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【転職】嫁ブロックへの対処法を解説!ブロックされる原因は?転職活動を円滑に進める説得方法をご紹介

転職に際し嫁ブロックを受けた時、反対するパートナーを障害と思いがちですが実は自身に問題がある場合も少なくありません。粘り強く報告・連絡・相談を繰り返して転職リスクを払拭できれば嫁ブロックをクリアできる可能性がかなり高くなります。キーポイントとなるのが転職リスクを上回るメリット・懸念事項を解決する対策案の提示と転職活動を夫婦・家族の問題にできるかどうかです。

転職における嫁ブロックとは

 

 

嫁ブロックとは、既婚男性が転職を考えた際にパートナーから反対・制止を受けることです。

年収に変化があったり、ワークライフバランスに影響がある場合は、嫁ブロックを受ける可能性がより高くなります。

これによって内定をもらっていた企業を辞退したり、転職自体を諦める状況になるなど転職活動に大きな影響を与えます。

もともとは転職エージェントや人材紹介会社などで使われる業界用語でしたが、近年では世間一般でも使用される言葉になってきました。

 

 

嫁ブロックの原因

 

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転職嫁ブロックをするパートナーの心情を推察すると不安や懸念を感じている可能性が見えてきます。

特に嫁ブロックが強くなるのが自分の収入だけで世帯収入を賄っているケースです。

 

嫁ブロックするパートナーが気にしていること

 

パートナーが転職を嫁ブロックする場合、下記のような懸念点を考えている可能性があります。

 

・退職金も含めた生涯収入の増減

・老後や子どもの教育費など将来予測される資金計画の安定

現職企業のネームバリューを利用できなくなる不都合

・労働時間の変化による家庭への影響 など

 

つまり、転職によってなくなるもの・できなくなること、転職してできるようになること・得られるものが気になっていると考えられます。

 

パートナーの収入が見込めない

 

嫁ブロックが特に強くなることが予想されるケースが世帯収入=自分の収入である場合です。

例えば、何らかの事情でパートナーが専業主婦もしくは年収100万円程度のパート・アルバイトしかできない場合が該当します。

特に住宅ローン・教育ローン・子どもの進学が重なる場合、生活水準を見直す必要も検討しなければなりません。

自分の収入だけで家計を支えている状態のため、嫁ブロックをクリアする難易度はかなり高まります。

 

 

事前の相談不足が嫁ブロックの原因となることも

 

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嫁ブロックの原因として考えられるもう1つの大きな理由が事前の相談不足です。

実は、パートナーが感情的に嫁ブロックしてくるのはレアケースです。

決して邪魔をしたいのではなく、家族の一生を左右しかねない重要事項を事前相談なしに決定したことによる拒否感や怒りと考えられます。

転職は人生設計が大きく変わる可能性があるライフイベントです。

自分だけでなく運命共同体であるパートナーや子どもの人生設計に対しても大きな影響を及ぼす可能性があります。

もし、転職で嫁ブロックされてしまったら、まずは事前相談が十分だったかどうかを確認してみてください。

 

 

家族を味方につけるのが最優先

 

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転職を嫁ブロックされた場合、家族の反対を無理やり押し切るのはおすすめしません。

パートナー・家族からの協力を得られなくなるリスクがあるからです。

例えば、家事サポートを得られない・交渉の余地なく無視されるなど、家庭の運営そのものに良くない影響が考えられます。

また、ポジティブに考えると家族からの協力を得られれば理想のキャリアプランを実現しやすくなります。

転職して理想の企業に入社できたとしても新しい環境に慣れるまではどうしても時間がかかるものです。

慣れるまでのストレスフルな状態の時にこそ家族のサポートは乗り切るための大きな原動力として期待できます。

 

 

転職時の嫁ブロック対処法

 

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転職で嫁ブロックされてしまった場合の対処法としてパートナーを敵ではなく味方に引き込む方法を考えてみましょう。

 

まずは冷静に

 

嫁ブロック対処法の第1歩がパートナーを敵ではなく協力者として改めて定義することです。

嫁ブロックされてしまうとどうしても「邪魔されている」「わかってくれない」という認識に陥りがちです。

しかし、夫婦はあくまでも家庭の共同経営者でありそれぞれが自分の役割を果たすことで家庭をスムーズに運営できるようにしています。

「自分がスムーズに転職できないのは嫁ブロックのせい」と感じている時こそ1度立ち止まり冷静になってみてください。

 

家庭内報連相の見直し

 

事前の相談不足が原因で嫁ブロックを受けているのであれば家庭内の情報伝達経路をもう1度見直してみましょう。

見直し方として嫁ブロックされている現状を仕事に置き換えてみる方法があります。

例えば、新規プロジェクトに関する報連相やプレゼンが不十分な場合、上司や関連部署からの協力を得るのはとても難しいものです。

転職もパートナーを上司やクライアントと置き換えてみると問題点を洗い出しやすくなります。

 

転職活動をブラッシュアップ

 

転職=新規プロジェクト、パートナー=上司・クライアントと置き換えてみると嫁ブロックの理由プロジェクトの懸念点と考えられます。

そこでパートナーが転職に対してリスクと捉えそうな点をピックアップし、転職計画をブラッシュアップしてみましょう。

パートナーの懸念点を解決できれば嫁ブロックをクリアしスムーズに転職できる可能性が高まります。

パートナーや家族が味方になるだけでなく転職計画をアップデートする機会にもなるのでおすすめです。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

転職活動を円滑に進める説得方法

 

