履歴書・職務経歴書の 書き方エージェント直伝
あなたの強みを伝えるためのコツやポイントを、
記入サンプルを交えて分かりやすく解説。
便利なテンプレート・フォーマットもご紹介します。
履歴書とは
履歴書は、住所・学歴・職歴・資格など、応募者のプロフィールをまとめた書類です。
主に人柄を伝える役割があり、転職時は、職務経歴書とあわせて魅力を伝えられるかが、選考を左右します。
本ページで、履歴書の正しい書き方や見方のポイントを確認しましょう。
履歴書の書き方
各項目ごとに、履歴書の書き方をご紹介します。
1 基本情報（日付・氏名・住所等）
基本情報欄には、住所・電話番号・メールアドレスなどの連絡先を記載します。誤りがあると重要な連絡が届かない可能性があるため、正確に記入し、記入後は誤字・脱字がないか必ず確認しましょう。
作成した当日の日付を記入しましょう 。元号ではなく西暦を使うのが一般的ですが、元号を使用する場合は、履歴書全体で表記を統一してください。
姓と名前の間にスペースを入れます。ふりがなは履歴書のフォーマットに合わせ、「ふりがな」と記載されていればひらがなで、「フリガナ」と記載されていればカタカナで書きましょう。
都道府県から省略せずに記入し、郵便番号や建物名、ふりがなも忘れないようにしましょう。番地は「〇丁目」なども省略せず、数字で記入します。数字は通常の算用数字（例：1、2、3）を使い、番地の区切りは「-（ハイフン）」で表記して問題ありません。ふりがなは都道府県から建物名まで、読みやすい範囲で付けましょう。
自宅に固定電話がない場合は、携帯電話のみでも問題ありません。日中に連絡がつきやすい電話番号を記入しましょう。
アドレス
メールアドレスは、日中に迅速に確認できるものを記入しましょう。会社用のメールアドレスは使用せず、スマートフォンや外部のパソコンでも確認できるフリーアドレスなどを記入するのが一般的です。
身だしなみが整った3か月以内に撮影した写真を使用しましょう。サイズは縦4cm×横3cmが一般的で、背景は無地で顔がはっきり写るものを選びます。撮影は、証明写真機や写真スタジオなどで行うと安心です。
※ギークリーに提出する場合は、証明写真の添付は必須ではありません。
採用担当者の視点
ここを見ている！
- 誤字・脱字や記載漏れがないかを確認し、業務での正確性や注意力を見ています
- 記載内容の誤りの有無から、応募への意欲度を判断することもあります
- 写真からは清潔感や第一印象を把握します
書き方のコツ！
- 日付・氏名・住所などの基本情報は省略せず正確に記載し、誤字・脱字がないよう注意しましょう
- 写真は、スーツなどビジネスにふさわしい服装で、身だしなみが整った清潔感のあるものにしましょう
2 学歴・職歴
学歴・職歴は、事実のみを正確に記載します。意図的に学歴や職歴を偽ったり記載を省略したりすると、経歴詐称となる場合があるので気を付けましょう。
1行目の中央に「学歴」と記入します。 以下の点に注意して、正確に記入しましょう。転職の場合は高校卒業から記入すれば問題ありません。
- 入学・卒業年月は、西暦か和暦に統一します
- 学校名は正式名称で、専攻科まで記入します
- 浪人や留年の記入は不要です
- ブランクがある場合は、その理由等を面接で答えられるよう準備しておくと良いでしょう
学歴の記入後、行を空けずに次の行の中央に「職歴」と記入します。 以下の点に注意して、事実のみを正確に記入しましょう。
- 時系列で記入し、企業名は正式名称で記入します
- 入退社年月は、西暦か和暦に統一します
- 担当業務や部署名、役職を正確に記入します
- 転勤や異動の場合は「〇〇部へ異動」のように、異動年月と異動先を記入します
- 最後の経歴のあと、次の行に左寄せで「現在に至る」、改行して右寄せで「以上」と記入します
- 退職済みの場合は、退職理由の次の行に右寄せで「以上」と記入します
- 退職理由は、基本的には「一身上の都合により退職」とし、会社都合の場合は「会社都合により退職」と記入します
- ブランクがある場合は、その理由や期間中に取り組んだこと等を、面接で答えられるよう準備しておくと良いでしょう
