【ZETA DIVISIONxGeekly】企画責任者が語るスポンサー契約の背景~Vol.1~
2025年4月1日に発表されたZETA DIVISIONとギークリーのスポンサー契約。今回は、ZETA DIVISIONの事業開発部長 千葉哲郎様と、ギークリーのマーケティング部長 本多耕太朗にスポンサー契約の背景を独占インタビュー。コラボ企画の裏側や今後の業界についても語っていただきました。
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■ 千葉 哲郎(ちば てつろう)様
2005年に芸能プロダクション株式会社アミューズに入社。
自社アーティストのデジタルコンテンツ制作に従事する傍ら、MBS「情熱大陸」の演出を手掛けるなど映像ディレクターとしても活動。
2018年に同社の新規事業としてeスポーツ業界への参入を推進。世界最大規模のeスポーツチームTeam Liquidとパートナーシップを結び日本支部立ち上げ等を行う。
2022年「ZETA DIVISION」のブランド理念に共鳴しGANYMEDE株式会社に参加。
現在は事業開発部門を統括し、スポンサーセールスや新規事業を主導。eスポーツが生み出す価値を、企業や社会と結びつける取り組みを進める。
■ 本多 耕太朗(ほんだ こうたろう)
2018年株式会社ギークリーに入社。
ダイレクトマーケティングを担当した後に、新卒2年目でオウンドメディア『Geekly Media』の立ち上げを担当。サービスサイトのオーガニック、広告と担当領域を広げ、サービスサイト全体を見ながら新規事業『GeeklyReview』をグロースさせる。
2021年4月にセクションマネージャーに就任し、Geeklyの根幹である「IT×転職」領域をWebから推進。現在は、ディビジョンマネージャーとしてWebマーケティングとダイレクトマーケティングの両面から全体の統括を行っている。
まずZETA DIVISION x Geeklyのスポンサー契約の背景を教えてください
本多:ギークリーは人材紹介でも”IT業界特化”という新しい領域で創業期から挑戦を続けてきましたが、ZETA DIVISIONもeスポーツという新しい領域で挑戦を続けてきており、共通点が多いなと感じておりました。
ギークリーをご利用いただいている求職者様の中にも、eスポーツをはじめ、ゲーミングカルチャーに興味を持っていらっしゃる方が多く、スポンサー契約を結ぶ事で2社で新しい風を吹かせられるのではないかと感じました。
千葉様:スポンサー契約の話が出た時の話ですが、率直にブランド名を聞いた瞬間に、これは間違いなくシナジーがあるなと感じました。
そもそも人材サービスとeスポーツはシナジーがあると言われていた領域で、私達としてもそこにチャレンジしたいという気持ちが強くあり、すごくいいチャンスをいただけそうだと感じ、テンションが上がりました。またIT特化という部分で、今でこそeスポーツ業界は大きくなり専業のプロゲーマーが増えてはいますが、私がこの業界に飛び込んだ時は仕事をしながらゲーマーとして大会に出るという方が多くいました。そういった方と繋がっていると、エンジニアなどIT業界で働いている方が多く、IT業界とeスポーツ業界のシナジーはそのような体験からも感じていました。私の少ない関係値でそうであれば、全国的に見たらもっと多いと感じていたので、まさにドンピシャのお付き合いができるのではとワクワクしました。
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Xでのサイン入りユニフォームプレゼントや、4月1日に公開された動画などのコラボ企画についてお聞かせください
千葉様:サイン入りプレゼント企画は、最初にZETA DIVISIONのファンをギークリー様のSNSアカウントに促すという点では一定の貢献ができたのではないかと思っています。
一方で、パートナー発表の動画は、eスポーツ業界自体に強力なインパクトを与えられたのではと思っています。その動画の中でギークリー様の名前を出したり、コラボキャンペーンなどができたことは大きかったのではと感じています。
本多:あの動画はかっこいいし、キャラが詰まっているし、フレッシュさもあると感じました。かなりこだわって作られたのでしょうか?
千葉様:そうですね。格闘ゲーム業界へのリスペクトや選手一人一人のファンへのリスペクト、選手の移籍前のチームへのリスペクトを込めて作った動画だったので、ファンがニヤリとするような仕掛けが随所に散りばめられています。
「ここ、誰が最初に発見するんだろう?」というようなネタがたくさん入っていたことがコミュニティーに受け入れられたのではと思います。そこにギークリー様のサービスを演出として取り入れることで、面白い動画になったのではと思っています。
本多:動画内でのワンシーンで、PCを開くとギークリーのサービスが出てきたり、電話でギークリーの名前が出てきたりなど、こだわりを感じられましたしすごく嬉しかったです!
ギークリー側も動画のコメントやSNSの反応から「ギークリーがスポンサーなんだ!」とご認識いただけましたし、面談にお越しいただいた求職者様からも「コラボ動画見ました」などのお声をいただきました。
ZETA DIVISIONがきっかけとなって、ギークリーを知っていただける機会になることはありがたいことだと思います。もともと千葉様から動画にかける想いも聞いていましたので、それを改めて実感しました。素敵な動画をありがとうございます!
