仕事にやる気が出ない原因は?すぐにやる気を出す方法についても解説!
この記事では、仕事にやる気が出ないと感じたときの対処法について解説します。仕事にやる気が出ない原因は、会社や仕事内容、プライベートにおける悩みなどさまざまです。まずは自分でできる対処法から実践してみて、解決できない時は転職も検討しましょう。
現状仕事にやる気が持てない人はどれくらいの割合いる?
近年、慢性的に停滞し、回復傾向が見られない景気状況や移り変わりが早い勤務体系などの環境変化などを要因に仕事が好きな人が減っているといわれています。
1990年代には「基本的に仕事が好き」との回答が54.0%であった調査ではその後減少し、2024年には46.2%と半数を割り込みました。
内閣府の世論調査でも、「充実感を感じる時」という問いに対し「仕事にうちこんでいる時」という回答は減少傾向にあり、令和6年は27%という結果です。
Q.充実感を感じる時は? | |
調査年 | A.「仕事にうちこんでいる時」の割合 |
令和6年 | 27% |
令和3年 | 28% |
令和元年 | 29.6% |
平成28年 | 30.2% |
平成25年 | 31.7% |
平成20年 | 34.1% |
また同調査で「働く目的は何か」という問いに対し、「お金を得るために働く」という回答が60%以上でもっとも多く、増加傾向にあります。この傾向は特に30代に強く、回答は約80%にのぼりました。
一方、「生きがいを見つけるために働く」との回答は10%台にとどまっています。
これらの調査結果から、現状仕事にやりがいを見出し、充実感を感じながら仕事に打ち込めている人はおよそ30%で、生きがいよりも給与に重きを置く人の方が一般的であり、仕事にやる気を持てないことは決して珍しくないことがわかります。
仕事にやりがいを持ち、前向きに働きながら充実感を得るためには、自分に合った仕事を選ぶことが重要でしょう。
(参考:日経クロストレンド『「仕事が好き」は大幅減 最新調査で判明した「働く」意識の激変』)
(参考:内閣府『国民生活に関する世論調査 ・時系列データ』)
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仕事のやる気が出ない原因は?
この項目では、仕事に対してやる気が出なくなる理由を解説します。
- ・心身が疲弊している
- ・職場環境や人間関係が悪い
- ・仕事内容に興味が持てない
- ・私生活での悩み
- ・会社の評価に納得がいかない
仕事のやる気が出ない理由が言語化できると、具体的な対処法が見つかりやすくなります。
今の仕事ではどうしても解決できない場合は、環境を変えることも視野に入れてみましょう。
心身が疲弊している
仕事へのやる気が出なくなってしまう大きな原因の1つが疲れです。
過酷なノルマを課せられていたり、残業が多かったり、過密スケジュールによる大きなプレッシャーが常態化している況下で働いていると心身が疲弊し、仕事へのモチベーション低下に繋がります。
また、疲弊した状態が続くと、仕事だけでなく趣味に対しても気力が沸かないなど心身に異常をきたすことがあるため、早急に対処する必要があります。
職場環境や人間関係が悪い
職場環境の悪さは大きなストレスに繋がります。
上司や同僚と良好なコミュニケーションが取れない、連携がうまくいかないといった環境の職場では、業務に差し支えるうえに自身の成長も妨げられてしまうでしょう。
個人の評価が上がりにくいとやる気を保てなくなり、そのせいでスキルアップやキャリアアップを目指す意欲も沸かないといった悪循環に陥りがちです。
入社時と比較して仕事に対する情熱が持てなくなる傾向が続くと、仕事のやる気を維持するのは困難です。
仕事内容に興味が持てない
自分の仕事内容に対して興味が持てない状態が続くと、前向きにやる気を持って取り組めなくなってしまいます。
本当にやりたかった仕事ではないため中長期的な目標が持てない、スキルに合っていないと感じる方は要注意です。
仕事内容に興味が持てないと、ミスも増え、叱責されることでさらにやる気が低下するリスクがあります。
現在携わっている仕事が自分の将来的なキャリアプランに役立つか、改めて広い視野で自分に合っている仕事について考え直すことをおすすめします。
私生活での悩み
プライベートの悩みが大きいと、仕事にやる気が出ず集中できないこともあるでしょう。
特に20代後半から30代にかけてはライフステージが変わりやすい時期でもあり、仕事での成果やキャリアが私生活に直結するケースも多いです。