採用担当者の視点
ここを見ている！
- IT業界での経験や役職・担当範囲など、応募職種との関連性を確認します
- 経験内容やキャリアの積み重ねから、即戦力として期待できるか、長期的に活躍できるかを推測します
書き方のコツ！
- 時系列に沿って古い順に、会社名・在籍期間・役職などを正確に記載しましょう
- 担当プロジェクトや業務内容を簡潔にまとめ、業務の種類や担当範囲が分かるようにしましょう
3 免許・資格
中途採用では資格よりも実務経験が重視されますが、希望職種に関連する資格はスキルの裏付けとしてアピールできます。自己PRにつながるものや業務で活かせる資格は必ず記載し、学習中の資格も、希望職種に関わるものであれば記載して問題ありません。
IT系の資格
大きく以下の3つに分類されます。
国家資格：
経済産業省が所管するIPA（独立行政法人情報処理推進機構）が主催する資格
ベンダー資格：
ハードウェア・OS・ソフトウェアなどを提供する企業（ベンダー）が認定する資格
ベンダーニュートラル資格：
NPO法人など民間の機関が主催する資格
各職種ごとのIT資格例
- ITエンジニア
-
国家資格
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
- 情報処理安全確保支援士試験
- システムアーキテクト試験
- ITパスポート試験
- ITサービスマネージャ試験
- 情報セキュリティマネジメント試験
- エンベデッドシステムスペシャリスト試験
- ネットワークスペシャリスト試験
- データベーススペシャリスト試験
- ITストラテジスト試験
- プロジェクトマネージャ試験
- システム監査技術者試験
ベンダー資格 - ORACLE MASTER
- CCNA
- CCNP Enterprise
- AWS認定資格
- Google Cloud認定資格
- Microsoft認定資格（Azure）
- マイクロソフトオフィススペシャリスト（MOS)
- Python 3 エンジニア認定基礎試験
ベンダーニュートラル資格 - C言語プログラミング能力認定試験
- LinuCL（LPIC）
- PMP® ITIL® 認定資格
- 公認情報システム監査人
- CISSP
- G検定
- E資格
- Ruby技術者認定試験
- Webデザイナー・ゲームクリエイター
-
国家資格
- ウェブデザイン技能検定
ベンダー資格 - アドビ認定プロフェッショナル
ベンダーニュートラル資格 - HTML5プロフェッショナル認定資格
- Webクリエイター能力認定試験
- Webディレクション検定
- Webデザイナー検定
- 色彩検定
- Photoshop®クリエイター能力試験
- Illustrator®クリエイター能力認定試験
- HCD-net認定
- Webマーケター・IT営業
-
国家資格
- ITパスポート試験
ベンダーニュートラル資格 - Webアナリスト検定
- Internet Marketing Analyst（IMA）検定
- ウェブ解析士認定
- 統計検定
- ネットマーケティング検定
- Web検定 Webリテラシー（社団法人 全日本能率連盟登録資格 Web検定 Webアソシエイト）
- マーケティング・ビジネス実務検定
採用担当者の視点
ここを見ている！
- 保有資格から、応募者が業務に必要なスキルや知識を有しているか判断します
- 資格の取得年やレベルを把握することで、経験や能力の目安にします
書き方のコツ！
- 資格名は正式名称で、取得年やレベルも正しく明記しましょう
- 応募職種に活かせる資格を優先的に記載し、実務経験との関連も特記事項欄に簡単に記載すると、アピールにつながります
4 趣味・特技・備考欄
趣味や特技の欄に記載された内容が、選考に直接影響することは基本的にありません。人柄など仕事以外の一面をアピールしたい場合は、端的に記載するとよいでしょう。また、備考欄は他の欄で書ききれなかった内容や、伝えておきたい条件などがある場合に活用できます。
