
【アンケート調査】IT人材の転職活動におけるSNSの活用状況は?
弊社ギークリーでは、2025年9月にGeekly(ギークリー)のサービスをご利用いただいたエンジニア、クリエイター、ゲーム、営業人材の方を対象に「IT人材の転職活動におけるSNSの活用状況」についてアンケート調査を実施しました。どのSNSを利用して転職活動をしているのか、転職活動においてSNSで求める情報についても調査しているので、ぜひご覧ください。
アンケート方法概要
IT人材のSNSの活用状況についてアンケートを実施。
【調査対象】弊社をご利用いただいたIT業界にお勤めの転職希望の方
【対象人数】320名(有効回答のみ)
【調査期間】2025年9月1日~2025年9月30日
【調査方法】Web上のアンケートフォームへの入力
【質問項目】
1. SNSを使って転職活動に関する情報収集をしたことはありますか?
2. どのSNSを使って転職活動に関する情報収集をしましたか?
3. 転職活動においてSNSを最も活用するタイミングはいつですか?
4. 転職に関するSNSコンテンツで、求める情報は何ですか?
【全体】アンケート集計結果
約6割の人が「SNSを使って情報収集をしたことがない」
SNSを使った転職活動に関する情報収集について、63%の人が「SNSを使って情報収集をしたことがない」と回答しています。
一方で約4割の方が「「SNSを使って情報収集をしたことがある」と回答しています。
年代別・職種別の数値は記事の後半で解説しています。
SNSでの転職活動に関する情報収集はXの活用が最多
転職活動に関する情報収集として最も多く利用されているSNSツールは「X(旧Twitter)」が29%と最も多い結果となりました。
転職活動においては、よりリアルな声を参考にしたいという思いからXを利用される人が多いようです。
次いで、Instagram、LinkedInが多い結果となっています。
LinkedInは世界最大のビジネス専用SNSで、様々なビジネスマンと交流を深めたり、企業の求人情報を確認することができます。
転職活動でSNSを活用するタイミングは「求人情報を探す時」
転職活動においてSNSを最も活用するタイミングについて、「求人情報を探す時」と回答した方が26%と最も多く、次いで「企業研究をする時」「転職サイト・転職エージェントを探す時」という結果になりました。
SNS上でも求人情報を掲載している企業の公式アカウントも多く、転職サイトや転職エージェントの情報から求人を探す人も多くいます。
企業研究で企業理解をさらに深めるために、SNSを活用してリアルなユーザーの口コミなどを参考にすることもよいでしょう。
SNSコンテンツでは「求人情報」を求めている
転職に関するSNSコンテンツでは、「求人情報」を求めている人が最も多く、24%でした。
求人情報を探す時にSNSを活用している人が多いため、情報としても「求人情報」を求めている人が多い結果となりました。
次いで、「業界・職種の動向」を求めている人も多く、最新の業界や職種の動向を知るにはSNSが最適と考えている人も多いようです。
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- ご年齢:30代前半
- ご経歴:システムエンジニア⇒バックエンドエンジニア
- 転職期間:サービス登録から約2ヶ月でご転職
Sさんは”ものづくり”にご興味があり、業務改善Webアプリケーションの開発を手がける企業で、システムエンジニアとしてキャリアをスタートされました。
転職を考えたきっかけは、当時関わっていたサービスやプロダクトに共感できなくなっていった点、使用していた言語やフレームワークなどが古く、新しいものへのキャッチアップも困難だったという点でした。
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【あわせて読みたい】第一志望の企業への転職に成功した事例はこちら⇓
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【年代別】アンケート集計結果
本アンケートの年代比率は上記のグラフの通りです。
年代別の転職活動におけるSNSの活用状況について見ていきます。
全年代でSNSでの情報収集はしたことがないという結果に
「SNSを使って転職活動に関する情報収集をしたことがない」と回答した人が全年代を通して多い結果となっています。
「SNSを使って転職活動に関する情報収集をしたことがない」と回答した割合は40代で66%と最も多く、最も少ないのは50代の58%です。
50代はどのようなSNSを利用して情報収集しているのか、次で解説します。
