1. HOME
  2. Geekly Media
  3. 転職の英文レジュメの書き方を解説!スキルや学歴はどう書く?印象を上げるカバーレーターの書き方もご紹介
文書を書く準備

転職の英文レジュメの書き方を解説!スキルや学歴はどう書く?印象を上げるカバーレーターの書き方もご紹介

転職を希望する企業で英文レジュメの提出が必要となる場合があります。初めて英文レジュメを作成する方にとってはどう書けばいいかわからないこともあるでしょう。今回はそんな英文レジュメの書き方のポイントをご紹介します。

転職の英文レジュメは日本のものとどう違うの?

 

 

英文レジュメは英文履歴書ともいい、海外企業外資系企業への転職の際に用います。

また英語を多く使う企業や職種でも英文レジュメの提出を求められることもあります。

そんな英文レジュメですが、日本の履歴書や職務経歴書を合わせた内容のものになります。

英文レジュメを初めて作成するという人のために、まずは大きな違いを見ていきましょう。

 

テンプレートがない

 

日本の履歴書や職務経歴書にはテンプレートがあり、項目を埋めていくようになっています。

しかし英文レジュメにはそういったテンプレートがないのです。

つまり履歴書でどのように自己アピールするかは自分次第ということになります。

そのため英文レジュメの書き方のポイントを押さえて記載する必要があるのです。

 

性別や年齢の記載は不要

 

日本の履歴書や職務経歴書では性別や年齢を記載するところがあります。

しかし英文レジュメでは性別と年齢は不要とされています。

このように日本のものとは書き方が異なる部分があるので注意しながら作成してくださいね。

 

 

転職の英文レジュメ作成のポイントは?

 

 

転職の英文レジュメ作成のポイントをご紹介します。

まずは基本的な作成ポイントから押させていきましょう。

 

A4サイズの用紙で1枚程度

 

英文レジュメはA4用紙で作成するのが基本です。

たくさん書けばいいというものではなく大切なのは内容です。

A4用紙1枚が目安ですが、多くても3枚以内に収まるように作成してください。

担当者は多くのレジュメを読んでいるので、冗長な英文では内容をしっかり読んでもらえないこともあるので注意しましょう。

 

PCで作成する

 

日本語の履歴書は手書きで作成するという人も多いのではないでしょうか。

しかし英文レジュメは手書きではなくPCで作成するということを押さえておいてください。

自分が納得のいくまで何度も追加・修正ができるのがメリットですね。

 

文字のフォントと大きさを揃える

 

文書作成ソフトを使って英文レジュメを作成する際、文字のフォントをそろえるように注意しましょう。

また文字の大きさも見出しと本文でそれぞれ揃えます。

文字のフォントと大きさを揃えることは、担当者がレジュメを読みやすくするためのポイントです。

 

文字は黒色で統一

 

英文履歴書を作成する際には文字は黒字で統一するのがポイントです。

協調したい部分は色を変えたり下線を引いた方が目立つのでは?と思う人もいるでしょう。

しかし黒字で統一するのが英文レジュメのルールなのです。

文字の色で注目してもらうのではなく、内容で担当者の目を引きましょう。

 

1人称は不要

 

1人称が不要なのは英文レジュメの大きなポイントのひとつです。

日本語の履歴書に慣れてる人は違和感を覚えるかもしれませんね。

1人称とは私”I”のことです。

英文レジュメでは”I would like you”とは記載せず最初に動詞や名詞をもってくることに注意してください。

 

 

英文レジュメの書き方を解説!必要な項目は?

 

 

英文レジュメにはテンプレートはありませんが応募する際に必要な項目があります。

ここでは英文レジュメの書き方を項目別にご紹介します。

全ての項目に共通しますが数字はアラビア数字(1、2、3)で記載するのが一般的です。

 

氏名や連絡先などの基本情報

 

英文履歴書は最初に自分の氏名や住所・メールアドレスといった連絡先を記載します。

またタイトルは”Resume”ではなく自分の名前にするのがポイントです。

住所の記載は英文の順序で部屋番号・番地・町名・市町村・都道府県・郵便番号となります。

担当者が連絡を取りたいときにすぐに連絡できるようメールアドレスや電話番号の記載もしておきましょう。

 

Objective(希望職種)

 

希望職種があれば英文レジュメに記載します。

ここは2~3行程度で簡潔に述べるようにしてください。

また希望職種で自分が企業にどのように貢献できるのかもアピールしましょう。

 

Education(学歴)

 

英文レジュメの学歴は最終学歴か応募する企業に関係のある学歴のみの記載となります。

入学年と卒業年、続けて大学名・学部・学科という順で書きましょう。

例えば2000年に〇〇〇大学の経営学部に入学し2004年に卒業した場合の英文の例はこちら。

Apr2000-Mar2004 〇〇〇 University, Japan Bachelor of Business Administration

学科を表すときは”Department of~”と記載します。

また学位については学士号は”Bechelor”、修士号は”Master”、博士号は”Doctor”と使いわけます。

 

Summary(経験やスキルの要約)

 

応募した企業や希望職種に合った経験やスキルを記載します。

要約ですが長い文章にならないように注意してください。

担当者が読んだときに「この人材なら会社に貢献してくれるだろう」と思ってもらうことが大切です。

 

Work Experience(職歴)

 

英文レジュメでの職歴は新しいものから順に記載していきます。

過去の職歴は過去形で、現在働いている職場については現在進行形で書くのが英文レジュメのポイントです。

マネジメントの仕事をしていた場合は”Managed~”と書き始めます。

企業名だけでなく自分がついていたポジションや役割、業績も記載しましょう。

ここは履歴書の中でも重要な部分だと思ってしっかりとアピールしてください。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

 

転職の英文レジュメでアピールする方法は?スキルや資格はどう書くの?