趣味や特技は面接時のコミュニケーションのきっかけになるため、答えやすい内容を記載しましょう。仕事に関連するものは好印象につながることもあり、エンジニアならプログラミング、クリエイターなら制作活動など、積極的に記載すると良いでしょう。
・自主ゲーム制作：もともとゲームが好きで、学生時代からUnityやC#を使い、小規模なゲームの企画・開発を行っています。新しいプログラミング技術の習得や、ゲームデザインの改善が得意です。
・英会話：海外旅行に年数回行くようになり、現地の人とコミュニケーションを取りたいと思い学習を始めました。日常会話レベルでの英会話が可能です。
・株式投資：NISAをきっかけに経済やマーケットの動向に関心を持ち、少額ながら投資を始めています。資産運用や情報収集の習慣が少しずつ身についてきました。
特別な希望や条件がなければ空欄でも問題ありません。記入する場合は「貴社の規定に従います」としておくと安心です。また、他の欄で触れられなかった資格や実務経験などを補足する場としても活用できます。
UnityとC#を用いた自主ゲーム制作で、設計から実装・テストまで一連の開発を経験しました。AWS認定資格・ORACLE MASTER・応用情報技術者試験を取得しており、クラウド環境やデータベース運用にも対応可能です。また、英会話学習や株式投資も継続的に取り組んでいますので、継続する姿勢と成長意欲を業務に活かしていきたいと考えています。
採用担当者の視点
ここを見ている！
- 業務との関連も含め、人物像や人柄、仕事への姿勢などをイメージする補足情報として参考にします
書き方のコツ！
- 資格や使用ツール、研修経験など、応募職種に役立つ情報を簡潔にまとめましょう
- 業務に関連する内容や継続的に取り組んでいる活動を記載すると、人物像が伝わりやすくなります
作成後と提出時の
ポイント
完成した書類を提出する前に、
以下のチェックポイントを参考に、
基本的なチェックを忘れずに行いましょう。
- 記入漏れや誤字脱字はないか、一般的ではない略語を使っていないかを確認しましょう
- 過去に使用した履歴書をもとに作成した場合は、古い情報が残っていないか、最新の内容に更新されているかを確認しましょう
- 文章は誰が読んでも理解できる内容になっているか、必要以上に長くなっていないかを見直しましょう
- 提出前には必ずコピーを取り、面接で提出内容をもとに質問された際に回答できるよう、備えておきましょう
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職務経歴書とは
職務経歴書は、これまでの業務内容や実績を具体的にまとめた書類です。
スキルや強みを伝える役割があり、転職時は、履歴書とあわせて魅力を伝えられるかが、選考を左右します。
本ページで、職務経歴書の正しい書き方や見方のポイントを確認しましょう。
職務経歴書の書き方
各項目ごとに、職務経歴書の書き方をご紹介します。
1
基本情報
（日付・氏名・職務経歴要約）
採用担当者が最初に目を通すのが、この基本情報部分です。特に職務経歴要約は、読み進めてもらえるかの分かれ道となるため、キャリアや実績を端的に示すことが重要です。
作成した当日の日付を記入しましょう 。元号ではなく西暦を使うのが一般的ですが、元号を使用する場合は、職務経歴書全体で表記を統一してください。
要約
経歴の全体像を250字（3～5行程度）で簡潔に記載します。経験社数が複数ある場合は、直近や在籍期間の長い職歴を中心に、応募職種と関連する実績を盛り込むと良いでしょう。
〇〇大学卒業後、株式会社〇〇に入社。Webアプリケーション開発を中心に3年間の経験を積んで参りました。Java・Spring BootやJavaScript（React）を用いた業務システムやBtoC向けサービス開発に従事し、要件定義から設計・実装・テスト・リリースまで一通り対応可能です。直近ではチームリーダーとして10人規模の開発を牽引し、アジャイル手法を取り入れることで納期短縮と品質向上を実現しました。ユーザー目線での開発を強みとしています。