20代はYouTube、50代はLinkedInを利用
転職活動に関する情報収集について、一番利用が多いSNSは20代ではYouTube、30代はInstagram、40代・50代はLinkedInという結果となりました。
YouTubeはリアルな転職活動に関するアドバイスや、実体験に基づいた情報も多く、若年層の利用割合が多くなっています。
LinkedInはビジネス特化型のSNSで、経験や人脈も多くなる40代~50代の利用割合が多い結果となりました。
全年代で求人情報を探す時にSNSを利用
転職活動においてSNSを最も活用するタイミングについて、全年代で「求人情報を探す時に活用する人が最も多い」ということが分かりました。
20代は次いで、業界研究をする時、企業研究をする時となっており、50代は次いで、転職サイト・転職エージェントを探す時が多い結果となっています。
利用するSNSは多岐に渡っていても、利用する目的はどの世代も共通しているようです。
SNSで求人情報を求めている人が最多
SNSを活用するタイミングと同様、全年代でSNSで「求人情報」を求めている人が最多でした。
20代は次いで、「業界・職種の動向」を求めており、30代は「業界・職種の動向」、「スキルアップ方法・キャリアパスの事例」を求めている人が多い結果となりました。
求人情報や業界・職種の動向は鮮度が重要な情報であるため、SNSを活用して情報収集している人が多いことが分かります。
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【職種別】アンケート集計結果
本アンケートの職種比率は上記のグラフの通りです。
職種別の転職活動におけるSNSの活用状況について見ていきます。
営業職のみ「SNSから情報収集をしたことがある」と回答
職種別の結果では、「SNSを使って転職活動に関する情報収集をしたことがある」と回答した人は、営業職のみ54%と、多い結果となりました。
エンジニア、クリエーター、ゲーム職では「SNSを使って転職活動に関する情報収集をしたことがない」と回答した人の方が多くなっています。
営業職は、業界や企業に関する情報のキャッチアップが必要とされるため、普段からSNSを使い慣れている可能性があります。
全職種で「X(旧Twitter)」を利用している人が最多
職種別で見ると、転職活動に関する情報収集をしたSNSでは「X(旧Twitter)」が最も多くなっています。
どの職種も約3割の方が「X(旧Twitter)」を利用して、転職活動に関する情報収集をしています。
特にゲーム職種の人の割合が最も多い結果となっています。
ゲームに関する情報や、業界に関する情報もX(旧Twitter)で情報収集されている方が多いようです。
エンジニア職は求人情報を探す時にSNSを利用
転職活動においてSNSを最も利用するタイミングについて、エンジニア・ゲーム・営業職は「求人情報を探す時」という回答が最も多かったことに対して、クリエイター職は「転職サイト・転職エージェントを探す時」という回答が24%と最も多くなっています。
エンジニア職などが、求人詳細を探していることに対して、クリエイター職はどこで求人を探すか、をSNSの目的としているようです。
SNSで企業インタビューを見ている職種が多い
SNSコンテンツで求める情報について、エンジニア・ゲーム・営業職に関しては「企業インタビュー等の企業紹介」という回答が最も多い結果となりました。
クリエイター職は「求人情報」を求めている人が24%と最も多くなっています。
企業インタビュー等の企業紹介から、具体的な会社での働き方や雰囲気などを知りたい人が多くいるようです。
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転職活動に関する情報はGeeklyにご相談ください
今回のアンケート調査では、「IT人材の転職活動におけるSNSの活用状況」について調査しました。
SNSを使って転職活動に関する情報収集をしたことがある人は多くありませんでしたが、「求人情報を探す時」にSNSを活用する人が最も多いことが分かりました。
さらに、活用するSNSは年代で異なり、20代はYouTube、30代はInstagram、40代・50代はLinkedInが最も多い結果となっています。
またSNSコンテンツで求められている情報は求人情報ということも分かりました。
IT業界に特化した求人情報を知りたいという方は、一度IT業界に特化したプロの転職エージェントへ相談してみましょう。
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