仕事と私生活を切り分けるための対策として、どうしても私生活に割くリソースが多い時期の方は、キャリアの面だけでもプロを頼る対処法も検討しましょう。
会社の評価に納得がいかない
会社の評価制度に対しての不満は、やる気減退に直結しやすい要因です。
勤続年数に伴い、責任範囲や業務の内容が広がっているにもかかわらず、それに見合ったリターンが期待できないようであればモチベーション維持は困難でしょう。
適切な評価制度が整っていないことは、将来性がない会社の条件の1つです。
評価制度が自分の希望と合っているかどうか確認する指標として、現在の自分への評価だけでなく、身近な先輩や上司への会社からの評価も参考にできます。
数年後の自分の姿として希望が持てるような条件で働いているかという視点で見た際に、ギャップがあるかどうかも確認してみましょう。
【あわせて読みたい】将来性がない会社の判断基準はこちら⇓
すぐに実践できるやる気が出ないときの対処法
仕事にやる気が出ない原因が明確になったら、まずは自分でできる対処法を試してみましょう。
- ・仕事をする意味や目的を見つめなおす
- ・自分の仕事がどう役立つのかを理解する
- ・仕事を通じて得られるものを考えてみる
- ・仕事の最終目標を描いてみる
- ・まずは着手してみる
これらの対処法について、以下解説します。
仕事をする意味や目的を見つめなおす
仕事のやる気を取り戻す対処法として、仕事の意味や目的について改めて見つめなおしてみることがおすすめです。
冒頭で解説した調査では、「働く目的は何か」という問いに対する回答として、「お金を得るために働く」「生きがいを見つけるために働く」の他にも「社会の一員として務めを果たすために働く」「自分の才能や能力を発揮するために働く」という選択肢もあります。
仕事の意味や目的は人それぞれです。自分なりの仕事に対する価値観を明確にして、それを実現できる環境を目指す取り組みを心がけることでやる気を取り戻せるかもしれません。
悩みがある場合は、その優先順位が下がることでモチベーションが向上する、仕事に対してよい意味で割り切る対処法が見つかるなどの効果も期待できます。
自分の仕事がどう役立つのかを理解する
自分の仕事の客観的な貢献度を確認することも、やる気を取り戻す対処法としておすすめです。
もしも今、日々の業務に対して意義を見出せないことがやる気の低下に繋がっていると感じる場合は、その業務が会社の利益に具体的にどのように貢献しているのかという点に目を向けてみましょう。
簡単な作業しか担っていないと感じていたとしても、その意義を深堀りして考察することで、「自分の仕事が会社にどのような価値を生み出し、社会に貢献しているのか」が見えるかもしれません。
自分の仕事がどう役立っているのかを認識できていれば、例えやる気が減退するような不満が生じても自信を持って取り組めるでしょう。
仕事を通じて得られるものを考えてみる
現在の仕事や会社を通じて何が得られるかを具体的に言語化してみましょう。自分にとってポジティブな要因が可視化されることで、やる気を取り戻しやすくなります。
- ・スキルアップに繋がる
- ・人脈が広がる
- ・理想のキャリアプランが描ける
- ・理想の業界で働けている
例えば上記のようなメリットがあれば、現状仕事にやる気が出ないと感じていても、中長期的な見通しは立てやすくなるのではないでしょうか。
個人的な要因だけでなくとも、会社自体に将来性を感じることができれば、前向きに仕事に取り組む気持ちを取り戻すきっかけにできます。
仕事の最終目標を描いてみる
中長期的な見通しを立てる意味で、仕事の最終目標に目を向けることもおすすめです。
自分自身にとっての仕事のゴールラインを設定してみましょう。そのゴールラインから現在まで逆算することで、選択すべき手段が明確になります。
もしも最終目標の設定が難しい場合は、短期的な目標から設定する方法が有効です。
例えば1ヶ月後、3ヶ月後に終了するプロジェクトごとで区切ってゴール設定することで、目標達成までどう過ごすか具体的な行動指標が見え、やる気を出しやすくなります。
短期的な目標の繰り返しで中期的なビジョンを描き、最終目標まで設定できると、日々充足感を得やすくやる気にも繋がるでしょう。
まずは着手してみる
迷ったり悩んだ時、深く考えるよりまず手を動かしてみることが合っていると感じる場合は、目の前の小さな作業に着手してみましょう。
1つの仕事を終わらせるという達成感の積み重ねは、やる気に大きく影響します。