採用担当者の視点
ここを見ている！
- 求めているスキルを持っているか、最初の判断をします
- 文章が簡潔に分かりやすくまとめられているか確認します
書き方のコツ！
- 要約には、募集職種に合った経験やスキル、強み・保有しているスキルで何ができるのか等を書きましょう
- ここで書類を読み進めるかどうか判断されるため、情報を分かりやすく整理し、簡潔に書きましょう
2 職務経歴詳細
これまで勤務した企業や担当プロジェクトを具体的に記載しましょう。業務上の工夫や課題解決の取り組みを示しつつ、冗長にならないよう、要点を簡潔にまとめることが重要です。
企業名の横に在籍期間を記載し、勤続中なら「20XX年XX月〜現在」としましょう。経験社数が複数ある場合は、直近から降順で並べます。事業内容は一言で構いませんが、「資本金」「従業員数」「設立日」「売上高」は、正確に記載してください。
担当したシステムやプロジェクトの役割を具体的に記載しましょう。 担当フェーズ（例：要件定義、設計、開発、テスト、運用）や、使用したプログラミング言語、フレームワーク、データベース、システム環境などを明示すると効果的です。 さらに、アサイン人数や達成率などの数値を盛り込むと客観性が高まり、強みが伝わりやすくなります。知識や理解が不十分でも、経歴は省略せず記載することが大切です。
■ECサイトリニューアルプロジェクト（20人規模）
・ポジション
- プロジェクトリーダー
・担当
- 要件定義、設計、進行管理、実装レビュー（Java／Spring Framework）、クラウド環境構築（AWS）
・成果/実績
- 既存サイトの購入離脱率を改善するためにUX改善と決済フロー最適化を実施し、リリース後1年間で売上前年比120%を達成
- プロジェクトの成功により社内で高い評価を獲得
採用担当者の視点
ここを見ている！
- 具体的にどのような技術（言語・フレームワーク・ツール等）の経験があるかを確認します
- プロジェクトの規模やフェーズ（要件定義〜運用保守）における役割を確認し、同じ立場で成果を再現できるかどうかを判断します
書き方のコツ！
- プロジェクトごとに「概要・担当業務・成果/実績」の流れで整理しましょう
- 自分が担当した役割とチームへの貢献具合を伝えましょう
- 使用した技術で「どんな課題を解決したか」 を具体的に書き、可能であれば数字を含めて記載すると、説得力が高まります
3
得意分野・
活かせる経験やスキル
職務経歴だけでは伝わりにくい強みを端的にアピールできる欄で、転職活動において重要度が高い項目です。汎用スキルとIT専門スキルの両方を記載すると好印象です。学習中の言語やツールを書いても問題ありません。自分の強みや経験を伝える欄として活用しましょう。
汎用スキル
Word・Excel・PowerPointなどのPCスキルや、マネジメント・折衝力など、業種や職種に関係なく活かせるスキルです。これらがあることで、ドキュメント作成や進行管理、チームや関係者との調整が円滑にできる等、技術力以外でも業務全体に貢献できることをアピールできます。
汎用スキル例
・PCスキル（Word、Excel、PowerPoint）
・マネジメントスキル
・語学力
・クライアントや他部署との折衝力
・コミュニケーションスキル
・課題解決スキル
・情報収集スキル（新しいツールや施策の導入、勉強会の開催なども含む）
・5人の開発チームをリードし、進捗管理や課題解決を主導
・ExcelやPowerPointで開発の進捗を可視化し、週次レポートを作成
・クライアントとの要件調整や仕様確認で、認識の相違を最小限に留めることを意識
・新ツールやフレームワークを提案し、開発効率を約15％向上、納期短縮に貢献
IT専門スキル
以下のスキル例にあるような、IT人材としてアピールしやすいスキルです。 使用できる開発言語・フレームワーク・ツール・開発環境などを箇条書きで記載しましょう。希望職種に関わるものであれば、学習中のものでもアピールにつながる場合があります。個人学習や趣味での取り組み、セミナー受講や通信教育、自宅での環境構築なども企業にとっては前向きな情報であり、面接時の話題にもなるため、過小評価せずに記載しましょう。
