「収益につながるクリエイティブを創出する」マーケティングデザイン本部デザイナーチームが目指す未来とは
「日本一のマーケティング会社」というビジョンのもと、利益や企業価値向上につながる本質的なマーケティングを提供し、創業5年で売上127億円を誇る株式会社ナハト。今回は「マーケティングデザイン本部」の本部長を務めるK.T様とデザイナーチームに所属のM.A様に、掲げているミッションや本部の魅力、求められるスキルなどについて語っていただきました。是非ご覧ください。
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K.T様/マーケティングデザイン本部/本部長
2019年株式会社ナハトに入社。
現在のナハトの主力事業となるAD事業の創業期において、個人で大きな売上の達成やチームリーダーを経験するなど、約3年間AD事業部に従事。
その後、新規事業立ち上げやD2C事業のマーケティングを経験し、2024年7月にマーケティングデザイン本部を設立し、本部長に就任。
M.A様/マーケティングデザイン本部/デザイナー
2024年株式会社ナハトに入社。
主に自社で運営するD2Cや新規事業、インフルエンサー事業に関連するデザインを担当。LPなどのweb媒体からプロダクトまで幅広いデザイン業務に従事している。
新規事業、D2C事業を担うマーケティングデザイン本部デザイナーチームのミッションとは
マーケティングデザイン本部立ち上げの背景と、掲げているミッションをお聞かせください。
K.Tさん:マーケティングデザイン本部は、ナハトが抱える2つの課題解決のために立ち上げられた本部です。
1つ目の課題は、新規プロジェクトへの対応力の強化です。ナハトでは新規プロジェクトが早いスパンで複数立ち上がることが多いのですが、従来の縦割りの組織体制ではマーケターやデザイナー、ディレクターといったクリエイティブ担当者をスムーズに決められないという課題がありました。
2つ目の課題は、目標設定や評価制度についてです。今までは、クリエイティブ職の方に対して明確なキャリアパスや評価基準が存在せず、メンバーの成長やモチベーションの向上につながりにくい状況がありました。
この状況を打開するため、クリエイターが集約した本部を作り、横断的に社内のプロジェクトにアサインできる体制を整えました。さらに組織としてキャリアパスをしっかり定めることで、メンバーのキャリアや働き甲斐、やりがいを感じられる環境を整えています。
その中でマーケティングデザイン本部は「収益につながるクリエイティブを創出し続ける」というミッションを掲げており、ただ依頼されたものをデザインするのではなく、収益性に特化したクリエイティブに集中して売り上げを上げていくことを重視しています。
ただデザインをして終わりではなく、ビジネスの観点をもつことで高い収益につながり、マーケティングデザイン本部やクリエイター個人としての価値を高めていきたいと考えています。
マーケティングデザイン本部デザイナーチームの仕事内容や組織体制について教えてください。
M.Aさん:マーケティングデザイン本部のデザイナーチームでは、他部署が進める施策や開発した商品のデザイン等をやっておりまして、ナハトの子会社が運営するクレオパトラからインスピレーションを受けたビューティーブランド「Cleo’s Beauté(クレオズボーテ)」のWebサイトや商品パッケージデザイン、チラシデザインのほか、ナハトの採用サイトや、運営するシミュレーションゴルフ練習場「100GIRI GOLF」のサイト制作などの新規事業案件に幅広く携わっています。
マーケティングデザイン本部はデザイナーチームとマーケティングチームに分かれており、組織としては併せて約20人のメンバーがいます。
デザイナーチームは社員3名とアルバイトで1名の計4名で構成されていて、20代〜30代と比較的若い年齢層です。デザイナー歴5年のメンバーが2名おり、私はデザイナー歴9年目になります。
その中でマーケティングデザイン本部では、ただ依頼されたものをデザインするのではなく、マーケティングと名の付く本部ということもあってマーケティングやブランディングの視点を持ち、事業の成長に貢献することを常に意識しています。
結果にこだわり続けるマーケティングデザイン本部が大切にしている仕事観
マーケティングデザイン本部として大切にしている仕事観を教えてください。
K.Tさん:マーケティングデザイン本部では、デザインやクリエイティブ制作を“見た目を整える作業”ではなく、成果を上げるための重要な手段だと考えています。
特に重要なポイントとして、「目的や目標を明確に持ち、結果にこだわる」ことと、「深い事業理解を基に課題解決に取り組む」という考え方を大切にしています。
まず「目的や目標を明確に持ち、結果にこだわる」という点についてですが、デザイナーが制作に取り組む際、前提として「美しいデザイン」を作ることを目的にするのではなく、そのデザインがどのように事業に貢献するのかを明確にし、マーケティング視点も意識して数値や売り上げまでこだわることが大切だと考えています。
次に「深い事業を進めるために課題解決に取り組む」という点についてですが、これは特に新規事業やD2C事業に関わるデザイナーにとって非常に重要な考え方で、そもそも事業の背景や市場の特性を理解できていないと課題解決できるようなデザインを作ることは難しいです。
成果を出すことにこだわる会社なので、デザインの力で事業を成長させたい方や、クリエイティブの領域で成果にこだわりたい方にとってはやりがいのある環境だと思います。
マーケティングデザイン本部で輝く方はどんな方ですか?
