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ハラスメントって何?その種類やハラスメントにあった場合の対処法について紹介します。

「セクハラ」「パワハラ」「モラハラ」…職場におけるハラスメント問題は他人事ではありません。被害者になる可能性はもちろん、加害者になるおそれだってあるのです。ではハラスメントにはどのようなものがあるのでしょうか?被害を受けたときの対処法や自分が加害者とならないために意識するべきことをまとめました!

ハラスメントという言葉の意味

 

 

ハラスメント=相手に対する嫌がらせ・迷惑行為

 

ハラスメント(harassment)とは、英語で「嫌がらせ」「迷惑行為」という意味です。日本では職場や家庭など、ある種の閉鎖的な空間で行われる傾向があります。

「誰かが」「誰かに」行うといったハラスメントの性質上、対人関係とハラスメントは隣合わせに存在すると言ってもいいでしょう。また、この場合の「誰か」は1人を指すとは限りません。複数人が加害者になることもあれば、逆に被害者にもなることもあるためです。

 

厚生労働省によるハラスメントの定義

 

厚生労働省は職場に関係するハラスメントを類型化・整理したものを資料として公開しています。

2020年6月現在、4種類のハラスメントについての定義が示されており、それらに共通する部分をまとめると、

『ハラスメント=労働者が働きにくい環境に追い込むこと』

があらゆるハラスメントのベースになっていると表すことが可能です。

(参照:https://www.mhlw.go.jp/content/11909500/000366276.pdf)

 

つまり、どのような原因によって労働者が働きにくくなったかによって、ハラスメントの呼称が変わると言えるでしょう。

 

ハラスメントの種類

 

 

前述した通り、ハラスメントは「どういう手段で労働者を追い詰めていくか」によって分類されます。

しかし、ハラスメントの原因となるものは枚挙にいとまがありません。そこで、ここでは厚生労働省の資料を基に代表的なハラスメントを3つ紹介します。

(参照URL:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/seisaku06/index.html)

 

①セクシャル・ハラスメント(セクハラ)

 

セクシャル・ハラスメントは性的な嫌がらせを指します。

「性的」とされるものは以下の通りです。

 

・業務上必要ないにも関わらず、性的な事柄について尋ねること

・ヌード画像など性的なイメージを想起させるものを、多くの人の目に入る状況に置くこと

・不必要な肉体的接触を行うこと

 

このように「業務に関係ないのに押し付けられる性的なものごと」を意味します。嫌がっている相手の意思を無視して性的な行動を続けたり、性的なものごとで相手の心身にダメージを負わせたりするのがセクハラと厚生労働省は定義しています(2020年6月現在)。

たとえば見た目や恋愛関係の話は基本的には業務に必要ありませんよね。また、人によっては触れられたくない、話したくないセンシティブな事柄でもあります。雑談のテーマとして取り上げられることもありますが、その際も「相手が話さない限り聞かない」「質問するときも深掘りはしない」等の配慮が必要です。

セクハラというと女性が被害に遭うイメージが強いかもしれませんが、もちろん男性の被害も報告されています。

 

②パワー・ハラスメント(パワハラ)

 

パワー・ハラスメントは主に職場の上下関係から生じるハラスメントです。上司や部下といった間柄や先輩後輩関係などが例としてわかりやすいでしょう。

職場では上位の立場にいても、そこから離れればお互い同等の「他人」です。ですがパワハラは、業務外でも「上司だから」「先輩だから」とその関係を持ち込んで上下関係を形成します。理不尽だと感じても、仕事と結びついてしまっているために断りにくい。これがパワハラの怖い部分と言えます。

業務中でも、叱責する際人目の多い場所で怒鳴ったり、無茶な要求をしたりするのもパワハラに含まれます。パワハラは継続して行われていることも多いので、身体的・精神的ダメージが蓄積されやすいのも特徴です。

 

③モラル・ハラスメント(モラハラ)

 

モラル・ハラスメントは「相手を貶める」「相手を自分に従わせようとする」という点ではパワハラと共通します。しかし、パワハラは職場が主な発生源なのに対し、モラハラは家庭やパートナーシップ関係などにも起こりうるハラスメントです。

客観的に見たら「いい人」であっても、実はモラハラ気質だった…なんてことも。なぜ「なかなか見抜けない」のかというと、以下のよう要因があげられます。

 

・ものに当たる、態度に出すなど不機嫌であることを間接的に表現する

・自分の思い通りに相手が動かなかった場合、不機嫌になる

・暴力や暴言などのわかりやすい形ではなく、態度や皮肉、冷笑などわかりにくい形が多い

 

これらのように「自分が悪者にならないよう、相手に罪悪感や劣等感を植え付ける」立ち振る舞いが根底にあるからです。

「怒鳴られたり暴力を振るわれたりはしていないけれど、なんとなく上司からの当たりが強い気がする…」と感じている場合にはモラハラを受けている可能性も考えた方がいいかもしれませんね。

 

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ハラスメントの見極め方

 

 

誰かの態度や行動によって不利益を被っている

 

代表的な見極め方の一つは、「相手の行動によって働きにくい、もしくは働けない状況下に置かれているかどうか」というもの。

これは残業の押し付けや不当な評価といった「行為そのものが不利益となるもの」だけではなく、それらを通して受けた肉体的・精神的苦痛のような間接的なものも含まれます。

不安な場合は自分がストレスを感じている点をノートに書き留めてみるのも有効です。

 

客観的に見てはじめてわかるケースも

 

