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開いたノートとペン

自己PRで継続力をアピールする方法を解説!周囲と差をつけるコツは?IT転職に必要な継続力を伝えよう

働く上で大切な『継続力』。令和の就活競争を勝ち抜く心構えは『継続は力なり』です。努力は必ず報われることを信じて面接官にしっかりと自分の強みをアピールしましょう。伝え方や表情1つで相手への印象は180度変わります。面接時の自己PRで周囲との差をつけ、希望の企業に転職するにはどうすれば良いのか、そのポイントを徹底解説します。

『強み』を棚卸しする

 

メモを書く人

 

まずは面接官にしっかりと伝わる自己PRを書くためのコツについて解説していきます。

 

自身の強みをノートにまとめる

 

自己PRは頭の中だけで考えるのではなく文字にして書き出してみましょう。

お気に入りのノートに書いた方が熱も入りやすくなります。100均の物でも良いので自分の好きなノートを用意して下さい。

ノートに書いていく時のコツは箇条書きで書くことです。

文章で書こうとすれば頭の中で文法通りに組み立てようとしてしまいます。

しかし浮かんだ言葉をきれいな文章にまとめきれず結局何も書き出せなくなってしまう可能性があります。

まずは自分の強みを箇条書きで書き出してみてください。

そうすることで自己PRの方向性が見えてきます。

 

伝わるPR文を作る

 

書き出した強みからいよいよ履歴書・職務経歴書の自己PR文章を作成していきます。

箇条書きで書き出すことにより書き出した内容の関連性を整理しやすくなります。

例えば、営業経験がある場合で考えてみましょう。

 

・営業で5年間働いた

・コミュニケーションを大切にしていた

・落ち着いた顧客対応を心がけた

・厳しい要望やクレームをもらったことがある

・顧客分析を行っていた

・顧客の視点を意識していた

・売上を前年の2倍に伸ばせたことがある

 

上記のように強みや経験を書き出したとします。

これらの情報から自己PRを書くとすれば以下のようなものが考えられます。参考にしてみて下さい。

 

「私はこれまで5年間営業として経験を積んできました。私が特に重視していたのは、顧客側の視点を忘れないことです。

お客様は話してくださる要望以外に、言葉にはしていない隠れた要望を持っておられます。

その隠れた思いを定期的なコミュニケーションによって見つけ出し、お客様にとっての最善の提案を行ってきました。

この結果、売上を前年に比べ2倍にすることができました。

しかし、時には厳しい要望やクレームをいただいたこともあります。

それらの意見も真摯に受け止め、どのように対応すれば良かったのか必ず振り返りと分析を行っています。

それにより、日頃よりお客様の要望に対し冷静かつ臨機応変に対応でき、お客様からも高評価をいただきました。」

 

求められる『継続力』を把握する

  ノートPC  

まずは企業がどんな人物を求めているのかを知る必要があります。

企業のホームページを見て一番力を入れているところを探しましょう。

例えば『弊社は創業以来お客様との信頼関係を第一に地道な努力を続けて参りました』と書かれていたとします。

この文章を分析すると信頼・地道・努力を続けるといったワードが出てきます。

この企業は途中で投げ出さず継続し、確実な仕事をしてくれる人材を求めていると想像ができるでしょう。

これらの言葉が書類や面接時の自己PRのキーワードとして使うことができます。

 

IT企業が求める継続力とは

 

開いたノートと本

 

企業全体が求める人物像を把握したら、次はIT企業が求めている継続力や人物像について調べる必要があります。

IT企業で特に求められているのは以下のような人材です。

 

勉強熱心な人

 

IT業界は常に進化を続けており、最新の情報を常に吸収しようとする姿勢がなければすぐに新しい技術に追いつけなくなってしまいます。

そのため、常に新しい技術を身につけようと向上心を持って勉強できる人材をIT企業は求めています。

さらに、インプットした知識や技術をアウトプットできる人材が望ましいです。

 

パソコンが好き・得意

 