K.Tさん:マーケティングデザイン本部に限らず全社で共通している点として、チャレンジ精神がある方が輝く人だと思います。Webマーケティングの分野では「この手法を使えば必ず成功する」というような正解はなく、やってみるまで分からないことが結構多いので、分からない中でもトライ&エラーを繰り返しながらどんどんチャレンジできる方が輝いています。
もし失敗しても、その経験を基にまたチャレンジしていくことが大事だと思っているので、スキルなども大事ではありますが、チャレンジして失敗してももう一回立ち向かう姿勢が非常に重要だと考えています。
M.Aさん:K.Tさんの話にもつながるのですが、楽しみながら仕事ができる方が輝いていると感じます。やはり「楽しい」という気持ちが根底にないと、チャレンジしようという前向きな気持ちを持つことやモチベーションの維持が難しいので、辛い状況でも楽しめる方がスキルアップしている印象です。
マーケティングデザイン本部ではマーケティングの視点をもってデザインすることが多いので、一般的なデザイナーの仕事より難易度は高いですが、その分やりがいや楽しさも大きいと思います。
チーム内でのナレッジ共有や社内研修など、スキルアップのための仕組みを教えてください。
M.Aさん:デザインチームでは優れた他社のクリエイティブをチャットで共有していて、ただ「このデザインが良い」と紹介するだけでなく、「なぜこのデザインが優れているのか」「どの要素が響いたのか」といった考察を添えて共有することで、自社のクリエイティブに活かせる部分がないかを分析しています。
また自分が制作したデザインの共有もしており、技術や考え方の共有を積極的に行っています。
K.Tさん:社内でのスキルアップのための仕組みとして、私たちの本部ではチャットツールをメインに活用しています。 特に、収益につながったクリエイティブのランキングを共有したり、メンバーが制作したデザインを投稿し、「このターゲットに向けてこういう意図で制作した」という意図も共有したりしています。
さらに、全社で使用しているチャットで「このデザインが売上に貢献した」といった情報が頻繁に飛び交っており、マーケティングデザイン本部に限定せず、社内全体でナレッジや成功事例の共有が行われています。
ナハトではコミュニケーションを大切にしているので、気になることがあれば席まで行って直接質問する方も多く、チャットを見て終わりではなく口頭でのやり取りもしやすい文化が根付いています。
このような文化があることで案件ごとに分断して仕事を進めるのではなく、部署関係なく横断的にスキルアップできるような仕組みが作れているのかなと思っています。
「マーケティング視点でデザインを磨いていく」マーケティングデザイン本部の魅力
マーケティングデザイン本部の魅力ややりがい、キャリアにはどのようなものがありますか?
M.Aさん:私が入社を決めたきっかけでもあるのですが、やはり数値を見て最後まで成果を追い続けられるところが魅力的です。
一般的なデザイン制作会社の場合はデザイン制作して終わりになることが多いですが、ナハトでは本部の中にデザイナーもマーケターもいて一緒に仕事を進めているため、デザイナーとマーケターの距離が近く、定期的に数値に関する報告会があります。
そういった場での共有を基に、デザイナーも数値を見ながらどこをどのように改善していくかなどを深堀りしたり、AB検証によってデザインをさらに改善できるため、幅広い業務に携わりたい方にはおすすめです。
貴社の選考を受けるうえでマーケティングに関する知識は必須でしょうか?
