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株式会社クオカード

ITの力でQUOカードPayの成長に貢献。クオカードで築けるキャリアとは

一般消費者の認知度9割以上を誇るギフトカード『QUOカード』と、アプリ不要でスマホで簡単に使えるデジタルギフト『QUOカードPay』を発行する株式会社クオカード。今回は、QUOカードPayを開発するデジタルイノベーションラボの室長を務める齋藤様と採用担当の金子様に、チームの魅力やキャリア形成、働き方について語っていただきました。是非ご覧ください。

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齋藤 健一 様 / デジタルイノベーションラボ 室長

2017年クオカード入社。
QUOカードPay立ち上げに参画し、サービスの要件定義からリリースまでを担当。並行してエンジニア/デザイナー組織の立ち上げを行う。

 

金子 沙耶香 様/ デジタルイノベーションラボ 採用担当

2024年クオカード入社。
デジタルイノベーションラボ専任の採用担当として、エンジニアやデザイナーの採用を担当。

 

株式会社クオカードとは

 

株式会社クオカード

 

―クオカードの事業内容についてお聞かせください

 

金子様:私たちの会社は、コンビニエンスストアやドラッグストア、書店、カフェなど全国の身近なお店で利用でき、一般消費者の認知度9割以上※を誇るギフトカード「QUOカード」と、①アプリ不要でスマホで「簡単に使える」、②オリジナル画像で贈れて「気持ちが伝わる」、③メールやSMSで「すぐに贈れる」デジタルギフト「QUOカードPay」の発行会社です。

贈る人も、もらう人も、どちらも”嬉しい”「QUOカード」と「QUOカードPay」の発行数量は1987年の創立以来、累計約10億枚/コードで、いずれも企業によるキャンペーンなどのインセンティブや挨拶品、福利厚生、株主優待品での利用のほか地方自治体やNPO法人、学校法人等による各種助成など用途や業態を問わず多数採用されています。(※クオカード社調べ/全国約4万人対象)

 

―株式会社クオカード様のミッション・今後の事業方針についてお聞かせください

 

金子様:私たちは、「贈る想いに寄り添い、つなぐ。小さな『うれしい』で、笑顔あふれる未来を創る。」というパーパスを掲げています。人と人、人と会社、人とビジネス、人と社会といった様々なステークホルダーを”つなぐ”という価値を創造し続け、「リアル」と「デジタル」の2つの「QUO」で贈る想いを人から人へ、未来へとつないでいくことをミッションとしています。

 

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QUOカードPayを支えるデジタルイノベーションラボとは

 

株式会社クオカード

 

―デジタルイノベーションラボの具体的な業務内容について教えてください

 

齋藤様:デジタルイノベーションラボは、「QUOカードPay」とその関連システムの開発、運用、デザインを一手に担う部署です。
以前は外部に委託していた「QUOカードPay」の残高管理システムですが、昨年7月に内製化を完了しました。これにより、サービスの設計から開発、運用、保守まで、すべてを社内で行う体制が整いました。デザインチームも連携し、UI/UXデザインからユーザーテストまでを社内で行い、ユーザーからのフィードバックをもとにサービス改善を迅速に進めています。

 

―去年内製化が完了されたとのことですが、内製化に至ったきっかけがあったのでしょうか?

 

齋藤様:内製化の必要性については、実際に外注で運用してみた結果、スピードやコストといった課題が明確になりました。
その結果、「スピード感を持って品質の高いサービスを作るには内製化していく必要がある」という認識が社内で一致したため、内製化に至りました。

 

―デジタルイノベーションラボの組織について教えてください

 

齋藤様:デジタルイノベーションラボは、プロダクト開発を円滑に進めるため、職種ごとに専門性を持った複数のチームで構成されています。各チームが役割を分担しながらも密に連携する、フラットで自律的な組織体制が特徴です。
当初はチームメンバーの入れ替えを柔軟に行い、特定の個人しか知らない「属人化」を防ぎ、円滑なコミュニケーションを促すよう工夫していました。
また、オープンコミュニケーションを重視しており、Slackの関連チャンネルは基本的にパブリックで、他チームのやり取りも積極的に共有・把握するようにしています。

 

―デジタルイノベーションラボのミッションや今後の方針についてお聞かせください

 

齋藤様:デジタルイノベーションラボのミッションは、ITの力でQUOカードPayの成長・発展に貢献することです。
私たちが目指しているのは、プロフェッショナルスポーツチームのような組織です。一人ひとりが高い専門性を持ち、自己管理のもと、スピード感を持って業務を進める。そして、「どうすれば『QUOカードPay』をより良いサービスにできるか」を常に考え、ユーザーや事業にとって価値あるものを生み出し続けることを目指しています。

 

―齋藤様ご自身が今後挑戦したいことは何ですか?