 

 

英文レジュメはテンプレートがない分、どのように魅せるかは自分次第です。

それでは担当者に注目してもらうにはどのようなことに気をつけたらいいのでしょうか。

 

応募した企業や職種に関わる単語を使う

 

英文レジュメはいかにして魅力を出して担当者に注目してもらうかが大切です。

そのためレジュメの中では応募した企業や職種に関わる単語を積極的に使うといいでしょう。

求人情報に記載されている動詞や形容詞を使うのがおすすめです。

そうすれば自然と応募した企業に沿った内容の英文レジュメの作成につながります。

 

成果をアピールする時は数字で表す

 

これまでの職歴やスキル、キャリアなどで成果をアピールしたい場合は数字で表すようにしましょう。

自分の働きによって売り上げが何パーセントアップしたのか、作業効率がどれくらい上がったのかなどです。

具体的な数字で表すことで曖昧さが回避され誰が見ても同じような評価をすることができます。

 

資格やスキルは応募した職種に関係するもの

 

取得した資格があれば履歴書でアピールしたいものですね。

しかし英文レジュメでは応募した企業や職種に関係する資格のみを書くのが基本です。

日本の履歴書では自動車免許を記載することが多いですが、英文の場合は仕事に必要なければ記載の必要はありません。

またスキルでは「パソコンが得意」「コミュニケーション能力に自信がある」といった自信のあることを書きましょう。

 

 

採用担当の印象アップに!カバーレターの書き方は?

 

書き方を考えるイメージ

 

転職で企業に英文レジュメを提出する時にはカバーレターというものを同封するのが一般的です。

カバーレターは添え状のことで、これがあることで採用担当の人の目につきやすくなるでしょう。

基本的に4~5段落の構成にして長文になりすぎないようにするのがポイントです。

それでは、カバーレターの書き方を見ていきましょう。

 

志望動機

 

カバーレターにはまず最初の1段落目で志望動機を記載します。

履歴書ではなくこちらにカバーレターに書くというのが英文レジュメのポイントのひとつです。

しかし志望度をしっかりと伝えたいと思って長文を書かないように注意してください。

簡潔でありながらしっかりとアピールできるものが魅力的な英文レジュメです。

 

自己PR

 

レジュメの中では経歴やスキルがメインになるので自己PRはカバーレターに記載します。

自己PRは2~3段落にまとめましょう。

自己PRと志望動機はレジュメ同様に1人称は不要なので気をつけてくださいね。

 

挨拶文

 

採用担当の人に対する挨拶をカバーレターの最後に添えます。

自分のレジュメに目を通してもらったことへのお礼と面接のお願いを記載します。

これがあることで採用担当にあなたの社会人としての気遣いが伝わるでしょう。

 

 

応募の前に確認することは?

 

 

英文レジュメが完成したら応募の前に最終チェックです。

最終チェックでミスをなくして魅力的なレジュメを応募しましょう。

 

文法やスペルにミスはないか

 

英文レジュメは内容も重要ですが文法やスペルにミスがないことも大切です。

履歴書が完成したら文法やスペルを一通り確認するようにしてください。

自分で記載したものは「大丈夫だろう」と思い込んでしまうことがあります。

そのため間違いを見つけるためには第3者にチェックしてもらうといいでしょう。

 

文の先頭は大文字になっているか

 

各文章の先頭の文字は大文字になっているかを確認しておきましょう。

1か所でも先頭が小文字のものがあれば統一感がなくなってしまいます。

また、1人称を使っていないかも合わせて見直しておくといいですね。

 

 

英文レジュメが不安!そんな時はどうする?

 

頭を抱える人

 

外資系の企業や英語が多様されるような仕事に転職したくても英文レジュメに自信がないという人もいるでしょう。

このレジュメでしっかりアピールできているだろうか?

担当者に経験やスキルをわかってもらえるか?

そんな不安を抱いている人はぜひ転職相談に登録することをおすすめします。

転職エージェントが求人情報の提供だけでなく面接や履歴書の相談にものってくれます。

英文レジュメについても相談したり添削してもらうことができますよ。

 

 

最後に

 

今回は英文レジュメの書き方についてご紹介しました。

初めて英文で履歴書を作成する方にとってはどうやって書けばいいのか不安もあるでしょう。

日本の履歴書や職務経歴書とは異なる部分もあるので、ぜひこの記事を参考に書き方のポイントを押さえてください。

英文レジュメは自分以外の人のチェックを入れて文法やスペルのミスをなくすことも必要です。

転職相談に登録すると転職エージェントが履歴書の相談や添削を行ってくれます。

相談ができれば転職の成功に一歩近づくことができそうですね。

 

まずはキャリアの相談をしてみる

この記事の監修者

ギークリーメディア編集部

主にIT・Web・ゲーム業界の転職事情に関する有益な情報を発信するメディアの編集部です。転職者であれば転職市場や選考での対策、企業の採用担当者様であればIT人材の流れ等、「IT業界に携わる転職・採用」の事情を提供していきます。

文書を書く準備

この記事が気に入った場合は、
SNSでシェアをお願いします

あわせて読みたい関連記事

この記事を読んでいる人におすすめの記事