
履歴書の写真サイズが違う!小さい、合わない時の対処法を解説
この記事では、履歴書の写真サイズについて解説します。履歴書と言っても、紙のものやWebの場合などケースはさまざまです。それぞれのパターンと、写真サイズが大きい、小さい場合の対処法や履歴書用の写真撮影時の注意点・マナーも確認しておきましょう。
目次
履歴書の写真サイズは4:3が基本ルール
履歴書は転職の際に応募者が企業に提出する書類であり、基本情報や職歴だけでなく人柄も採用担当者に伝わる重要な書類です。
中でも写真は第一印象として採用担当者の印象に影響します。そのため、ルールやマナーを確認してしっかりと守りましょう。
- ・紙の履歴書は縦40mm×横30mm
- ・Web応募は560×420ピクセルか600×450ピクセル
この項目では、転職で履歴書に使用する写真サイズの基本的なルールを解説します。
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紙の履歴書は縦40mm×横30mm
紙の履歴書の場合、履歴書の写真サイズは縦40mm×横30mmが一般的です。これが日本の履歴書で最も標準的なサイズであり、市販の履歴書でも基本的にこのサイズです。
ただし、履歴書の枠線や写真の印刷サイズの誤差により、大きい、小さいと感じられることがあるかもしれません。
心配な方は、あらかじめ1mm程度大きく切っておき、枠線に合わせ直してもよいでしょう。
Web応募は560×420ピクセルか600×450ピクセル
Web応募の場合の写真サイズは、560×420ピクセルか600×450ピクセルが一般的です。ただし企業から指示がある場合は従いましょう。
履歴書の写真サイズは、縦:横の比率が4:3が基本であることを覚えておくと、印刷時や編集時に迷わず安心です。
履歴書の写真を含め、内容や書き方に不安がある方は、転職エージェントの添削・代行サービスをおすすめします。
転職エージェントなら、企業ごとにより評価されやすい応募書類を作成するためのサポートが可能です。
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履歴書の写真サイズが違う!間違えた時の対処法
履歴書の写真サイズを間違えてしまったら、撮影しなおすのが無難です。ただし、場合によっては対処できることもあるため確認しておきましょう。
- ・写真が小さい場合の対処法
- ・写真が大きい場合の対処法
以下、ケース別に対処法を解説します。
写真が小さい場合の対処法
履歴書の写真サイズは縦40mm×横30mmが基本です。
よくあるサイズの間違いは、スピード写真で撮影しようとして「自動車運転免許」を選択してしまうケースです。サイズが30mm×24mmで設定されているため、履歴書に貼付しようとるすと縦も横も余ってしまいます。
大きく余白が生じてしまうサイズ間違いの場合は、撮り直しをおすすめします。
スピード写真では他にも用途別に複数の項目があり、選択を間違えて一回り小さなサイズになってしまうこともあるかもしれません。
1mm程度の差であれば許容されることもありますが、余白が目立つほどのサイズ差がある場合は、採用担当者にネガティブな印象を持たれてしまうリスクが考えられるでしょう。
履歴書の規格によって、多少の誤差が生じる場合もあります。履歴書を購入した段階で、あらかじめ枠内に記載されている写真のサイズを確認しておくと安心でしょう。
写真が大きい場合の対処法
写真サイズが大きい場合は、一度履歴書の写真サイズに合わせてカットしてみましょう。
この時に、あまりにバランスが悪くなってしまう場合は撮り直しが必要です。例えば頭頂部や首から下が切れてしまうようであれば、履歴書の写真として適切ではありません。
「パスポート」「マイナンバーカード」など、スピード写真で撮影して使いまわそうと考えている方は、履歴書の写真とはサイズが異なるため特に注意しましょう。
履歴書の写真サイズとして適切なバランスは、頭頂部から上に数mmの余白があり、胸から上が収まっていることです。
一回り大きいサイズで、履歴書の写真サイズに合わせて周囲をカットしてもバランスが悪くならないようであれば、カットして使用しても問題ありません。
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Web履歴書の写真データサイズや形式