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嫁ブロックをクリアし転職を円滑に進める方法としてパートナーが魅力的に感じる提案や説明が必要です。

その上でパートナーや家族を転職の当事者として巻き込みましょう。

 

報告はNG、相談はOK

 

嫁ブロックするパートナーの説得方法として、まずは「報告」ではなく「相談」のスタンスをとってみましょう。

つまり、転職について夫婦で考えるところが出発点です。その際、アジェンダとして考えたいのが下記項目になります。

 

・事前相談がもれていたことへの謝罪

・なぜ転職するのか

・なぜこのタイミングなのか

・転職後家族の生活はどのように変化するのか

・転職で家族が得られるメリットは何か

・家族にとっての転職デメリットとそれに対するリスクヘッジ など

 

このアジェンダはパートナーが転職に対して感じる不安・リスクでもあります。

あくまでも相談のスタンスを守ることで転職する選択肢をパートナーにも考えてもらうことができます。

 

リスクの洗い出し

 

嫁ブロックの原因の中で最もクリアへのハードルが高いのが収入・生活水準がダウンするリスクです。

クリアするために把握しておきたい項目として下記3つが挙げられます。

 

・必要な生活費

転職後の収入で必要生活費を賄えるのか

・収支がマイナスになる場合の解決策

 

生活費については今後2~3年心配しないで良いレベルの貯蓄があると交渉しやすくなります。

 

リスクヘッジ提案

 

転職によって収支がマイナスになる場合のリスクヘッジ・解決策提案は特に大切です。

 

・住宅ローンの見直し、借り換え

・保険の解約、見直し

・生活費の見直し

・副業

・配偶者の就職 など

 

注意したいのが生活費の見直し・配偶者に就職を求める場合です。

特に生活費の見直しは自分の趣味費など、自分が使っている分が最優先の見直し項目です。

配偶者の就職は子どもの状況に左右されることも考えられます。あわせて家事・育児の分担見直しも提案が必要です。

 

家族にとってのメリットを訴求

 

転職のリスクを上回るメリットがあると嫁ブロックをクリアしやすくなります。

特に現状家族が抱えている問題の解決を絡められると家族の納得感が高まります。

例えば、収入ダウンするものの労働時間の適正化が図れる転職先で専業主婦のパートナーに社会復帰志向がある場合を考えてみましょう。

この場合、収入ダウンはあるかもしれませんが、家族のために使える時間の増加が期待できます。

自分の家事・育児の貢献度アップやパートナーのキャリア選択肢増加などが訴求ポイントです。

また、転職先の家族手当・住宅手当、ストックオプション制度、育休・託児所制度といった福利厚生も訴求ポイントとして魅力的です。

さらにリモートワーク、フレックス制も有効な交渉材料として期待できます。

 

現職のリスクと自身のキャリアアップを訴求

 

現職を理由とする転職をポジティブに伝えることも嫁ブロックをクリアし転職を円滑にすすめる説得方法です。

例えば、AIをはじめとする技術の進化スピードはすさまじく、今後人間に求められる仕事・スキルはパラダイムシフトが考えられます。

現職でその変化に対応するスキルを積む難しさや志望している業界の将来性を訴求できるなら有効な説得材料にしたい項目です。

あわせて自身の市場価値のランクアップ・やりがい・自己実現と結びつけられればポジティブな転職動機としてアピールできます。

 

 

転職活動の過程は都度報告

 

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転職を嫁ブロックされてしまった場合、1度の交渉で解決できないことも珍しくありません。

複数回の交渉が必要なケースやひとまず様子見するパートナーも多くいます。

初回交渉で結論が出なかった時こそ転職活動の状況報告・相談は都度パートナーに行いましょう。

希望する企業から内定をもらった場合はもちろん、当初志望していた企業に転職できず第2候補の企業を検討する場合も報告・相談対象です。

都度伝えることで転職への本気度や転職を自分だけの問題と捉えず家族のことを考えて行動している態度がパートナーに伝わりやすくなります。

 

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嫁ブロックの逆の夫ブロック

 

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パートナーが転職に反対するケースとして嫁ブロックだけでなく、夫ブロックもあります。

例えば、パートナーの家事・育児面での協力が得られず、転職成功したとしても内定辞退・離職に至るなどが良くある夫ブロックです。

また、世帯収入がアップしたタイミングで夫の方が相談なく収入ダウンを伴う転職やリスクの高い起業をするケースも過去に報告されています。

特にパート・アルバイトだった女性が正社員登用で転職成功した場合に起こりやすいトラブルです。

夫ブロックを防ぐ方法も転職メリットや必要性を夫婦で話し合い、転職に納得してもらうのが重要なポイントとなります。

 

・世帯収入の増加

・それに伴うライフプランの選択肢の増加

・家計の安定によりパートナーの転職チャレンジもしやすくなる など

 

特に将来購入予定だった家・車のランクアップ、食事や旅行など家族イベントの充実といった直接的なメリットが訴求点としておすすめです。

 

 

まとめ

 

 

団塊世代が引退時期を迎えているため、正社員を募集する会社が多く転職市場は比較的活気があります。

チャンスの多いタイミングに、嫁ブロックをはじめ家族からの反対で理想のキャリアプランを達成できないのは大変もったいないことです。

もし、嫁ブロック・夫ブロックが転職ハードルとなっているのなら、夫婦で転職エージェントに相談してみてください。

転職エージェントは転職市場における人材としての価値や転職のメリット・リスクを客観的に進言できる存在です。

転職のアドバイスだけでなく夫婦間のオブザーバーとしても、より良い転職の選択肢を提案できます。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

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