 

齋藤様:今求められているのは、しっかりサービスを作って運用していくことなので、まずはチームの成長を目指しています。今も新入社員の方はいますが、社員が増えると文化が変わったり、今までできていたことができなくなってしまうようなことが頻繁に発生するので、そこをマネジメントしつつ、より自己管理できる組織を作っていくのが私の仕事なのかなと思います。

 

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デジタルイノベーションラボで築けるキャリア・働き方

 

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―デジタルイノベーションラボでは、どのような経験・スキルを活かす、もしくは積むことができますか?

 

齋藤様:デジタルイノベーションラボでは、入社前の経験に関わらず、幅広いスキルを身につけられる機会があります。
たとえば、入社前はスマホアプリ開発しか経験がなかった方も、入社後にバックエンド開発やAWSの修正などを担当し、スキルの幅を広げている人がいます。

また、私たちは「脱社内外注」を掲げ、システム開発の背景にある業務や目的を深く理解した上で開発を進める形を目指しています。そのため、要件定義やヒアリング、調整といった上流工程のスキルも身につける機会があります。

また、職種や立場を越えてチームで協力しながら成果を出す力や、ユーザー視点に立った改善提案・実行力も自然と養われます。「こうした方がもっとよくなる」と思ったことを自分ごととして取り組める方にとっては、大きな成長の機会がある環境です。

 

―デジタルイノベーションラボでは新しいツールやAIツール等を積極的に導入されていますか?

 

齋藤様:弊社は最新ツールの導入も積極的に行っています。
新しいツールの導入に時間がかかる会社もあると思いますが、私たちはそうならないよう、使いたいツールがあればスピーディーに導入できるように進めています。
特に進化の速いAI関連ツールについては、常に最新情報をキャッチアップし、スピード感を損なう社内ルールを見直すなど、柔軟に対応できる環境づくりを大切にしています。

 

―部署での評価制度について教えてください

 

齋藤様:デジタルイノベーションラボでは、クオカード全体とは異なる独自の評価制度を運用しています。
これは、新規事業を推進する専門チームとして、従来の枠組みにとらわれず、本質的な業務に集中できる環境をつくるためです。具体的には、こまめなフィードバックを行うことで、メンバーが成長する機会を増やしたいと考えています。

フィードバックをこまめに受けたくないという方もいると思うので、そこは面接で確認するようにしてるのですが、フィードバックを受けて改善したいという方にはチャンスが多い環境かと思います。今後も実態に合わせて、柔軟に見直していく予定です。

 

―部署での働き方についてお聞かせください

 

齋藤様:デジタルイノベーションラボではコロナ禍をきっかけにフルリモート勤務を採用しており、全国各地にメンバーがいます。入社初日はPCセットアップなどのためにオフィスへ出社いただきますが、2日目からはフルリモートでの勤務となります。
コミュニケーションは主にSlackでのやりとりを起点とし、内容が複雑になってきた場合はHuddleやMeetなどで話し合うスタイルを取っています。採用時にはこのようなオンラインでのやり取りに抵抗がないかについても確認しています。

また、「15分ルール」(15分悩んでわからない時はヘルプチャンネルで質問して解決するルール)や「Working Out Loud」(作業中の内容を積極的に共有する文化)といったルールを取り入れ、情報共有の透明性を高め、困ったときに気軽に相談できる雰囲気づくりを大切にしています。

 

―フルリモートの環境で新入社員の方へのサポートをどのようにされていますか?