各職種ごとのIT専門スキル例
ITエンジニア
プロジェクトマネジメント・システム開発
Ansible
CircleCI
Docker
Kubernetes
KVM
Terraform
VisualStudio
VMware
Cisco
Juniper
FortiGate
OS
Android
iOS
Linux
UNIX
Windows
仮想化
プログラミング
ABAP・4
C#
C++
COBOL
Go
Java
Objective-C
Perl
PHP
Python
Ruby
Swift
TypeScript
VB/VBA
アセンブラ
HTML/XHTML
.NET
ASP
R
Shell
Matlab
Julia
Kotlin
Scala
Rust
RPG
データベース・グループウェア
DB2
MySQL
Oracle
PostgreSQL
SQLServer
Access
BigQuery
Redshift
PLSQL
アプリケーションフレームワーク
Angular.js
Node.js
Nuxt.js
React.js/React Native
Unity
Broadvision
CakePHP
CoffeeScript
Django
Eclipse
Flask
Flutter
Laravel
NCS
Next.js
ngCore
Redux
Ruby on Rails
SilverStream
Spring
UDK
Unreal Engine
Vue.js
Websphere
インフラストラクチャ
AWS
MS Azure
GCP
Alibaba Cloud
Apache/Apache Spark
IBM Cloud
IIS
Jenkins
Nginx
Weblogic
オンプレミス
AI・RPA・データ分析
Kaggle
PowerBI
PyTorch
RPA
Tableau
TensorFlow
Webデザイナー・ゲームクリエイター
ソフトウェア
Adobe AfterEffects
Adobe XD
Figma
Illustrator
Photoshop
Premiere Pro
Sketch
CAD
SAI
Studio
CLIP STUDIO PAINT
InDesign
Dreamweaver
CGI
FireWorks
デザイン
CSS
HTML5
UIデザイン
UXデザイン
エフェクトデザイン
jQuery/jQuery Mobile
Sass
XSI
モーションデザイン
CSS3
JavaScript
レベルデザイン
VR/AR/MR
アニメーション・3D
Anima2D
3ds Max
Blender
Maya
ゲーム
2D
3D/3DCG
Zbrush
企画
進行管理
PM
新規
既存
運営
遊技機
サウンド
サーバサイド
シナリオ
スクリプト
フロントエンド
モデリング
Webマーケター
分析・アクセス解析ツール
Google Analytics(GA4)
Google Search Console
Google Tag Manager（GTM）
Adobe Analytics
Looker Studio
Tableau
CRM・MA・メール配信ツール
HubSpot
Salesforce
Marketo
Pardot
KARTE
SATORI
制作・編集関連ツール
Canva
Figma
Photoshop
Illustrator
Adobe Premiere Pro
After Effects
Notion
その他
ChatGPT
Cloude
Gemini
IT営業
SFA/CRM
Salesforce
HubSpot
コミュニケーション/商談
Zoom
HubSpot
Teams
Chatwork
Slack
情報共有/営業資料・提案書作成
Googleスライド
Googleドキュメント
Googleスプレッドシート
PowerPoint
Excel
Word
その他