いうまでもありませんがIT業界とPCは同義語といっても過言ではありません。

IT業界ではPCに関わる仕事がほとんどであり、PCへの苦手意識があっては仕事も辛くなってしまいます。

好きこそものの上手なれということわざもある通り、例え未経験や経験が浅いとしても『好き』『得意』をPRするに越したことはありません。

 

問題解決能力

 

どの業界にも当てはまりますが『問題にぶつかった時にどう対応するのか』は非常に重要です。

さらに問題解決後にその対応を振り返り分析することで自身の成長に繋げていけるかどうかを企業はみています。

IT企業においても同様であり『継続力』を問われる所です。

情報を集め継続的に技術を磨いていく姿勢をしっかりとアピールしましょう。

 

ライバルに差をつける自己PRのコツ

 

書類を書く人

 

複数のライバルに差をつけるにはどうしたら良いのかについて、詳しく解説していきます。

 

書類で8割決まる

 

素晴らしい技術・経験や他の人には無い強みがあっても面接官に伝わらなければ意味がありません。

ここではIT企業に特化したPR方法をお伝えします。

自己PRなどの中で継続力をアピールするために積極的に入れていきたいワードを以下のようなものがあります。

 

・問題解決能力

・知識を積極的に吸収(資格取得や新しい言語習得への意欲がある)

・ITと関連している趣味(アプリの開発や、ブログ)

・現状に踏みとどまらず、日々成長していく姿勢

・意欲的に行動ができる

・自分の強みを最大限に活かす

・周囲と円滑なコミュニケーションをとる

・課題解決に向け、継続的に行動する

 

上記の文言や関連するエピソードを文章に入れ、継続的に企業へ貢献ができる姿勢をアピールしましょう。

 

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NG例

 

先に紹介したワードを使っていたとしても中身がなければ就職につながる自己PRにはなりません。

以下のような内容になっていないか注意しましょう。

 

・具体的なエピソードや実績の記載がない(分かりやすい数字の記載がないなど)

・アピールポイントが絞れていない

・自分の強みが企業の求めるイメージと一致していない

・IT業界にあまり関係の無いスキルや経験ばかりを詰め込みすぎる

・要点が絞れていない

 

面接官が書類を一読しただけで採用するメリットがあると思わせることが大切です。

あくまでも企業が求める自己の強みを分析しアピールして下さい。

 

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個人面接の場合

 

書類を見ながら話すビジネスマン

 

書類選考を無事に通れば次は面接が待ち構えています。

続いては個人面接で注意したい点を解説します。

 

志望動機をしっかり伝える

 

面接官が知りたいのは『何故この会社を志望したのか』です。同時に『自社が求めている人物なのか』もチェックしています。

そのため志望動機を明確に伝えることが重要なポイントとなります。

書類の内容を丸暗記して読み上げるのではなく、しっかりと自分の言葉でハキハキと丁寧にPRして下さい。

書類選考後に面接の場合、当然のことながら面接官は事前に書類を読んでいるわけですから内容を把握しています。

声のトーンを意識し、しっかりとした表情で話すことを心がけましょう。

 

質問はありますか?と問われたら

 

面接の最後に問われることが多いこの質問に対しいきなり待遇面などのことを質問してもあまり好印象にはなりません。

以下のようなことを聞くと仕事への前向きな姿勢をアピールできるでしょう。

 

・ITに関連している勉強会はあるのか

・採用いただいた場合の配属先

・配属先の1日のスケジュール

・繁忙期はいつなのか

・研修制度について

 

気になる残業や待遇面のことなども、上記のように仕事と関連付けた質問を行うことで把握しやすくなります。

特に研修については未経験採用の場合に質問しやすい事項です。

企業に対してもしっかりとやる気をアピールすることができます。

 

グループ面接の場合

  会議室  

グループ面接においてチェックされているのは以下のような点です。

 

・空気が読めるか

・他人に惑わされやすくはないか

・人の話を最後まで聞いているか

 

志望動機は他の応募者も同じ内容の場合が多くなりがちなものです。そこは気にせず堂々と面接官へアピールして下さい。

さらに下記のような点にも注意しましょう。

 