ここでは、Web履歴書の写真サイズについて、以下のポイントを解説します。
- ・画像形式はJPEG
- ・ピクセルサイズの設定方法
- ・写真データサイズは3MB以下推奨
- ・写真データの貼り付け方
企業からの指定で初めてWeb履歴書を作成する方は、特にしっかり確認しておきましょう。
画像形式はJPEG
履歴書の写真として使用する画像データの形式は、JPEGがおすすめです。
多くの場合、写真のクオリティをある一定の高い水準で保ちながらも、メールの送信やオンラインでの提出に適した小さいファイルサイズで収まるなどのメリットからJPEGが適切とされています。
特に指定がない場合は、JPEG形式にしておくと無難でしょう。
ピクセルサイズの設定方法
冒頭で解説したように、Web履歴書の写真サイズも4:3が基本であり、560×420ピクセルか600×450ピクセルが適しています。そのため、自分で用意した画像を履歴書の写真サイズに合わせて編集する場合は、4:3になるように設定しましょう。
もっとも簡単なピクセルサイズの設定方法は、スマートフォンでのトリミングです。
【スマートフォンでのトリミング手順】
- スマホの写真アプリ(iPhoneやAndroid)で、撮影した写真を開く
- 「編集」→「トリミング」→「アスペクト比(比率)」で「4:3」を選択
- 頭頂部の上に余白、胸から上が写るように調整してトリミング
なおスマートフォンのカメラでは通常、指定できるのは画素数だけでピクセル数を直接設定することはできないため、撮影後のトリミングやリサイズがおすすめです。
スピード写真や写真館ではQRコードなどを読み取りデータ化するサービスがあります。あらかじめ履歴書の写真用にピクセルサイズが設定されていることも多いですが、異なる場合は編集しましょう。
より詳しいサイズ変更・編集の方法については後ほど解説します。
写真データサイズは3MB以下推奨
Web履歴書の写真データの容量は3MB以下になるようにしましょう。
解像度が350dpiを超えたり、PNG形式の場合だと2MB程度になることがあります。解像度は、Web履歴書の写真の場合は150dpi程度が目安です。
560×420ピクセルか600×450ピクセルのJPEG形式の画像であれば、おおむね50KBから500KB程度におさまるでしょう。
写真データの貼り付け方
Web履歴書の写真の貼り付けは、Webフォームへのアップロードか自作したWeb履歴書への写真挿入のいずれかのケースが多いでしょう。
以下、それぞれの方法です。
【Webフォームへのアップロード手順】
- サイトの「マイページ」や「プロフィール編集」ページにアクセス
- 「顔写真を登録」または「写真をアップロード」などのボタンをクリック
- PCやスマホから該当のJPEG画像を選択
- アップロード後、プレビューで確認して保存
【Wordで自作した履歴書への写真挿入手順】
- カーソルを写真を入れたい位置(氏名の右上など)に置く
- メニューから「挿入」→「画像」→「このデバイスから」を選択
- 該当のJPEG画像を選択して挿入
- サイズ調整が必要な場合はここで4:3にする
- 写真の位置を「文字列の折り返し:前面/背面」などに設定し、レイアウト調整
- PDF形式で保存
WordからのPDF化は、「ファイル」→「エクスポート」→「PDFとして保存」でも可能です。
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履歴書の写真データのサイズ変更・圧縮方法
先ほど、ピクセルサイズの設定方法でトリミングについて解説しました。ここでは、さらにリサイズなどの加工方法をご紹介します。
- ・スマホアプリでの加工方法
- ・パソコンでの加工方法
以下、それぞれの方法と手順を解説します。
スマホアプリでの加工方法
スマートフォンで履歴書の写真サイズ用に加工する最も簡単な方法は、写真アプリで「アスペクト比4:3」にトリミングすることです。
その他には、アプリでピクセル設定を選択するだけで自動でリサイズしてくれるものもあります。
以下、該当する機能が備わったアプリとそれぞれの概要です。
| アプリ名 | 概要・機能 |
| 画像サイズ | ピクセルやミリ単位で画像サイズを変更可能 |
| Photoshop Express | 写真のサイズ変更+圧縮+画質調整まで可能 |