 

齋藤様:入社後7日間のオンボーディング期間を設けており、この期間中に、当部署のバリューや目指す方向性に関するドキュメントを読み込んでいただき、理解を深めてもらいます。
オンボーディング期間終了後は、各チームでフィードバックを行いながらフォローしていく体制となっています。

 

―スキルアップに関する制度についてお聞かせください

 

齋藤様:個人の成長がチーム全体の成果につながると考えており、スキルアップの機会を提供しています。
たとえば、週に一度技術顧問を招いた勉強会を開催し、日々の開発に役立つ知見を深めています。この内容は議事録として残し、後から入社したメンバーでも確認できるようにしています。

また、ACMのO’Reilly Online Learning Platformを導入しており、技術書や動画コンテンツを自由に利用できます。個々のメンバーの成長を後押しすることで、チーム全体のアウトプットを最大化することを目指しています。

 

―勉強会以外で、普段社員の方はどのように情報をキャッチアップされているのでしょうか?

 

齋藤様:情報収集の方法は人それぞれですが、私自身は「はてなブックマーク」やSNS(Xなど)でテクノロジー関連の情報を得ています。
また、導入している「O’Reilly Online Learning Platform」では、出版前の書籍のドラフトを読むこともできるので、最新技術に関する情報をいち早くキャッチアップするのに役立てています。

 

―子育て中の方向けの制度についてお聞かせください

 

齋藤様:私たちはフルリモートと裁量労働制を採用しているため、お子さんの送迎や急な体調不良など、子育て中のライフスタイルに柔軟に対応できます。
2時間以内の中抜けであれば、事前の申請は不要で、Slackで共有するだけでOKです。2時間を超える場合は、子の看護休暇や有給休暇を活用いただけます。

また、できるだけ特定の人しか分からない業務が発生しないような進め方にしているため、誰かが子供を病院へ連れて行きますと言っても影響が出にくい形になっています。

 

―齋藤様へお伺いしたいのですが、チームをマネジメントするうえで意識していることはありますか?また今後どのような組織を目指したいですか?

 

齋藤様:チームをマネジメントする上で意識しているのは、「ボトルネックを減らすこと」と「自己管理できる組織にすること」です。
特定のメンバーに業務が集中すると、その人が不在の時に問題が起きたり、そもそも休めなくなったりします。そうした状況を防ぐため、バス係数を上げ、誰かが欠けても大きな問題が出ないようにしています。

あとはできるだけ自己管理をして、自分たちで意思決定をして進められるようにしています。最初のうちは私が色々決めたり、私が質問に答えるという体制でした。
しかし、できるだけチームで意思決定をできるようにしてほしいということを言い続けて、自分たちでなるべく諸々を決められるようにしています。
今後は、より顧客や会社に貢献できる組織の実現をしていきたいと考えています。

 

―求めている人物像についてお聞かせください

 

齋藤様:私たちは、職種ごとの専門スキルに加え、変化する状況の中で課題を捉え、自ら解決に向けて動ける方を求めています。
たとえばエンジニアには開発・運用に関する技術力、デザイナーにはUI/UX設計の知見が必要ですが、共通して重視するのは「プロダクトをより良くするために何ができるか」を考え、実行に移す姿勢を重視しています。

当部署のソフトウェアエンジニアは、意図的に役割を限定せず、インフラから運用まで幅広く担当していただきます。そのため、能動的に問題を見つけて解決したり、ユーザー体験を高めることに興味がある方にはマッチする環境かと思います。
実際に活躍しているのは、自ら計画を立てて主体的に行動できる方や、チームと協力して成果の最大化を目指せる方です。自身の専門性を活かしながら、チームの一員として幅広く貢献したい方にとって、非常にやりがいのある環境だと考えています。

 

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デジタルイノベーションラボを目指す方へのメッセージ

 

株式会社クオカード

 

齋藤様:デジタルイノベーションラボは、自社サービス「QUOカードPay」を通じて、新しい価値を生み出しているチームです。各チームが連携し、オープンなコミュニケーションを大切にしながら、高い専門性を持つ「プロフェッショナルスポーツチーム」のような組織を目指しています。
また技術力だけでなく、常に「QUOカードPayをより良いサービスにするにはどうすべきか?」を考え、ユーザーや事業の視点を大切にしながら、チームで協力して課題に取り組める方を歓迎しています。
スピード感のある環境で成長できる一方で、フルリモートや裁量労働制といった柔軟な働き方で、ワークライフバランスを保つことも可能です。新しいツールの積極的な導入や、勉強会などのスキルアップ支援もあります。

「サービスと共に自分も成長したい」という強い想いを持った方と、ぜひ一緒に働けることを楽しみにしています。

 

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この記事の執筆者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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