・丁寧で正しい日本語を使う

・長々と話さない

・他の人の発言に惑わされず、あくまで自分の言葉で話す

・表情は明るくハキハキと

・他の面接者の話にしっかりと耳を傾ける

 

グループ面接の場合、誰かが長々と話をするとその分他の人の持ち時間が短くなってしまう可能性があります。

自分ばかりが話していては面接官に自己中心的な印象を与えてしまいます。

さらに整理されていない冗長な話は何が言いたいのか面接官に伝わらなくなってしまうでしょう。

飛びぬけたことを言う必要はありません。

他の求職者への配慮も意識して面接に臨みましょう。

 

周囲との差をつくる

 

話し合うビジネスマン

 

志望している企業への内定を勝ち取る為に不可欠な周囲との差をつけるポイントについて解説します。

 

具体的なエピソード

 

抽象的なエピソードや企業イメージと合わないことをアピールしても意味がありません。

一生懸命アピールしても具体的なエピソードが盛り込まれていなければ何を言いたいのか伝わらなくなってしまいます。

これでは書類選考を通過できませんし内定も貰えないでしょう。

 

・何に対してどんなアクションを起こしその結果どうなったのか

・何を継続しどんな過程を経て結果どうなったのか

・自分の強みをどこへ活かしその結果どうなったのか

 

上記のように分かりやすく具体的なエピソードを盛り込まないと感情や臨場感が全く伝わりません。

ここを理解しておくだけでも面接官へのアピールポイントが上がります。

 

未経験の場合のアピール方法

 

IT業界についての知識が無い・浅い状態での転職を考えている方もいるでしょう。

その場合は企業のホームページを見るなどネットで検索し事前に知識を仕入れておけば自信を持ってPRができます。

また他職種であっても継続力をアピールできる具体的なエピソードがあれば自己PRに活かせます。

他の転職希望者との差をつくるために注目したいのは以下のような点です。

 

・なぜ、IT業界を志望したのか

・苦しい状況に立たされた時にどの様に乗り越えてきたのか

・応募先の企業が一番力を入れていることについて共感ができているか

・経験者との差を縮めるためにどの様な努力をしていくのか

 

この人なら他者との経験の差を埋めてくれると思わせるような自己PRを行うことが大切です。

そして経験の差を埋めた後も成長していこうと努力を継続する姿勢をアピールすると良いでしょう。

 

マイナスな要素をポジティブな印象に変える

  開いたノートとスマホ  

職歴が多いなどの場合は企業側からマイナスな印象をもたれがちです。

職歴が多い=忍耐力や継続性が無いと思われてしまう可能性があります。

それらをポジティブな印象に変わるよう言い換え、自信をもって自己PRしましょう。

職歴が多い場合は以下のような点に注意します。

 

・何を達成してきたのかを具体的かつ簡潔にまとめる

・応募先の企業と自身に共通していることは無いかを調べる

・前職の退社理由をポジティブなものに言い換える

 

前社の退職理由はほぼ必ず聞かれます。その際にマイナスな印象を与えないようしっかりと対策をして下さい。

面接の際には自分の熱意が伝わるよう笑顔で朗らかに話すことを心がけましょう。

丁寧に人とお話をするイメージを持って面接に臨んで下さい。

 

まとめ

  デスクトップPC  

ITは常に進化を続けており、少しでも勉強を怠るとすぐに差を付けられてしまう世界です。

逆に言えばやる気次第でいくらでもスキルアップできる業界でもあります。

プログラミングの基礎的な言語を覚えるだけでも就職先は広がるでしょう。

未経験の場合は言語の勉強などをアピールすれば本気度も伝わりやすくなります。

しかし自己PRを書くのは苦手だという人も多いことでしょう。

自己PRの書き方に迷った時は転職エージェントを活用することも検討してみてはいかがでしょうか。

 

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この記事の監修者

西内信

IT系ベンチャー企業にて法人営業を経験し、そこで培った経験を生かし総合人材会社へ転職。その後ギークリーを創業しました。今までにご相談に応じた転職者は3500名以上に上ります。転職者のご不安や疑問点など一緒に解決しながら、最適な未来が描けるようなサポートをさせて頂きます。

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