ハラスメントを受けているときは正常な判断を下せないことも珍しくはありません。「これは期待の裏返しだ」「自分にも悪いところがあったのかもしれない」と肯定的に受け止めようとするあまり、ハラスメント被害を自分の責任として考えてしまうからです。

職場環境や仕事上の人間関係でストレスを感じたときは誰かに相談してみましょう。このとき、できるだけ多くの人の意見を聞いてください。あまりに人数が少ないと意見に偏りが出るおそれがあります。

誰かの「それはハラスメントかもしれない」「あなたは悪くない」の一言がハラスメント被害を明らかにするための鍵となるのです。

 

理由の説明を求めたときの対応をチェック

 

相手から嫌なことをされた際、「なぜこのようなことをするのか」と尋ねたときの対応には相手の内面が映し出されます。

業務の進行上、嫌なことでもしなければならないケースも存在しますよね。たとえば「普段なら休日のときに出勤を求められる」シチュエーションはそれにあたるでしょう。

もしやむを得ない事情があるのなら、理由の説明を求めても「取引先との予定がどうしても合わず、その日以外は難しいから」という筋の通る説明や「休日出勤の分は他の日を休みに振り替えるから」などの代替案が返ってくることが比較的多いです。

 

しかし、相手が詳しい事情を説明しなかったり、暴力や暴言で無理やり従わせようとしたりときちんとした答えがなかったときは注意が必要

「この場を誤魔化せばどうにかなる」「相手が折れれば上手くいく」という思想が背景にある、ハラスメントの加害者になりやすいタイプだからです。

 

ハラスメントを受けた際の対処法

 

 

ハラスメントの証拠を集める

 

ハラスメントを第三者に立証できるかどうかは非常に重要です。証拠が不十分だと、逆に名誉棄損等で訴えられるおそれも考えられます。

証拠としては以下の内容を揃えておくと安心です。

 

・誰が何を言っているかわかりやすい録音データ

・加害する内容が含まれたメールや書類等の物的証拠

・ハラスメント由来で心身の不調が発生している旨が書かれている診断書

 

証拠は多ければ多いほどいいので、可能な限り手元に集めておきましょう。

ここで注意しなければならないのが証拠となるものの管理。データは複数バックアップを取っておく、破棄や破壊がされやすいものは銀行の貸金庫で厳重に保管のようにリスクは極力分散させておくのが吉です。

 

職場内の窓口や専門機関に相談する

 

職場にあるハラスメントの対策窓口や弁護士事務所をはじめとする専門機関にはぜひ相談しておきましょう。

証拠が既に手元にある場合にはその写しを持参、まだ揃っていない場合には何が必要かを質問するとその後の流れがスムーズです。専門家のアドバイスを受けることによって、事態が好転しやすくなりますよ。

 

あらかじめ物理的に距離を置く準備をしておく

 

同時並行で進めておきたいのが距離を置く準備。転職活動や引っ越しはその筆頭です。

ハラスメントの問題が明るみに出ても、一時的に収まるだけで再度ハラスメントが発生するケースは少なくないです。そうでなくとも、証拠を集める段階で何らかの不利益が生じる可能性は十分にあります。

もちろん、一度の訴えで改善する場合もあるでしょう。しかし、ハラスメントがあった職場でこの先も働きたいか、それまでに受けた不利益を帳消しにできるかを自分自身に対して問うに越したことはありません。

 

自らがハラスメントをしないためにできること

 

 

①相手が嫌がっていたら無理強いをしない

 

いくらハラスメントに気をつけていても、相手が嫌がる行為をしてしまう危険性は存在します。

もし自分の行動や言動に対して相手が嫌がっているときは、すぐに謝罪して再発防止に努めることが大切。また、はっきりと拒否していなくても、はぐらかす・多くを語ろうとしないという消極的な姿勢が見えたら必要以上に踏み込まないようにしましょう。

 

②体調不良や緊急事態等を理由に相手を責めない

 

いくら注意していても避けられないものについては相手を責めないようにしてください。

体調不良や緊急事態は個人の力ではどうにもならないことが多々ありますよね。本人が解決できない事柄を責めるのはお門違いです。働けない状態が続くようであれば、叱責よりも相手の事情を聞くことの方が先。責任を問うのは事実関係がはっきりしてからでも遅くはありません。

 

③定期的に第三者の意見を聞く

 

ハラスメントの見極め方で触れたこととも重なりますが、多くの人の意見を取り入れることが加害防止にも役立ちます。

例としては

 

・匿名で投書ができる意見箱を設置する

・他部署や他企業と交流する

・業務に差し障らない範囲で友人知人に意見を求める

 

といったものが有用です。

意見を聞くときには否定的な見方から入らずに、「そういう意見もあるんだな」「どうしてそのように思ったのか」を冷静に話し合うのが理想です。

 

ハラスメントは誰かの意思と権利を侵害する行為

 

 

悲しいことに、たくさんの人たちがハラスメントで苦しんでいます。そして同じくらい、たくさんの人がハラスメントの加害者になっている事実も見過ごしてはならないでしょう。「誰かの意思や権利を侵害しているかもしれない」という現実と向き合うことがハラスメントをなくす第一歩です。

相手の主張に耳を傾けるのはその人を尊重することに他なりません。裏を返せば、耳を傾けられない人や相手の意図を正しく読み取れない人がハラスメントを行ってしまうのです。

とはいっても、完全に「相手の嫌がることをしない」ようにするのはなかなか難しいですよね。しかし、「相手が嫌がることをし続けない」姿勢は意識することで身につくものなので、ぜひ心がけてくださいね。

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南ねむ

Geekly Media
ライター

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