| PhotoRoom | リサイズ+背景を白に設定可能 |
また、「履歴書カメラ」のような、あらかじめ履歴書の写真撮影に特化したアプリの利用もおすすめです。
パソコンでの加工方法
Windowsなら「ペイント」Macなら「プレビュー」での加工がシンプルでおすすめです。
Photoshopを使い慣れている方向けのオンラインツール「Photopea」など、パソコンでの写真サイズ変更・圧縮に適した方法をそれぞれ解説します。
【Windows「ペイント」の場合】
- 写真を右クリック →「ペイントで開く」
- 「サイズ変更」→「ピクセル指定」
- 幅:600、高さ:450(縦横比を固定する場合はチェック)
- 「ファイル」→「名前を付けて保存」→ JPEG形式で保存
【Macパソコン「プレビュー」の場合】
- 写真をダブルクリックして「プレビュー」で開く
- メニュー「ツール」→「サイズを調整」
- 幅:600px、高さ:450px、解像度:150dpiに設定
- 「ファイル」→「書き出す」→ JPEG → 品質スライダーで画質調整して保存
【オンラインツール「Photopea」の場合】
- サイトを開いて「ファイル」→「開く」で写真を読み込む
- メニュー「イメージ」→「画像サイズ(Image Size)」をクリック
- 幅と高さに例:600px × 450px を入力
- 「OK」でサイズ確定
- 「ファイル」→「書き出し」→「JPEG」選択
- 画質を80〜90%程度に設定して保存
いずれの方法も、解像度を選択する際、画像を加工後に印刷する場合は350dpiで問題ありません。
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履歴書の写真についてよくある質問
履歴書の写真についてよくある質問は次の通りです。
- Q.履歴書の写真の貼り方のルールは?
- Q.履歴書の写真撮影時の服装の注意点は?
- Q.履歴書の写真撮影時の髪型の注意点は?
以下、それぞれ回答します。
Q.履歴書の写真の貼り方のルールは?
A.履歴書の写真を貼る前に、裏に名前を記載しておきましょう。
これは、万が一剥がれてしまった場合でも、採用担当者が誰の写真かすぐに分かるようにするための配慮です。
あわせて、3ヶ月以内に撮影されたものであること、現在の自分と大きく雰囲気が変わっていないことなども確認しましょう。
【あわせて読みたい】履歴書の写真のルールについて詳しくはこちら⇓
Q.履歴書の写真撮影時の服装の注意点は?
A.履歴書の写真撮影ではスーツを着用しましょう。
履歴書の写真は、採用担当者への第一印象です。清潔感や身だしなみを意識して、着くずしたり乱れがないよう確認してから撮影しましょう。
インナーは派手なものを避ける、サイズが合ったものを着用する、襟元のよれやネクタイの曲がりなどがないようにするといった注意点は、面接の際の服装マナーと同じです。
【あわせて読みたい】履歴書の写真撮影時の服装についてはこちら⇓
Q.履歴書の写真撮影時の髪型の注意点は?
A.履歴書の写真撮影時の髪型は、清潔感を第一に意識しましょう。
業種や職種に合わせた髪型がポイントですが、前髪が目にかからないようにする、長い場合は束ねる、ヘアアクセサリーや過度な整髪料の使用は避けるなど、基本的な注意事項はおさえておくのが無難です。
また、髪色も面接時と同様に黒がよいでしょう。
【あわせて読みたい】履歴書の写真撮影時の髪型についてはこちら⇓
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まとめ
履歴書の証明写真は、志望する企業への第一印象です。よくない印象でスタートしてしまうことを避けるためにも、自分でも違和感を覚えるような印刷時のサイズ間違いの場合は撮り直しをおすすめします。
データで送る場合は、容量が大きくなりすぎて重くなってしまうことを防ぐためにも適切なサイズにリサイズしましょう。
「面接で好印象を残したい!」
「書類選考の通過率を上げたい!」
「転職のプロに一度相談してみたい」
などのキャリアのお悩みは是非、「IT・Web業界の知見が豊富なキャリアアドバイザー」にご相談ください!
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