってしまえば、第2志望以降の企業の面接に時間を使う必要も無くなります。

 

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面接日には余裕を持つ

 

腕時計

 

同日・連日に面接を入れるのは悪いとは言いませんが、できれば一日間を挟むなど少し時間を置くことをお勧めします。

時間的なゆとりは心のゆとりを持たせてくれます。

面接を一つ終えた後に一日置くことで、反省点を洗い出したり志望動機をブラッシュアップするなどして次の面接に活かすことができます。

面接を受ける当日も、出来ることなら半休・全休を取り、余裕を持って面接に臨みましょう。

 

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面接を受ける上で優先するべき指標

 

ホワイトボードとテーブル

 

以上の通り、面接日程を受ける際のコツを何点かご紹介しましたが、その優先順位を決める要素・指標をまとめてみましょう。

応募する際は業種・職種・業務内容・年収・福利厚生・勤務地などから決める志望度だと思われますが、面接の順位付けはどうでしょうか。

 

面接日の優先順位付けの指標

 

面接の優先順位付けを行うための指標としては以下のようなものが挙げられます。

 

・志望度

・内定の可能性

・その企業の人気度

・面接日確定のタイミング

 

優先するべき指標

 

ご紹介してきた通り、優先すべき指標はその企業や状況によってケースバイケースです。

第1志望の企業の人気度が高い場合は最初に最優先で受けるべきですし、そうでない場合は志望度が低い順に受けるのが無難です。

志望度が同程度の場合は内定の可能性が高い方の企業を優先するべきです。

また、志望度に限らず既に面接日を了承した企業への日程変更の依頼はせず、後から候補日を連絡してきた企業に再調整の依頼をします。

 

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日程調整のコツのまとめ

 

スマホとpcとノート

 

日程調整のコツを述べて来ましたが、ここでポイントをまとめておきます。

 

一度確定した面接日を変更してもらうことはしない

業務時間外の面接やWEB面接に対応してくれる場合もある

・面接候補日を変更してもらう際には入社したい意志の強さを伝える

志望度・内定の可能性が低い企業ははじめから受けない

・同時に応募する企業は一社より複数。最適な数は2・3社

・第1志望の企業の競争率が高い場合は優先して早めに面接を受ける。そうでない場合は志望度の低い企業から受けるのが無難

・面接日には余裕を持つ

 

いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介した内容を参考に、限られた時間を有効に使って納得のいく結果になるように転職活動に臨みましょう。

 

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この記事の監修者

【国家資格保有】キャリアアドバイザー 小峰涼平

5年間インフラエンジニアとして新規顧客提案や既存顧客への提案〜運用保守業務を経験。業務を行う中で人材業界へ興味を持ち、22年1月国家資格キャリアコンサルタントを取得。現在、資格を活かしキャリアアドバイザーとしてエンジニアの転職支援を行っております。

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