Tableau/Looker Studio
ChatGPT
Cloude
Gemini
採用担当者の視点
ここを見ている！
- 現場で即戦力となる技術やスキルを保有しているかを確認します
- チームで業務を円滑に進めるため、ITスキルだけでなく、問題解決力やコミュニケーション能力などの汎用スキルも意識するポイントです
書き方のコツ！
- 使用可能な技術やツールは箇条書きで整理し、活用シーンや成果と結び付けて記載することで、即戦力としてのイメージを与えやすくなります
- ITスキルに加え、コミュニケーション能力などの汎用スキルを記載することで、業務を円滑に遂行できることや顧客目線でのサービス開発力をアピールできます
4 保有資格
中途採用では資格よりも実務経験が重視されますが、希望職種に関連する資格はスキルの裏付けとしてアピールできます。自己PRにつながるものや業務で活かせる資格は必ず記載しましょう。
IT系の資格
大きく以下の3つに分類されます。
国家資格：
経済産業省が所管するIPA（独立行政法人情報処理推進機構）が主催する資格
ベンダー資格：
ハードウェア・OS・ソフトウェアなどを提供する企業（ベンダー）が認定する資格
ベンダーニュートラル資格：
NPO法人など民間の機関が主催する資格
各職種ごとのIT資格例
- ITエンジニア
-
国家資格
- 基本情報技術者試験
- 応用情報技術者試験
- 情報処理安全確保支援士試験
- システムアーキテクト試験
- ITパスポート試験
- ITサービスマネージャ試験
- 情報セキュリティマネジメント試験
- エンベデッドシステムスペシャリスト試験
- ネットワークスペシャリスト試験
- データベーススペシャリスト試験
- ITストラテジスト試験
- プロジェクトマネージャ試験
- システム監査技術者試験
ベンダー資格 - ORACLE MASTER
- CCNA
- CCNP Enterprise
- AWS認定資格
- Google Cloud認定資格
- Microsoft認定資格（Azure）
- マイクロソフトオフィススペシャリスト（MOS)
- Python 3 エンジニア認定基礎試験
ベンダーニュートラル資格 - C言語プログラミング能力認定試験
- LinuCL（LPIC）
- PMP® ITIL® 認定資格
- 公認情報システム監査人
- CISSP
- G検定
- E資格
- Ruby技術者認定試験
- Webデザイナー・ゲームクリエイター
-
国家資格
- ウェブデザイン技能検定
ベンダー資格 - アドビ認定プロフェッショナル
ベンダーニュートラル資格 - HTML5プロフェッショナル認定資格
- Webクリエイター能力認定試験
- Webディレクション検定
- Webデザイナー検定
- 色彩検定
- Photoshop®クリエイター能力試験
- Illustrator®クリエイター能力認定試験
- HCD-net認定
- Webマーケター・IT営業
-
国家資格
- ITパスポート試験
ベンダーニュートラル資格 - Webアナリスト検定
- Internet Marketing Analyst（IMA）検定
- ウェブ解析士認定
- 統計検定
- ネットマーケティング検定
- Web検定 Webリテラシー（社団法人 全日本能率連盟登録資格 Web検定 Webアソシエイト）
- マーケティング・ビジネス実務検定
採用担当者の視点
ここを見ている！
- 保有資格から、応募者が業務に必要なスキルや知識を有しているか判断します
- 資格を実務でどのように活かしているかをイメージし、即戦力としての適性を見ます
書き方のコツ！
- 業務に関連する資格は正式名称と取得年を明記し、見やすく整理しましょう
- 資格を業務でどのように活かしたか、成果と結び付けて記載すると、評価につながりやすくなります
5 自己PR
採用担当者に響く自己PRのコツは、状況・担当ポジション・行動・成果を一連のストーリーとして構成することです。これにより、あなたの強みや資質が具体的に伝わります。 また、将来のキャリアプランに簡単に触れることで、成長意欲や中長期的な活躍の可能性をアピールすることもできます。