千葉様:格闘ゲーム業界のあるあるなんですが、ファン自身がスポンサーの企業に感謝するという文化があるんです。もともとeスポーツが今ほど栄えてなかった時はみんな自分でお金を稼ぎながら大会に出ていたので、スポンサーがつくとファンが喜ぶということがあります。今回もおそらくZETA DIVISIONの取り組みに対して強力なサポーターができたというところで、ファンも感謝の気持ちをもって応援してくれると感じています。
本多:今回のようにZETA DIVISION様とのコラボで喜んでいただける方が多いなと感じたので、今後もぜひ続けていきたいと考えています。
千葉様:私達としてもファンの方に喜んでいただける取り組みをしていけたらと一番に思っているので、ぜひ面白い企画をしていきたいと思います。
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千葉様にお聞きしたいのですが、ギークリーの印象や、共感する考えなどはありますか?
千葉様:2つあります。まず1つ目は社名です。
私達にとっても「Geek」という言葉は切っても切り離せない言葉です。一般的にはオタクというイメージがありますが、私達はそれを誇りに思っているのでそういった部分を社名に掲げている時点でとても共感できました。
2つ目はプロダクトを技術的に研ぎ澄まして、サービスに展開されているという点です。技術を研ぎ澄ますことで価値を実現していくという考えを持っていらっしゃるという点では、eスポーツの選手もわずか0.01秒で勝敗が分かれる世界で技術を研ぎ澄ましているというところで近い部分があるなと勝手に共感させてもらっています。
本多:社名への想いとしては、ひとつひとつにこだわりを持って取り組むことで、より多くのお客様に喜んでいただき、仕事も楽しくなるという考えが根本にあります。ITに特化したポジショニングや、研ぎ澄ましたサービスをつくるというところは、ZETA DIVISIONの選手のように技術の部分や、目的から逆算して何をやるべきかを戦略的に考える部分で通ずるものがあるなと感じています。ここまで深くギークリーを理解して下さっていて、非常に嬉しいです!
社名についてのお話が出ましたが、お二人が「Geekしているな」と感じる瞬間があればお聞かせください
※Geek…特定の分野で高度な知識や深い興味を持つ人の意。株式会社ギークリーの社名の由来。
本多:今回のインタビューのような企画など、新たな取り組みにこそ全力でやってみるということが私のこだわりです。そこで生まれる関係性やコンテンツから、ファンの方やお客様に喜んでいただける機会にも全力投球していきたいという思いがあります。
千葉様:私もちょっと似ていて、会社のバリューの一つに「期待を上回ろう」というものがあります。何かお題が出たときに相手の期待を上回るアウトプットを常にしていこうという考えがあるため、私自身そこにこだわってしまうタイプです。それを積み重ねることでeスポーツ業界がより社会やスポンサー企業から認められるような価値を提供できるのではと思い、常にそのようなマインドで取り組んでいます。
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本多さんにお聞きしたいのですが、選手の印象や応援したい気持ちが高まったエピソードはありますか?
本多:昨年2月に「ストリートファイターリーグ:Pro-JP 2024 グランドファイナル」を観戦した時が印象的でした。
私はずっとサッカーをやっていてリアルなスポーツを経験してきたのですが、eスポーツはファンとの距離も近いですし、選手をより近くで感じられることで一体感が生まれていました。
何より選手たちの一戦にかける想いが熱くてとても感動しました。チームでの助け合いはもちろん、ゲームの一戦一戦にこだわり尽くして、勝っても負けても泣ける「人間ドラマ」を見ているようで、eスポーツがもっと広まってほしいなという気持ちになりました。
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これからのeスポーツ業界とIT業界について教えてください
千葉様:ZETA DIVISIONには、プレイヤーだけでなく競技を引退した選手などがゲーム配信を行うストリーマーが所属するクリエイター部門があります。
現在、配信を視聴する若年層の可処分時間におけるゲーム配信を視聴する時間が莫大な時間になっています。例えば、2024年のeスポーツチームに所属する選手・ストリーマーの全世界配信総視聴時間ランキングでZETA DIVISIONは1位を獲得し、総視聴時間は1億時間に上りました。
日本語で配信している中で世界1位ということは、日本という国がストリーマー大国になっていると言え、若年層が生活の中でゲームをする、見るということがライフスタイルの中でかなり定着してきています。
私達はこの動きが今後も拡大していくと感じています。そのため若者に何かを普及したい、何かを伝えたいという様々な企業様がeスポーツやZETA DIVISIONでの取り組みに参入し、より大きなマーケットとなり、選手たちも競技に取り組みやすくなる環境づくりをしていきたいと考えています。
本多:ギークリーができることは、やりがいをもって働きたいという気持ちを持った求職者様と、より成長したいという企業様を転職・採用という形でご支援していく事です。
千葉様がおっしゃる通りですが、eスポーツに関わる企業様が今後増えていく中で、ギークリーにもeスポーツ関連の求人がより増えてくるのではと考えていますし、逆に今回のような取り組みの中でeスポーツやゲーム配信に興味を持ったIT人材の方も増えてくると思うので、私達としてはそういった企業様と求職者様をしっかりマッチングさせていくというところに尽力したいと考えています。
このように実現したマッチングは、求職者様・企業様両者にとって親和性が高いはずですし、何より「eスポーツが好き!」という共通点があるのでいいマッチングになると思います。こういった形でマッチング技術を磨いていき、我々からもっとeスポーツ業界を後押しできるのではと思いますし、ZETA DIVISIONと共に新しい市場を作っていけると最高だなと考えています。
Vol.2はZETA DIVISION「STREET FIGHTER部門」の選手に独占インタビュー!お楽しみに!
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