M.Aさん:先ほどもお話しした通り、業務の中ではデザインだけでなくマーケティングの視点も求められますが、マーケティングの経験が必須なわけではありません。私も入社時はマーケティングの知識などはありませんでしたが、入社時の研修で、例えば「CVR」などといった広告に関連する用語や、数値の見方を学ぶことができました。
K.Tさん:入社研修の基本的な内容は、ナハトが会社として大切にしている価値観の共有やマーケティング思考を身に付けるというものですが、市場の変化などに合わせて研修内容は日々アップデートされています。
当然、売り上げにつながるデザインを作るには市場理解をすることが重要ですので、常に最新情報や技術をキャッチアップできる仕組みを社内で整えています。
マーケティングデザイン本部の、そしてデザイナーとしての今後の展望をそれぞれお聞かせください。
K.Tさん:まずマーケティングデザイン本部の今後の展望ですが、来期の目標は新規事業やD2C事業の新商品を全て成功させることです。
マーケティングデザイン本部として新規事業や商品の企画段階から深く関わっているため、デザインを依頼されて制作するだけではなく、売り方や目標の設定といった戦略面でも大きな役割を担っています。
クリエイティブな部分は事業や商品の売り上げに直結するため、すべてのプロジェクトを成功に導くことを目指しています。
長期的なビジョンとしては、事業の成功を積み重ねながら、マーケティングデザイン本部の組織規模を拡大していくことを目指しています。新規事業の立ち上げやD2C商品の展開は今後も加速していくので、対応できるよう本部の体制も強化する必要があります。マーケティングデザイン本部を拡大させ、全社の発展に貢献していく方針です。
M.Aさん:デザイナーのキャリアは様々ありますが、私はディレクション業務よりデザインを極めたいという思いが強いため、デザインのスペシャリストを目指し、スキルを高めていきたいと考えています。
人に教えられるレベルまでスキルアップし、マネジメントもやりつつメインは制作をずっと続けていきたいです。
マーケティングデザイン本部デザイナーチームを目指す方へのメッセージ
K.Tさん:マーケティングデザイン本部は、裁量権を持って新規事業やD2C事業にチャレンジしたい方に非常におすすめです。ナハトには新しいことに挑戦できる環境が整っており、実際にプロジェクトごとに裁量を持って取り組むことができます。
例えばWebマーケティング業界未経験の場合でも、マーケティングやビジネス全般に興味を持ち「どうすれば良い成果を出せるか」を考えられる方には最適な環境だと思います。
裁量を持って仕事をしたい、事業に深く関わりながらデザインスキルを発揮したい、と考えている方にはぜひ応募していただきたいです。
M.Aさん:仕事を楽しみながら、前のめりに新しいことに挑戦したいという好奇心を持っている方にぜひ応募していただきたいです。ナハトでは、ルーティンワークのように決められたものを作るだけではなく、自分からアイデアを出し、積極的に動いていける環境があります。
デザイナーチームは平均年齢が若い分、皆勢いがあり、「このデザイン良いね」というアイデアがすぐ出来上がってきます。会社によっては、アイデアを出しても承認に時間がかかったり、そのまま企画自体が消えてしまったりすることもあるかと思います。
しかしナハトの場合は実行までのスピードが早く、失敗を恐れないからこそ、なんでも挑戦してPDCAを回すことができます。挑戦を繰り返して成長していきたい方にとってはやりがいを感じられる職場です。
K.Tさん:ナハトではマーケターからディレクターになったり、デザイナーからディレクターにキャリアチェンジしたりすることも可能です。キャリアの選択肢が幅広く、1on1などで進みたいキャリアのすり合わせや、必要なスキルの確認を丁寧に行うため、理想のキャリアを歩むことができます。
業務を通してデザインスキルやマーケティング視点も養えるため、キャリアの幅は他社より広いと思っています。今よりキャリアの幅を広げたい方や、デザイナーとしてさらにスキルアップしたい方にぜひ応募していただきたいです。
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