ITエンジニアの場合
開発経験や習得済みの言語・ツールを具体的に示し、即戦力として何ができるかを記載しましょう。過去のプロジェクトでの役割や成果、改善や効率化に貢献した事例を盛り込み、業務を通じて得た成長や学びをアピールすると、より具体的に伝わります。場合によっては、失敗例も成長や学びを示す有効なアピールになります。
- 記入サンプル
-
初めてのチーム開発で、フロントエンド担当としてUI実装を進めていた際に、Gitのブランチ管理を誤り、他メンバーの作業と競合してコードが壊れてしまうトラブルが発生しました。発生後すぐに原因を分析し、チームと協力してリカバリーしました。さらに、ブランチ運用ルールの整理を提案し、チーム全体で再発防止策を共有しました。最終的には予定通り機能を完成させ、トラブル対応力とチームでの協調性を身につけました。
キャリアチェンジを希望される場合
一般的に、キャリアチェンジの転職はハードルが高いとされています。そのため、キャリアチェンジへの動機やきっかけ、成功に向けた努力や学習のエピソードを盛り込み、熱意や意欲を具体的に示すことが重要です。
- 記入サンプル
-
前職では営業職として顧客折衝やチーム管理を経験しましたが、業務でITツールやシステムを活用する中で、より効率的な仕組みを自ら作りたいと感じ、IT業界を志望しました。また、2年前から独学でJavaやSpring Frameworkを学び始め、個人プロジェクトやオンライン講座を通じてスキルを習得してきました。これまでの経験で得たコミュニケーションスキルと学習成果を活かし、ITエンジニアとして貢献したいと考えています。
20代など若手ポテンシャル層の場合
若手の方の転職は30代以降の方と比べるとキャリアが浅く、経験不足と判断されることがあります。PCスキルや業務で得た経験・活かせる強みなど、応募職種との共通点をしっかりアピールしましょう。GitHubや個人制作のWebサイトなどURLを添えると、スキルや取り組みを具体的に示すことができます。
- 記入サンプル
-
前職では、Web制作会社でフロントエンドエンジニアとして、HTML・CSS・JavaScriptを用いたWebサイト制作や改修に携わりました。経験は2年ですが、UI/UXを意識したコーディングの自己学習やチーム内レビューを通じ、フロントエンド開発の基礎を習得しています。また、ExcelやWordなどのPCスキルを活かし、仕様書作成やテスト管理も円滑に行ってきました。これまでの学びと経験を活かして、開発プロジェクトに貢献できると考えています。
採用担当者の視点
ここを見ている！
- 自己PRからスキルや強み・実績を具体的にイメージし、再現性や即戦力として活躍できるかを判断します
- 文章表現に違和感がないか、数字や実績が過度に誇張されていないかも確認します
書き方のコツ！
- キャリアに沿った具体的な経験や成果をストーリー形式で簡潔にまとめ、スキルを活かして即戦力になることをアピールしましょう。
- 数字を用いて客観的に能力や成長意欲を示し、実際の実績を記載しましょう
作成後と提出時の
ポイント
完成した書類を提出する前に、
以下のチェックポイントを参考に、
基本的なチェックを忘れずに行いましょう。
- 記入漏れや誤字脱字はないか、一般的ではない略語を使っていないかを確認しましょう
- 過去の職務経歴書を流用した場合は、古い情報が残っていないか、最新の内容に更新されているかを確認しましょう
- 文章は誰が読んでも理解できる内容になっているか、必要以上に長くなっていないかを見直しましょう
- 提出前には必ずコピーを取り、面接で提出内容をもとに質問された際に回答できるよう、備えておきましょう
「これで大丈夫かな？」と不安を感じたら、 ギークリーにご相談ください
応募書類のチェックはもちろん、転職活動全般を
IT専門のアドバイザーが徹底サポート！
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