ただし、心身ともに疲弊している状態での無理は禁物です。ミスを引き起こしたり、達成できずにさらにやる気を失ってしまう事態に繋がりかねないため、まずは心身の健康を取り戻すことに注力しましょう。
何かに着手してみる一貫として、働き方の選択肢を知ることもおすすめです。
以下のボタンから、自分に合った働き方を診断できます。まずは自分に合った仕事や働き方を把握することで、現在の状況を客観的に把握することにも繋がるでしょう。
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徐々に仕事のやる気を出していく方法
自分がやる気が出ない状態であるかもしれないと気づいた段階や、少しずつ対処したいと考える方には、次のような対処法がおすすめです。
- ・小さなできることを増やしていく
- ・与えられた仕事をするだけでなく自分なりに工夫してみる
- ・転職を検討してみる
以下、それぞれ解説します。
小さなできることを増やしていく
仕事のやる気を少しずつ取り戻す方法として、日々の業務に改めて向き合い、できることを増やす取り組みも大切です。
小さいと感じる取り組みでも、積み重ねることで得られる達成感は自己肯定感アップに繋がります。結果として仕事のやる気を向上させることもできるでしょう。
まずは現時点のスキルでできることを確実に成功させ、達成を重ねることは、キャリア構築の概念の1つである「Will-Can-Mustフレームワーク」の「Can(できること)」に該当します。
【Will-Can-Mustフレームワーク】
- Will…やりたいこと(本人の意思・志向・希望)
- Can…できること(スキル・経験・能力)
- Must…やるべきこと(組織や社会からの期待・役割)
Will-Can-Mustフレームワークでは、この3つの要素が重なるところに、自分が最も価値を発揮できる「最適領域」があるとされます。
Can(できること)を積み重ねることでより多くの「Must(求められること)」に応えられるようになり、やがてそれが自分の「Will(やりたいこと)」の実現につながっていくため、仕事にやる気を少しずつ出せるようになるでしょう。
与えられた仕事をするだけでなく自分なりに工夫してみる
指示通りに仕事をこなす状態が続くと、やる気は失われやすいです。
自分なりに作業効率を上げるためにスケジュールのスリム化を図る、工程を改善するなどの取り組みを少しずつ取り入れると、自分の意志で仕事にあたっているという実感が得やすいためやる気を出しやすいでしょう。
仕事への向き合い方を少し変えるだけで、自分自身への刺激にもなります。癖づけることができれば、スキルアップやキャリアアップにも繋がりやすいためおすすめです。
会社によっては、個人で取り組んでいた業務改善案などが全社で取り上げられる施策が行われているケースもあるでしょう。
仕事に対するアプローチを変え、モチベーションの創造を促すジョブクラフティングは、やる気が出ない現状の打破に繋がる可能性が高いです。
転職を検討してみる
仕事にやる気が出ない要因は人それぞれですが、対処できる範囲もまた状況によってさまざまです。
対処法を試みたが変わる兆しがない、そもそも対処法を試みることができる状況にない場合は、思い切って環境を変えてみましょう。
特に、会社の評価制度の不備によって現在のスキルやキャリアに対して満足できないケースや、会社の将来性が不安で現在の仕事に対するやる気が出ないと感じるケースは、転職によって改善できる可能性が高いです。
自分の希望をしっかりと明確にしてから、慎重に求人を比較して企業選びをしましょう。
次の転職で失敗したくない気持ちが強い方や、本当にやりたい仕事があるものの現在のスキルで挑戦できる求人がわからない、見つからないという場合は転職エージェントへの相談をおすすめします。
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まとめ
平成初期までは浸透していた「仕事は3年」という考え方は、一度入社すれば定年まで働くことが前提とされていたからこそ成り立っていたものでした。
現代ではスキルや職務に基づく雇用形態が広がり、キャリアの選択肢も増えています。
やる気が出ないことを理由に短期離職を繰り返してしまうとキャリアによくない影響を及ぼす可能性がありますが、理由によっては改善の取り組みの1つとして転職を視野に入れることをおすすめします。
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